HIROのホリスティックヘルス探究記 -21ページ目

HIROのホリスティックヘルス探究記

人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

旬のものを食べる!
これはマクロに限った事ではないですが、旬のものはその時期の身体のコンディションに優しい食べ物なので積極的に取り入れるのが良いと思います。
暑い時期に旬を迎えるものは身体を冷やすように作用する食べ物ですし、寒い時期に旬を迎えるもの、主に根菜類ですが、そういうものは身体を温める食べ物になります。
いまはスーパーに行くと1年中いつでも同じ食べ物を売っていたりしますが、いつ収穫されるのが自然なのかを知っていると、「陰陽」なんて知らなくても、何が身体を温めてくれるのかを知ることができます。
以前のブログにも書きましたが、私は野菜は宅配を頼む事が多いです。その時期にとれた7品8品を1週間に1度届けてくれるのですが、こういうサービスを利用していると、必然的にその時期に採れた旬のものが届く事になりますのでとても便利です

さて、今日はそんな風に届いた農作物の中でサツマイモが2週連続で来ましたので、大学芋を作ってみました

材料はサツマイモ、甜菜糖(精製する前の茶色い「てんさい大根」からできる砂糖です。茶色い色はミネラル分。サトウキビからとれる砂糖よりも多少作用がマイルドであるという事からマクロでは良く使用されるものの1つです)、米飴(お米から出来ている水あめです。臭いが強いので苦手な方もいます。でも使い方次第で臭いは消せますよ!)プラス揚げ油です。
分量はいつも適当なのですが、今回は計ってみたところ、サツマイモが皮つきのままで約700g、甜菜糖は45g、米飴の使用料は大さじ山盛り1杯 というところでした。

サツマイモは部分的に皮をむきました。有機のものでなければ皮は全部剥いてもいいと思います。

それを蒸気の上がった蒸し器にいれて蒸します。
蒸すことでサツマイモに水分が含まれてきます。この後少し油で揚げていきますが、熱した油は非常に陽性なので、その前に蒸すことで少し陽性を和らげるように調整しておきます。また「蒸す」という調理法は消化を良くする事にも一役買います。

竹串が刺さるくらいにやわらかくなったら蒸し器から出して、180度位の油で素揚げします。
少し表面がカリッとする位まででOKです。

次は「たれ」の準備です。
フライパンに甜菜糖とほんの少しの水を入れて火に掛けます。
あまり混ぜたりしなくても、時々フライパンをゆする程度で大丈夫です。

甜菜糖の粒が消え、液に透明感が出てくるまでそっと待ちます。
火加減は中火~弱火で。
白砂糖からカラメルを作る時には透明→茶色と変化するので分かりやすいですが、甜菜糖はもともと茶色なのでちょっと分かりにくいのが難点ですね。でも良く見ていると茶色が濃くなりさらに透明になってきます。やりすぎると焦げてにがくなるのでご注意をそしてかなり高温になりますのでやけどには本当に注意してください。

さて、透明感が出るところまで行ったら、ここで米飴を加えます。
米飴を加えることで、冷めた時にカラメル同士が固まってくっつく事が無くなります。適度なとろみのたれが出来あがりますよ!このくらいの使用料ならば臭いも気になりませんし。


弱火にかけたまま素揚げした芋を入れて全体にたれが回るように混ぜ合わせます。

はい、出来あがりました。

出来たてがあったかくて、カリっとした食感も残っていておいしいですね

でも残りを一晩冷蔵庫で保管して翌日に食べても、さらに中まで味が染みてきておいしく食べられましたよ!

