お出かけ日記
なかなか会えなかったお友達に会うことができた。
東京駅には2つ思い出があって、くる度にそのことをじんわりと思い出す。
あのイルミネーションは今年で終わるらしい。
入ったのはアジア料理屋さん。ご飯もおいしかったけれど色々と話すことができたことがよかった。興味のあることをたくさん聞けた。
にこにこ、好きなことを話すひとの顔は輝いているなぁと、嬉しくなった。仕事をして家庭を持って。でもやはり、この輝きは忘れちゃいけない。
東京駅付近は再開発が進んでいて、建物を見ているだけで楽しい。仕事柄(バイトだけれど)建設工事をしているととても気になってしまう。
たてものって美しいな。
これをつくるひとびとの、その時間を想う。
今日は送別会のプレゼントを選びに新宿へ。
本当は『チャーリーとチョコレート工場』を見たかったのだけれど立ち見だったからやめた。そっか、25日までだから混んでいるんだ…これもDVDで見ることになりそう。
プレゼントはすぐに決まった。手袋かネクタイと思っていたのだが伊勢丹に行ったら「これ!」っていうマフラーがあったからそれに即決。きっと似合うと思うんだぁ~!嬉しい。
喜んでくれるかしら。
それからよく行く自然食のお店へ。
今日は平日のお気軽コースがなくて普通のコースだった。
レンズ豆とセロリのあえもの、三陸わかめとお刺身の柚子ソース和え、クスクスとひよこ豆のあたたかいシチュー、玄米ご飯、豆腐のチーズケーキ。
おいしくて何だか体の中がほっとする。たくさんの優しい食材を食べることは幸せだ。
こんな料理ができたらいいのになぁ。
…今はあくまでも憧れだけ。
いつかそういうことにもちゃんと興味が向きますように。
まぼろしの道
夢・・・ではない気がするのだけれど。
目が醒めているのに、ぼんやりして、ある状態にあるとき、幻みたいな夢みたいなものを見ることが出来る。
ほんのたまにしか訪れないのだけれど、電車で眠ろうとして目をつぶっているとき。ベッドに入ってちょっとだけ仮眠しようと目を閉じたとき。そんな時が多いと思うのだけれど。
目を閉じていると景色が見えてくる。今日は雪山の景色だった。スキーでやっと一人が通れるくらいの細い、アップダウンの激しい道。クロスカントリースキー競技の道みたいなかんじ。
目が醒めているのは分かっている。夢ほど映像ははっきりしていない。想像だな、とちゃんと分かっている。でも、想像とちょっと違うように思うのはその映像が勝手に進んでゆくこと。その道を、低空飛行で滑っているかのようにその景色は前に進んでゆく。
道はたいてい山あり谷ありになっているので、たまに、山を越えたときに思いもよらない風景が待っていたりもする。
今日は雪山の道を外れて、遭難しそうになった。
これはなんなんだろう。
時々目を開けたりしてみているので夢ではないし、ある程度は私が想像してみようとしていることなのだ。でも、予想もつかない方向に道が伸びていたりするからとっても不思議。
昔、こういう状態のときに飛行機の設計図のことをかなり真剣に悩んだことがあった。知らない用語とかで一生懸命考えていて、知らない形の図がぎっしり書いてある図面を思い浮かべていた。
あれも、不思議だった。
よくそういう横道に、意識がはまってしまうことがある。
叱咤激励。
昨日もドイツへ行く話をしたら軽くお説教をくらう。行動が遅いんだ、と。もっと早く世界に出なさいと言っていたのに。って。今頃気付いたの?って。
ひゃあ。
自分ではわからなかったけれど、大きな転換期、よい流れやチャンスに身を投じる時になると急に邪魔が生じていたよね、と言われた。確かに…スタジオで教えはじめた時とか、NY留学もテロで駄目になったし…こいびととのこととか。
言われてみればそうだなぁ。
そして私もその時別の方向に逃げた、というか別のほうを義理立てた。その邪魔を跳ね返すくらいの強さがそこにはきっと生まれなかったのだからいいんだけど。
やるしかないのだから。
やりたいっていうこの頑固な思いを納得させるまで。
帰りぎわ強く握手をしてわかれた。
男同士みたい。
改札を通るとき少し涙ぐみそうになった。うれしくて。
今日も寒い!
