HIROのホリスティックヘルス探究記 -23ページ目

HIROのホリスティックヘルス探究記

人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

本日の 「ぷちぷちマクロのススメ」 は、 とりあえず何か作ってみようよ! お料理実践編 をお送りします。

お料理初心者でも気軽に出来る料理と言えば、とりあえずなんでもいいからお鍋に入れて煮てみるものではないでしょうか。

そんな料理は色々あると思いますが、今日は 「ポトフ」 を選びました。
普通 「ポトフ」 というと、ベーコンやソーセージと一緒に野菜が煮込まれているのですが、「ぷちぷち」 であっても一応 「マクロ」 という題名ですので、マクロの知恵も入れながら、ポトフを作ってみようと思います。

日中はまだ暑いですが、朝晩は大分冷え込むようになってきました。ですので、少し身体を温める工夫を盛りこんでポトフを作ります。 
使用した野菜は・・・冷蔵庫の残り物です。
玉ねぎ、人参、マッシュルーム、ジャガイモ、ブロッコリー、生姜、蓮根、そして今日は手羽元を使用しました。
使用した調味料は、白ワイン、欧風だし、塩、塩麹、オレガノ です。

一番初めの「ぷちぷちマクロのススメ」の記事で書きましたが、マクロビオティックは「玄米菜食」である事、ではありません。食べ物の「陰・陽」を使って、季節や体調とのバランスを整えていくのがマクロビオティックです。
いきなり「陰・陽」なんて言っても難しくて分からない事は、経験上分かっています。

し・か・も
マクロビオティックで言う 「陰・陽」 と、一般的に言われている 「陰・陽」 は なんと、逆です
例えば、 夏は陰性の季節 と、マクロでは習いますが、一般的な陰陽では逆の陽性の季節なんです。マクロのみ他と逆の事を言っているんです。
逆って何それじゃあ、全てが矛盾になるじゃん と、思い、卒業校に電話をして質問しましたが、先生もはっきりとした答えはしてくれませんでした。
でも、何となくわかります。なぜ逆に言っているのか。
意味のない事ではないんです。周囲と自分とのかかわりから、陰陽を逆に考えた方がマクロでは都合が良い、という事なんだと思います。ただやはり、「こうだから」、という明確な言葉での説明にまではまだ至れていないワタシであります。ごめんなさい。

以下、陰陽の説明は、全てマクロ式の陰陽を用いてになりますのでご了承くださいね。

さて、身体を温める、という事に、そろそろ興味がわく季節になってきますね。
何が身体を温めるのか、を知っておくと便利だと思います。

基本的に、地面より下に出来るもの・・・つまり根菜類は、葉野菜よりも陽性です。 「陽性」 というのが、身体を温めるためのキーワードです。 陽性の物は身体を温めるというわけです

今日使用した野菜の中では、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、生姜、蓮根は全て根菜です。

キノコ類は基本的に「陰性」 つまり身体を冷やすものです。
マッシュルームは陰性です。
ブロッコリーも根菜よりも陰性です。

じゃあ、陰性の物を陽性にしていくためにどうするか、というと、煮込むわけです。
今度は、野菜自体の陰陽ではなく、 調理法による陰陽を活用します。

生で食べるのは陰性です。それに対して火を加えていくと陽性に変化していきます。


つまり、「陰陽」 というものは、その状態によって変化するものである、という事です。

陰性のマッシュルームとブロッコリーを、陽性化させたいならば、煮込めばいいのです。
最も陽性な調理法は 「圧力なべ」 です。
今の季節に圧力なべでは陽性すぎるので、 圧力をかけずにやわらかくなるまでとにかく煮込む程度の陽性に、今日はしておきました。
そうです。同じ 「陽性」 にも、これまた等級のようなものがあるという事です。 ものすごく陽性、ちょっと陽性、みたいな感じとでも言ったらいいのでしょうか。


