今回は「1」のもうひとつのカルミックナンバー、「19」のお話です。
「1」には「10」と「19」の2つのカルミックナンバーがあり、人によってはカルミックナンバーを2つ持っているというのは前々回の記事でご紹介した通り。
そして人それぞれのタイミングで10と19のカルマ清算チャレンジが始まるわけですが、10のチャレンジをやらずにいきなり19をやる、ということはなく、必ず
「1」→「10」→「19」
の順番でチャレンジすることになります。
19のカルマ清算チャレンジをする人は、10のチャレンジをクリア済みということであり、逆に言えば、10が終わらない限り19にいくことはない、ということです。
さらに、人によっては今世では19のチャレンジはやらない、ということも全然あり得るそうでして。
確かに数秘チャートを見ていても
「絶対に今回は19までやってやる!」
みたいな人もいれば、
「一応19はあるけど今世は10に専念したい」
みたいな人もいる気がしています。
(もちろんそれぞれ生まれてくる前の設定段階で、の話です)
コアナンバー1の人は、10のチャレンジは必ずどこかのタイミングでやってきます。
が、19は今世の設定と本人の意志次第かな、と思います。
他の数字と違って19は「持ってはいるけど今世では使わない」可能性があるのが面白い特徴だなぁと思う次第。
カルミックナンバーダブル持ちの方は、自分は19をやろうとしてるかどうか、自分なりに予想しながら記事を読むのも一興かも知れません。
19をやったら偉い、やらなかったら失敗なんて話では一切ありませんのでその点はどうぞご安心ください。
「19」のチャレンジテーマは、ざっくり言うと「みんなでやろう!」です。
「10」の「霊的な目覚め」以上に、え?そんなこと?と思われるかもしれませんが、コアナンバー1の人にとっては“みんなでやる”のは思いのほか高いハードルです。
実は10番さんの多くが、“ひとりでやりたい派”の方々。
「1」が会社員で部署のなかで企画を立ち上げたり新規プロジェクトに参加したりしているとしたら、「10」はフリーランスになって自分の裁量で仕事をしている、みたいな感じ。
せっかくしがらみから抜けて色々責任はあれどフリーの身になったのに、なぜ今さらまた他人と一緒にやらなければならないんだと、みんなでやることのメリットよりも、”面倒くささ”や”不自由さ”に気がいってしまう傾向にあります。
特に10の方は自分の“感覚”を羅針盤にして動いているため、その感覚を他人と共有するのは難しく、
「人に理解してもらうことに時間をかけるくらいなら自分でやった方が早い」
となっても不思議ではありません。
また、10の霊的目覚めをしてどんどん感覚がひらいてくると同時に潜在的能力も開花していくと言われており、10をやればやるほどに自分の才能も磨かれていっている状態。
なのでますます「他人に任せるより自分でやった方が良い・早い」になりがちです。
私自身は10を持っていないのでそのへんの心境ははっきりとは断言できないのですが、10持ちの方を見る限り「他人と一緒にやるのは苦手」「ひとりの方が楽」という価値観を持たれている方はわりと多い印象です。
もし10だけだったらきっとフリーランス的な生き方でOKなのだと思いますが、19がある場合は、そこからさらに歩みを進めて、次の領域へチャレンジすることになります。
フリーランス的生き方の次の領域は、さっきもお伝えした通り、“みんなでやろう!”。
別の言い方をすると、“共存共栄”です。
19を持つ方は、元来ビジネス的能力に優れていることが多いと言われています。
その能力が発揮されているかどうかは別として、もともと持って生まれた才能として、そのような力があるということです。
前々回の記事の冒頭でちらっと書いたように、19という数字は非常にエネルギーが強く、“物事を成す力”に溢れています。
その強大な力をどのように使いますか?というのが、19の人にとっての大きなチャレンジテーマになります。
ちなみに「力」とは、腕力のことではなくて、権力とか発信力、推進力、行動力といった社会的に強い影響を及ぼす方面の力のことです。
