術後4ヶ月

1月22日に大腸の手術をして4ヶ月たちました。

術後大きなトラブルもなく、抗がん剤の治療を続けております。

 

入院中は、自分史上最長という2週間の禁酒をしていて、「今がいちばん健康かも」と思っていましたが、神様はそれだけでは許してくれず、さらに半年の禁酒生活を言い渡されました。

 

今の状況は、手術の傷跡は徐々に薄れています。排便はいつもよおすかわからないので、長時間の外出はできないかんじ。行きたい時にすぐに行けるように気をつけています。ちょっとした失敗はありますが、まあなんとか日常生活はできています。

 

というわけで、手術だけならこれでやれやれだったのですが、半年間の抗がん剤の方が大変です。

 

一番嫌なのは、採血と点滴の針を刺すときです。血管が細いらしく、採血室で採血するときも、担当者が変わったり、右手を見て左手を見て、取れる場所を探します。途中で刺し直したこともあります。

 

点滴の方がもっとひどくて、やっと刺せたかと思ったら、途中で液漏れしたりもして、トータル6ヶ所の穴があったこともあります。内1ヶ所は思いっきり内出血していました。

 

 

抗がん剤の副作用

抗がん剤の副作用としては、3週間に1度のオキサリプラチンの点滴(通院)をしたときが最も辛くて、吐き気とふらつき、ぼーっとした感じがあります。吐き気は薬で抑えればいいらしいのですが、あまり薬に頼りたくないような気もしています。

 

副作用としては、点滴の後1週間くらいは、手先のしびれ(→冷たいものが触れない)、喉のピリピリ感(→冷たいものが飲めない)があります。あと、指先の指紋がツルツルになってきて、足裏に色素沈着ができてきました。

 

2週目からは徐々に冷たいものもOKになってきて、ノンアルスパークリングやアイスクリームもいけます。ノンアルスパークリングの存在は大発見で(それまで気にもとめてなかった)、意外に雰囲気がシャンパンぽいものもあり、気分が上がります。

 

一番気になっているのは、肝臓の数値が悪くなったことです。これも薬の影響らしいのですが、大丈夫かな?

 

 

今、思うこと

人って環境に慣れる生き物だとは知っていたけど、4ヶ月も闘病生活をしていると、これが通常になっていたりします。

 

もちろん、お酒が飲みたい!とか思いますが、まあなければないで、なんとかなるものですね。行動範囲は一気に狭まり、1日家から一歩も出ない日もありますが、けっして暇を持て余すとかはなくて、やりたいことがあふれています。

 

やれる楽しみを見つけていて、ご近所のヴィーガンカフェめぐりもしたいし、ちゃんと料理しようかとも思っています。

 

 

あー。でもそろそろ旅行に行きたいです。

京都、いつ行けるかな〜

 

 

 

 

人生は1度きり。だから思いっきり楽しむべきよ。

by ココ・シャネル