HIROのホリスティックヘルス探究記 -10ページ目

HIROのホリスティックヘルス探究記

人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

アッという間に老化したいなら、時間がないのを理由にトレーニングを休んでもいい

寝溜めができないように、トレーニングも貯蓄できない。

「歳をとるから体力が落ちる」と思っていないか?

それは違う。

何もしないから体力が落ちるんだ。”

 

というちょっと刺激的な「GACKT超思考術」という本のなかからGACKTの言葉を借りて、今日のメディテーションのクラスは始まりました。

 

”若いころは「若さ」というエネルギーがあるから、体力は満タンだ。だがその貯蓄を使い果たせば、カラダの劣化は驚くほど早くなる。

1日休めば、取り戻すのに3日かかる。負の貯蓄ばかり増えていき、いつかツケが利かなくなる。”(以上同本からの引用)

 

GACKTさん47歳、私はもう51歳です。(本日現在)

GACKTさんは毎日2時間、私は朝30分の筋トレ(夜はストレッチのみ30分)。

1日休めば取り戻すのに3日、は、身を持って実感します。硬くなり、弱くなる早さはめっちゃ早いです。が、もともと筋肉をつけていれば、取り戻すことは可能です。実際現在の私は、筋力及び柔軟性共に過去一番良い状態でいられています。

でも、筋力を付けてきていない人は、30代でももう老けて見えますね・・。

 

小さな教室を一人で運営してきて気付いた傾向があります。

①メンタルが弱い人。実際に何回かは通ってくれて、最初は、張り切って回数券を購入したりしますが(多分こういう時は気分がハイな時なのでしょう)、そのうちメンタルバイオリズムの谷に陥って続かなくなります。特徴は、一つ。「体調が悪いのでキャンセルします」という連絡が何度か来て、3回目位の同じ連絡が最後になり、それっきりです。初回から、なんとなく、この人は続かないな、と分かります。オーラがないんです。

②問い合わせだけで終わる人。同じくメンタルが弱く、問い合わせの段階で、自分を気分よく持ち上げてくれそうかどうかを探っている感じです。文章からも、そう言うタイプかどうかは判断がつくので、申し訳ないのですが、私はスパッと切ります。もしくは、さんざん聞いた後に、「また連絡します」と言って終わるパターンも多々あります。こういうタイプの方がその後いらしたことは1回もありません。

③回数券の期限に迫られて来る人。実際に忙しいのももちろんあると思いますが、このタイプの方の特徴は、通う時と来ないときの差が激しいことです。つまり、タイムマネジメントができないタイプです。通わない時間が空いても自分でトレーニングできるだけの技量と知識があればいいのですが、そんな人はほとんどいません。例えば私だって、パーソナルトレーニングスタジオの都合で1週間のブランクができてしまうことがあります。もちろん自分でトレーニングをしていますが、それでも2週間ぶりのトレーニング時には、後退を感じることが多々あります。このタイプの方は、来ている間は張り切っていますが、また来ない時期ができるので、全く進歩はありません。

 

これらどのタイプの方も、一切進歩しないです。キツイ言い方しますけど、老化して女性としての魅力をどんどん失っています。

私の教室は、グループレッスンは女性のみなので「女性」と言いましたが、男性だって同じです。

 

顔の老化は仕方がないところもありますよね。でも表情はイキイキと保つことはできます。

ポジティブな表情は、もちろんポジティブなマインドを保たないと作れません。

顔が老化しても、身体は若く保つことができます。その秘訣は「筋肉」です。

筋肉があれば、動きが機敏になり、姿勢も保て、何かをすることが億劫ではないです。顔も明るいです。

これを逆に書けば、「動きが緩慢で、猫背でダラダラ歩き、何をするにも腰が重く、表情筋も衰えて寂しい顔つきになり、何をするにも、まあまた今度でいいか」ということになります。

どうです?思い浮かぶ姿は若者ではないですよね。

 

