HIROのホリスティックヘルス探究記 -22ページ目

HIROのホリスティックヘルス探究記

人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

前回の「teateセラピー®との出会い」に引き続いて、私の行なうteateセラピー®について「その1」を書いていこうと思います。


teateセラピー®は、エステでもマッサージでもありません。
私は「”歯科”医師」であって、整体師でも療法士でも、ましてや”歯科”のつかない「医師」でもありません。なので、teateセラピー®は治療ではありません。施術です。


痛いところや悪いところを直接治す事が目的ではなく、身体の動きが鈍っているところを動きやすくし、身体に本来備わっている大切なリズムを整え、自らが持つ身体の力を十分に発揮できるようにしていく事を目的としています。
「自然治癒力」という言葉を聞いたことがない方はいないのではないかと思いますが、これは人間には皆備わっている力です。
ただ、その力が十分に発揮できる人と、とても弱い力しかない人がいます。例えば口内炎が出来やすい人、出来たらなかなか治らない人は自然治癒力が低下しています。
その違いはなんでしょうか?


それは、「流れ」です。


人間の身体には色々なものが流れています。血液、リンパ液が一般的かと思いますが、その他にもホルモンもあるし気もあるし、「脳脊髄液」というものもあります。
私の行なうteateセラピー®の目的の1つは、これらの流れを良くする事があげられます。
脳脊髄液についてはあとで説明をしますが、これらの流れが良くなったら身体の調子が良くなってくことは想像して頂けるのではないでしょうか?


2つ目の目的は、知らず知らずのうちに硬く動きにくくなっている身体の部分をほぐし、身体の可動性を高める事です。
先日、何名かの介護福祉士さんや、ヘルパーさんとお話をする機会がありました。その時に皆さん、口をそろえておっしゃっていたのが「バリアフリーの家は良くない」ということでした。階段をなくし、家具の高さを低くし、動きやすくした結果・・・動けない人を増やしてしまったのだと。これは既に動けないご老人には良かったのでしょうが、動けなくなってしまったのは、その家族です。いかに階段を上り下りする事が日々の運動になっていたのか、高い物を取ることが身体を動かす事に繋がっていたのか、楽をして身体を動かさない事がどんなに身体を悪くしていくのか、という事を物語っているのではないでしょうか。


動かさない部分は動けなくなります。動けない部分をかばって動ける部分が無理をして動きます。その結果、姿勢の変化、痛み、さらに筋肉の委縮硬直、浅い呼吸、循環の低下、自分の分野で言うなら咬み合わせの変化や顎関節症、顔の歪みが起きてきます。痛みのある部分は弱い部分です。動かしていない部分か又は動かせない部分をかばって動かし過ぎている部分です。
それを病院に行って治さなきゃ、とか、薬を飲んで治さなきゃ、では、根本的な「治す」にはならない事に気付いて頂きたいです。
いつも言う事ですが、急性の症状がある時には迷わず病院に行くべきです。西洋医学の一番の得意分野は急性症状です。我慢していたら次の何かが引き起こされますので我慢せずに病院に行くべきです。
それが治まり慢性化の状態になったのなら、自分に眼を向けてみる事をお勧めします。
慢性化の原因は自分にあるからです。
顎関節症も咬み合わせの変化も、全部ではないですが、多くの場合原因は自分にあります。気付いていないだけで。


それをteateセラピー®で治せます、なんて言いません。
何か一つの事をやったら万事がうまくいくなんてことはないと私は思っています。
だから私は、私が提供できるものとして「ヨガ」も併用して考えます。
どこかに行って誰かに何かをしてもらってそれで全てが治る・・・事はないですよね?
自分の為には自分が何かをしなくては、良くはなりません。
病気になったら良い病院探してそこに全部お任せで・・・という、人に頼りがちなタイプの人は、残念ながら病気になりやすいです


