「神のいつくしみへの祈りの花束」 | 瑞霊に倣いて

瑞霊に倣いて

  
  『霊界物語』が一組あれば、これを 種 にしてミロクの世は実現できる。 
                            (出口王仁三郎)  

A 最初に、「主の祈り」「アヴェ・マリアの祈り」「使徒信条」を一回ずつ。

 

・「主の祈り」

 「天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように、み国が来ますように。みこころが天に行われるとおり、地にも行われますように。わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。」

 

・「アヴェ・マリアの祈り(天使祝詞)」

 「アヴェ・マリア、恵みに満ちた方、主はあなたとともにおられます。あなたは女のうちで祝福され、ご胎内の御子イエスも祝福されています。神の母聖マリア、わたしたち罪びとのために、今も、死を迎える時も、お祈りください。アーメン。」

 

・「使徒信条」
 「天地の創造主、全能の父である神を信じます。父のひとり子、わたしたちの主イエス・キリストを信じます。主は聖霊によってやどり、おとめマリアから生まれ、ポンティオ・ピラトのもとで苦しみを受け、十字架につけられて死に、葬られ、陰府に下り、三日目に死者のうちから復活し、天に昇って、全能の父である神の右の座に着き、生者と死者を裁くために来られます。聖霊を信じ、聖なる普遍の教会、聖徒の交わり、罪のゆるし、からだの復活、永遠の命を信じます。」

 

B ロザリオの大珠のところで以下の祈りを1回。

 「永遠の父よ、わたしたちと全世界のすべての罪のあがないのために、あなたの最愛の子、わたしたちの主イエス・キリストのおん体とおん血、ご霊魂と神性をみ前に捧げます。」

 

C ロザリオの小珠のところで以下の祈り(1回×10珠=10回) 

 「イエスの痛ましいご受難によって、わたしたちと全世界にいつくしみを注いでください。」

 

BCを5唱えたら、最後に以下の祈りを3唱える。

 「聖なる神、聖なる全能の神、聖なる永遠の神よ、わたしたちと全世界をあわれんでください。」

 

(「神のいつくしみへの礼拝」カトリック ファミリーセンター)

・1935年9月13日 聖ファウスティナが受けた啓示

 

 一九三五年九月には、主は全世界にいつくしみを注ぐ、力強い祈りを教えられました。それは「神のいつくしみへの祈りの花束」です。ロザリオを用いて祈るこの祈りで、神のいつくしみを全世界に願い求めるのです。

 

 『この祈りをロザリオを用いて次のように唱えなさい。はじめに主の祈り・聖母マリアへの祈り・信仰宣言を一回ずつ唱えてから、主の祈りの珠のところで次の言葉を唱える。「永遠の父よ、わたしたちと全世界のすべての罪のあがないのために、あなたの最愛の子、わたしたちの主イエス・キリストのおん体とおん血、ご霊魂と神性をみ前にささげます」 聖母マリアへの祈りの珠のところで次の言葉を唱える。「イエスの痛ましいご受難によって、わたしたちと全世界にいつくしみを注いで下さい」 最後に次の言葉を三回唱える。「聖なる神、聖なる全能の神、聖なる永遠の神よ、わたしたちと全世界を憐れんで下さい」』(日記四七六)
 

 イエスはさらにシスターに言いました。
 『わたしが教えたこの祈りの花束を絶えず唱えなさい。この祈りを唱える人は誰でも、臨終の時に偉大な憐れみを受ける。司祭は、この祈りを最後の救いの希望として罪びとに勧めなさい。最も罪深い人であっても、この祈りの花束を一回でも唱えれば、わたしの限りないいつくしみから恵みを受ける。わたしは、全世界に私の限りないいつくしみを知ってほしい。わたしのいつくしみに信頼する人びとに、想像もつかない恵みを与えたい』(日記六八七)

 

 「主は、この祈りの花束をいつくしみの祭日に備えて九日間祈る(ノヴェナ)ように言われました。それは聖金曜日から始まることになります。『このノヴェナによって、わたしは人びとにできる限りすべての恵みを与えたい』」(日記七九六)