私の行っている「ヨガクラス」は、いわゆる「ヨガ」ではありません。

ポーズをいっぱいとることが目的でもなく、ポーズをきれいにとれたからと言って、それが生活や人生に役立つのか?と考えると、「NO」でもないけれど、ポーズなんかよりもっと必要な筋力を付けることのほうがよっぽど大切だろうと思っています。同じく提供させていただいている「パーソナルトレーニング」はもっとヨガではありません。グループレッスンはあくまでグループなので個人の気づきはほぼないんじゃないかと思います。ただ気分の爽快さはあると思うので、それはそれでいいと思います。パーソナルはその人を見るので、最初から最後まで気づきだらけなんじゃないかと思います。

少なくとも、私の例でしかないですが・・・

1年前まで、あるヨガスタジオで受けていたグループレッスンのインストラクターと、現在のパーソナルトレーニングのイントラは「同じ」ですが、身体の変化や自分との向きあい方は雲泥の差があります。パーソナルを受けていなかったら、今が過去最高の筋力と柔軟性なんて言えなかったと断言できます。グループとの違いは、レッスン中に自分に対しての指示しかないわけなので、トレーニング時間が丸々自分自身を見ていく時間になる、というところにあります。

 

実はここが今日の2つ目のポイントです。また後程これは出てきます。

 

まずは、運動による効能。

これはよく耳にすることではないかと思うので、わざわざここに書く必要もないのかもしれませんが、端的に言いますと

、運動をすることによって

成長ホルモン、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィン、(男性には大事なテストステロン)といった

精神を安定させたり、やる気を起こさせたり、ポジティブ思考になったり、集中力を増したりするのに必要な脳内ホルモンや神経伝達物質が分泌されるよってことです。

気分のアップダウンが激しい人、くよくよ考えがちな人、歯ぎしりのひどい人、顔の表情が乏しい人・・・等々は、運動によって改善できる可能性が大いにありますね。グループレッスンでも続けることができれば、このような方々にとっては花丸です。

 

最近ではこれに加えてBDNF=Brain-Derived neurotrophic factor(脳由来神経栄養因子)というたんぱく質の存在も脚光をあびています。

これは脳や血中に存在するたんぱく質で、運動をすることによってこのBDNFが増加することがわかりました。これは

●脳の神経細胞を増やす

●シナプス(神経細胞のつなぎ目)の形成を促す

●記憶力や学習能力を向上させる

働きがあると言われています。脳の中でもこのBDNFが作られるのは「海馬」。 記憶を司る機関、と言われている部位です。海馬は年齢とともに萎縮し、古い記憶は忘れず残るのですが、新しいことが覚えられなくなります。そのため高まるのが、記憶障害や認知症のリスクです。

 

が、この海馬の萎縮も運動によって食い止められることが明らかになっっております。

アメリカでの研究ですが、平均年齢70歳の男女を「運動するグループ」と「ストレッチだけするグループ」に分けて1年後の経過を調べたところ、運動をしたグループでは海馬は約2%大きくなり、ストレッチだけだったグループでは1~2%萎縮した、という結果になったそうです。

この運動は軽い有酸素運動(ヨガもこれ)。

ということは、ヨガよりゆるい自己流ストレッチは効果が見込めない、ということなのでしょうかね・・・?

自分でやると、イーカゲンになるのは確か。

そこでもう一つ(え~いつもストレッチならやっているのに~という方に希望を!)

