米ツイッター社は、電気自動車大手の米テスラのCEOの起業家イーロン・マスク氏による買収されることになったらしい。買収額は約440億ドル(約5兆6200億円)にもなるという。SNS大手のツイッター社のオーナーが変わることで今後はどうなるのか?
大統領を追放した米ツイッター
米ツイッター社はトランプ元大統領が米議会乱入になった暴動を煽ったとしてツイッターのアカウントを永久凍結した。「言論の自由」に反するとして追放を不服として起こした裁判も棄却されたが、社会的な悪影響が大きいスピーチ行為を締め出すものとして「よくやった」といえる。
☞ トランプ前大統領の訴え棄却 ツイッター追放判断支持―連邦地裁
米法では言論の自由の侵害とは「政府による言論の侵害にのみ適用される」という解釈らしい。
Twitter_JPのゲス対応に批判集中
米ツイッターに比べてTwitter Japanのご乱行は目に余るものがあり、様々な批判を受けてきたことは有名である。差別を許さない側のアカウントを凍結するなど「差別を支援する気か!」などと強い批判を受けてきた。当ブログでもTwitter Japanへの批判を繰り返してきた。
☞ 差別を助長するSNSに抗議の声【Twitter JP恥を知れ】
抗議の趣旨は、悪質な差別発言や誹謗中傷発言を放置する一方で、それらに批判的なアカウントを凍結するツイッター日本支社の行いは反社会的だろうというもの。当ブログはこの抗議に100%同意する。
筆者も、理由が示されないままTwitter_JPからアカウントをロックされた事がある。「日本固有の文化「忖度」を備えるTwitter_JPは米国のTwitter本社とは別会社?」という書き込みがロックされる理由になるのか理解できない?
☞ Twitter JapanというよりTwitter DPR
見てのとおり、誰か個人を標的に攻撃した誹謗中傷ではなく、Twitter Japanは真っ当な米国Twitter社と同じ会社なの?という論調で、組織の対応を婉曲にやんわりと批判したものです。しかもクエスチョンマーク(?)を付けて断定調を避けています。これが警告を受ける内容なのだろうか?はて?
Twitter_JPによるロックに納得がいかなかったのはトランプと同じ(笑)「権限を行使する以上、説明責任を果たして下さい」と異議を申し立てしてもTwitter_JPは無視を続けていた。Twitter_JPのロック権限を持つ担当者個人は、論理ではなく感情でロックボタンを押していたと思わざるを得ない。
Twitter_JPからの返事は「システムの誤認識」
Twitter_JPに説明責任を果たせ!と異議を申し立ててから1年半ほど経った2021/01/01付けでTwitter Supportから言い訳メールが来ていたので公開しよう。
Case# 0165466560: Appealing a locked account
ご利用ありがとうございます。
ご利用のアカウントのロックが解除されました。ご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
手短に状況を説明いたしますと、Twitterでは、スパムを自動生成するTwitterアカウントを検出して削除するシステムを採用しています。今回、システムがこちらのアカウントをスパムアカウントと誤認識した可能性があります。このような誤認識は、Twitterルールに違反する自動化の挙動の見られるアカウントに対して起こることがあります。
誤認識をお詫びいたしますとともに、またのTwitterのご利用をお待ちしております。
このアカウントは送信専用ですので、また何かありました際には、ご利用のTwitterアプリまたはフォームページから報告を送信していただけるようお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
Twitter_JPは「システムが誤認識した」とテンプレートらしき誠意がない言い訳をしてきた。だが「Twitterルールに違反する自動化の挙動」とはどのような事なのか説明もできないらしい。担当者だけでなくシステムも救いようがないほど大バカで無能だったようだ。
Twitterはパチンコと同じ
1年半後にロック解除したと言われたが、ロックされても何の不便もないしSNSやらなくても何も困っていない。というか、Twitterの書き込みがいかに時間を浪費する無駄な行為であったか再認識できた。ま、依存性があり無駄に時間を浪費するという点でTwitterもパチンコも同じようなものといえる。今さら「誤認識ですた」と言い訳されても、現状のままではTwitterの再開はありえない。
Twitter買収は言論の自由より金儲け
イーロン・マスクのツイッター買収で有料化を含めて何がどう変わるか今のところはハッキリしない。株主を納得させるために5兆6000億円もの大金を投じるぐらいだから、ボランティア精神や物好きで買収した訳ではなかろう。「言論の自由」という大義名分をかざしているが、どこまで本当か疑わしい所がある。まあ、言論の自由化で諸手を挙げて喜びそうなのはDappiぐらいのものか?
