本からの学び

 

  最新版 「がん」が消えていく 希望の食事術

 

済陽高穂氏による有効率68%!数多くの“今ある”ガンの完治、改善に貢献してきた済陽(わたよう)式食事療法。「代謝」をよくして「がん体質」を根本から改善する、自宅でできる「3つの大原則」と「5つの抗ガン食」にもとづいた食事法を紹介する最新版です。

 

 

 

 

済陽式食事療法とは?

 

済陽氏によると、がんになる知られざる4つの原因があります。

  1. 塩分の過剰摂取
  2. 動物性食品の過剰摂取
  3. クエン酸回路(代謝システム)の障害
  4. 過剰な活性酸素

これに対策すれば、がんを予防できたり、治すことができます。

それが、済陽式食事療法のがんを消し去る食事&食べ方の「3つの大原則」と「5つの抗がん食」です。

 

指差し3つの大原則

  1. 塩分を控える
  2. 動物性タンパク質・脂肪を避ける
  3. 新鮮な野菜・果物をたっぷり摂る

 

指差し5つの抗ガン食

  1. 胚芽を含む穀物・豆・イモ類を摂る
  2. 海藻・きのこ類・ヨーグルトを摂る
  3. ハチミツ・レモン・ビール酵母を摂る
  4. 油はオリーブ油・ゴマ油・ナタネ油にする
  5. 飲み水は自然水にする

 

がんの治療の場合は、限りなく無塩に近づけたいので、加工食品もNGです。味噌も醤油もだめ。動物性に関しては、最低6ヶ月は牛肉と豚肉は食べない。青背魚は週1回程度。野菜や果物のジュースを1日1.5リットル以上摂る。

 

5つの抗ガン食はできれば毎日摂る。ヨーグルトは1日300g以上、レモンは1日2個、ビール酵母は1日20錠、水は緑茶で摂るのがおすすめとのことです。

 

 

本の目次

 

はじめに―2人に1人以上がガンになる時代の必須知識
第1章 肺ガン、大腸ガン、膵臓ガン…切除不能だった進行ガンが食事で治った最新報告
第2章 5000人超の臨床経験から見えてきた事実…誰もが誤解している、ガンになる4つの原因
第3章 白砂糖、和食、赤身の魚…その“食べ方”がガンを増やしていた!?
第4章 最新のガン研究・栄養医学から導かれた…ガンを消し去る食事&食べ方、3つの大原則と5つの抗ガン食
第5章 自分や家族がガンとわかったら…この“ひと工夫”が食事療法の効果を高めてくれる
第6章 ガンが心配なすべての人に…専門医も実践する、ガン予防のための生活習慣

 

 

著者について

 

済陽高穂(ワタヨウタカホ)

1945年宮崎県生まれ。西台クリニック理事長。医学博士。千葉大学医学部卒業後、東京女子医科大学消化器病センターに入局。米国テキサス大学外科教室に留学し、消化管ホルモンについて研究。帰国後、東京女子医科大学助教授、都立荏原病院外科部長、都立大塚病院副院長、西台クリニック院長を経て現職。世界のガン食事療法の研究と、消化器外科医として5000人を超えるガン患者の臨床経験をもとに、済陽式食事療法を確立、ガン治療に大きな効果を発揮している。

 

 

で、どうする?

 

著者のがんになる経緯の説明はとてもわかりやすかったです。食べ方ががん体質を作っているということも理解できます。また、化学療法を否定していらっしゃらないところも、安心感があります。

 

食べ過ぎによってがんを発生させるものとして

塩分→血圧を上げる

肉→中性脂肪増やす

白砂糖→血糖値上げる・がんの栄養になる

などを上げていらっしゃいます。

 

やっぱり肉も糖もNGなのかな。

お肉もスイーツも好きなんですけどね…

 

でも一番ハードルが高いのが無塩かもしれないです。味噌も醤油もNGなので、味気ないですよね。動物性がNGなのにヨーグルトはOKなんですね。ジュース1.5Lとヨーグルト300gはけっこうつらいかも。

 

がんを食べ物でなくそうとすると、このくらいやらないとだめなんですね。でも、抗がん剤飲むよりはいいのかも…

 

 

 

 

人生は1度きり。だから思いっきり楽しむべきよ。

by ココ・シャネル

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