陰陽は奥が深くて難しいので、今日はこのくらいまででやめておきます。
とにかく、根菜類と、よく煮込んだ料理は身体を温める、と、思ってください。
ただ一つ要注意な事は、よく煮込んであっても、スパイシーなものは身体を冷やします。どんなにに煮込んであってもダメです。反対の変化が起こってしまうので、これは先に警告しておきます。


さて、味付けには手抜きをして、「コンソメ」 のような粉末の調味料を使ってしまいます。
コレです。

普通のスーパーにはないんですね。化学調味料も、動物性の素材も入っていません。健康食品店か通信販売で購入しています。動物性の物が入っているかいないかよりも、おいしいし、安心して使えるので買っています。


あと、今日はこれも使ってみました。

発酵食品は酵素を含んでいます。現代の食事にかけている酵素を補う事が出来る発酵食品は進んで摂取したい食品です。


スープの中に小さじ1杯ほど加えてみたところ、味がまろやかになりました。一味違うポトフになりました。

出来あがりはこんな風。

普通のごった煮という感じです。

手羽元は、家族1人に1本の割合で配膳しますが、私は食べません。
もともと肉があまり好きではないだけです。
ベーコンやソーセージなどの加工肉は、「肉」に何かしらの手を加えているので私はあまり使いません。加工が多い分、自然な食品ではなくなっているからです。


アレルギーなどがあるわけではないなら、スープに動物性が入っているのは気にすることはないと思います。動物性の物から出たダシには、植物性の物には無いアミノ酸やコラーゲンが含まれていますから、私はおいしく頂いています。


色、切り方、味つけなどなど・・・によっても陰陽は変化しますが、ひとまず今日はこんなところまでにしましょう。
難しいですね。でも、本当のマクロって、玄米菜食じゃあないんだよってこと、覚えてくださいね


寒い日があったら、身体を温めるポトフをあなたも作ってみませんか







10月13日、14日と「笑いヨガ」のリーダー研修に行ってきました。

「笑いヨガ」を初めて知ったのは、2007年の年末にNHKで放送された「菅野美穂 インドヨガ聖地への旅」という番組だった事をはっきり覚えています。菅野さんがインドの公園で、ただ笑っているグループに出逢い、「なにこれ~ 笑いヨガって言うんですって~!!」と紹介していました。 ネットで調べても、その頃にはまだ日本に笑いヨガはなかった事も覚えています。

それから数年が経ち、最近TVで「笑いヨガ」という言葉を聞くようになったので、ネットで検索してみたところ、知らないうちに「日本笑いヨガ協会」まで出来ていて、なんと研修まで行なわれているではないですか!!これは行かなくては、と思い、行ってまいりました

笑いヨガは、いわゆる「ヨガ」とは違います。笑いを使った「健康体操」です。ですのでヨガのポーズは一つもやりません。でも「ヨガ」という名前がついているのは、ヨガの「呼吸法」は行なうからです。笑うといても面白いから笑うのではなく、「ハハハ、ホホホ」と、声を出した作り笑いをするのです。それでも身体(脳)は、作り笑いと、本当に面白くて笑った笑いとの区別がつかないため、身体に与える効果としてはどちらも同じであるという科学的根拠がちゃんとあります。
声を出しながら笑う事で自然と呼吸が深くなり、酸素を体内に沢山取り入れ、健康と活力を感じられるようになります。
1995年にインドの医師が最初はたった5人で始めた笑いヨガでしたが、今では全世界70ヶ国以上で行なわれています。

やることは本当に、正直言って「馬鹿らしい」。
ただただ飛行機で飛ぶまねや、飲み物を飲むふりをしたりしながら 「ハハハハハ」 と大きな声を出して作り笑いをするわけです。
プライドがある方や、バカにしてしまう方には出来ないと思います。


でも、その「プライド」や「強い自尊心」があるからこそ、「ストレス」を感じたり、「執着や摩擦」が生じたりして苦しいのではないでしょうか?
その様なものは、大人になってから自分にくっついいたものであって、子供のころには無かったものではないでしょうか?
大人になってからは、子供の頃のように笑えなくなったのではないでしょうか?