で、その力の使い方って、きっととても難しいのですよね。
私たちはどうしても「自分には力はない」「そんな能力は持っていない」という方向に考えがちで、「力を持っている者」としての想像がなかなかできません。
ですが、世の中的に力を持っているとされる人、たとえば会社の社長とか政治家とか、そういう方々のニュースや漏れ聞こえてくる話なんかを聞いていると、
”力は周囲を自分に従わせるために使うもの”
という風に認識されている印象です。
自身が絶対的な存在で、周囲は自分のやりたいことを実現するために動く駒で、力はその駒を動かすために使うもの、みたいな。
当然ながらそんな人たちばかりでないことは承知していますが、上記のような意識の人のほうが多数派なんじゃないかなぁと思います。
で、そんな世の中はだめだと批判したいわけじゃなくて、力の使い方ってどうしても「人を動かすために使うもの」になりがちなのだろう、ということが言いたいわけです。
すでにお気づきの方もいらっしゃると思いますが、「自分が絶対で周囲は駒」という意識は「共存共栄」とはかけ離れたものです。
19の人は、社会にインパクトを与えるような力を、自分のためではなく共存共栄のために使う。
そんな高難易度なチャレンジをしようとしているのです。
共存共栄というとなんだかすごく壮大な話のように見えてしまいますが、その中身を分解すると
◎自分の専門分野・強みが確立している
◎自分の苦手分野・弱みを理解している
◎利害を超えて他人を信頼し、頼ることができる
の3つの要素になります。
そう考えると、10のカルミックチャレンジは自分の専門分野・強みを確立するために必要なステップだった、とも言えそうです。
だから、10をやらないと絶対に19にはいかないわけです。
19は残りの2つ、「自分のできないことを理解している」と「それを他人に任せる」に挑戦するわけですが、これもまた簡単なことのように見えてかなり難しいことです。
私たちの多くは自分のパートナーや家族、職場といった身近な人たちとさえ対等なパートナーシップを築くのが苦手だったりします。
自分の強みが分かっている人は相手の弱みに目がいきがちで(だから自分がやらねば、になる)、自分の弱みが分かっている人は相手の強みに目がいきがち(そして自立の機会を逃す)。
無意識のうちに、ついつい私たちは強い・弱いというパワーバランスで人間関係を考えがちなのですよね。
そういう点で、“夫婦”というのは非常に良い「力の使い方の練習の場」であり、実際、19を持つ方のテーマのひとつが「パートナーシップ」だとも言われています。
(もちろん他にもパートナーシップがテーマの数字はあります)
19の人はまず家庭やパートナーとの間で“真のパートナーシップ”を築き、その経験と気づきを糧に、今度は社会のなかで色々な仲間とパートナーシップを結んで大きなコミュニティをつくっていきます。
上も下もなく、全員がお互いに尊重し合った上で自分の力を存分に発揮する。
なんだか綺麗事ばかり並べるうさんくさい求人広告の一文のようですが、でもそんな綺麗事を実現しようとしているのが19なのです。
19の方はぜひ
「自分は『みんなで豊かになる世界』を本気でつくりたいらしい」
ということを頭の片隅に置いておいていただけたらと思います。
まあいきなり世界平和的なことに取り組むというのは極端すぎるので、まずは最初の一歩目として、”身近な人たちとの良好なパートナーシップを築く”というのは、19番さんにとってかなり意義のあるチャレンジだと思います。
「19」に対応するタロットカードは「The Sun」。
「統合」を意味するカードです。
男性性と女性性を統合して大いなる成功を目指します。
男性性と女性性の統合はもちろん自分の内的世界での話ですが、「夫婦協働」という意味でもあるのです。
19の人はわりと家族経営的な働き方をするのもありなんだそうですが、そうお伝えすると大体の19番さんは「ゲッ」って顔をします笑
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