 

*「いつくしみの祭日」とは、復活祭の次の主日(日曜日)のことです。今年は4月24日となります。

 

 『わたしは復活祭後の最初の日曜日がいつくしみの祭日となることを望む』

 『わたしの信頼するしもべ(ソポチコ神父)に頼みなさい。いつくしみの祭日に、わたしの偉大ないつくしみについて全世界に宣べ伝えるように。いつくしみの祭日にわたしのいのちの泉に近づくものは誰でも皆、罪と罰の完全な赦しが与えられる。 人類はいつくしみへの信頼なしに平和を得ることはできない。 ああ、わたしはいつくしみを信頼しない人によってどれほど傷つけられているか。彼らはわたしを聖なるものとは言うが、わたしがいつくしみ深いとは信じず、わたしの思いやりに信頼しない。悪魔でさえわたしの正義を讃えるが、決してわたしのいつくしみに信頼しないものだ。 わたしの心には、いつくしみという称号が含まれている』(日記三〇〇)

 

 『わたしの娘よ、想像もつかないわたしの大きないつくしみについて全世界に伝えなさい。いつくしみの祭日はすべての人びと、特に哀れな罪びとの逃れ場と隠れ場である。その祭日にはわたしの優しいいつくしみの深淵が開く。わたしはいつくしみの泉に近づく人に大きな恵みを注ぐ。その祭日にゆるしの秘跡を受け、ご聖体を拝領する人は完全な罪と罰の赦しを得る。その祭日には、神の恵みが流れるすべての水門が開かれている。誰もわたしのもとに来るのを恐れてはならない、どんなに罪深くても』(日記六九九)”

 

  『いつくしみを伝え、いつくしみに栄光を帰す人をわたしは全生涯にわたって守る。あたかも母親がその幼な子を守るように。さらに臨終の時には、わたしは裁きの審判者ではなく、いつくしみ深い救い主として来る。臨終の時に、人はいつくしみ以外にすがるものはない』(日記一〇七五)

 

 『この九日間に、あなたが私のいつくしみの泉に人びとの魂を連れてくることを求める。この魂が、人生の苦難の時、特に臨終の時に必要としている力と安らぎ、そしてあらゆる恵みを汲むために。一日ごとに、私の示す霊魂のグループを私の心に連れてきて、その人たちをこのいつくしみの海に浸しなさい。私は、このすべての魂を私の父の家に導き入れる。あなたは、この世においても、または来るべき世においてもこれを行いなさい。私のいつくしみの泉に導き入れる魂の願いごとを拒むものは何もない。あなたは毎日、この霊魂のための恵みを私の辛い受難によって、私の父に願いなさい』(日記一二〇九)

 

【第1日】(聖金曜日) 2022年4月15日

 『今日、全人類、特にすべての罪びとを私のもとに連れてきて、私のいつくしみの海に浸しなさい。そうすれば、あなたは失われた霊魂のために苦しい悲しみに沈んでいる私を慰めるであろう』

 

 いつくしみ深いイエスよ、あなたは憐れみと赦しそのものです。私たちの罪ではなく、あなたの限りない善意への私たちの信頼を顧みて、その憐れみ深いみ心に私たち一人ひとりを受け入れ、私たちがいつまでもそこに留まることができますように。あなたとおん父と聖霊とを結ぶ愛によってお願い致します。

 永遠の父よ、イエスの憐れみ深いみ心に留まる全人類、特に哀れな罪びとをいつくしみ深い眼差しで顧み、イエスの苦しいご受難によって、私たちにいつくしみを注いで下さい。私たちがあなたの偉大ないつくしみを、とこしえに褒め称えることができますように。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

 【第2日】 2022年4月16日

 『今日、司祭や修道者を私のもとに連れてきて、私のはかり知れないいつくしみに浸しなさい。彼らは、苦しい受難を耐え忍ぶために、私に力を与えた。水が水路を通して流されるように、私のいつくしみが彼らを通して流されている』

