本日のメディテーションのクラスは、身体が変わった会員さんの写真を撮らせていただきました。
後ほど紹介しますのでご覧ください。
今日のお話は「うまくいっている人の考え方」(著ジェリー・ミンチントン)
の中からの抜粋でした。
「人生がうまくいっていないように思える時期は誰にでもある。しかしあまりにも頻繁にそう思うのなら心の持ち方を調べる必要がある」
あなたの心は、幼少期に教え込まれた方法で考えるようにプログラムされている。
あなたの心は、従来通りに考える傾向がある。同じように考え続けると、脳の中に一定の思考回路ができ、今後もそれに沿って考えるようになる。
あなたの心はプログラムしなおすことが出来る。例え不正確なことでも、何度も繰り返し教えられた考え方を信じるようになるが、心をポジティブにプログラムし直せば、人生の多くの面を改善できる。
日本は(だいぶ変わってきていますが、まだまだ)単一民族の国で、教育制度も各個人の特徴を殺して、先生や学校の言うことをよく聞く子、「型」に素直にはまってくれる子、が「優秀」とされます。
「頭が良い」のではなく、「成績が良い」子が「良い子」になります。
この「良い子」の枠から外れる子を持つ親は「いったいどういう親なんだ」と言われます。
その親も、同様の教育を受けているので、そう言われるのが不名誉で、子供を型にはめたがります。
私の母親家系は「学校の先生」です。姉は母の後を継ぎ、学校の先生になりました。
私は、中学や高校の進路指導で「将来何になりたいですか?」
と、聞かれた時、
「決まっていません。でも・・・
学校の先生にだけはなりたくないです。これだけははっきりしています」
と言いとおしたことを覚えています。
とはゆえ、そう言う私は、いわゆる成績優良児でした。
親が先生だったので、「こういう生徒が先生にはよく思われるから、こうしなさい」という事をよく聞かされてきていて、そうすることは容易かったのでその通りにしていたまでです。そうです。いわゆるプログラムが私にもなされていたわけです。
が、やっぱり本来の自分との間にギャップがあったので、ちょっと腑に落ちないところもあたのでしょうね。
その頃の私は、自尊心が欠けていました。
プログラムされたことは完璧に近くやり遂げることができたものの、なんか、それは自分じゃない、みたいな感じがどこかにあったのでしょうね。プログラムに従うことは出来ても、自ら何かを考え出す力に欠けていました。
成績は良かった、が、頭は悪かった のです。
その後、大人になってから、色々な経験をし、汚いことも経験をしましたが、それによって、今までのプログラム(洗脳ですよね)が解け、本来の自分が出てくるようになりました。
その後ヨガに出会い、日本にヨガを伝えたと言われている「中村天風」さんの、斬新なヨガ哲学に触れ、心がプログラムされ直しました。
普通の「ヨガ哲学」はめっちゃ固いし、現代にそぐわない、修行のような考えも多いのですが、天風さんのヨガ哲学は、厳しい中にも人間味があり、日本を創ってきた、多くの財界人や政治家が影響を受けたのがよく分かります。
斬新でユニーク、だけど強い信念(揺るがない軸)があるのです。
話がちょっとずれますが、私はSUQQU(スック)という化粧品を使っています。
理由は、創始者の田中宥久子さんが信念を持って作った会社で、その信念を本で読んだので感銘を受けて使い始めました。
にも関わらず、ヨガをする人はナチュラルが一番!とかなんとか、結局はこれは単なる言い訳なんですけど、最近は化粧をしなくなっていました。
が、「ディファインメイクで自分の顔を好きになる」(著:メイクアップアーティスト 水野未和子さん)
という本(これもメディテーションのクラスで紹介しました)を読み、彼女のメイクに対する信念とユニークな考え方にひかれ、それ以来またメイクをするようになりました。
天風さんはもうお亡くなりになっていますが、実在する人物なら、GACKTとROLANDが好きです。
2人とも同じような信念を持っています。
そしてその考え方は、実は、「信念」を持っている人なら、誰から教わることもなく(と言いますか、実際は皆誰かから影響は受けているのですが)、みな、同様に根底に根付いているもので、自分たちを支えている強い、「人生に対する考え方や向かい方、自分自身の(心の)鍛え方」は全く同じなのです。
なので、GACKTとROLANDは同じようなことを言っていますし、それはまた、天風さんとも同じなんです。
実際に会話できる人の中で、この人凄いな、と、思える人も、全く同じものを持っていますし、私も同じです。
だから、みんな結論は同じになりますし、私にとってもまた自分の考え方を確認するだけで、新しいものは何もないんです。
そして、その人たちはみな「ユニーク」です。