 

動きが脳を変える 活力を生みだすニューロムーブメント アナット・バニエル著」から

”注意を向けずにできる動き、惰性的な毎日同じ動きの繰り返しで何かをやっていると、脳は新しい回路をつなぐスピードを落とすか、回路をつなぐこと自体をやめてしまいます。こういうことを繰り返していると、心身のしなやかさや強さが失われていきます。そうなった時私たちは「もう歳だから」「環境が良くないから」「運が悪かったから」などと考えがちですが、実はそうでないことがわかってきました。科学は「動きに注意を向ける」と脳が再び新しい回路を作り始めることを示しています。脳に新しい回路が作られた時、私たちはなによりも活力を感じるのです。

運動は、身体を鍛え、気分の良くなるエンドルフィン等を作りますが、脳が新しい回路を生みだすには不十分です。夢中になってエクササイズを続けても、脳はほとんど気付いていないかもしれません。必要なのは、自分の動きに注意を向けること、身体がどう感じているかに注意を向けることです。動きの早さはどうか、呼吸はどうか、快適かどうか、何を感じているか、など。”

 

先ほどグループレッスンでも気分は爽快になるだろうからそれはそれでいいと思います。

と書きましたが、グループレッスンでは、自分を見るよりむしろ他の人との違いを見ていることのほうが多いように思います。

イントラも、たった一人の人にだけ集中してアドバイスをすることはなく、「場」を作るのが大事になります。

なので、よっぽどぞの人に観察力、集中力、判断力がないと、グループで進歩していくのは難しいかもしれません。

2つ目のポイント、と言った個人のレッスンでは、比較対象は自分しかないです。トレーナーと1対1ですので、集中力を欠くわけにもいきません。全ての指示は自分に対してしか飛んできません。その違いの大きさは、ここまで書いただけでも十分伝わると思います。自分自身の今後のために必要なものがそこには詰まっていますね。個人レッスンを受けなくても、例えそれがストレッチでも、それを行っている間中、自分自身に常に意識を向け、しかも毎回違う部分に意識を向け、感じ、何かを工夫していくことによって、新たな可能性は期待できるのかもしれませんね。

 

最後にもう一つ。「GACKT超思考術」から。

 

”近頃の世の中はインターネットによって、確かに便利になった。

だが、ネット上にすべての情報があると思っていないか?

人は本当に大切な情報のすべてを、わざわざネットにさらさない。

本当に大切なものは隠しておく。

そして信頼できるものにしか伝えない。”

 

多くの人に伝えたくて、このようなブログや、ヨガのYouTube チャンネルを開設しておりますが

全くGACKTの言う通りだと思います。

ここに書いているこの内容だって、しゃべれば5分ほどで終わる内容です。

メディテーションのクラスでは20~30分も話しています。

そんなに話すのが良いのかどうかは微妙ですが、何しろそれを聞くのが楽しみでいらっしゃる方がそのクラスを受けてくださるので、こちらもかなりプレッシャーで、毎週準備をしております。

もっと濃いこと、ネットには上げられないようなことを実際には話しています。聞きたい方だけのために。

YouTubeも、動画を見て練習していた内容と、実際にクラスでポイントや注意点、身体の使い方を説明すると、その違いの大きさに驚かない人はいません。

例えグループでも、いらしてくださっている方にはこちらも精一杯接します。グループレッスンとして、ですが。

パーソナルにいらっしゃるような方は、もっと真剣度が高いので、私も本気で向き合います。

初めてクラスを受けに来てくださった中にも、時々「DVDを見ながら3年間ヨガやってます」みたいにおっしゃる方もいますが、自己流はこわいですね・・・。左右差を拡大させていて、しかも変な癖がついてしまっていて、全くやっていない人より改善が困難なことが多々あります。

このご時世なので、色々なレッスンがオンラインでできるようになっていますが、それも同じです。

効率よく、労力を省き、かつ同時により多くの収入を得られる「オンラインビジネス」でしかないことに気付きましょうね!

私はオンラインレッスンをする気はこれっぽっちもありません。

YouTubeも、登録者数、閲覧数共に、お金で買えるものなので、例えそれが少なくても、私はそんなのを買うつもりも全くありません。

 

理由は一つ。

先週も書きましたが・・・

例え儲から無くても

どろくさく「本物」であり続けたいからです。

それが一番気持ちの良い生き方だからですヽ(^。^)ノ

 

さて、これ読んで、そっかー、じゃあそのうちやりはじめよ~

と思った方!

