仲間 | チキチキ☆トレイン

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行こうよ愛の終着点

後藤健二さんという仲間が亡くなられました。

彼の自己責任の行動に対して、
賛否両論があります。

中には著名人が
「何てことをしてくれた。」と
彼に自決を求める声を上げていました。
その怒りの声に「いいね」と賛同する声も沢山ありました。


私は、何てことをしてくれたと言うならば、
昨年から人質の存在を知りながら、
人道支援という正義の名の下に
850億円を中東へばら撒いた安倍さんに対して言いたい。

人道援助が軍事援助に勘違いされても仕方がない。

けれども全てが「想定内」のことだったのでは?
とも感じる。

仲間が残酷な形で亡くなり、
世界から様々な声が上がっている。


「極悪なテロリストに制裁(空爆)を!!」


悲しみのあまり、冷静さを失い、
自分の内気が乱れ、
テロ(怒り)のエネルギーという外気に引き寄せられ、
自分では無い自分が「狂気」となり
言動が「凶器(テロ)」となる。


憎しみは憎しみを生む


冷静さを乱し、「本能(判断)」を鈍らせることは
何者かの「思うツボ」かも知れない。
(後藤さんの母親の「奇妙な会見」と言われた発言が全く奇妙では無いことに気づく人たちが増えることを願いたい…気づかない人たちの気持ちも分からなくはないけれど…)


最初の脅迫動画に映る後藤さんは、
目でモールス信号を送っていた。という見方もあった。

「ミステロ」「タスケルナ」

それが本当でも嘘でも私たちは複雑な心境だ。

後藤さんが湯川さんを見捨てられなかった様に、
後藤さんを見捨てられない人たちが沢山いることを
彼は自分の命の尊さがどれほど大きなものだったか
知っていたのだろうか…


個の集合体で創られているこの世で、
自分の選択は自分の責任ではあるものの、
自己責任では決して済まされないと思う。


それ程、どんな命も尊いもので、
この世の存在は全てが仲間であるということを、
私は感じる。


仲間が人質に取られて、
私たちの怒りや悲しみの憤りは
いったい何処から来ていただろうか?

本当に血税をそこに使うなと思っていただろうか?
本心で自決のみを求めていただろうか?

その怒りの「何てこと!」の感情の奥深くに、
「仲間意識」があって
エネルギーが良くも悪くも揺さ振られたのではないだろうか?


相手に投げかけた言葉は
凶器となって自分の気づかない意識に突き刺さる。


相手は鏡。


どんな命も尊い。


エネルギーは常に循環」されている。


そして私たちは「鎮魂」される。


平和を望んでいた仲間の生き様に、
私はどの様に鎮魂されるのだろう…


力か、心か、、


全ての争いによって、
誰が一番得を得て、徳を削るのだろう…。


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ご冥福をお祈り申し上げます。。愛