アマヤドリ -166ページ目

くるみ割り人形 2日目




舞台、無事に終わりました。

今打ち上げからの帰り道です。

みんなとわぁわぁ話していた時には感じなかった淋しさが襲ってきました。いつもそう。ほんとに舞台が好きなんだなぁ…。


1日目はぐわぁーっとすべてを出し切って失敗もありミラクルもあり。気持ちをずっと繋げることが自然にできて気持ちが良かった。

2日目の今日は、昨日できたこともそうでなかったこともちゃんとリセットして新しい気持ちで!と思ったら妙な意識が生まれてめずらしく気が散ってしまった。どうした私?という自問を抱えながらの本番でした。…だからってダメなものをお見せしたわけではありません。これは自分の中の反省。

本番ってすごくおもしろいしまた、恐いなぁとも感じました。まさに生モノ。私の知らないところで生きてる。味方になってくれるも、ちょっと意地悪をされるも、それは私次第。



自由に感じるまま、体とこころのままに踊ることしかしてこなかった私がバレリーナのみんなのなかで踊ることはものすごい学び。そういう私をよしとして受け入れてくれる演出家、それから仲間のみんなに感謝です。巡り合えて良かった。

精進して巡り合えて良かったって思われるようなダンサーにならないと、という思いを新たにしました。





私が舞台が大好きで、本番は200%が出せるのは、その仲間たち(スタッフの方々ももちろん含め)とやはり観にきてくれるお客さん、応援してくれる友達がいるから。終わったばかりで興奮してるからとても感情的でアツいこと言っちゃってるみたいだけどほんとにそのとおりだから。

あの気持ちはどうにも表現ができない。あの景色。

あ、だから踊るのか。

全部乗せて踊れているんだったらいいなぁ。

こうして踊るたびに私を取り囲む世界の色は鮮やかになって、吸っている空気はもっと遠くからも訪れる。


舞台袖に引っ込んでどうしたんだろう今日の私、と焦りかけた頃にふと、そうだ、みんなと一緒に踊っているんだ。だから大丈夫。と急に足の裏がふうっと呼吸をした。ほっぺが緩んで暗やみで近くにいてくれる仲間たちが急にいとおしくなる。
終わっちゃうのがいやだな。
もっともっと一緒にいたい。
胸がイッパイになって溢れそうになった。

溢れそうになったものを私は表現する場所がある。表現したいと思える。そのすべを、まだ未熟とはいえつかむべく歩んできた。

そのことがとてつもなく幸せです。


明日からまた頑張ろう。

この気持ちがずっと続いて大事なものをもっともっと大切にできる自分になれますように。


お忙しい中足を運んでくれたりメッセージを送ってくれたみなさん、本当にありがとうございました。



舞台。


思ったより本当に狭かった!


落ちるんじゃないかとひやひやでした。


当日振りが変わったり…





舞台から見た客席。


円形劇場は回転で自分を見失いやすい。


…やもりちゃんみたいな、弱小兵士がいます。





戦闘準備のねずみ仮面たち。

穴が気になるお年頃

ちゅんちゅんです。

肩にとまって耳のなかをかさかさこそこそ!

油断してるとくちびるの間や鼻の穴の中にくちばしを差し込んできたりします。早すぎて回避できない。時々瞳をつつかれるのであまり顔を近づけるのは危険。

もしかして、この子は樹のうろとかの虫を食べたい鳥ちゃんなんだろうか。(でも調べたけど果物を食べる鳥なんだよな…)


今はお母さんがご飯をあげたり昼間も一緒にいるのに、いつまでも私に対しては無条件で甘えようとする。私と一緒なら、嫌いな北側のお部屋にも来るし、寝ていても私の声を聞き分けて「ちゅん」と鳴く。


舞台終わったら、君のことを市役所に聞きに行くね。

くるみ割り人形 1日目


くるみ割り人形、踊ってきました!!