 

いつまでも変われません。

 

もう古いかもしれないけど、やっぱり、この方も本物!

 

「今でしょ!」(by 林先生)

 

 

 

HIRO のmy Pick

 

 

 

 

 

今日のメディテーションでは天外伺朗(てんげしろう)さんの「運命の法則」という本の内容を紹介しました。天外さんはソニーのCDプレーヤーや、ロボット犬AIBOを作った方です。

その中からいくつかのポイントをかいつまんでお話ししたいと思います。

 

”今の社会では、人間の行動は、金銭、地位、名誉などによる期待(外発的報酬)や、処罰や不名誉に対する恐れ(外発的処罰)に反応して行動するように条件付けられている。ところが、人が喜びを感じるのは、いかなる報酬も生まない内部に込み上げてくる喜びや楽しさであり、これを内発的報酬といいその状態を「フロー」という。

このフロー状態の特徴は

1、行為に集中、没頭している

2、ウキウキした高揚感

3、雑念がほとんどわかない

4、時間感覚の喪失

5、自分自身の感覚を喪失している

6、その場を支配している感覚。自分が有能である感覚。

7、周囲の環境との調和感、一体感

このフローの状態が極まると「深いフロー」と呼ばれる状態に達することがあり、これは深い瞑想状態に入った時とほとんど同じである。

それとは別に、あらゆる人の日常生活の中にも、きわめて浅いフロー状態が存在する。それは、ボーっとして雑念が出るにまかせている時や、喫煙、意味のない対話、音楽を聴く、本を読む、散歩する、といった何気ない行為の中にある(これをマイクロフローという)。

マイクロフローは一見、時間の浪費のように見えるが、人間にとってきわめて重要であり、自発的、創造的、積極的な感情を維持し、敏活さ、くつろぎの源になっている。

一般に私たちは、外発的報酬を目指した活動を有効な時間、それ以外を無効な時間と考えがちだが、仕事でも遊びでも、内発的報酬に基づくフローもしくはマイクロフロー状態を大切にすることが、スムーズな人生の秘訣と言える。”

 

以前私は池袋のとある歯科医院で勤務医をしていました。そのころ昼休みには、スタッフと一緒にいろんな妄想をして、意味のない会話を楽しんでいました。湘南にバーを出してみんなで働こう、とか・・・。妄想はどんどん膨らみ、ありえるわけがない話になるのですが、それがまたふくらみ・・・。何にもほかのことを考えず、ただただその馬鹿話だけに没頭し、最後には、こういう馬鹿話するのって楽しいね~って言っていたのを思い出しました。

そのころ私はタバコも吸ってました。今は吸いませんが、いつでも吸えるしいつでもすぐにやめれます。吸っていた理由は1つ。吸っている間の「ボ~」っとした感じが好きだったからです。今考えるとそれは一種の瞑想状態だったんだなと思います。この記述を読んだ時に、なぜそれをしていたのか、納得がいきました。もしかしたら、禁煙できない人の中には、このマイクロフロー状態を失いたくないから、という方もいらっしゃるのではないでしょうかね・・・。

 

”フローに浸されていると、偶然が次々起こり、出来事が収まるべきところに収まり障害が消える。フローは人生を変える膨大な力を秘めている。(「パワーオブフロー」からの引用)”

 

とはいうものの、外発的報酬を排除し、内発的報酬のみに基づき行動するってすごく難しいですよね・・・。

お金はいりませんからボランティアで全てしますって、言えませんよね。マザーテレサさえも、お金儲けがうまかったくらいですから。

 

フローが幸運の呼び水であるのに対し、不運の呼び水もあるようです。

例として「かつらを着ける」という行為が載っていました。

これはカツラが悪いのではなく、それが「自己否定」を形にしたものであるのが問題だということです。

 

