前回は
時間の概念を手放した高2長男
に

口出しをせず"見守る"という選択をした
お話をしました。
前回の記事はこちら
↓↓
今回は
"見守る"を実践していく過程での
私の心の変化についてお話しします

なぜ私の話かというと、
少し前の自分は
そこが知りたかったからです。
同じように悩む
誰かの参考になれば嬉しいです

なぜ待てなかった?
ずーっと前からわかっていたんです。
子どもに任せた方がいいことは。
でも、
全っっ然待てなかった

どうやったら
"口出しせずに見守る"ことができるの?
それが知りたい!って思っていました。
わかっていてもできない
というのは
頭では理解できているけど
心がついていけていない状態です。
待とうと思うのに耐えられない。
そして、言っちゃう!
それで
あーぁ、また言っちゃった…



ってなる。
そこ。そこなんです

なんで言っちゃったの?
何に耐えられなかったの?
って振り返って掘り下げるんです。
人それぞれだと思いますが
私の場合は
胸がもやもや重たく
ぐぅぅっと苦しくなってくる
この感覚がとても嫌なんですよね…
その苦しさに耐えられなくなって💣💥
言っちゃうんですね

言葉の裏にあるもの
そこで掘り下げて出てきた
その苦しさの正体は"不安"でした。
不安がどんどん膨らんで
自分の中に
納めておけなくなるんです。
そして出ちゃう



そういうときに出てくる
人に対しての言葉は
不安からのコントロールの言葉。
相手を自分の思うように動かし
どうにかして自分の不安を
軽くしようとしているんです。
無意識ですよ。
そんなつもりは全くないんです

これが"待てない母の心の動き"です。
この逃げ出したくなる体感は
逃げたいけど、逃げずに感じきる。
そして気付いた不安は具体的にします。
何が不安なのか?
どうなりそうと思ってるのか?
こういうことを
何度も何度も繰り返していくうちに
少しずつ
心の器が大きくなっていきます。
そうしていつの間にか
口から言葉を出す前に
自分で気付けるようになってくる。
気付けるようになってくると
今度は
人に軽くしてもらうのではなく
自分で解消することが
できるようになってくる。
それが精神的自立への1歩で
"待てる母"になる方法です。
ひとりで頑張らなくていい
不安からの言葉や行動は
どんなに一生懸命でも
どんなに子どものことを思っていても
残念ながら
なかなか良いことにはなりません…
だからこそ
自分の心の動きを知り
向き合っていくことが大切です。
もちろんそう簡単にはいきません。
でも諦めない。
何度も失敗して
また、やっちまったー!!

と言いながら振り返って。
できたときには認めて。
そんなことを繰り返し
気付いたら待てることが増えてきた。
私はそんな感覚です。
今でも待てないことはあります

不安にのまれず、
見守ることは簡単ではありません。
ひとりでは難しいと感じたときは、
伴走してくれる人の存在が
きっと力になります。
私も講師や仲間の存在に助けられて
ここまできました。
あなたも、きっと大丈夫。
応援しています

質問や感想など
気軽に送ってくださいね
