アマヤドリ -395ページ目

昼下がりの飛行

小さな羽は日に透けて
大きな森を
ゆらゆらと潜り抜ける

光の粉を
音もなく撒いているみたい

ほんの微かな羽音を
私は覚えている
その瞬間私も
緑と光の森のなかにいた

葉は影を重たくおとし
まるで何も知らないみたいに
空を散歩する

あぁ、
こんなに
太陽はみんなに注いでいるのだ

当たり前なことに
目を細める

クラッキング

のんびり帰ろう
今日は
手元ばかりみてないで

遠くの灯りを
眺めながら
のんびり

あったかいヒカリを
目の奥に
じんわりしみ込ませて
滲む涙で
もう一度街が輝く

チープだけど
確かな幸福


早く出発してよ

遠くがみたいの

陶器と床

アタシに芽生えた
天使の気持ちを

オネガイ
ぺしゃんこにしないで

一人じゃ
育めないの

空の星のように
確かに
ヒカッテいたいけれど


にじんでしまう
にじんで
この黒い風に
吹き払われ


ホントに
ちっちゃなこと

この痛いくらい
キヨラカなこの気持ちを
嘘でもいい

積もらせたいの

冷えたケーキ

誕生日にはお互い鞄をプレゼントした。私は少し安かったのでアテネ五輪のサッカー日本代表のDVDをおまけにつけ、足が出た分(というわけでもないのだけれど)焼肉を奢ってもらった。
帰って眠りに就いていたケーキを揺り起こしビールを飲みながらDVD観戦をしようとしたが、またまた喧嘩で私は先に寝てしまった。
なぜこんなに言い争いが絶えないのだろう。…やれやれだ。

余程色んな事が気になっているらしく私は夜中色んな事を寝言でむにゃむにゃ言っていたらしい。
それを全く覚えていないから恐い。

人間にはちゃんと自己防衛本能があるからたとえ寝ている間と言えども自分の秘密や恥ずかしいことを言うことはないと聞いたことがある。
…本当だろうね…。

祭りのあと

昨日は外でご飯の筈が彼の体調も思わしくなく家でのんびり食べよう、という事に。
実家で待機していた私はそうきたか、と慌てて準備をする。
ご注文はキムチ鍋だった。誕生日なのに…!私のことをよくわかってるから決して無理な注文をしない。
イカや白菜、水菜などを家から持っていく。

彼宅について荷物を置き買い物をし、戻ってくるともうかなりの時間。大急ぎでお風呂を洗いお湯を張り始めたくらいで本人が帰宅。取り敢えず湯に浸かっとけ!とお風呂に入れる。

誕生日に鍋だけじゃ淋しいからホタテとタコと水菜をオリーブオイルと塩で和えたイタリアっぽいサラダを作った。今日は夕飯だけで一日30品目のうちの20品目くらい摂れてるな…と満足。キムチ鍋とオリーブオイルの食い合わせはあんまりよくなさそうだけど…。にぎやかだからまぁいいか。
しかし何故サラダを作るだけでこんな時間がかかっちゃうのかな…?

だいぶ待たせてご飯が完成。
具だくさんでおいしかった。
そして忙しかった。はぁ。


具合が悪いみたいで日付が変わって今日の私の誕生日のおめでとうを言ってくれた後、彼は寝てしまった。
一息ついた私も寝てしまった。
そしてふと目覚めてこの日記を書いている。


今も内緒のBirthdayケーキは冷蔵庫の中で出番を待ちながらうとうとしている。