”カツラを着けなくても、はげた自分を受け入れて無かったら同じことだが、かつらを着けることでそれを形にしてしまう。「自己否定」を表現して定着させてしまう。人は誰しも年齢を重ねておじいさんおばあさんになっていく。これは極めて自然な宇宙の流れだ。運命というのは、このような宇宙の自然な流れに沿っていると考えられる。その宇宙の自然な流れそのものを、運命と呼んでも良いくらいだ。かつらを着けることはその流れに逆らうことになる。運命に逆らうと運命に見離される。与えられた運命を受け入れるとやがてツキが回ってくるが、それに逆らってジタバタ暴れると泥沼にはまっていく。本当は運命があなたを見離すなどということは絶対に起きない。だから流れから外れるとそれを親切にも教えてくれる。運命の流れと違う方向に泳いでいるぞとわざわざシグナルを発してくれるのだ。そのシグナルは、何とはなしの居心地の悪さや、不快感、さらには人生がなんとなくぎくしゃくしてくることで表現される。”

 

自己否定。これもまたやりがちですよね・・・。

ヨガのインストラクターとして、ここではカッコ良いこと書きたいとこなんですけど、実際は私もかなり自己否定の強いタチで困ってます。

「私があなたなら、自信満々なのに、なぜ?」過去に何度そう言われてきたことか。それでもやっぱり自己否定はなくならないですね。

カッコ良いことばかり並べるより、そういう本音、大事ですよね?

あぁ、自分だけじゃないんだなぁって、共感もあるんじゃないかと思います。

これって多分、最初に書いた外発的報酬とも関係あると思うんです。

私は歯科医でヨガのインストラクターで、最近YouTuberにもなりました・・・って自分を紹介します。

それらの肩書を取ったら・・・?

残るものがないんでしょうね。

私はあまり家のことを話さないのですが、多いのはご自身に肩書がないと「主人が」「子供が」「友人が」という前置きになるパターンですね。

これも私と同じでそれがなかったら、残るものがないんでしょうね。

 

”自己否定以上に、はるかに重い不運の要因は「うぬぼれ」と「思い上がり」

一見すると、自己否定とうぬぼれは正反対の精神状態に思える。かたや自らの存在を矮小化しており、もう一方は肥大化して認識している。しかしながらより詳細に検討すると、自己否定の代償作用として、うぬぼれや思い上がりが生じていることが分かる。心の中での自己否定に耐えきれず、それを何とか補おうとしてうぬぼれが生じるのだ。それは優越感というのが劣等感の代償として出てくるのと全く同じだ。

分かりやすい表現を用いると、自分としての「軸」がぶれていなければ、自己否定も起こさず、うぬぼれることも無い。そして運命はその「軸」がぶれていることを必ず教えてくれるのだ。

大多数の人気者は、尊大でおごり高ぶっている。にも関わらず、彼らには勢いがあり順風満帆であり、不運に見舞われているようには見えない。先の宇宙と運命の法則から外れるのではないか?という疑問もあるだろう。

それに対する解答は、あまり歯切れが良くないかもしれないが、

「不運」などをぶち破っていくエネルギーがあれば、力強く人生を歩んでいける、ということだ。山のようなトラブルにあっても、それと戦って自分の人生を切り開いていけるのだ。”

 

「軸」

これはまさに現在の私自身の課題です。つまり自己否定をするのは、天外さんが言われている通り、自分としての軸がないからなんだと、わかっています。私が羨ましがられるのは、なんでも「中の上」以上にできるからです。自分でも、球技と車の運転以外はなんでも器用にやりこなせると思っています。

が・・・

それが災いなんです。良く言えば「多才」なんですが、全てに細く短い軸があるだけで、中心軸ってのが無いというか、ぶれるというか。「これだけ」、ってものが定まらないんです。

