トレーニングしなければあらゆる老化は防げない(HIROのくだらない話2021.3.5) | HIROのホリスティックヘルス探究記

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人を「本当の健康」に導きたい!大きすぎる人生目標がある。人は十人十色。みんなみんな違うのに「この方法なら大丈夫」なんてのがあるわけない。どうすればいい?まだまだ探究中。そんな私の探究記録です。

アッという間に老化したいなら、時間がないのを理由にトレーニングを休んでもいい

寝溜めができないように、トレーニングも貯蓄できない。

「歳をとるから体力が落ちる」と思っていないか?

それは違う。

何もしないから体力が落ちるんだ。”

 

というちょっと刺激的な「GACKT超思考術」という本のなかからGACKTの言葉を借りて、今日のメディテーションのクラスは始まりました。

 

”若いころは「若さ」というエネルギーがあるから、体力は満タンだ。だがその貯蓄を使い果たせば、カラダの劣化は驚くほど早くなる。

1日休めば、取り戻すのに3日かかる。負の貯蓄ばかり増えていき、いつかツケが利かなくなる。”(以上同本からの引用)

 

GACKTさん47歳、私はもう51歳です。(本日現在)

GACKTさんは毎日2時間、私は朝30分の筋トレ(夜はストレッチのみ30分)。

1日休めば取り戻すのに3日、は、身を持って実感します。硬くなり、弱くなる早さはめっちゃ早いです。が、もともと筋肉をつけていれば、取り戻すことは可能です。実際現在の私は、筋力及び柔軟性共に過去一番良い状態でいられています。

でも、筋力を付けてきていない人は、30代でももう老けて見えますね・・。

 

小さな教室を一人で運営してきて気付いた傾向があります。

①メンタルが弱い人。実際に何回かは通ってくれて、最初は、張り切って回数券を購入したりしますが(多分こういう時は気分がハイな時なのでしょう)、そのうちメンタルバイオリズムの谷に陥って続かなくなります。特徴は、一つ。「体調が悪いのでキャンセルします」という連絡が何度か来て、3回目位の同じ連絡が最後になり、それっきりです。初回から、なんとなく、この人は続かないな、と分かります。オーラがないんです。

②問い合わせだけで終わる人。同じくメンタルが弱く、問い合わせの段階で、自分を気分よく持ち上げてくれそうかどうかを探っている感じです。文章からも、そう言うタイプかどうかは判断がつくので、申し訳ないのですが、私はスパッと切ります。もしくは、さんざん聞いた後に、「また連絡します」と言って終わるパターンも多々あります。こういうタイプの方がその後いらしたことは1回もありません。

③回数券の期限に迫られて来る人。実際に忙しいのももちろんあると思いますが、このタイプの方の特徴は、通う時と来ないときの差が激しいことです。つまり、タイムマネジメントができないタイプです。通わない時間が空いても自分でトレーニングできるだけの技量と知識があればいいのですが、そんな人はほとんどいません。例えば私だって、パーソナルトレーニングスタジオの都合で1週間のブランクができてしまうことがあります。もちろん自分でトレーニングをしていますが、それでも2週間ぶりのトレーニング時には、後退を感じることが多々あります。このタイプの方は、来ている間は張り切っていますが、また来ない時期ができるので、全く進歩はありません。

 

これらどのタイプの方も、一切進歩しないです。キツイ言い方しますけど、老化して女性としての魅力をどんどん失っています。

私の教室は、グループレッスンは女性のみなので「女性」と言いましたが、男性だって同じです。

 

顔の老化は仕方がないところもありますよね。でも表情はイキイキと保つことはできます。

ポジティブな表情は、もちろんポジティブなマインドを保たないと作れません。

顔が老化しても、身体は若く保つことができます。その秘訣は「筋肉」です。

筋肉があれば、動きが機敏になり、姿勢も保て、何かをすることが億劫ではないです。顔も明るいです。

これを逆に書けば、「動きが緩慢で、猫背でダラダラ歩き、何をするにも腰が重く、表情筋も衰えて寂しい顔つきになり、何をするにも、まあまた今度でいいか」ということになります。