イーロン・マスクは「どのような基準でツイートが規制されたのかを明確にすべきだ」としているが、そこの点は筆者も大いに賛同するが挙動の定義や識別アルゴリスムについてきちんと説明してくれるのだよね?新オーナーさん。ま、最低でも無能なTwitter_JPのメンバーの総入れ替えを期待したいところ。
☞ イーロン・マスクは有料サブスクリプションだけでTwitterの売上の2倍をたたき出す計画
Twitterの有料サービスである「Twitter Blue」の加入者を2028年までに1億5900万人に伸ばし、有料サブスクリプションサービスだけで現状の売上の2倍の額を稼ぎ出すことを計画していることが明らかになりました。
マスク氏はTwitterのユーザー数も大幅に増加すると予測しており、2025年には6億人、2028年に9億3100万人に達するとしています。なお、2021年に報告されたTwitterのユーザー数は2億1700万人でした。
イーロン・マスクはツイッターを買収し、一般ユーザーは無料でビジネスユーザーや政治家アカウントの有料化を目論んでいると噂されている。これは、この富豪が買収の目的に掲げる「言論の自由を守る」という考え方に沿わないのではないか?また、Dappiのように企業サイトから書き込む職業工作員を一般ユーザーとするのか問題になりそうだ(笑)
言論の自由と守るべき権利をどう両立させるのか
イーロン・マスクという大富豪が「言論の自由」を掲げてソーシャルメディアを買収するのはどうも危なっかしい。「言論の自由」を標榜するがために、本来規制しなければならないスパム、ヘイト、デマ、誹謗中傷、プロパガンダなどの有害な書き込みを放置したら無法地帯へ戻ってしまう。こうした有害な書き込みを規制しつつ妥当な言論だけを通す高性能なフィルターを設ける必要がある。言論の自由という権利と同時に誹謗中傷されない権利を守ること、そして社会の混乱を招かない義務をどう果たすかが問われる。
欧州連合(EU)は22年4月23日、SNS運営企業などに違法コンテンツへの対応を強化するよう義務づける「デジタルサービス法案(DSA)」に合意した。米欧で巨大ネット企業に対する規制強化の動きが加速しており、マスク氏のSNSに対する考え方は、こうした流れに逆行すると指摘されている
侮辱罪の厳罰化と言論の自由
日本では、言論の自由をはき違えて、SNS上の心ない誹謗中傷が社会問題になった。相次ぐネット上の誹謗中傷に対応して侮辱罪が厳罰化されることも忘れてはならない。ツイッター社への情報開示請求件数は年々増え続けているが、厳罰化に伴い相手方の情報開示の手続きもやりやすくなる。
イーロン・マスクはそういう日本の事情や世界の流れを知っているのだろうか?言論のハードルが低くされたら、誹謗中傷などに歯止めがかからずますます訴訟が増加する。それはそれで馬鹿者が痛い思いをすればよいだけだが、大富豪の金儲けのために社会が右往左往するのも馬鹿馬鹿しい。



















民を真権力者は、自由な言論を制限し、国実から遠ざけ、権力者に都合がいい情報やでっち上げた虚偽情報だけ流しておけば、自分の頭で物事が考えられない民衆は意のままに操れると考えている。特に戦時下では、軍隊の士気を昂揚させ、敵国の不当性や戦争の正統性を主張するなど、国民の戦意向上のための情報操作や宣伝は昔からの常套手段だ。