幸いなことに、この「軸」がめちゃくちゃ強い人に巡り合い、その人の「人となり」について知ることができています。

全く、凡人とは違いますね・・・。勉強になります。

言われることはめちゃめちゃ厳しいけど、一言一言に軸があるんだよなぁ・・。

つい先日も、この本を読んだ直後で「軸」無いなぁ、と思っていたところに、

「姐さんに軸ってもんは無いんすか?(この人は私のことを姐さんと呼ぶ)」って、グサッと突き刺す言葉を投げてきました。

本のことも軸のことも全く言っていないのに、そう来てビビったくらいでした。

なので、私自身の当面の課題は「軸」。

人生の「軸」です。

 

うすうすと気付いています。

数週間前のブログには、私がこの人生で本当にやりたかったものは歯科医ではなかった、と書きましたが・・・

その本当に達成したかったものは、恐らく「軸」が定まると自動的に達成できてくるものだと思います。

その「軸」を定めるために必要な「使命」はやはり歯科医。

しかも、貧乏、だけど、数字でもレントゲンでもなく売り上げでもなく「個」を見る、診る、観る、看る、どろくさ~い、現代にはほぼ存在しない歯科医。

これなんだろうね。

なぜかって言うと、それが医療界に単身でも飛び込んでみたかった理由だし、お金をいっぱいもらっているときより、患者さんの笑顔を見た時の方が心から嬉しいと思っちゃうから(時に涙がでそうなこともある)。

これが内発的報酬で、フロー状態だから、なんだろうね!

でも勤務医でこれをやると、売り上げになら無いから怒られるのが実情。

それでもそんな上からの忠告をぶち破っていくエネルギーを持った歯科医になればいいのか!

なんか、そう気付いたら、心が軽くなりました~\(^o^)/

 

最後に

雑念が出ても、それはマイクロフロー状態で、意味のある大事な時間

と知ったうえでの本日のクラスでの瞑想は、ご参加くださった方にもとても有意義だったようでした。

今までは、雑念が出るのはいけないこと、と思っていたけれど、それを悪いこととはせず、楽しむことで、「今までで一番心地良い瞑想ができました」、とおっしゃっていました。

マイクロフロー 大事にしましょう(*^_^*)

 

HIRO のmy Pick

 

本日のメディテーションのクラスは、身体が変わった会員さんの写真を撮らせていただきました。

後ほど紹介しますのでご覧ください。

 
今日のお話は「うまくいっている人の考え方」(著ジェリー・ミンチントン)
の中からの抜粋でした。
「人生がうまくいっていないように思える時期は誰にでもある。しかしあまりにも頻繁にそう思うのなら心の持ち方を調べる必要がある」
あなたの心は、幼少期に教え込まれた方法で考えるようにプログラムされている。
あなたの心は、従来通りに考える傾向がある。同じように考え続けると、脳の中に一定の思考回路ができ、今後もそれに沿って考えるようになる。
あなたの心はプログラムしなおすことが出来る。例え不正確なことでも、何度も繰り返し教えられた考え方を信じるようになるが、心をポジティブにプログラムし直せば、人生の多くの面を改善できる。
 
日本は(だいぶ変わってきていますが、まだまだ)単一民族の国で、教育制度も各個人の特徴を殺して、先生や学校の言うことをよく聞く子、「型」に素直にはまってくれる子、が「優秀」とされます。
「頭が良い」のではなく、「成績が良い」子が「良い子」になります。
この「良い子」の枠から外れる子を持つ親は「いったいどういう親なんだ」と言われます。
その親も、同様の教育を受けているので、そう言われるのが不名誉で、子供を型にはめたがります。
 
私の母親家系は「学校の先生」です。姉は母の後を継ぎ、学校の先生になりました。
私は、中学や高校の進路指導で「将来何になりたいですか?」
と、聞かれた時、
「決まっていません。でも・・・
学校の先生にだけはなりたくないです。これだけははっきりしています」
と言いとおしたことを覚えています。
 