どうです?思い浮かぶ姿は若者ではないですよね。

 

私の行っている「ヨガクラス」は、いわゆる「ヨガ」ではありません。

ポーズをいっぱいとることが目的でもなく、ポーズをきれいにとれたからと言って、それが生活や人生に役立つのか?と考えると、「NO」でもないけれど、ポーズなんかよりもっと必要な筋力を付けることのほうがよっぽど大切だろうと思っています。同じく提供させていただいている「パーソナルトレーニング」はもっとヨガではありません。グループレッスンはあくまでグループなので個人の気づきはほぼないんじゃないかと思います。ただ気分の爽快さはあると思うので、それはそれでいいと思います。パーソナルはその人を見るので、最初から最後まで気づきだらけなんじゃないかと思います。

少なくとも、私の例でしかないですが・・・

1年前まで、あるヨガスタジオで受けていたグループレッスンのインストラクターと、現在のパーソナルトレーニングのイントラは「同じ」ですが、身体の変化や自分との向きあい方は雲泥の差があります。パーソナルを受けていなかったら、今が過去最高の筋力と柔軟性なんて言えなかったと断言できます。グループとの違いは、レッスン中に自分に対しての指示しかないわけなので、トレーニング時間が丸々自分自身を見ていく時間になる、というところにあります。

 

実はここが今日の2つ目のポイントです。また後程これは出てきます。

 

まずは、運動による効能。

これはよく耳にすることではないかと思うので、わざわざここに書く必要もないのかもしれませんが、端的に言いますと

、運動をすることによって

成長ホルモン、セロトニン、ドーパミン、ノルアドレナリン、エンドルフィン、(男性には大事なテストステロン)といった

精神を安定させたり、やる気を起こさせたり、ポジティブ思考になったり、集中力を増したりするのに必要な脳内ホルモンや神経伝達物質が分泌されるよってことです。

気分のアップダウンが激しい人、くよくよ考えがちな人、歯ぎしりのひどい人、顔の表情が乏しい人・・・等々は、運動によって改善できる可能性が大いにありますね。グループレッスンでも続けることができれば、このような方々にとっては花丸です。

 

最近ではこれに加えてBDNF=Brain-Derived neurotrophic factor(脳由来神経栄養因子)というたんぱく質の存在も脚光をあびています。

これは脳や血中に存在するたんぱく質で、運動をすることによってこのBDNFが増加することがわかりました。これは

●脳の神経細胞を増やす

●シナプス(神経細胞のつなぎ目)の形成を促す

●記憶力や学習能力を向上させる

働きがあると言われています。脳の中でもこのBDNFが作られるのは「海馬」。 記憶を司る機関、と言われている部位です。海馬は年齢とともに萎縮し、古い記憶は忘れず残るのですが、新しいことが覚えられなくなります。そのため高まるのが、記憶障害や認知症のリスクです。

 

が、この海馬の萎縮も運動によって食い止められることが明らかになっっております。

アメリカでの研究ですが、平均年齢70歳の男女を「運動するグループ」と「ストレッチだけするグループ」に分けて1年後の経過を調べたところ、運動をしたグループでは海馬は約2%大きくなり、ストレッチだけだったグループでは1~2%萎縮した、という結果になったそうです。

この運動は軽い有酸素運動(ヨガもこれ)。

ということは、ヨガよりゆるい自己流ストレッチは効果が見込めない、ということなのでしょうかね・・・?

自分でやると、イーカゲンになるのは確か。

そこでもう一つ(え~いつもストレッチならやっているのに~という方に希望を!)

