演奏に感情は込めなくてもいい | ふる〜との魔法〜調布フルート教室プレリュード

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憧れの音色を奏でてみませんか?

こんにちは。

 

調布市でフルートの指導をしています、原嶋由紀です。

 

小学生以下のお子さんのリコーダーとピアノのレッスンもさせていただくことがあります。

 

演奏に感情は込めなくてもいい

 

私はいつもそう思っています。

 

 

なぜなら、感情は身体にあるから。

 

演奏は、その身体ですることだから。

 

身体をきちんと使って演奏していたら、身体にある感情は音の入らないはずはない。

 

込めないと入らないものは。。。思考かもしれません。

 

 

感情って何かというと、体の快・不快だと思うんです。

 

身体で感じている事を頭で言語化している。それだけ。

 

演奏する時は、身体で感じている事を身体と頭を使って音にする。

 

 

大切なことは、身体で感じている事を頭を使って正しく翻訳する事なのかな、と思います。

 

例えば。。。

 

身体は「やったことがない」だから「不安」を感じている。

それをどう翻訳しますか?

 

やったことがないから不安だから「できない」

 

なのか

 

やったことがないけど不安だけど「やってみる」

 

と翻訳するのか。

 

フルート(に限らないけど)の練習をすることって、身体が未経験なこと、経験不足な事を経験させてあげることだと思います。

 

だから、身体は

 

「やだやだーできないよー」

 

といいます。

 

でもやらせてあげる。

ダメ出しせずにやらせてあげる。

 

経験が少ないんだから、上手にできなくて当たり前。

 

初めてのことにチャレンジする子供を見守るように、やらせてあげる。

 

本来、身体は好奇心が旺盛なので、興味のあることはやりたいと思っていることが多いように思います。

 

やりたいんだから、試行錯誤、下手くそだったり、失敗しながらもやり続ける事をさせてあげる。

 

そうして、経験を積んだ体は「できる」を感じることができる。

 

「できる」を感じられる体は「やる」を心地よく感じられると思います。

 

 

 

 

そして、身体は既ににたくさんのことを感じています。

 

快・不快だけでは区別できない複雑で繊細な事をたくさん感じています。

 

いいなって思うこと、ちょっとなーと思うこと、ときめくこと、ときめかないこと。

 

やりたいこと、やりたくないこと、やらなくちゃいけないことetc

 

 

意識的であれ無意識であれ、その全てが音に入って行きます。

 

 

身体はやりたいと思っている事を思考で禁止して演奏していたり、身体はやりたくないのに先生に言われた解釈で演奏したりしていると当然ハッピーではなくて、「氣」の乗らない音楽になってしまう。

 

そうすると感情を込めようとしてしまったりして、でも、それは本当に感情なのか?

 

 

演奏に感情はこめなくてもいい。

 

ただただ、身体の「したい」と思うことに従って演奏していくだけでいい。

身体が感じていることに敏感に、繊細に気がついていくだけ。

 

 

 

だって、もし、あなたが演奏したいなら、演奏できることを身体は喜んでいます。

 

その喜びを感じて演奏したら、いい演奏にならないわけがない。

 

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