昨日の 「嫉妬と3P」 の続きです。

 

嫉妬とは

 

人は誰しも 「嫉妬」 の気持ちが湧くものです。

 

そしてはじめて 「嫉妬」 を感じるのは、異性に対してよりは、実の兄弟だったり友達だったりする方が、多いのかも知れません。

罪深い人類の祖先。それを蛇の誘惑に負けた 「アダムとイブ」 とするなら、その子供である 「カインとアベル」 は史上初の 「殺/人」 という罪を犯します。そしてその原因はと言うと 「嫉妬」。

 

「愛」 を求める気持ちと言うよりは、「保護」 を求める気持ち。そして 「愛着」 のあるもの。

子供の頃のそれは、自己の 「防衛本能」 のひとつであり、「帰巣本能」 のようなもの。

子供の頃の 「嫉妬」 は、”生きる” ことに対する無意識の 「執着」 と言えるものでしょう。

 

そして異性を好きになるようになると、その愛する気持ちとは裏腹に、人は 「嫉妬」 の気持ちを感じるようになります。

 

今の時代を生きている人達の多くは、「一夫一婦制」 が当たり前の時代を生きてきています。

このため、何も分からない子供の頃から、「他人のものを取ってはいけない」 という暗黙の 「所有ルール」 のもと、「浮気はいけない」 と叩き込まれて来ています。

そして、都合の良い男女は、「一夫一婦制」 を、自分が相手を独占所有することのできる制度であると勘違いします。

 

しかし、「一夫一婦制」 と言う制度は、そもそも人の 「独占欲」 を満たすための制度ではありません。もちろん、結婚したからと言って、家族があなたの意のままになるわけでもなければ、あなたの全てを満足させるものでも、それを約束するものでもありません。

一応、社会的には、婚姻関係にある場合、相互に 「貞操義務」 が掛かります。しかし、これは 「同居義務」 や 「協力義務」、「扶養義務」 と同列です。要は、社会制度における 「生活共同体」 であるというだけのこと。

ましてや、一般の 「恋愛関係」 もそうですし、「婚外恋愛」 もそうですが、「貞操義務違反」 なんていうのはありません。

 

人を好きになると、当然、その人の人間関係に 「嫉妬」 を覚える場合も出て来ます。

それは異性関係に限りません。同性であっても例えば趣味で、その人と関わる時間の方が長かったりすると、「嫉妬」 を覚えますし、極めつけは、「わたしと仕事、どっちが大事なの?」 という有名な決め台詞(せりふ)も出て来たりします。(笑)

 

男女の恋愛関係においては、「愛」 の副作用として 「嫉妬」 という気持ちが湧きますが、そもそも、「愛」 とは相手に捧げるものであって、相手に要求するものでもなければ、等価交換するものでもありません。 

「嫉妬」 の根源は、自己愛であって、本当の 「愛」 ではないということ。

自分と他人を比較して、損得勘定しているから、生まれる 「自己愛」 の感情です。

 

(つづく)

 

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