がんの手術から3ヶ月ほど経ち、これまであれこれ調べてみて現時点で感じていることをまとめてみたいと思います。


がん治療への流れ

 

たいていの場合、がんが見つかるのは西洋医学の病院です。

不調があって病院に行って見つかる場合もあれば、健康診断で見つかることもあるでしょう。

 

そして、がんであれば、すぐに治療の日程が組まれます。

 

がんに関する知識がよほどあったり、病院への不信感があったりしなければ、そのまま治療に流れていくのではないでしょうか。

 

 

標準治療とは?

 

おそらく、大きな病院であればあるほど、行われるのは「標準治療」です。

 

標準治療とは、世界中で行われた臨床試験の結果を多くの専門家が集まって検討し、有効性と安全性を確認して、最良であると合意が得られた治療法です。

 

科学的根拠(エビデンス)に基づいた観点で、現在利用できる「最良の治療」とされています。保険適用されます。

 

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どうるす?標準治療

 

標準治療では、がんの3大治療は、「外科治療(手術)」「放射線治療」「薬物療法」です。

 

ところがネットを見ると、”標準治療はよくない”的な話があふれています。その中には現役のお医者さんだったり、研究者の方もいらっしゃいます。患者さんの声もあります。

 

その一方で、〇〇でがんが治った!という話もたくさんあります。

で、調べれば調べるほど不安になるわけです。

 

 

どうする?抗がん剤

 

私も最初に病院に行ってしまったので、そのままの流れで、手術→抗がん剤治療という流れになりました。

 

すでにがんがある程度の大きさになっていて、放っておくと腸閉塞になると言われ、すぐに手術しました。

 

緊急だったので、今から食事療法でというわけもいかず、素直に従いました。

私的には、西洋医療は緊急の時にはありなんじゃないかと思っています。

 

 

問題はその後です。

 

病理検査の結果、主治医から「抗がん剤は絶対やった方がいい。再発したら大変なことになります」と言われたので、NOとも言えず…

 

でもその後いろいろ調べてみると、抗がん剤をやっても再発がなくなるわけでもなく、パーセンテージが下がるだけなんですよね。

 

再発リスクを15%減らすことができるというデータもありました。

(確か先生は、1/3くらいとおっしゃっていたような記憶があります)

 

副作用がかなりあって、免疫力も下がるというのに、15%って、少なくないですか?

 

 

「標準治療」では、とにかくがんをなくす、再発を抑えることが第一なんですよね。患者さんの身体のこととか生活のことはあまり考えてくれません。”手足が多少しびれても、再発するよりいい”というスタンスです。

 

しかも、目の前の患者さんをしっかり見ないで、数値だけを見て、過去のデータからの確率で対応している印象です。

 

 

なので、これがベストな選択なのかはまだわかりません。

 

とはいえ、標準治療をしないでどうするか?というと、他に決定的な候補は見つかっていないのです。

 

民間療法や代替医療は、エビデンスが少なすぎるのです。確かにその方法で良くなった方はいるかもしれないけど、それがどのくらいの確率なのか、私に合うのかがわからない。なので、100%信頼できるものが見つからない。

 

 

ということで、抗がん剤治療を続けます…

きっと大丈夫❤️

 

 

 

 

人生は1度きり。だから思いっきり楽しむべきよ。

by ココ・シャネル