スーパーのお総菜コーナーの、とか、冷凍の とは違った手作りの大学芋はいかがでしょうか
簡単ですので作ってみてくださね




今日はteateセラピー®の部分応用として、私が歯科医院のユニットで行なっているface teate(フェイスてあて)と、gum teate(ガムてあて)について書いていきます。

前回までにも書きましたが、teateセラピー®は治療ではありません。歯科医院のユニットを使用して行なってはいますが、face teateもgum teateも領収書は「ホリスティックヘルスケアルームHIRO」から出ています。治療ではなく施術です。
そして、face teategum teateも現在のところ、当院でのみ行なっている施術となっております。
しかし、口腔内から歯肉、歯槽骨のみならず、気にも留めていないでしょうが、かなり疲労がたまっているものである咀嚼筋(主に咬む時に使用している筋肉)などの筋肉にアプローチ出来るのは、すぐにうがいが出来る設備である「ユニット」があり、そして口腔内に手を入れる事が当り前である歯科医院にとっては特権です。
人の口の中を触るのは、大部分の人にとって未知の世界。何をどう、どのくらい、どこまで触っていいのか、普段から口腔内、皮膚ではなく粘膜に触り慣れている人でなければ要領を得ないのものなのです。
現在のところまだ私もface teateがどのくらいの効果を発揮してくれるのかデータ採取中ですが、是非とも良いデータが出てくれる事を望んでいますし、将来的にはface teateが出来る衛生士さんを育てていきたいなと思っています。(face teateが出来るようになりたい衛生士さんは竹内歯科医院で一緒に働きましょうよ

さて、それでは前回も出てきました「脳脊髄液」と頭蓋骨との関係、そしてなぜface teate、gum teateなのか、をお話していきます。

頭蓋骨は一つの骨から構成されているのではなく、23個の骨から出来あがっています。植えの図の色が変わっているところが骨と骨とのつなぎ目で、このつなぎ目を「縫合」と言います。
以前はこの頭蓋骨の縫合は動かないとされていました。
しかし100年ほど前にサザーランド博士という方により、この縫合は動くという事が発見されました。脳脊髄液の循環により頭蓋骨が膨張したり戻ったりする事が出来るのは、この縫合があるからこそです。この縫合の可動性が低くなり動かなくなると、膨張すべき容量の行き場がなくなり、下部の硬膜側に影響し、硬膜にねじれや歪みが生じます。それが脳脊髄液の循環不良に繋がるのです。
頭蓋骨ほど縫合の多い部分は他にはありません。そのため顔面を含む頭蓋骨の動きを改善する事は、全身の循環を改善するためにも有意義な事になります。
face teateは全身のteateセラピー®の部分応用として、この一番重要な顔面頭蓋の循環改善を行なう施術になります。また循環改善をして脳へ行く血液を増やすことは、豊かな表情を作ることや、口臭の改善にもつながっていきます。


しかし、顔面頭蓋には「口」というものがあるので、口腔内からでないと触れない場所があります。上顎口蓋の奥の部分(硬口蓋)、歯と骨との接合部(歯槽骨)、そして一部の咀嚼筋及びその他歯槽骨から口唇へと走行する筋肉です。舌に口内炎など炎症があれば舌をteateするのも非常に高い治癒促進効果があります。あまり奥を触りすぎると「ゲッ」となりますが、どこまでなら触れるか、どういうサインを出す人は触れないかは口腔内に触り慣れている人なら感覚で分かるはずです。その手前までは触れます。
歯と骨の接合部は縫合ではありません。しかし、咬む事によって、あるいは歯ぎしりや食いしばり等によって歯を支えている骨にもかなりの力が掛っています。力が掛っている場所は骨が圧迫され、骨内の血流が悪くなっています。そのため歯肉の状態も悪くなり、口内炎にもなりやすく、一度なってしまうと治りにくいという状況に置かれたり、口臭も強くなってきます。
最近ではTCH(トゥースコンタクティングヘビット)が問題視されています。これは上下の歯を咬み合わせる癖の事です。
上下の歯が咬み合わさっている時間は一日に約20分と言われています。食事中にものを咬みつぶしたり咬み切ったりする瞬間だけが触れ合うのであって、それ以上の時間が触れ合っていたら何らかの障害が起きる、というものです。
しかし、現代では、歯ぎしり、食いしばり、長時間のチューイングガムなどで20分以上の接触がある事が多いのが事実です。仕事による姿勢やストレスなどによりこれらは誘発されてしまうのですが、咬んでいる時間が長くなれば、歯やそれを支えている骨が圧迫されている時間も長くなり、かつ、咬むために使用している顔面、頭蓋さらには首の筋肉にも疲労が起きてきます。
肩凝り、頭痛、顎関節症状・・・どんな状態で症状を現わすのかは人それぞれだと思いますが、口腔内から歯肉や筋肉に触られると、気付かないうちに疲労がたまっている事にお気づきになることと思います。
gum teateでは強い力での歯肉のマッサージなどは行ないません。やはり歯肉や筋肉にそっと手を触れるだけです。潤滑剤としてアロマの香りのアロマジェル又は歯肉活性型ジェル「リペリオ」をお好みで使用しますが、薬効を期待するものではなく、触れる事により緊張を緩和し、循環を改善していくのがgum teateです。