葉っぱがからからと転がって足にまとわりつく。
この季節の空が大好きだ。
うみのはるか
むこうに行って一番心配なのは淋しいこと。
(踊りのことは除いて)
海外から携帯でメールができるローミングなんとかみたいのを調べたけれど何だかとてもお金がかかりそう。今パケ放題でこうしてあちこち見ているけれどこの調子で向こうから覗いていたら何万円もかかってしまう。むむ…。ノートパソコンを買うべきかなぁ。そうしたら何の心配もなく日本と繋がっていられるものね。電話なんかあんまりしないから、メールやこうしてネットで繋がっていればいい。
毎日どんどん忙しくなる。出発の日をだいたい決めたのでその準備はもちろん、会いたい人に会ったり。バレエの発表会もあるし。ぎっしりだから、私の毎日は子供のように長い。よいことだな。
子供の教えのスタジオにもその間の代行を探してくれるよう頼んだ。
何だかちょっとずつ影を残して足をすっと照明から抜いているみたい。淋しいような変な気持ち。なくなる訳じゃないんだけれど、それがちゃんと分かっているからこうしてじっくりとその寂しさを味わう。
今週は毎日ひとに会っている。お誕生日週間。話すことで自分を確認し、綿あめみたいにまとまってくる。今はたぶんそういう時期。そのうちまた、ひとりで自分のなかに沈み、深海を旅するときがくる。ドイツではまさしくそうなるだろうな。
グアムに行ったとき、飛行機のなかで眠らずにずうっと空と海とを見ていた。さよならのことをずっと考えていて、出掛けの雨の中のさくらのことをずっと何度も目蓋の裏に再現した。私が日本に帰ったとき、あのさくらはもう散ってしまっているんだなぁと思うと、私が帰るのを待っていてくれるひとは誰一人としていないきがした。そんなことないのはよくわかっていた。でも私のなかで一番待っていてほしかった人が、待っていてほしかった景色とおなじように淡く消えているのだと。
グアムについたとき、長いながいフライトをしてずいぶん日本から遠くに来てしまったことが本当に悲しくなった。今帰りたくても、どんなに頑張って泳いでも私は日本のあの陸地からはるかとおくに来ちゃったんだ、と…
あのときほんと寂しかった。
次回はあれ以上に遠い。でもきっと、みんながいるからそんなには寂しくない。
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▼SONNETTEさん の6年前の想い。
うん。そうだよね。
どんなに遠くても、この空の下で元気かなあって想いを馳せられる。
同じこの時間の中で生きてゆければ。
うなずき鳥の一日・夜編
その子がドイツ帰りだしドイツ料理を食べよう、ということになって渋谷の道玄坂をずうっとのぼり、大きな道路に行き着いた、かなりはずれのほうのドイツ料理屋さんへ。
扉を開けると大きなスクリーンが目に飛び込む。
そっか!キリンチャレンジカップじゃん!そしてここは軽くスポーツバーちっくなお店だったのか!
知らずに来たのになんだかラッキー。
友達は生ビール、私はビール苦手だけどせっかくビールの国だからとレモネード味のビール。アイスバイン(だっけ…豚肉の塩漬けの煮込んだやつ)に、白ソーセージを頼む。
この生ビールがとってもまあるい口当たりで、小麦の香ばしさが出ていておいしかった。このビールなら私でも飲める!と嬉しくなる。
ドイツ行きの話の前に、まずサッカーに夢中。
後半19分くらいから見たが、かなり押しているのになかなか点数が取れない。ゴール前でもやもやしたり。アンゴラってあんまり強くないんだなあ。ヨーロッパサッカー以外のことはよくわからない(最近はヨーロッパのことも分からないけど)。
大黒を入れたときには盛り上がったけれど、私は松井が好きなので(センスある動きがすき!)松井が決めてくれて本当に嬉しかった。
お店の分厚いテーブルの板を思いっきり叩いちゃった。
で、本題。
結局ドイツにいるその友達がお部屋を貸してくれることになった。日本での家賃より安いよ、っていうから多分7、8万で。
でもそれよりも、友達にはたくさん忠告を受けた。
言葉とかそんなことももちろんだけれど、この年からそんな挑戦をして、この年齢制限ありありの世界で通用するのか?それは誰しもに共通する認識だと思う。私だって、傍から聞いたらたぶん「遅すぎるなあ」って思うだろうから。
でも、いいんだ。
やりたいんだもの。
生半可な気持ちじゃないとは言い切れない。まだ何もわからないから。やってみないと私のこの頭は、気持ちは、納得してくれないみたい。1ヶ月行ってみて分かるものでもないかもしれない。
まあ、いい。
とにかくいってみよう。
1ヶ月そこで暮らしたというだけでもいい。(いや、そんな気持ちで行くわけじゃないけど)
でも実際に外国に良く行くこのお友達と話して、具体的にドイツへの道が決まってきた。同時に不安な部分も分かってきた。
とにかくことば!地下鉄に乗るにも、英語じゃないから出口すら分からないじゃないか。そんなことに私は気付いてなかった。地下鉄はドアが手動らしい。そんなことも知らなかったし。
たくさん失敗したり、回り道したり、そんなのも楽しそうだけど、命だけは無事に戻ってこよう。そのためのことば、それから、友達をつくるためのことばは覚えてゆこう。
