前回に続き、コアナンバー「1」の人が持つカルミックナンバーのお話。

 

前記事でご紹介した通り、コアナンバーに「1」がある人は、必ず「10」というカルミックナンバーを持つことになります。

 

 

 

 

「10」と「1」の違いは、「0」があるかないか。

つまり、この「0」という数字にカルマ清算のチャレンジテーマが隠されているということになります。

 

「0」は主に「無」「空(から)」という意味で使われていますが、厳密には「0(無)という状態がある」ということを示す記号。また、カバラでは「神」を表す数字として扱われており、1~9とはまた違った不思議な個性を持っています。

 

無いけど在る、そして“神”の象徴である「0」。

 

そんな「0」を含む「10」という数のチャレンジテーマは、「霊的な目覚め」です。

 

 

 

 

霊的な目覚めといっても、急に霊的なものが見えるようになるとか、急に何かが“分かっちゃう”とか、そういうオカルトチックなお話ではありません。

 

この世には“無いものが在る”のではないか――つまり、

 

この世界は、目に見えているものが全てではないのではないか。

 

目には見えないけれど、私たちに大きな影響を与えている“何か”があるのではないか。

 

そんな気づき・違和感・ひらめきのようなものが、「霊的な目覚め」です。

 

数秘に興味を持っていたり、すでに学ばれていたりする方からすれば、え?そんなこと?と思われるかもしれませんが、例えばご自身の家族や職場の人、仕事のお客様、といった方々の中で

「この世界は私たちの目に見えているものが全てではないらしい」

という話を聞いて、怪訝な顔をせずに「分かる分かる」となる人がどれだけいるだろうか、と想像してみると、意外とハードルが高いぞ、ということがお分かりいただけるのではないでしょうか。

 

人に言われて「なるほど」と素直に受け入れられるものではありませんし、触ったり見たりして「ほんとにある!」と実感することもできませんし、ただただ感覚的に「確かにある気がする」と思えるかどうか、なのです。

 

当然ながら、そんなものはないと考える人のほうが大半ですし、スピ系な学びに関わっていても、実はそういう見えないものの世界の話には懐疑的だ、なんて方もわりといらっしゃるかと思います。

 

何が言いたいかと言いますと、霊的な目覚めは人から聞いた話や物的証拠などをきっかけにして起きるものではなく、あくまで自分の内的な問題であり、スピ系やっている=霊的な目覚めをしているとかそういう話ではないということです。

 

そんな「人それぞれだし、自分次第」な霊的目覚めですが、コアナンバー「1」の人は、人生のどこかで必ずこの霊性の目覚めをするタイミングが訪れる、と言われています。

「1」を持って生まれた時点で、そういうタイミングを自らの人生に設定している、とも言えます。

 

そして、その目には見えない何かがあるという前提を受け入れた時から、本格的なカルマ清算チャレンジがスタートするのです。

 

 

 

 

霊的な目覚めをしたということは、目に見えない世界(主に自分の内的世界)に意識を向けた生き方をする、ということとイコールです。

 

「この世界は目に見えないものがたくさんあることは分かりましたが、一旦それは無視して生きることにします」は、果たして本当に目覚めたと言えるのか…かなり微妙な気がするので、やはり「目覚め」は「その存在を受け入れた生き方をする」ということになると思います。

 

つまり「10」を持つ人のチャレンジテーマ「霊的な目覚め」の真の意味は

「目に見えない世界(主に自分の内的世界)に意識を向けた生き方をする」

であり、もっと具体的に言えば

「自分の直観に従って生きる」

ということになります。

 

これがチャレンジテーマということは、コアナンバー1の人はこれが苦手だ(苦手な人が多い)ということ。

得意だったら全然チャレンジにならないのでまあ当然といえば当然ですが。

 

「カルマ清算」というものが何なのかイマイチよく分かりませんが、例えばコアナンバー1の人が「どうしても自分の直観を信じることができない」「そんな生き方は怖くてできない」「そもそも直観が何なのか分からない」と思い悩んでいるとしても、その原因や理由を自分に問うても答えは出ない、ということは間違いなく言えそうです。

 

なぜならそれらの思いは、過去世から持ち越してきているものだからです。

 

その思いを抱えるに至った過去の誰かに直接ヒアリングできればなにかヒントが得られるかもしれませんがそれはあまり現実的ではありませんし、たぶん現代の我々が共感できる話でもないような気もします。

 

なので、コアナンバー1の方は「自分には直観に従った生き方はできない、無理、分からない」という思いが根底にありつつも、そこにとらわれることなく直観に生きるチャレンジを続けることがチャレンジだ、ということになります。

 

まあ1の方に限らず、直観に従って生きるというのは難しいですよね。

そもそも直観が何なのかよく分かりませんし。

これが直観かも!と分かるようになったらなったで、エゴ(自我)が巧みに「直観に見せかけた思考」で惑わせてくるし。←これが実は一番やっかい

自分にとって楽しそうな感じの直観は大体エゴのしわざなんですよね。ブツブツ。

 

とまあ謎の愚痴が出てきたところでそろそろこの記事を終わりにしたいと思いますが、最後に、「10」という数に対応しているタロットカードは「The Fortune」。運命の輪、または幸運の輪、と言われているカードです。

 

 

 

 

この絵に描かれている”稲妻”のように、直観は天上の輪から降ってきます。

直観に従って生きると地上の輪(正面に描かれている輪)が回り出し、そのエネルギーが上昇気流となってまた天上の輪がクルクル回って直観が降ってくる。

「10」の世界は、そんな仕組みでできています。

 

直観に従って生きることは、自らの運命の輪を回すこと。

 

「1」が持つ強烈なエネルギーは力強く運命の輪を回し、あなたに人智を超えた世界を見せてくれるはずです。

 

 

 

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