姿勢の変化、筋肉の変化に対しては、teateセラピー®だけでは対応できません。以前「ヨガシークエンス」のブログでも書きましたが、私の行なうヨガのクラスは、ポーズをきれいにとることや、沢山身体を曲げる事が目的ではなく、無理なく身体を使えるようにする事、使っていない筋肉を使えるようにしていくことが目的です。ヨガのクラスだけでもそれが出来るように組み立てていきますけど、そこにteateセラピー®を併用して頂く事でより硬かった部分が動かしやすくなるというメリットが生まれます。
身体が動かしやすくなれば今まで動かさなかった部分の筋肉も使えるようになり、筋力も出てきますし骨格も姿勢も変化していきます。呼吸も深く出来るようになり、筋肉はポンプですから、循環も良くなります。
でもteateセラピー®で起こる変化は微々たるものです。しかし、微々たるがゆえに気付かないものが実は良くも悪くも大きな変化を起こしているわけなんです。悪いほうの変化が先に述べた気付かないうちに筋肉が委縮硬直していく変化ですよね。と、同様に、微々たる変化を与えることで、動かなかった筋肉を動かせるようにしていく事も可能だという事です。
大きく変化させれば凄く効果があったように思えて良いと思いますが、これはまた身体の別の部分への負担を大きくしている事になります。うまい話はないんです。しかし、微々たるものを上手く使えば大きな成果が得られるんです。微々たることで身体に変化が起こる事はヨガのクラスの中で身体をもって体験して頂けるようにヨガクラスのプログラムに入れていますので、感じて頂くと良いと思います。(ヨガのクラスは正式には2013年から行ないます)


さらに「気」の流れですが、これはteateセラピー®でもある程度改善できます。
しかし残念ながら、私には特殊能力はありません。ヒーラーでもありません。自己啓発セミナーを開いているわけでもありません。気の流れはteateセラピー®でも改善出来ますが、メンタル面に深く入り込み操作することは出来ません。精神面だってやっぱり自らの意志や力なくして変わる事はないと私は思います。
唯一私に出来るメンタルチェンジのお手伝いは「笑いヨガ」だけです。バカらしいけど「笑いヨガ」はメンタルに作用します。ただ、「笑いヨガ」に参加する事が出来れば、の話ですが。


ヨガの話はまた別項目で書くつもりです。


今日は「teateセラピー®~その1~」ですのでこの辺までにしておきます。
それでもかなり長くなってしまいました。
次回は具体的に先ほど出てきた「脳脊髄液」あたりの話を交えて、私の行なうteateセラピー®ではどういう事をするのか、を話そうと思います。
それではまた
teateセラピー®とは何か、どんなものなのか・・・
本来なら「ホリスティックヘルスって何?」を説明すると同時位に説明すべき事だったと思います。
いや、ずっと思ってました。
ヨガやマクロビオティックに比べて、知名度が低いと思われるものだから、「これからteateセラピーをやっていこうと思ってます」と言ったなら、それが何なのかはすぐにでも説明すべきであったはずです。

でも、出来なかったんです。

私が「teateセラピー®」を初めて知ったのは、もう7~8年前のことです。
その頃の私は、「歯医者だけやっていても人を真の健康には導けない」と思い始めていたころでした。そんな時にネットで身体の事について色々調べてい見ていると、偶然ブログ?みたいな物に出会いました。そこに書かれていた文の一つ一つは覚えていません。ただそのブログの文の温かさというか・・・言葉では説明できない不思議なものを感じました。上から目線ではなく、啓蒙でもなく、なんだかすごく納得のいく、ああそうだねそうだよね、と深くうなずけるような事が書いてありました。身体の事についてです。

それを書いていたのはアンダーザライトリトリートの先生でした。アンダーザライトリトリートは現在ではホリスティックヘルスケア研究所(オーガニック整体院)と名称変更をしていますが、まだアンダーザライトリトリートの時代の話です。