 

 いつくしみ深いイエスよ、あなたはすべての善の源です。私たちがあなたのみ心に適ういつくしみの行いを成し遂げられるように、私たちを恵みで満たして下さい。私たちを見るすべての人が、天におられるいつくしみのおん父を褒め称えますように。

 永遠の父よ、あなたのぶどう畑において選ばれたもの、司祭と修道者をいつくしみ深い眼差しで顧み、彼らにあなたの祝福の力をお与え下さい。彼らはおん子のみ心に留まっていますから、み心の思いやりによって、彼らにあなたの力と光をお与え下さい。彼らが他の人を救いの道に導くことができ、共にあなたのはかり知れないいつくしみの賛美を、とこしえに歌い続けることができますように。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

 【第3日】 2022年4月17日

 『今日、すべての信仰深い忠実な人びとを私のもとに連れてきて、私のいつくしみの海に浸しなさい。この人びとは、十字架の道の途中での私の慰め、海のように大きな悲哀の中での慰めのしずくであった』

 

 いつくしみ深いイエスよ、あなたはいつくしみの宝庫から、すべての人びとに恵みを溢れるほどに与えて下さいます。あなたの憐れみ深いみ心に私たちを受け入れ、私たちがいつまでもそこに留まれますように。天の父に対して燃えている、あなたのみ心のはかり知れない愛によってお願い致します。

 永遠の父よ、あなたのみ子の相続人である忠実な人びとを、いつくしみ深い眼差しで顧みて下さい。おん子の苦しいご受難によって、彼らを祝福し、いつも保護して下さい。彼らが、愛と聖なる信仰の宝を失うことなく、天使と聖人の群れと共に、あなたのはかり知れないいつくしみをとこしえに賛美できますように。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

 【第4日】 2022年4月18日

 『今日、異教徒と、私をまだ知らない人びとを、私のもとに連れてきなさい。辛い受難のさなかに彼らについて考えていた。彼らの未来の熱心さが私の心の慰めであった。彼らを私のいつくしみの海に浸しなさい』

 

 憐れみ深いイエスよ、あなたは全世界を照らす光です。あなたをまだ知らない異教徒を、あなたの憐れみ深いみ心に受け入れて下さい。彼らも私たちと共にあなたの偉大ないつくしみを讃え、いつまでもみ心に留まれますように、彼らをあなたの光で照らして下さい。

 永遠の父よ、イエスのいつくしみ深いみ心に留まっている異教徒と、あなたをまだ知らない人びとをいつくしみ深いまなざしで顧み、福音の光に引き寄せて下さい。彼らはあなたを愛する幸福の大きさをまだ知りません。彼らも、あなたのいつくしみの寛大さを、とこしえに褒め称えることができますように。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

 【第5日】 2022年4月19日

 『今日、離れた兄弟たちの霊魂を私のもとに連れてきて、私のいつくしみの海に浸しなさい。辛い受難の時、彼らは私の体と心、すなわち、私の教会を引き裂いていた。彼らが教会との一致に戻る際に、私の傷は癒される。このように、彼らが私の受難を和らげる』

 

 いつくしみ深いイエスよ、あなたは善そのものであり、求める人びとに光を拒まれません。離れた兄弟たちの霊魂をあなたの憐れみ深いみ心に受け入れ、彼らをあなたの光によって教会との一致へと引き寄せて下さい。彼らが、あなたの憐れみ深いみ心にいつも留まり、あなたのいつくしみの寛大さを褒め称えることができるようにして下さい。

 永遠の父よ、私たちの離れた兄弟たち、特に自分の誤りの中に頑なに留まって、あなたの賜物を無駄に使い、あなたの恵みを悪用した兄弟たちの霊魂を、いつくしみ深い眼差しで顧みて下さい。
彼らの誤りではなく、彼らのために辛い受難を受けた御子の愛を顧みて下さい。彼らも、イエスの憐れみ深いみ心の中にいるからです。彼らも、あなたの偉大ないつくしみをとこしえに褒め称えることができるようにして下さい。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

