本📚からの学び


 

  崎谷式パレオ食事法概論

 

 

この4つを食べなければ病気にならない

崎谷博征 
 

 

崎谷式パレオ食事法

「崎谷式パレオ食事法」は原始時代の食べ方にもとづいた、健康で元気に生きるための食事法です。

 

読み終わって気づいたのですが、サイトに以下の注意がありました。

 
2017年より刊行しております健康常識パラダイムシフトシリーズの著作から、
1.糖質のとらえ方(単純糖、二糖類の推奨)
2.プーファ特にオメガ3の危険性
を大幅に改編しております。

最新の情報はこちらです↓

 

 

「原始人食」(崎谷式パレオダイエット)とは?

「崎谷式パレオダイエット」は、米国で発祥したパレオダイエットをベースに、崎谷氏が提唱している食事法です。

 

旧石器時代の食事(原始人食)をベースにしていて、基本的には、野菜、果物、肉類、ナッツ類がメインの食材になります。農耕革命以降に作られるようになった穀類などは基本的には食べません。
 

 

*2013年発行のこの本では、以下を提唱していました。
1)﨑谷式パレオ食事法のポイント
食べてはいけない食品:穀物豆類(発酵したものを除く)、乳製品加工食品
食べたい食品:赤身の肉、鶏肉、魚介類、野菜、果物、発酵食品、放し飼いの鶏の卵

(ただし、質にこだわる)

 

2)リーキーガットから腸を守れ!

リーキーガット(腸のバリア機能を失った状態)の原因をすべて取り除く

❶非ステロイド性抗炎症薬、抗生物質

❷リーキーガットを起こす危険な4つの物質
グルテン=小麦、大麦、ライ麦
レクチン=小麦、大豆、インゲン豆、ピーナッツ
サポニン=豆類、トマトやじゃがいも
タンニン=お茶、ワイン、渋柿
 

3)要注意

「ハイフルクトース・コーンシロップ」、「トランス脂肪酸」はとらない
「人工甘味料、タンパク質加水分解物、加工でんぷんなどの添加物を避ける

 

 

なぜ原始人食か?

私たち人類は200万年以上の長い間、主に狩猟採集によって生きてきました。

農耕・牧畜革命が起こったのは1万年前。産業革命は200年前。

 

人類発祥から現在までを1年にたとえると、

農耕・牧畜革命からは   1.8日
産業革命からは      4.7分
現代のライフスタイルから 2分

程度しか経過していません。

 

旧石器時代の狩猟採集から農耕牧畜のライフスタイルへ変わったことで、食べるものが大きく変わりました。

 

農耕革命を境にして、身長の低下、乳幼児死亡率の上昇、虫歯の増加、感染症の増加、栄養失調などが出現しています。

 

そして産業革命により、「加工食品」が登場。さらに世界大戦の後には、石油から食品添加物、薬品、生活用品が作られるようになりました。

 

産業革命以降、とくに現代のライフスタイル革命以降に、ガン、自己免疫疾患を初めとした「慢性病」が増えています。

 

つまり、この環境の激変に私たちのカラダがついていっていないのです。そこで、あらゆる学問を総合して本来の人類に適合した食生活を中心としたライフスタイルを維持していくために考えられたのが、「原始人食」(崎谷式パレオダイエット)です。

 

 

著者について

崎谷博征(さきたにひろゆき)
医学博士・一般社団法人パレオ協会代表理事

1968年、奈良県生まれ。奈良県立医科大・大学院卒業。ガン研究で医学博士取得。
脳神経外科専門医。国立大阪南病院、医真会八尾病院を経て、私立病院の副院長をつとめる。2012年、みどりの杜城南クリニックを開業し、ガンや難病の患者さんの在宅診療中心に従事。また崎谷研究所を設立し、全国ののべ5000人に及ぶ難病患者の根本治療を指導。

 

本の内容

西洋医学は病気を治せない! 病気を治すのは原始人食と自然治癒力
Part1 パレオ食=原始時代の食事が人類には合っている
Part2 慢性病を防ぐためにリーキーガットから腸を守れ!
Part3 崎谷式パレオ食事法1この4つを食べてはいけない! 体を壊す現代食
Part4 崎谷式パレオ食事法2 もっと食べたい! 健康な体をつくるパレオ食
Part5 実践! 効果的な食べ方とライフスタイルの見直し
Part6 実践! シンプルでおいしいパレオ食レシピ
Part7 体験談 5人のストーリー パレオ食で元気になりました!
パレオ食で二度と病気にかからない人生を!

 

 

で、どうする?

マクロビを習ってた時、日本人はもともと玄米菜食だったから、玄米菜食がいいと習いました。それをさらに遡って、原始人食とは!たしかに人間という種でみると、そこまで遡った方がいいのかもしれません。

 

著者は、世間的に身体にいいとされているオメガ3が良くないとか、がんのエサは糖ではなく脂肪だとおっしゃっていて、考えさせられます。

 

がんには玄米菜食がいいという話もあるので、穀物がいいのか悪いのかは判断に迷うところ。そして、がんには断糖がいいという説もあるので、糖質を断った方がいいのか、とったほうがいいのかもわからない!

 

ただ一ついえることは、がんはこれまで食べてきたものが原因でできたのだから、これまでと違う食事がいいのではないかということです。

 

 

 

 

人生は1度きり。だから思いっきり楽しむべきよ。

by ココ・シャネル