身体を温めるポトフ | HIROのホリスティックヘルス探究記

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人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

本日の 「ぷちぷちマクロのススメ」 は、 とりあえず何か作ってみようよ! お料理実践編 をお送りします。

お料理初心者でも気軽に出来る料理と言えば、とりあえずなんでもいいからお鍋に入れて煮てみるものではないでしょうか。

そんな料理は色々あると思いますが、今日は 「ポトフ」 を選びました。
普通 「ポトフ」 というと、ベーコンやソーセージと一緒に野菜が煮込まれているのですが、「ぷちぷち」 であっても一応 「マクロ」 という題名ですので、マクロの知恵も入れながら、ポトフを作ってみようと思います。

日中はまだ暑いですが、朝晩は大分冷え込むようになってきました。ですので、少し身体を温める工夫を盛りこんでポトフを作ります。 
使用した野菜は・・・冷蔵庫の残り物です。
玉ねぎ、人参、マッシュルーム、ジャガイモ、ブロッコリー、生姜、蓮根、そして今日は手羽元を使用しました。
使用した調味料は、白ワイン、欧風だし、塩、塩麹、オレガノ です。

一番初めの「ぷちぷちマクロのススメ」の記事で書きましたが、マクロビオティックは「玄米菜食」である事、ではありません。食べ物の「陰・陽」を使って、季節や体調とのバランスを整えていくのがマクロビオティックです。
いきなり「陰・陽」なんて言っても難しくて分からない事は、経験上分かっています。

し・か・も
マクロビオティックで言う 「陰・陽」 と、一般的に言われている 「陰・陽」 は なんと、逆です
例えば、 夏は陰性の季節 と、マクロでは習いますが、一般的な陰陽では逆の陽性の季節なんです。マクロのみ他と逆の事を言っているんです。
逆って何それじゃあ、全てが矛盾になるじゃん と、思い、卒業校に電話をして質問しましたが、先生もはっきりとした答えはしてくれませんでした。
でも、何となくわかります。なぜ逆に言っているのか。
意味のない事ではないんです。周囲と自分とのかかわりから、陰陽を逆に考えた方がマクロでは都合が良い、という事なんだと思います。ただやはり、「こうだから」、という明確な言葉での説明にまではまだ至れていないワタシであります。ごめんなさい。

以下、陰陽の説明は、全てマクロ式の陰陽を用いてになりますのでご了承くださいね。

さて、身体を温める、という事に、そろそろ興味がわく季節になってきますね。
何が身体を温めるのか、を知っておくと便利だと思います。

基本的に、地面より下に出来るもの・・・つまり根菜類は、葉野菜よりも陽性です。 「陽性」 というのが、身体を温めるためのキーワードです。 陽性の物は身体を温めるというわけです

今日使用した野菜の中では、玉ねぎ、人参、ジャガイモ、生姜、蓮根は全て根菜です。

キノコ類は基本的に「陰性」 つまり身体を冷やすものです。
マッシュルームは陰性です。
ブロッコリーも根菜よりも陰性です。

じゃあ、陰性の物を陽性にしていくためにどうするか、というと、煮込むわけです。
今度は、野菜自体の陰陽ではなく、 調理法による陰陽を活用します。

生で食べるのは陰性です。それに対して火を加えていくと陽性に変化していきます。


つまり、「陰陽」 というものは、その状態によって変化するものである、という事です。

陰性のマッシュルームとブロッコリーを、陽性化させたいならば、煮込めばいいのです。
最も陽性な調理法は 「圧力なべ」 です。
今の季節に圧力なべでは陽性すぎるので、 圧力をかけずにやわらかくなるまでとにかく煮込む程度の陽性に、今日はしておきました。
そうです。同じ 「陽性」 にも、これまた等級のようなものがあるという事です。 ものすごく陽性、ちょっと陽性、みたいな感じとでも言ったらいいのでしょうか。


陰陽は奥が深くて難しいので、今日はこのくらいまででやめておきます。
とにかく、根菜類と、よく煮込んだ料理は身体を温める、と、思ってください。
ただ一つ要注意な事は、よく煮込んであっても、スパイシーなものは身体を冷やします。どんなにに煮込んであってもダメです。反対の変化が起こってしまうので、これは先に警告しておきます。


さて、味付けには手抜きをして、「コンソメ」 のような粉末の調味料を使ってしまいます。
コレです。

普通のスーパーにはないんですね。化学調味料も、動物性の素材も入っていません。健康食品店か通信販売で購入しています。動物性の物が入っているかいないかよりも、おいしいし、安心して使えるので買っています。


あと、今日はこれも使ってみました。

発酵食品は酵素を含んでいます。現代の食事にかけている酵素を補う事が出来る発酵食品は進んで摂取したい食品です。


スープの中に小さじ1杯ほど加えてみたところ、味がまろやかになりました。一味違うポトフになりました。

出来あがりはこんな風。

普通のごった煮という感じです。

手羽元は、家族1人に1本の割合で配膳しますが、私は食べません。
もともと肉があまり好きではないだけです。
ベーコンやソーセージなどの加工肉は、「肉」に何かしらの手を加えているので私はあまり使いません。加工が多い分、自然な食品ではなくなっているからです。


アレルギーなどがあるわけではないなら、スープに動物性が入っているのは気にすることはないと思います。動物性の物から出たダシには、植物性の物には無いアミノ酸やコラーゲンが含まれていますから、私はおいしく頂いています。


色、切り方、味つけなどなど・・・によっても陰陽は変化しますが、ひとまず今日はこんなところまでにしましょう。
難しいですね。でも、本当のマクロって、玄米菜食じゃあないんだよってこと、覚えてくださいね


寒い日があったら、身体を温めるポトフをあなたも作ってみませんか