 【第6日】 2022年4月20日

 『今日、柔和で謙遜な人びとや幼子の霊魂を私のもとに連れてきて、私のいつくしみに浸しなさい。彼らは、私の心に最もよく似ている。彼らは、最も辛い受難において、私を励ました。私は、私の祭壇のもとで祈る地上の天使として彼らを見た。彼らの上に、大河のように豊かに恵みを注いでいる。ただ謙遜な人だけが、私の恵みを受け入れることができる。謙遜な人に私の信頼を置く』

 

 いつくしみ深いイエスよ、あなたは「私は柔和で謙遜な者だから、私に学びなさい」と言われました。柔和で謙遜な人びとや幼子の霊魂をあなたの憐れみ深いみ心に受け入れて下さい。彼らは、天国全体を魅了し、天のおん父が特別に好まれる者です。彼らは、神の玉座の前のすばらしい香りの花束のように、神ご自身をその香りで楽しませています。彼らは、あなたの憐れみ深いみ心に永久に留まり、愛といつくしみの賛歌をとこしえに歌っています。

 永遠の父よ、憐れみ深いイエスのみ心に留まっている柔和で謙遜な人びとや幼子を、いつくしみ深い眼差しで顧みて下さい。彼らは、あなたの御子に最もよく似ています。彼らの香りは、この地上から立ち昇り、あなたの玉座にまで届いています。すべての善といつくしみの父よ、彼らへのあなたの愛と彼らがあなたに与える喜びによって、お願いいたします。すべての人びとが共にあなたのいつくしみに、賛美の歌をとこしえに歌いますように、一人ひとりを祝福して下さい。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

 【第7日】 2022年4月21日

 『今日、私のいつくしみを特別に礼拝し、褒め称える人びとを私のもとに連れてきて、私のいつくしみに浸しなさい。彼らは、私の受難のために自分の心を深く痛めており、私の心を最も深く理解した。彼らは、私の憐れみ深い心の生きた写しである。来世において、彼らは特別な光で輝き、誰一人として地獄に落ちることはない。臨終の時に、彼ら一人ひとりを私は特別に守る』

 

 いつくしみ深いイエスよ、あなたの心は愛そのものです。あなたのいつくしみの偉大さを特別に礼拝し、褒め称える人びとをあなたの憐れみ深いみ心に受け入れて下さい。彼らは、神ご自身の力によって勇気づけられています。彼らは、あらゆる苦難や逆境においても、あなたのいつくしみに信頼して、前進します。彼らは、あなたと一致して、全人類の重荷を背負っています。臨終の時に、彼らは裁かれることなく、あなたのいつくしみで包まれます。

 永遠の父よ、あなたの最も偉大な特性である、はかり知れないいつくしみを崇め、褒め称える人びとをいつくしみ深い眼差しで顧みて下さい。イエスの憐れみ深いみ心に留まっている彼らは、生きた福音であり、彼らの手はいつくしみの行いで満ちあふれ、喜びに満たされた心はいと高き方にいつくしみの歌を歌っています。神よ、彼らがあなたに置く希望と信頼のために、彼らにいつくしみを注いで下さい。『私のはかり知れないいつくしみを礼拝する人を、生きている間に、また特に臨終の時に私自身が守る』というイエスの約束が彼らにおいて実現されますように。アーメン。」

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

 【第8日】 2022年4月22日

 『今日、煉獄の中に閉じ込められている霊魂を私のもとに連れてきて、私のいつくしみの深淵に浸しなさい。私の血の泉は彼らの灼熱の苦しみを和らげる。私の正義に基づいて、その罪のつぐないを果たしている、すべての魂を私は大いに愛している。あなたは、彼らの苦しみを除去することができる。私の教会の宝庫からすべての免償をとり、彼らのためにささげなさい。もしあなたが彼らの苦しみを理解したなら、絶え間なく彼らのために霊的な施しをささげ、私の正義に対する彼らの負債を支払っていくだろう』

