Forbes JAPANの次代を担う新星ということで、札幌出身の千葉佳織氏を紹介したいと思います。千葉氏ですが、都知事選に出馬した石丸氏へのインタビューワーでも注目されましたね。

 

それにしても石丸氏のインパクトはすごかったですね~ 


記者からの質問に

「また同じ質問ですか?」

「もう一回言えってことですか?」

といった押し問答は、SNSを中心に「石丸構文」として拡散され、有名になりました。それを選挙戦の戦略とするなら天才的なのかもしれません。

「選挙ドットコムちゃんねる」では、あの攻撃的な言葉を織り交ぜながら話す石丸氏が、穏やかに話していました。

インタビューワーの千葉氏が、事前に相当下調べていたからこそ、質問の内容、掘り下げ方、まとめ方が素晴らしかったからだと思います。



千葉氏の肩書は、「スピーチライター」とのことです。

「スピーチライター」ってあまり聞きなれない職種ですが、最近では全国歴代最年少市長である芦屋市長 髙島崚輔氏に、選挙演説の指導をしたことでも話題になりました。

髙島崚輔氏は、灘高卒、東大中退、ハーバード卒と言う超スーパー学歴ですが、ツイッターに「私の「話」の質を一段階上げてくださった千葉先生」と投稿するぐらいですから、実力が分かるかと思います。

ブログの読者さんは、お仕事されている方も多いかと思いますが、youtubeで千葉佳織氏を検索してみてください。本当に「話し方」勉強になりますよ。

大人ばかりではなく、高校の推薦入試を考えている中学生や、札幌開成中を狙う小学生保護者も必見です。

札幌開成中は市立なので、入試問題は難関私立のような問題が出ないため差が付きにくく、「グループ活動」が合否に大きく影響するとも言われています。

職場でも開成中を受験させたとよく聞きますが、「グループ活動」で撃沈、不合格パターンが少なくありません。

 

千葉氏がスピーチライターになった原体験は、附属札幌中時代にあると言っています。
国語の授業では、「書く」「聞く」「話す」の3つに分かれ、「話す」の授業では、120人の生徒の前で突然指され、その場で自分の考えを語らないといけない授業があります。そこで自分の意見を上手く伝えられた時は、周りから大きな拍手で認めてもらえるという環境が、その後の人生を大きく変えたようです。
学習指導要領に従って授業を行う札幌市立中にはない取り組みですね。

学力トップ層が通う、附属札幌中だからこそ成り立つ授業とも言えます。

千葉氏は立命館慶祥高に入学し、運命を変えたのが担任の先生からあった弁論部への誘いでした。

 

うちの高校に弁論部あったかな??私の中では、弁論部はちょっと敷居が高いイメージです。札幌の公立高では旭丘にありますが、第一、北海、龍谷、日大など私立に多い印象です。私立は、学問だけでなく、論理的思考や表現力を重視しているということでしょうか。

 

弁論部に入れば、論理的思考力、説得力と表現力、ディベートスキルを磨けるようですが、どれも私に欠けている能力ですね。

 

私は、論理的に物事を考え、主張を組み立てる能力がないので、職場で意見を言っても上司、ときには若手に言いくるめられてしまい、打ち返せないのです(涙)。


その後千葉氏は推薦で慶応大学に入学。全国弁論大会で3度の優勝。内閣総理大臣賞を獲得するなど、輝かしい実績を残しました。

卒業後は、スピーチライターとしてのキャリアを積み、現在では起業されています。
千葉氏は、「話し方」の学びを日本の義務教育に組み込みたいと考えていて、自分の人生が変わった「話し方」のトレーニングを、ひとりでも多くの人に知ってもらいたいということでした。いずれ母校の立命館慶祥高に戻り講師になる、いやいや国会議員になるかもしれない人材です。今後千葉氏の活躍が楽しみです!!


8月15日のHBC「学校で聞こう!」に、世永アナが立命館慶祥高を訪れています。

立命館慶祥高は、世永アナの母校でもあります。

難関大学志望が多いSPコースの紹介でした。帰国子女が数名いて国際色豊かなクラスです。生徒へのインタビューでは、先生、友達が変わっている、面白い人が多いのほか、小学生の時の入院した経験から、心と体も治せるような医者になりたいなど、将来の夢を持っている生徒が多い印象でした。

詳しくはHBC公式youtubeに出ていますので御覧ください。自分の考えをしっかりもっている生徒が多いですよ。

立命館愛を語る生徒


クラスの本棚に東大の赤本があるんですよ!!

 

立命館慶祥高は「世界に通用する18歳」をスローガンに掲げています。

中学、高校でも留学プログラムを準備しており、海外研修で本物を見て、本物に触れ、本物を知る。その体験を通じ、自ら考え、問題意識を持ち、将来に繋げていく。人生の進路選択に大きな影響を与えるのも頷けます。

 

道内公立校の修学旅行は、京都、奈良、大阪が定番ですが、昭和から変わっていませんね。費用面等から変えることが難しいのかな。

私は金閣寺で記念撮影したぐらいしか記憶に残っていません。

あとは添乗員さんから「心斎橋は絶対に渡らないでください。抗争がありました。」それぐらいですかね。


修学旅行で、大阪の抗争を見て、抗争に触れ、抗争を知る。

私は「大阪の抗争ヤバいんでないかい」ぐらいしか問題意識を持っていなかったので「どこでも通用しない18歳」になったんですよ。

 

 

なんですかこの立派な施設!!快適そうですね。

 

立命館慶祥は日本国内だけでなく、世界を舞台に活躍できる人材の育成に力を入れているのもわかります。

 

娘ですが、高校入学前は目を輝かせていましたが、今は目に輝きがない、疲れている感じです。
今日も蒸し暑い中部活に行きましたが、なんだかだるそうです。簡易クーラーが設置されていますが、ほとんど効果がないと言っております。

そりゃー湿度も高いし、ぼーっとしますよね。

 

今となっては、娘に立命館慶祥中の受験を勧めてもよかったのかな~と思っています。