 

動きが脳を変える 活力を生みだすニューロムーブメント アナット・バニエル著」から

”注意を向けずにできる動き、惰性的な毎日同じ動きの繰り返しで何かをやっていると、脳は新しい回路をつなぐスピードを落とすか、回路をつなぐこと自体をやめてしまいます。こういうことを繰り返していると、心身のしなやかさや強さが失われていきます。そうなった時私たちは「もう歳だから」「環境が良くないから」「運が悪かったから」などと考えがちですが、実はそうでないことがわかってきました。科学は「動きに注意を向ける」と脳が再び新しい回路を作り始めることを示しています。脳に新しい回路が作られた時、私たちはなによりも活力を感じるのです。

運動は、身体を鍛え、気分の良くなるエンドルフィン等を作りますが、脳が新しい回路を生みだすには不十分です。夢中になってエクササイズを続けても、脳はほとんど気付いていないかもしれません。必要なのは、自分の動きに注意を向けること、身体がどう感じているかに注意を向けることです。動きの早さはどうか、呼吸はどうか、快適かどうか、何を感じているか、など。”

 

先ほどグループレッスンでも気分は爽快になるだろうからそれはそれでいいと思います。

と書きましたが、グループレッスンでは、自分を見るよりむしろ他の人との違いを見ていることのほうが多いように思います。

イントラも、たった一人の人にだけ集中してアドバイスをすることはなく、「場」を作るのが大事になります。

なので、よっぽどぞの人に観察力、集中力、判断力がないと、グループで進歩していくのは難しいかもしれません。

2つ目のポイント、と言った個人のレッスンでは、比較対象は自分しかないです。トレーナーと1対1ですので、集中力を欠くわけにもいきません。全ての指示は自分に対してしか飛んできません。その違いの大きさは、ここまで書いただけでも十分伝わると思います。自分自身の今後のために必要なものがそこには詰まっていますね。個人レッスンを受けなくても、例えそれがストレッチでも、それを行っている間中、自分自身に常に意識を向け、しかも毎回違う部分に意識を向け、感じ、何かを工夫していくことによって、新たな可能性は期待できるのかもしれませんね。

 

最後にもう一つ。「GACKT超思考術」から。

 

”近頃の世の中はインターネットによって、確かに便利になった。

だが、ネット上にすべての情報があると思っていないか?

人は本当に大切な情報のすべてを、わざわざネットにさらさない。

本当に大切なものは隠しておく。

そして信頼できるものにしか伝えない。”

 

多くの人に伝えたくて、このようなブログや、ヨガのYouTube チャンネルを開設しておりますが

全くGACKTの言う通りだと思います。

ここに書いているこの内容だって、しゃべれば5分ほどで終わる内容です。

メディテーションのクラスでは20~30分も話しています。

そんなに話すのが良いのかどうかは微妙ですが、何しろそれを聞くのが楽しみでいらっしゃる方がそのクラスを受けてくださるので、こちらもかなりプレッシャーで、毎週準備をしております。

もっと濃いこと、ネットには上げられないようなことを実際には話しています。聞きたい方だけのために。

YouTubeも、動画を見て練習していた内容と、実際にクラスでポイントや注意点、身体の使い方を説明すると、その違いの大きさに驚かない人はいません。

例えグループでも、いらしてくださっている方にはこちらも精一杯接します。グループレッスンとして、ですが。

パーソナルにいらっしゃるような方は、もっと真剣度が高いので、私も本気で向き合います。

初めてクラスを受けに来てくださった中にも、時々「DVDを見ながら3年間ヨガやってます」みたいにおっしゃる方もいますが、自己流はこわいですね・・・。左右差を拡大させていて、しかも変な癖がついてしまっていて、全くやっていない人より改善が困難なことが多々あります。

このご時世なので、色々なレッスンがオンラインでできるようになっていますが、それも同じです。

効率よく、労力を省き、かつ同時により多くの収入を得られる「オンラインビジネス」でしかないことに気付きましょうね!

私はオンラインレッスンをする気はこれっぽっちもありません。

YouTubeも、登録者数、閲覧数共に、お金で買えるものなので、例えそれが少なくても、私はそんなのを買うつもりも全くありません。

 

理由は一つ。

先週も書きましたが・・・

例え儲から無くても

どろくさく「本物」であり続けたいからです。

それが一番気持ちの良い生き方だからですヽ(^。^)ノ

 

さて、これ読んで、そっかー、じゃあそのうちやりはじめよ~

と思った方!

 

いつまでも変われません。

 

もう古いかもしれないけど、やっぱり、この方も本物!

 

「今でしょ!」(by 林先生)

 

 

 

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