その時既にアンダーザライトリトリートでは「teateセラピー」という施術があり、受けに行く事も可能でした。その、感銘を受けたブログを書いていた先生に会いに行く事も出来たのに、行かなかったのはなぜなのか・・・分かりません。その先生こそ、teateセラピーの生みの親です。

それからまた2年くらいの経過があり、ブログは時々見てはいたものの施術を受けることなく過ごしていました。そうしているうちにteateセラピーを教えてくれる講座が開かれるようになり、あのブログに書かれていたものは一体何なのか是非知りたいと思い、講座に参加しに行きました。でも時既に遅し。teateの生みの親である先生は既に退職なさっていました。

しかし、その後あとを引き継いだ先生方にteateを習い続け、そうして現在のホリスティックヘルスケア研究所の皆さまと知り合いになり、今の私があるわけです。

ただ、最初のブログを見た時の衝撃?にも似たような感覚が今でもしっかり私の中には残っています。私にとってのteateの原点はやはり、このブログなんです。だから、そのブログを書いていた原点の先生を無視して「teateセラピー®とはこういうものです」と、言う事が出来なかったわけです。

生みの親の先生にお会いしたことがないか、と言うと、いいえ、たった1度だけ会いました。
それももう4年ほど前ではないかと思います。
最初にteateを一緒に習っていた仲間の紹介で先生の話を聞きに行く機会が1度だけあったのです。
この先生も現在でも「てあて」をなさっています。
ホリスティックヘルスケア研究所は「teateセラピー®」で、こちらの先生は「てあて」です。
私は両方を知っている数少ない人の中の一人だと思います。
いまだに「てあて」を受けた事はないのですが先生とは縁がないようで、そうでもなく、お会いしたのは本当にたった1度、ほんの数時間だけでしたが、先生は私を覚えていてくれました。

実は先日先生にメールをしました。覚えていてくれないと思っていましたが、なんと私がメールをする数日前に、先生は偶然「竹内歯科医院」のHPを見て、私を見つけ懐かしく思っていたそうです。偶然?いいえきっとタイミングです。
私からのメールもずっとしようと思いながらもなぜか気が進まず、よし、今だ!と思ってメールをしたのがこのタイミングだったのです。
その時やっと、「私はこれからteateセラピー®をこんな風にやっていこうと思います」と伝える事が出来ました。本来は伝えなくてもいいものですが、やはり、私の中での、teate創始者へのけじめとして、私流teateをやらせて頂きますというあいさつをしてからでないとそこから先に進めなかったわけです。

前置きが長くなりましたが、teateセラピー®は、最初はなんで効果があるのかはっきり分かっていませんでした。でも効果がある、そして誰にでもできる、やってみましょう、みたいな感じがありました。ですので、「私、teate出来ます」と言う人が10人いたら10人とも違うteateをするかもしれません。
私も最初は「これでいいのかな?」と、思いながら練習していましたが、そんな迷いながらやっていた時でさえ、効果はちゃんと出ていたので、ああ、これでも効果はあるんんだ!と思っていました。でもなぜなのか、それが分かるまでは仕事レベルには出来ませんでした。
しかし、しつこくホリスティックヘルスケア研究所に通って色々と教えていただいたおかげで、やっと、やっと、「ああ、これだ」と思える「私のteateセラピー®」が出来あがりました。それをこれからは熟成させていくわけですが、何が「私のteateセラピー®」なのか、何をするのが私がこれから行なって行く「teateセラピー®」」なのか、その説明がやっと出来る準備が整いましたので、次回説明させて頂きます。今日のタイトルは「teateセラピー®との出会い」ですので、今日のところはここまでで終わりになります。あしからず


蓮根は呼吸器に良いとされています。だんだん寒くなってきましたので咳がでたりしている方もいらっしゃるのではないでしょうか?
これからの季節に蓮根を入れたマーボー豆腐を「ぷちぷちマクロ」流にご紹介します。
マーボー豆腐の素を使わなくても、マーボー豆腐って案外簡単にササッと出来ちゃいますよ