ただ大声で笑ってみるなんていう事は、バカバカしいのは分かっているんです。分かっているけど、笑いがもたらすよい事が沢山あるという事も分かっているから、とりあえず「子供心に返って」笑ってみるんです。頭でつべこべ考えることをやめて、ただ子供のように笑ってみるんです。面白くて笑っている人なんていないんです。
先生もおっしゃっていました。 「笑いヨガをやりたくて来ている人なんていないんです。みんなそうなんです。ただ健康になりたいんです。だから来ているんです、だから笑っているんです」と。

子供は1日に200回も300回も笑うのだそうです。ほんの少しの事でも笑う事が出来るんです。笑う時にいちいち笑っていいのか悪いのかなんて考えません。それが大人になると体裁やらプライドやら環境やらに縛られて、1日に1度も笑わないなんていう事も起こってきます。なので、笑いヨガでは「子供に返るおまじない」という、これもまたしょうもないものなんですが、左脳を使って「考える」という事をせずに右脳のみを使わせ、「考えずに笑う」ためにこの「おまじない」をします。それを何度もやりながら「笑い体操」を繰り返していきます。


笑う時には、ただ笑うのではなく、必ず何かしらのジェスチャーを組み合わせて笑います。先ほども出たように、飛行機のように飛ぶまねをしながら笑ったり、バナナをむくふりをしながら笑ったりします。実はそれが無理なく肩や胸部など、普段動かしていない所を動かす体操になっているのです。笑いヨガでは腕を大きく上にあげて万歳することが多いです。これは肩を動かし胸を広げ、笑い声を出しながらゆっくり吐くという事を繰り返し行う事で、現代人が陥っている姿勢の悪さ、猫背から来る呼吸の浅さ、それによる内臓の動きの低下を改善するためなのです。
また、笑わなければ、表情も暗くなります。顔の筋肉も使わなくなります。私は歯科医ですので、「最近ほっぺの内側をよく咬むようになってしまいました」なんて言う訴えはよく聞きますが、顔だって筋肉を使わなければ、どんどん下にたるんできてしまいます。たるんだものは咬みやすくなってしまうことはお分かりかと思います。
笑いヨガで笑ってみると、いかに自分が顔の表情筋を使っていなかったかを実感して頂けると思います。


簡単に、笑いヨガを続けることによって、期待される効果をまとめてみますと、笑いヨガで酸素を沢山取り入れることで、血流が活発になり、新陳代謝が良くなります。傷は治りやすく(実際私は出来かけていた口内炎がす~っとひいていきました)、細胞もイキイキし、お肌のつやも良くなります。
お顔に表情が出来、これもまたイキイキと感じられます。
笑う事で気分転換も出来、新しいアイデアが出てきたり、ネガティブだった思考がポジティブに転換される事も多いと思います。
骨格的にも胸を開く為、姿勢がよくなり肩凝りが改善され、内臓の筋肉も鍛えられ、臓器の調子も良くなります。

必ずしも全てが起こるとは限りませんが、十分可能性はあると思います。


それに「笑いがもたらす健康」という事については、かなり多くの研究がなされていて、確かに笑う事は健康に役立つのだ、という結果が沢山あり、正直びっくりしました。

その様な健康体操に加えて、「ヨガの呼吸法」をいくつか、時間をたっぷりかけて行なっていきます。これは交感神経と副交感神経のバランスをとるためです。

そして最後にたっぷりとリラクゼーションの時間もとります。

笑いヨガはかなりテンションが上がる事もあると思います。普段笑う事のない長い時間を笑う事に費やすので、交換神経が高ぶってしまい、慣れないうちは眠れなくなる方もいらっしゃるそうです。そういう事を防ぐために長めのリラクゼーションが最後に入ります。


日本笑いヨガ協会の笑いヨガリーダーの研修を受け、ちゃんと「笑いヨガ」が教えられるように勉強してきました。認定書、頂いてきました。



「ホリスティックヘルスケアルームHIRO」でも、1週間に1クラスの割合で、「笑いヨガ」のクラスを開こうと思っています。

バカらしいですよ
でも、笑ってみましょうよ。 きっとあなたの人生が 「喜び」 で満たされるはずです。
あなたの心の持ちようで、「喜び」 に変えられるものなんですから
「これを聞くと元気が出る」 とか 「これを見るとやる気が出る」 とかいう ”なにか” をお持ちの方はきっと沢山いらっしゃると思います。

