青鬼を植え替えたらどうなったか 植物の接触刺激について

　こんばんは

　基本的には内容がない記事ばっかりな私ですが、今日は少し難しい話をしていきます

　小難しいのが苦手な方は最初と最後位見ておけば良さそうです（笑）

　到着時の青鬼さん　11/8

　締まってシャキーンが美しい...

　文句なしですね

　少し狭いんじゃないかと少し大きい鉢に植え替えた現在がこちら

12/7

　はい。明らかに開いております

　鉢が大きくなり、支えがなくなったのもありますが、まー、1ヶ月でこの変化はせつないですね

　考えましたよ、原因が何か

　水やり？室内管理が多くなったので日当たり？土？

　色々悩んだ末、原因がわかりました

　（あくまで迷いの森探偵インセクトの見解です）

　皆さん、植物の接触刺激ってご存知ですか？

　柳の木をイメージして頂いて、基本垂れ下がる葉ですが地面の手前で伸びるのが止まるそうです

　ここからは成長できないと植物が察するわけですね

　これが多肉にどう関係するかというと

　青鬼:『鉢が狭い...もう横いけない...じゃあこの範囲　　　　で成長しなければ。』

　こんな感じです

　もう少し掘り下げます

　接触刺激は例えば、植物に虫が止まったり、人が近寄ったり、触ったり、扇風機で風をあてたりしても発生します

　植物に接触刺激が起きるとエチレンというホルモンが分泌されます

　このエチレンですが、成長を抑制するホルモンです。

　しばらく、旅行等で家をあけて帰ってくると

　あれ？なんか結構育ってる！

　とかあるのは人がいないことによって接触刺激が減り、伸び伸び成長出来たのかもしれません（笑）

　そして、多肉の場合の接触刺激

　風に当たったり、鉢のふちに触れた時

　青鬼:『え！？虫！？虫イヤァァァァ！！やばい、このままだと私の純潔が奪われてしまう！そうだ！成長を一度止めて、葉を固くしよう！』

　葉が硬くなる→しっかり肉厚な葉に。そして垂れない。

　エチレンによって成長阻害→上に伸びて徒長しない

　ん？

　んんんんん？

　これ綺麗に育てるのに大事なことなのでは？

　あの人のあの苗、なんで同じ品種なのにあんなに肉厚な葉で締まっているんだろうどうやってるの

　私もいつも思ってます

　もしかしたら接触刺激がヒントかもしれません

　私は多肉初心者でなるべく多肉達がストレスなく快適に暮らせるような環境を整えようとしてきました。

　大きくなったら成長を止めないような大きな鉢へ。

　気温は寒くないように。

　水はなるべくあんまり乾燥させすぎないように。

　でも、綺麗な形をキープするためには...鬼にならなければならないのかもしれません

　青鬼だけに（ぼそっ

　私:『接触刺激イェーーーーァ！！！』

　青鬼:『イヤァーーーー！虫イヤァーーーー！』

　私:『鉢が狭い？甘えるんじゃない！！』

　青鬼:『イヤァーーーー！虫、ほんとイヤァーーー！』

　私:『強風の息フーーーゥッ！！！』

　青鬼:『もう...もう...楽にしてくらはい...』

　え、、、えっと先輩方、これであってますか？

　結果何が言いたかったかというと、おらいさん苗購入後、鉢を広げるのは少し考えた方がいいという体験談でした

　私も散々迷いましたしね

　やっぱりおらいさんの形は理に適ってるんです

　以上、青鬼を植え替えたらどうなったか　植物の接触刺激についてでした

　文字ばかりのこの記事を最後まで閲覧して頂いた方に敬意を