今はほとんどの方が頭蓋骨の中でも、脳を入れている器の底になっている蝶型骨という骨が硬くなっています。ここは視神経交差の起こっている部分でもあります。私がヨガで「眼ヨガ」を行なうのは、眼を動かすことで、この蝶型骨を自ら緩めて頂くためです。ここが硬いと眠れないので、そういう方には施術中にここを緩めるように調整するとスーッと眠りに入っていってくれます。疲れがたまっている方は、後頭骨の動きも微弱になっています。動きは促しますが、すぐに大きな動きになってくれる場合もあれば、少しずつしか改善しない場合もあります。

ズラズラと書いてきましたが、私自身、まだまだ修行中です。
でも、私に出来る事は、精いっぱいやっていこうをモットーに毎日頑張っています。teateの最中は、私は瞑想状態です。眼を閉じている事が多いですが、寝ていませんからご安心ください
これから先の私の人生の中で、沢山の人を健康に導けたらいいな、と思っています。

これが現在の私のteateセラピー®の全てです。きっと今後はここからもっと変遷を遂げていくと思います。その時にはまたお伝えしますね。
長くなりましたが、お読み頂いた方、どうもありがとうございました


今日は前回話に出てきた「脳脊髄液」の説明をします。
そんな事知っている、という方も、このブログを読んでくださっている方の中には結構いらっしゃるように思います。
つまりは、最初はなぜ効果があるのか良く分からなかったteateセラピー®だけれども、結局はクラニオセイクラルリズムを整えているに他ならない、という結論に(私は)達したので、今後私はそこをベースにteateを行なって行きます、という事をこれからズラズラと書くだけですので、そちらの分野に詳しい方は、この先はもうお読みにならなくても良いかと思います



では、何なのソレ、という方の為に説明に入っていきます。
以下の事は「竹内歯科医院」のHP、「teateセラピー®」のページコンテンツを修正していくために、HP会社に原稿を提出してありますので来月(2012年11月)末位までには、似たような内容がHPにアップされてくるとは思いますが、それに先駆けて書きます。


私の行なうteateセラピー®は、エステでもマッサージでも治療でもありません。身体の大事なリズムを整える、頭蓋仙骨療法(クラニオセイクラルセラピー)を元にした施術です。

私たちの脳から脊髄までは「脳脊髄液(のうせきずいえき)」というものが循環しています。この脳脊髄液の循環が悪くなると体に不調を感じたり、外部からのストレスに対して抵抗性が低くなったりします。

脳脊髄液というのは、脳とそこから出ている脊髄神経を覆っている液体です。頭蓋骨のすぐ下には脳があり、そこから出ている脊髄神経は、首から骨盤(仙骨)までの脊椎の間を走っています。この脳と脊髄は髄膜という膜に覆われていて、この膜の間を脳脊髄液は循環しています。

脳脊髄液は、中枢神経(脳・脊髄神経)に栄養分を運んだり、老廃物を取り去るなどして重要な新陳代謝を助ける働きをしている液体です。この脳脊髄液が循環不良を起こしてしまうと体調や精神面に影響が出てきます。