楽屋に行くなり「誕生日おめでとう!」の声でみんなが迎えてくれました。

ToiToiToiのお菓子とか、メッセージもたくさん。

こんなに忙しい中、お誕生日のプレゼントまで選んでくれたお友達も。

本当に嬉しくて仕方なかった。


そんなこんなで朝からハイテンションでした。

嬉しくってじっとしてられない。

今日本番なんだ!っていう喜びと、興奮と、それからちょっとの自分がちゃんと踊れるのだろうか?という不安と。

昨日友達に「私はいつも本番前に100%に仕上げて、本番を200%で踊るんだ。なのに今回は本番でやっと100%だよ…」といったらあきれたように「100%だったら十分じゃないの。一体何を求めてるの」って笑われちゃった。

そうして、ふうっと力が抜けた。

そっか。100%で最高なんじゃない、って。


今日は客席がいっぱいになっていてすごく嬉しかった。

お友達もたくさん見に来てくれたり、お手紙やメールでメッセージを頂いたり。

幸せでした。

幸せな誕生日。

大好きなだいすきな舞台で私の新しい1年が始まるなんて。今年は気合を入れて踊れよ、ということなのかもしれない。



昨日も思ったことだけれどやっぱり私がやりたいことは、誰か、それを受け取ってくれるひとがいないと成り立たないことばかり。(…とここまで書いて相手がいなくて成り立つことってなんだろう?って思っちゃったけど。えっと…それはまた考えよう)

だから、こうして踊れることやそれを楽しみに見に来てくれるひとがいることはなんて幸せなんだろうと思う。

今はまだ気持ちばっかり先走っているのはわかっている。気持ちが光速だとしたら、技術は音速くらいで、おーい!先走りすぎてもう手に負えないんですが…って感じになっちゃってる。

受け取ってくれるひとがもっと私の意図したものを明確にキャッチできるように、もっと磨かなきゃいけない。

受け取ってくれるひとがわーい!って私の光速に引き込まれてしまうように、気持ちの方はもっともっと最大級でいいや。


明日も頑張ります。

もし19時に渋谷、表参道、青山付近に間に合いそうな方、どのバレエ団よりも早い(?)くるみ割り人形を是非見にいらしてください。

この王冠はボスが作ってくれました。忙しいのに…

いつも私ご迷惑ばっかりかけてるできの悪い子なのに…ウウううっ...

ダンサーとしても、先生としても、女性としても、精神的男前代表としても、

とても尊敬しているひと。

★   ★   ★


舞台への励ましや感想、それから誕生日のおめでとうメッセージをどうもありがとうございました。

帰ってきてゆーっくりお風呂につかっていたらちょっともうお返事をして良い時間ではなくなってしまいました。また改めてお返事送らせていただきますね!

ほんとうに嬉しかった。


一緒に踊ったMちゃんからいただいたぶたさん。

手に持ってるコロコロでコリをほぐしてくれる。

働き者。

今日もぶんぶん飛ばしていたら…

むぐ。

とんできた包み紙につつまれてしまいました。

心優しいMちゃんのしわざです。


初ファイヤーキングマグ

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お誕生日に友達が長年使っていたファイヤーキングマグを譲ってくれた。
スヌーピーが大好きなひとなんだけど、ハワイのフリーマーケットで見つけて大事にしていたものみたい。
なんてうれしいんだろう。
初めてのファイヤーキングマグがそんな大切なものなんて…うれしい。

今夜、温かいものを入れて飲もう。
落ち着いて明日の舞台のことをかんがえよ。

明日はねずみちゃん。

とうとう明日は本番。
今回は妙なひっかかりがたくさんあった。迷いもたくさん。それを処理するのを放棄してぼおっとしたりほかのことをしたり。
だけどやっぱりよいものにしたいからなんとか今日までこぎつけた。

迷って、ひっかかって、ぽかーんとすべてがなくなっちゃったように思った2年前。
それからたくさんの手に助け起こされて、ひっぱりあげられて、私もそれをなんとなく手探りしてたらぽんぽんとここまで上向きで来た。
本当の意味で心が震えたり自分を認めたり友達を信じたり世界を見るようになったことが、まだその入り口に立ったにすぎないとしても、でもそれがこの1年ちょっとの私の財産。
財産といってもまだちゃんと自分のものにできてるわけじゃないな。
中学校に入るくらいまで親の運やくれたものの貯金でその子供が成り立っているように。私も自分自身のものにできているとはまだ言えない。
…まだ?
こんな大きくなったのになぁ。いつまでのんびり屋さんでいるつもりなんだろう。

少し、貪欲になろう。
欲を出さないのは私が無欲なわけじゃなくて、自分にがっかりするのが恐かったりなまけてたりするだけの話なんだ。
がつがつ、やってみるくらいがちょうどいい。


本番、観にきてくださるみなさん。
本当にありがとう。
応援の気持ちも、楽しませたいと思う自分へのプレッシャーもぜーんぶ、楽しんでなんらかの答えにするように、がんばります。

だけどテンションはあげすぎず。


友達やかかわってくれるひとがいなければ私はなにをやっても意味がない。
今ふとそう思った。
すごい幸せなことだ。