 

 憐れみ深いイエスよ、あなたは「いつくしみを望む」と言われました。あなたに愛されても、あなたの正義に基づいて償いを果たさなければならない煉獄の霊魂を、あなたの憐れみ深いみ心に導き入れます。煉獄においても、あなたのいつくしみの力がほめたたえられるために、あなたのみ心から流れ出た血と水の泉が、煉獄の炎を消しますように。

 永遠の父よ、イエスの憐れみ深いみ心に留まっている煉獄で苦しんでいる霊魂を、いつくしみ深い眼差しで顧みて下さい。あなたの御子、イエスの苦しいご受難によって、またイエスの至聖なるご霊魂に満ちた悲痛によってお願いいたします。あなたの正義のもとにある霊魂にいつくしみを注いで下さい。いつも最愛の子、イエスの傷を通して彼らをご覧下さい。あなたの善と憐れみには限りがないと、私たちは信じています。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

【第9日】 2022年4月23日

 『今日、なまぬるい霊魂を私のもとに連れてきて、私のいつくしみの深淵に浸しなさい。彼らは私に最も苦しい傷を負わせている。ゲッセマネの園で、なまぬるい霊魂のために、私の魂は最も大きな嫌気を感じた。「父よ、み心なら、この杯を私から取りのけて下さい」と言ったのは、彼らのためであった。彼らにとって、私のいつくしみに寄りすがる以外に、救いの希望はない』

 

 憐れみ深いイエスよ、あなたは憐れみそのものです。あなたの憐れみ深いみ心に、なまぬるい人びとを導き入れます。死体に等しいもので、あなたに嫌気を感じさせるこの凍っている霊魂が、あなたの純粋な愛の火の中で熱くなりますように。憐れみ深いイエスよ、あなたのいつくしみの全能によって、彼らをあなたの愛の火の中に引き寄せ、聖なる愛で満たして下さい。あなたは、何でもおできになるからです。

 永遠の父よ、イエスの憐れみ深いみ心に留まる、なまぬるい人びとをいつくしみ深い眼差しで顧みて下さい。いつくしみの父よ、あなたの御子の辛いご受難によって、また十字架上の三時間のはげしい苦痛によって、お願いいたします。彼らがあなたのいつくしみの深淵を褒め称えることができますように。アーメン。

(神のいつくしみへの祈りの花束を唱えます)

 

(参考:「神のいつくしみの使者 聖ファウスチナの生涯」(いつくしみセンター)) 

 

*明日はカトリックの典礼暦では聖金曜日となり、17日が復活祭(16日夜が「復活徹夜祭」)です。聖ファウスティナを通じて、イエスは「いつくしみの祭日」の前日までの九日間には「いつくしみの祈りの花束」のノヴェナをするよう求められました。ルドルフ・シュタイナーによると、復活祭の時期には、キリストは私たちに最も近づき、私たちのなかに溶け込み、浸透する」ということですので、たとえカトリック信徒でなくとも、誰もがこの祈りを通じて多くの恵みを受けることができると思います。

 

*エドガー・ケイシーは、キリストの再臨に関するリーディングの中で、「主は招かれることなくして来られることはない」と語っており、イエスは聖ファウスティナに、「ポーランドから、自分の再臨の準備をする火花が出る」と言われました。私は、この「いつくしみの祈りの花束の祈り」は、キリストの再臨を準備するためのものだと思っています。

 

 “「ポーランドのために祈っていたとき、次の言葉を聞きました。『わたしはポーランドに対して特別な愛を抱いており、もし彼女(ポーランド)がわたしの意志に従うなら、彼女を力と聖性において高める。彼女から、わたしの最終の来臨のために世界を準備する火花が出るだろう。』”(日記1732)

 

(「【聖ファウスティナの日記】 わたしの霊魂における神のいつくしみ」(聖母の騎士社)より)

 

 

 

 

 

 


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