例えば

何となくだるい イライラする 夜眠れない 元気が出ない 疲れやすい 口内炎が出来やくすなった・・・・      など


脳脊髄液は頭蓋骨内と脊柱管内から仙骨に至るまでの硬膜(髄膜の1種)内で波動循環をしています。そのスピードは1分間に大体6~12回のゆっくりした速度です。頭蓋内で作られた脳脊髄液は、くも膜下腔から脊柱に流れ、仙骨からまた頭蓋内に戻り古くなった液は吸収されます。そしてまた新しい脳脊髄液が頭蓋内で生成され充満すると、頭蓋骨は一時的にわずかに膨張し、逆に吸収されると通常の大きさに戻ります。この膨張、収縮が波動循環のリズムとなり触診する事が可能になります。

クラニオセイクラルセラピーでは、循環の悪い部分に積極的に働きかけをすることで循環を改善する場合と、そっと手を添え循環が改善するのを待つ場合があります。
私はteateセラピストではありますが、クラニオセイクラルセラピストではありません。ですのでteateセラピー®においては、積極的なアプローチは顔面頭蓋の必要な範囲内にとどめ、多くは身体の各所にそっと手を添え循環が改善するのを待つ方法を取っていきます。
身体は与えられた刺激に対して反応を起こします。良くなろうとする時にも一見悪くなったかのように見える反応を起こす事もあります。これを「好転反応」と言いますが、この反応をなるべく少なくし、施術者からの刺激に対して、お受けになっている方の身体が自然に反応出来る範囲での調整を行なって行くのがteateセラピー®です。(HIROの看板には、ソフトクラニオセイクラルセラピーという表示をさせて頂く予定です)  

波動循環のリズム(クラニオセイクラルリズム)は体中のいたるところで感じ取ることができます。teateセラピー®では足のつま先、手の指先から頭の先端までをくまなくソフトに触診し、循環の改善を行なって行きます。
も ともとteateセラピー®は「オステオパシーをベース」にしたものでした。この「オステオパシー」というのは、「クラニオセイクラルセラピー」のさらに元となるものです。「オステオパシー」の中の頭蓋~仙骨にフォーカスしたものが「クラニオセイク ラルセラピー」ですので、teateセラピー®には頭蓋~仙骨”以外”の部分も触診するという、もともとの概念が残っています。そのため施術が足の先、手の先から全身に及ぶというのが特徴と言えると思います。

また「ホリスティックヘルスケアルームHIRO」においては、最初の10分は消毒を兼ね、ローズマリーオイルを使用しての足湯を行います。施術は基本的に裸足で行ないますが、ご持参して頂ければ5本指ソックスの着用をして頂いても構いません。
施術中は10種類以上のブレンド又は単香のアロマオイルの中からお好きな香りを選んで頂き、アロマ芳香欲も行なって行きます(嗅覚は繊細ですので、ご希望でない場合は行ないません)。
さらにCDではありますが、音の効果も併用していきます。人間の脊髄内に含まれるケイ素と同じ元素を持つ「クリスタル」。このクリスタルから出来ている「クリスタルボウル」の音色は人間の脊髄に働きかけ、共鳴を起こし、循環を良くすると言われています。施術中はクリスタルボウルのヒーリングシャワーも絶えず身体に作用させて施術の効果を高めていきます。

これが私の行なう、”私の”teateセラピー®です。

そしてあとは、私自身のプラスαがありますが、これは企業秘密?ですし、この部分はこれからどんどん広がりを持っていく可能性を含んだ部分になりますので、今は偉そうに語る事はしません。20年以上同じ事をしないと本当の事は分かってこないんだな、という事が、本業「歯医者」を約20年やってみて分かった事ですので、teateも20年ほどやる事が出来たらその時には奥儀でも語りましょうか、と思ってます       あ・歳がバレますね・・・


次回がteateセラピー®~その3~で、部分応用バージョンのface teate(フェイスてあて)とgum teate(ガムてあて)についてお話します。
face teateはワークショップをやらせて頂く時に、私が作った言葉ですので他のとこではやってませんよ
gum teateも考えてみれば私が名称を作っちゃいましたね 
これぞ歯医者だからこそ気軽にできるteateなのです
    ~to be continue