とはゆえ、そう言う私は、いわゆる成績優良児でした。
親が先生だったので、「こういう生徒が先生にはよく思われるから、こうしなさい」という事をよく聞かされてきていて、そうすることは容易かったのでその通りにしていたまでです。そうです。いわゆるプログラムが私にもなされていたわけです。
 
が、やっぱり本来の自分との間にギャップがあったので、ちょっと腑に落ちないところもあたのでしょうね。
その頃の私は、自尊心が欠けていました。
プログラムされたことは完璧に近くやり遂げることができたものの、なんか、それは自分じゃない、みたいな感じがどこかにあったのでしょうね。プログラムに従うことは出来ても、自ら何かを考え出す力に欠けていました。
成績は良かった、が、頭は悪かった のです。
 
その後、大人になってから、色々な経験をし、汚いことも経験をしましたが、それによって、今までのプログラム(洗脳ですよね)が解け、本来の自分が出てくるようになりました。
その後ヨガに出会い、日本にヨガを伝えたと言われている「中村天風」さんの、斬新なヨガ哲学に触れ、心がプログラムされ直しました。
普通の「ヨガ哲学」はめっちゃ固いし、現代にそぐわない、修行のような考えも多いのですが、天風さんのヨガ哲学は、厳しい中にも人間味があり、日本を創ってきた、多くの財界人や政治家が影響を受けたのがよく分かります。
斬新でユニーク、だけど強い信念(揺るがない軸)があるのです。
 
話がちょっとずれますが、私はSUQQU(スック)という化粧品を使っています。
理由は、創始者の田中宥久子さんが信念を持って作った会社で、その信念を本で読んだので感銘を受けて使い始めました。
にも関わらず、ヨガをする人はナチュラルが一番!とかなんとか、結局はこれは単なる言い訳なんですけど、最近は化粧をしなくなっていました。
が、「ディファインメイクで自分の顔を好きになる」(著:メイクアップアーティスト 水野未和子さん)
という本(これもメディテーションのクラスで紹介しました)を読み、彼女のメイクに対する信念とユニークな考え方にひかれ、それ以来またメイクをするようになりました。
天風さんはもうお亡くなりになっていますが、実在する人物なら、GACKTとROLANDが好きです。
2人とも同じような信念を持っています。

 

そしてその考え方は、実は、「信念」を持っている人なら、誰から教わることもなく(と言いますか、実際は皆誰かから影響は受けているのですが)、みな、同様に根底に根付いているもので、自分たちを支えている強い、「人生に対する考え方や向かい方、自分自身の(心の)鍛え方」は全く同じなのです。

 

なので、GACKTとROLANDは同じようなことを言っていますし、それはまた、天風さんとも同じなんです。
実際に会話できる人の中で、この人凄いな、と、思える人も、全く同じものを持っていますし、私も同じです。
だから、みんな結論は同じになりますし、私にとってもまた自分の考え方を確認するだけで、新しいものは何もないんです。
そして、その人たちはみな「ユニーク」です。
 
私のメディテーションのクラスでは、信念を持っている人が書いた本のみを紹介しています。
分野はバラバラでも、結局同じことしか言っていません。
どんな分野で活躍する人であっても、結局「真理」は一つなんだな、と、思いますね。
 
引き寄せの法則
みたいに、思っていれば想いは叶う
のなら楽でいいですけど、それだって本来の意味は違いますからね。
これは一種の自己暗示で、自分の行動や思考を「プログラム」し直し、引き寄せるってことですから、結局は自分が行動するわけですよ。
 