私のメディテーションのクラスでは、信念を持っている人が書いた本のみを紹介しています。
分野はバラバラでも、結局同じことしか言っていません。
どんな分野で活躍する人であっても、結局「真理」は一つなんだな、と、思いますね。
引き寄せの法則
みたいに、思っていれば想いは叶う
のなら楽でいいですけど、それだって本来の意味は違いますからね。
これは一種の自己暗示で、自分の行動や思考を「プログラム」し直し、引き寄せるってことですから、結局は自分が行動するわけですよ。
ということで、「自分の身体は硬い」というプログラムを解き、身体が変わったお2人を紹介します。
硬い、と思っているかたは、思考によって、「私はここまでしかできない」と決めつけて、それ以上に動かそうとしない傾向があります。
以前これで痛くなったから、これ以上やるとまた同じになる、と脳が決めつけて、筋肉に制御を掛けることも多々あります。
そういう方は、また、瞑想(メディテーション)なんてしたがりません。
変わるのが怖いんです。 その出来ない、という状況が、自分にとって便利だったり楽だったりすると(顕在意識はそう思っていないかもしれませんが潜在意識のレベルではそう思っていること多々)、意識を変えられそうになる「瞑想」なんてしないですね。
何かが起こった時も、原因は自分ではなく周りが悪いって言います・・・。
※何かが起こった時、まずは自分自身を振り返れ。これは「ユニーク」な人たちが同様に持つ考えの一つです。
今から紹介しますお2人は、メディテーションによく出てくださっていて、で新しいユニークな考え方が少し身についてきている方々です。
お1人目Tさん(今年57歳だそうです)。6年ほど通ってくださっていて、頻度は1~2週間に1回だったり、1週間に2回ほどだったり、まちまちです。
6年前はどんな感じでしたか?と伺ってとったのがこれです。
もう全然前にいかなかったんですよ。とおっしゃっていました。
そして現在。
親戚が私を見て、その変化に驚いていました!とおっしゃっていました。
次の方Mさん(今年60歳です)。
4年ほど前にいらっしゃいましたが、1年緩いクラスに参加し続けた後、1年ほどお休みがあり、2年ほど前に再開。再開後すぐはやはり緩いクラスに出ていらっしゃいましたが、ここ1年ほどはちょっとハードなクラスに挑戦し続けています。
BEFOREの再現写真は
正直、誰よりも硬いんです(ご本人の了承を得て書かせていただいております)。
ここからお尻を持ち上げようにも、ひっくり返ったカナブンみたいに脚をバタバタさせているだけで、
私がお尻を持ち上げようとしても、すぐに戻ってくるというありさまでした。(キックされそうで毎回逃げてました)
が、3週間ほど前に、ひょいっとご自身でこの状態を作ったので、びっくりしました。
Mさんの声
「以前は、自分だけ出来ないのが嫌で逃げていました。今でもここ(当教室)から出ればやっぱりそう思ってしまいますが、
ここでだけは、出来なくてもいいんだ、って思えるようになりました。そしたら出来るようになったんです。」
Mさんの変化は実は顔にも現れているんです。以前よりにこやかに、そしておしゃべりになりました。
暗い雰囲気から、明るい雰囲気に変わりました。
この年齢からでも変われるんですよ!(了解を得ています!!)
私も何かをやろうとするとき、まずは心から作ります。
何かをやっている途中では、心の状態をチェックし、こんな心でこのまま続けても結果は出ないな、とか、強い心が一緒に伴っているから行けるな、とか判断しています。
上のお2人は、身体が変わる前に心が変わったのです。
そして最後になりますが、当教室最高齢のSさん。もうすぐ89歳です。
毎週メディテーションにご参加くださっています。
いつもニコニコ、背筋もシャキン!
先日膝が痛いんです、とおっしゃっていたので、近くの鍼灸院を紹介したら
「この頃調子いいです!」とさらにパワーアップなさってました。
先の写真のMさんとTさんも、89歳のSさんからパワーをもらって、さらに心が変わっているんですって言ってましたね。
外見も大事なんですよ。
でもそれはね、外見を整えることで内面(心)を変えるためにそうするのであって
外見だけでは薄っぺらくて、カッコ悪いです。
見えないものの持つ力の大きさに、気づけたらいいんですけどねぇ・・・。
さて来週(2/19)はメディテーションはお休みなので次回は2/26です。
宣伝ですが、小さなスペースですので「女性限定」として8年間やってきましたが、より質の高い各個人に寄り添った内容の提供をする為、私も心を変えて、男女問わずパーソナルトレーニングを開始することにしました。
詳細は以下のフライヤーでご確認お願いします。
HIRO のmy Pick