からの続きです。
先週外務省（大阪分室）へ行き、
卒業証明書と犯罪経歴書の公印確認の申請をしました。
そして４開庁日後に受け取りに。
郵送での返却も出来るようですが、私は近所なので🚲で。
申請の際に中身が見られなかった犯罪経歴書は
結局受け取りの際も封をされたままで、
領事館へはそのまま渡してくださいと。。
外務省でも中身は見られておらず、
警察と提出先にしか見れない仕組みなのかな。
友人にこの話をしたところ、
確か学生時代の成績証明書か何かも
開封不可の書類だったよなぁ、と言っていました。
こういう類のものは偽装をされないためにも、開封厳禁のルールなんですね。
そういうことだったのか。。
真面目な私は、「偽装する」という発想がなかったです。
なるほど。
さて、全ての書類が揃ったので総領事館へ。
ネットの口コミでは
一週間電話をし続けても電話に出ないとか
色々と酷評されており、
日本語や英語も通じない場合があるとも書いてありました。
とりあえず、天気がいいので自転車で行ってみることに🚲
１３ｋｍ爆走。
開館時間ちょうどに到着したのですが、
何だか閑散とした雰囲気。
あれ・・？
近くでベトナム人と思しき女性２人がお喋りをしていたので
自転車はどこに停められますか？と聞くと
そもそも今日は休館日とのこと・・・
なんと
あとで調べたら、今月、平日の中で唯一の休館日でした・・。
ということで翌日に出直し。
開館時間の9時を10分ほど過ぎたところで到着しました。
総領事館はこんな建物なのです。
手続きをするのは写真左の白い扉のところです。
近づいていくと、
外にはみ出るくらい、
順番待ちをしていると思われるベトナム人でごった返してました。
日本語の案内は殆どなく、
受付番号を取るのかな？と中を除くと
椅子が18脚で満席、立っている人も沢山いました。
受付と精算窓口は一つずつ
どちらもベトナム人っぽい。
とにかくベトナム人だらけで圧倒され、
とりあえず外に出ることに（笑）
もう、1分おきくらいにベトナム人がどんどんやってきては出ていきます。
こんなにいるのかってくらい、本当に。
外で待っている人に
ここでのルールについて聞いたところ、
窓口の左側にある受付番号を取らなければならないことを教えてくれました。
(日本語で🙇)
受付番号30番。
「30」とベトナム語で呼ばれても分からないので、
慌てて、
ベトナム語で「３０」は何と言うのか調べました。
「バームオイ」
準備OK。
これだけを心の中で復唱しながらじっと待ちます。
受付番号を取ってから一時間が経過し、
24番の人が呼ばれました。
こんなペースで捌かれていきます。
途中で郵便屋さんがやってきて
山のようなレターパックを配達していました。
郵送で依頼している人も多いんでしょうね。
窓口の受付をよく見ると、
現在何番が呼ばれているかが提示されており、
ベトナム語で呼ばれても誰も反応しなかったら
日本語で番号を呼んでくれることが分かりました。
「バームオイ」は覚える必要はありませんでしたが、
初めて覚えた記念すべきベトナム語となりました。
そして一時間半が経過し、１０時半。
窓口に「３０番」のカードが置かれ、
「バームオイ！」と呼ばれました。
手続きには領事認証の申請書が必要なのですが、
私はHPからダウンロードして予め書いていたので、
書類の束をそのまま渡しました。
（受付にも申請書はあるようです）
ちなみに受付の人の後ろには
途方もない量のレターパックが山積みされていました。
午前は９～１２時（受付のみ）まで、午後は１５時半～１７時（受け取りのみ）なので
「昼休みが長ぎる！」という口コミがあったのですが、
多分こういう書類の処理も含めてやっているんじゃないかなと思いました。
心無い口コミを見ると悲しいですね。
「一週間電話を掛け続けても全く出ない！」
という口コミもありましたが、
もしこの２人しか駐在していないなら、
そりゃ出れないよなと思いました。物凄い量を捌いてます。
まぁ真実は分かりませんが、
忙しそうな様子を見ていると同情してしまいますた
さて、受付に提出したのは以下の通り。
・申請書
・オリジナル ４通
・コピー一式 ４通
受付の人が黙々と書類確認をしている間、
隣の受付では「３１番」の女性が座っていたのですがが、
そこに別の女性がやってきて
「私も３１番なんですけど・・！？」と。
あ、これからピリつくのかな・・と思っていると
みんな「え～！？２つあるー！！笑」って反応で
受付２人の間では
「おかしいなぁ～！？もしかしたら〇〇だからかな！？笑」
みたいなベトナム語で盛り上がっていて
何だかとてもほんわかした時間でした。
とにかく誰もキレなくて良かった。。
ベトナム人の気質なのか、女性が寛容だったからなのか、
両方のお陰だとは思うのですが、
ベトナムがより楽しみになりました。
さてそんなトラブルもありながら、
受付とのやり取りは以下の通り。
受付：（オリジナルを全部確認したあと、下にあったコピーを指さして）「Copy？」
私：「Yes！」
受付：「No.4？」
私：（４通のことだなと思い）「Yes！」
受付：（領収書を差し出し）「OK？」
領収書の金額は14,000円でした。
一通5､500円と聞いていたので
やけに安いなと思ったのですが、
４通であることも認識してもらっているし、まぁいいか。
そこで14,000円ちょうどを差し出し、
受付の人がそれを受け取り、
お札を私に見せながら
「OK？」と言いました。
・・いや、どういう意味のOK確認！？
本当にいいのかい？みたいな顔に見えたので
再度お札を見せてもらい、過不足が無いことを確認して「OK」と言いました。
そしてまた、
自分で数えもしないで「OK？」と言われたので、
この人は日本円を数えられないのか！？
いやそんな訳はない、
偽札じゃないよな、大丈夫か？と聞かれているのか！？
とか、色々と考えてしまいました。（笑）
とにかく過不足なく払い、ちゃんとした領収書ももらったので大丈夫のはず。。
そして最後まで確認されることなく金庫の中へ。。
今日の１５時半以降に取りに来てねと言われました。
とりあえず午前の部は無事に終了。
私が総領事館を出る頃（10時40分くらい）、
日本人の方が受付番号を取りに来ました。
すると、番号が１枚も入っていない！！！
近くにいた日本人が
「あ、受付番号は６０番までしかなくて、無くなると今日はもう受付できないみたいですよ・・」と。
早い者勝ちルールです。
もしそれが本当なら、
受付時間の枠は関係なく、人数制限をHPで強調しておいたほうがいいんじゃないかなぁ。
そうしないと
また口コミで酷評されてしまうんじゃないかと。。
日本人同士のやりとりを聞いていたベトナム人らしき人が
「番号札はなくても、手続きが早く終われば受け付けてもらえますよ。」
と声を掛けてました。
私はその後すぐに総領事館を出たため
どうなったかは分かりませんが、
一か八かで１２時まで待ってみるか、今日は諦めて明日以降に出直すか、
の二択しかないんですね。
まだベトナムにも行ってないのに
ベトナムルールに振り回されている感じがして面白かったです
午後の受け取りまで５時間近くあるのですが
一旦帰るのも面倒なので、
２５分歩き、デニーズで遅めのモーニング。
モーニングは11時まででしたが、
10時57分に到着し、滑り込みセーフでした。
その後、まだまだ時間があったので大仙公園へ。
大仙古墳で有名なところです。