ということで、「自分の身体は硬い」というプログラムを解き、身体が変わったお2人を紹介します。
硬い、と思っているかたは、思考によって、「私はここまでしかできない」と決めつけて、それ以上に動かそうとしない傾向があります。
以前これで痛くなったから、これ以上やるとまた同じになる、と脳が決めつけて、筋肉に制御を掛けることも多々あります。
そういう方は、また、瞑想(メディテーション)なんてしたがりません。
変わるのが怖いんです。 その出来ない、という状況が、自分にとって便利だったり楽だったりすると(顕在意識はそう思っていないかもしれませんが潜在意識のレベルではそう思っていること多々)、意識を変えられそうになる「瞑想」なんてしないですね。
何かが起こった時も、原因は自分ではなく周りが悪いって言います・・・。
※何かが起こった時、まずは自分自身を振り返れ。これは「ユニーク」な人たちが同様に持つ考えの一つです。
 
今から紹介しますお2人は、メディテーションによく出てくださっていて、で新しいユニークな考え方が少し身についてきている方々です。
 
お1人目Tさん(今年57歳だそうです)。6年ほど通ってくださっていて、頻度は1~2週間に1回だったり、1週間に2回ほどだったり、まちまちです。
6年前はどんな感じでしたか?と伺ってとったのがこれです。
もう全然前にいかなかったんですよ。とおっしゃっていました。
そして現在。
親戚が私を見て、その変化に驚いていました!とおっしゃっていました。
 
次の方Mさん(今年60歳です)。
4年ほど前にいらっしゃいましたが、1年緩いクラスに参加し続けた後、1年ほどお休みがあり、2年ほど前に再開。再開後すぐはやはり緩いクラスに出ていらっしゃいましたが、ここ1年ほどはちょっとハードなクラスに挑戦し続けています。
BEFOREの再現写真は
正直、誰よりも硬いんです(ご本人の了承を得て書かせていただいております)。
ここからお尻を持ち上げようにも、ひっくり返ったカナブンみたいに脚をバタバタさせているだけで、
私がお尻を持ち上げようとしても、すぐに戻ってくるというありさまでした。(キックされそうで毎回逃げてました)
が、3週間ほど前に、ひょいっとご自身でこの状態を作ったので、びっくりしました。
Mさんの声
「以前は、自分だけ出来ないのが嫌で逃げていました。今でもここ(当教室)から出ればやっぱりそう思ってしまいますが、
ここでだけは、出来なくてもいいんだ、って思えるようになりました。そしたら出来るようになったんです。」
 
Mさんの変化は実は顔にも現れているんです。以前よりにこやかに、そしておしゃべりになりました。
暗い雰囲気から、明るい雰囲気に変わりました。
この年齢からでも変われるんですよ!(了解を得ています!!)
 
私も何かをやろうとするとき、まずは心から作ります。
何かをやっている途中では、心の状態をチェックし、こんな心でこのまま続けても結果は出ないな、とか、強い心が一緒に伴っているから行けるな、とか判断しています。
 
上のお2人は、身体が変わる前に心が変わったのです。
 
そして最後になりますが、当教室最高齢のSさん。もうすぐ89歳です。
毎週メディテーションにご参加くださっています。
いつもニコニコ、背筋もシャキン!
先日膝が痛いんです、とおっしゃっていたので、近くの鍼灸院を紹介したら
「この頃調子いいです!」とさらにパワーアップなさってました。
 
先の写真のMさんとTさんも、89歳のSさんからパワーをもらって、さらに心が変わっているんですって言ってましたね。
 
外見も大事なんですよ。
でもそれはね、外見を整えることで内面(心)を変えるためにそうするのであって
外見だけでは薄っぺらくて、カッコ悪いです。
見えないものの持つ力の大きさに、気づけたらいいんですけどねぇ・・・。
 
さて来週(2/19)はメディテーションはお休みなので次回は2/26です。
 
宣伝ですが、小さなスペースですので「女性限定」として8年間やってきましたが、より質の高い各個人に寄り添った内容の提供をする為、私も心を変えて、男女問わずパーソナルトレーニングを開始することにしました。
詳細は以下のフライヤーでご確認お願いします。
 

HIRO のmy Pick