私の ”なにか” は、 コレ ↓  です。

特に好きなのは 「仏教入門」 と 「仏教的生き方」 です。その二つを再編集してまとめたものが「仏教の思想」という一番大きな本です。

私は特別信仰している何かがあるのではありません。
自分を頼りに生きている「自分教」を信仰しているくらいです。

ただその「自分」のもとになるのが、お釈迦様の教えであることが多いです。


普通、ヨガを行う人=ヨギ なら、こっちなんでしょうけど・・・

「ギータ」は難しいです

「インテグラルヨーガ」は良いですね!
お釈迦様の言葉と同じように迷った時に導いてくれる事が沢山あります。

当たり前ですね。まあ諸説あるようですが、お釈迦さまさえ手本にしたかもしれない「ヨガ哲学」がコレなんですから

でも、やっぱり一番最初に出した本がいいと思えるのは

実は中が漫画で分かりやすいからなんです


先日久しぶりに「マンガ 仏教の思想」を手に取った時、中を見るまでもなく、ついている「帯」のお釈迦様=仏陀 の言葉で 「ああ、そうだな」と、少し迷いがあった心を後押ししてもらったように思いました。

帯には

「俗世の価値基準に縛られ、皆に遅れまいとしている者は、間違いなく苦しい」

「智者は ”今” を生きている。だから毎日が輝いているのだ。愚者は昨日を悔い、まだ来ぬ時を憂い、 ”今” を見ようとしない。」

と書かれていました。お釈迦様の教えです。

12月から夜間診療を始めよう。来春からは、ヨガを中心とした「ホリスティックヘルスケアルームHIRO」を始めようと思いながらも、歯科診療スタッフを募集してもほとんど募集がないという現実を聞かされて、スタッフがいないなら始められないじゃん・・・と、思ったり、HIROをオープンしたら来て下さる人はいるのだろうか、と思ったり、不安や落胆が渦巻いていましたが・・・


帯の言葉を見て、「ああ、そうだな」

スタッフが一人もいなくても、私自身はいるんだから、とにかく診療は始めればいいんだよな。
スタッフがいないと出来ないという「俗世の価値基準」を捨てればいいんだよな。
ヨガルームだって、沢山の人が来てくれるのが成功、という基準や、沢山の生徒さんがいるクラスに追いつこうなんていう考えを捨てればいいんだよな。


と、思う事が出来ました。

私の歯学部時代の友達は、あえてスタッフを一人もとらずに一人で診療しています。
「診療は大変な時もあるけれど、一人で出来ない治療は何もないし、スタッフがいないから、なんでも相談しやすくて良いと言ってくれる患者さんも沢山いるよ」 と、彼は話してくれました。


そうよね


アンダーザライトヨガスクールでヨガティーチャ―の勉強をしている時に、今では大人気のHIKARU先生が、こんな事を話してくれたのを思い出しました。

「クラスをやりに行って、一人も参加者がいないこともあったけど、そういう時はそのクラスの時間全部が自分の為のスペシャルトレーニングクラスになるのよ」


そうよねそうよね


心にずっとある、ワタシ哲学 「人生に無駄な事なんて一つもない」 も付け加えて考えて、
とにかくやってみようと、思う事が出来ました。
先の不安ばかりを考えて 「今」 を見失いそうになっていました。

沢山の方に来て頂きたい、とは思うけれど、「1人」 を大事にする事を忘れてはいけないなと、それは患者さんもそうだし、スタッフもそうだし、生徒さんもそうだし、何に対してもそうだなと、忘れそうになっていた事を思い返す事が出来ました。

無駄な事なんて何もないんだから、「今」を一生懸命に、輝いた毎日を過ごしていこうと思います

前を向いて頑張っていきます。これからもどうぞよろしくお願いします