今回使用した材料(5人分)はこんな感じです

長ネギ1/2本、シイタケ30g、蓮根110g、生姜一かけ、ニンニク一かけ、木綿豆腐1丁、鳥のひき肉70gです。
ちなみに、私は普段は分量は計りませんが、今回は適当に使った材料がどのくらいであったのかをあとから計測したらこの分量だったというだけですので、○グラムとかいう分量にこだわりはないです。
動物性の鳥のひき肉も使用しています。家族5人分で70gですので、一人あたまでは14gです。問題になるような量ではないと思いますが、どうしても動物性を取りたくないのであれば、ひき肉の代わりにこういうものを使用すると良いと思います。

小麦粉のネバネバ成分グルテンを抽出した物です。乾物タイプで水で戻すものもあります。缶詰の物はある程度味がついているので使いやすいかもしれません。とは言うものの、味はひき肉とは違いますよね・・・あくまでも感触を肉に似せていると思って頂けると良いと思います。

あとはニラとかきくらげとか、なんでも冷蔵庫にあるものを入れちゃってもおいしいですよ。

さて、今回用意した材料は、ネギ、シイタケ、生姜、ニンニクはみじん切り、蓮根はすりおろして汁も捨てずに使います。

野菜が有機野菜なら、葉っぱも根っこも特に泥がついていたり硬かったりする部分でなければよーく洗って全体を食べてしまうのがマクロ流。「一物全体」という、一部分ではなく、全体を取り込む事によって、そのものの持つエネルギーを偏りなく自分の中に取り入れられるという考えです。例えばネギ。ネギは根っこの生えている下の部分は陽性、上の緑の部分は陰性です。だからネギを使う時には根っこもきれいに洗ってみじん切りにして食べるし、長ネギであっても白い部分のみでなく緑色の部分も食べられるところは食べます。
でもスーパーの野菜で農薬が心配なものは、農薬が掛っていそうな表面の皮を厚めにむいたして全体は食べません。

さて調理に入りますが、使用した調味料は
酒:大さじ3   コチュジャン:小さじ1   豆みそ(赤みそ):大さじ2  中華だし:小さじ2/3
塩、しょうゆ:適当量    山椒:少々   です

材料だっていつも適当なんですから、本当は調味料も大体このくらいかな?という感じで使っているので、この調味量の分量もおおよその目安なだけです。

ごま油を熱して豆腐と蓮根以外の材料を炒めます。コチュジャン(これもたまたまコチュジャンですが、豆板醤の時もあります)と豆みそ(代わりにテンメンジャンでも良いです)も炒めます。

大体炒められたら水400ccほどを入れお酒を入れてダシも入れて煮込みます。
ダシは手抜きしてこんなものを使ってます

化学調味料は不使用です。
マクロのお店で購入しているダシですが、植物性の物ではなくあさりのエキスが入っています。
どうしても植物性にこだわるのであれば、ダシは昆布かシイタケからとるのが一般的です。

季節が秋から冬へと変わろうとしているので、少し陽性気味になるように長めに火を通しました。
さっと煮るのは陰性、長めに火を通していくと同じ料理でも陽性に変わっていきます。

味付けはしょうゆと塩でお好みでします。
薄めの味付けは陰性、濃いめの味付けは陽性になります。

最後に豆腐と蓮根のすりおろしを蓮根の汁ごと入れて少し煮込むと、とろみが自然につきます。
普通は片栗粉でとろみを付けますが、蓮根だけで十分とろみがつくので片栗粉はいりません。

ひき肉もほんの少ししか入っていませんが、蓮根があるので食感としては寂しくありません。
山椒で香り付けをして、あっという間に蓮根入りマーボー丼の出来あがりです。

お米は白米と7分つき米のブレンドにしています。みんなに食べやすいように、です。

蓮根、とっても重宝しますよ
是非使ってみてください。