コスタリカ 国営動物園をすべて閉鎖 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

コスタリカが最後の国営動物園を閉鎖しました。

 

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中米のコスタリカは、国営動物園を閉鎖する目的で制定された野生動物保護法の成立から11年を経て、残っていた2つの国営動物園をついに閉鎖しました。

 

閉鎖に伴い、シモン・ボリバル動物園とサンタ・アナ動物保護センターから、300匹近い動物が近くのサンクチャリに移されました。

 

閉園が遅れた原因は、両動物園を管理していたFundaZoo財団が、閉園を不服として法的措置をとったためです。

 

結局、同財団と国との契約期間が満了し、コスタリカ政府が契約更新を拒否したため、閉園が実現しました。

 

移動する動物には、ジャガー、ワニ、クモザル、ナマケモノなども含まれており、首都サンホセ郊外にある野生動物リハビリセンターが新しい住まいになります。

 

関係者は、野生に戻せる期待を持ってそれぞれの動物の健康状態を評価していると語っています。

 

動物園業界では、サンクチュアリやリハビリテーションセンターの名をかたる動物園が珍しくないことから、このサンクチュアリが本物の保護施設になるよう監視する必要があります。

 

動物福祉・保護協会のカルロス・ペラルタさんは、「コスタリカの国営動物園は意味をなしていませんでした。

 

10年のごとの契約更新時に、10億CRC(約3億円)をコスタリカ国民が支払っていましたから」と語り、動物園閉鎖の理由が動物福祉や倫理ではなく、経済的なものであることを示唆しました。

 

以下は、当局の声明です。

「環境エネルギー省(MINAE)が動物園の土地の所有者であリ、法律上、公有財産の野生生物の管理者になる。動物の生命を守り、彼らの幸福を保証するため、国家警察、司法捜査局、サンホセ市警察、アカデミー、野生動物のために活動するNGO、野生動物管理の専門家も含め、すべての関係者の協力に感謝する」

国営動物園は閉鎖されましたが、この法律は民間の動物園には適用されないため、国内ではまだ18の動物園が運営を続けています。

 

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最後の2つの動物園は2014年に閉鎖されるはずだったそうですが、利権絡みの財団が法的措置をとったため、10年遅れることになりました。

 

約300頭の動物がサンクチュアリに移送されたそうですが、

このサンクチュアリが信用に足る場所かどうかはまだこれから調査が必要だそうです。

 

日本では犬猫のエセ保護団体が沢山あります。

保護施設が汚く不衛生だったり、ブリーダーが保護団体と偽り、売れ残り犬や繁殖引退犬を譲渡しているなど。

 

サンクチュアリが進んでいる国では、同じようにエセサンクチュアリが存在するようです。

動物園から保護して野生に返すと謳いながら、そのような活動はほとんどなく、実質的に動物園と化すサンクチュアリがあるということでしょう。

 

日本でも、動物園の悪質さを理解する人が増え、サンクチュアリが進めば、エセサンクチュアリが登場し始めるのでしょうね。

まぁ日本は10年も20年も先でしょうけど。

 

 

コスタリカが国営動物園を閉鎖する理由は、生物多様性を保つためだそうです。

 

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コスタリカは、生物多様性を保つ目的から、国内にある2つの国立動物園を来春閉鎖することを決定しました。

動物園で飼育されていた動物たちを野生へと返す、世界で初めての試みを計画中。


コスタリカは世界でも有数な生物多様生息地域に数えられ、地球上の全ての動物種の約5%が生息していると言われています。

国がこれらの動物を保護することを義務づけているにもかかわらず、数十年に渡って運営を続けてきた2つの国立動物園ですが、ついに閉園。

動物園側も今回の決定に賛同し、動物たちのケージを解放することに前向きのようです。

 

近年、この国ではスポーツや娯楽としての狩猟も禁止されています。

さらに、動物園閉園の流れ。

「動物たちを本来あるべき生息地へと戻すことができれば、むこう10年で世界中でも同じような行動が自然な流れとなっていくだろう」と、自然環境ソリューションに注目するメディア「TreeHugger」は予測しています。

 

環境大臣のRené Castro氏は、それが救出目的、保護目的でない限り、一切の飼育をしないと決意を述べました。

 

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コスタリカは、趣味の狩猟や、サーカスなどの動物利用も禁止しており、動物の権利が非常に進んだ国です。

(つまり、国民が進んでいるということ)

 

地球上の全ての動物種の約5%が生息しているといわれるコスタリカが、動物園を閉鎖しているのです。

つまり、動物園は種の保存施設にはなりえないということです。

 

動物園側の「動物園は種の保存施設」と言う言葉を真に受けている人がいますが、そんなものは金儲けをしている側のプロパガンダ。

 

そもそも動物園では種の保存は不可能です。

動物園で育った動物達は野生には戻せません。

 

動物園では、餌は人間が用意したものが勝手に出てきます。

野生に戻したところで、餌の取り方も分かりません。

何が食べられるかも分からないかもしれません。

 

仮に繁殖した動物を野生に返したとて、死ぬ確率が圧倒的に高いわけです。

つまり、種の保存は不可能です。

 

野生から拉致されてきた動物でも、リハビリをしてようやく戻せる程度でしょう。

 

そして結局、動物園内の繁殖だけでは、動物の数が確保できない場合が圧倒的に多いので、野生動物を拉致して動物園に連れてきます。

 

水族館はラッコの繁殖に失敗したため、現在、野生のラッコを拉致しようともくろんで、メディアで国民を洗脳し始めています。

野生のラッコを拉致する水族館 

 

種の保存施設どころか、種の絶滅促進施設です。

 

 

種の保存というのは動物園側の建前です。

動物園側が批判を避けるために、ここ最近になって主張し始めたのです。

 

本音はそんなことはどうでもよく、どうやったら国民を騙してイメージアップできるかが重要で、

そうすることで、いかに運営を円滑にまわし、金を稼げるかどうかが重要なのです。

 

 

動物を繁殖する理由は、子供が生まれた方が稼げるからです。

動物園に来る人たちは、赤ちゃんや子供の動物を見て、かわいい~と言って癒やされたいのです。

その欲をつけるので、動物を繁殖します。

 

 

本当に種の保存をしたいのであれば、動物園を潰し、

野生動物が生きる現地を保護区にして、対策・活動を行わなけれなばらないのです。

しかし、それはやりません。

なぜなら金儲けのためにやっているから。

本質的に救うかどうかなんて彼らからすればどうでもいいのです。

 

種の保存を謳うのであれば、絶滅の危機にある動物のために、積極的に啓発を行うはずでしょう。

例えばゾウやサメのために、象牙やフカヒレの消費に反対するなどを前面に押し出すはずです。

 

↓ところが、そんな事はやらないどころか、下田海中水族館に至っては、サメの利用を促進する始末です。

客のために2週間エサを食べさせない水族館

 

 

というわけで、「動物園が種の保存施設」と言う言葉を真に受けるのはやめましょう。

 

 

また動物園は、動物の監禁施設、虐殺施設です。

 

その認識がない人は、以下のノースサファリサッポロの実態を見て理解しましょう。
 

動物解放団体リブの目黒さんによると、3大「質の悪い動物園」の1つに、ノースサファリサッポロが入るそうです。

他2つは、宇都宮動物園、堀井動物園(現めっちゃさわれる動物園)。

 

まずは、こちらの動画。

 

これは、白蛇神社。

 

神社風のセットを用意し、そこに蛇の神様がいるという設定なのでしょう。

生きた白蛇が、凄まじく狭い、エンリッチメントも何もない場所で、閉じ込められっぱなしにされています。

 

日本人が賽銭を投げ、神社で参拝するという習慣を利用して、小銭を稼ぐわけですね。

 

 

目黒さんによると、こういった神社設定は、動物園ではありがちだそうです。

 

このヘビは、少なくとも営業中はずっとここにいることになるのでしょう。

 

あまりにもひどいですね。

 

 

動物園にありがちな、ふれあい広場(いたぶりゾーン)。

 

日よけが一切なく、直射日光を浴び続けるしかない小動物たち。

 

 

さらなるふれあいには、プレミアム体験メニューと称して、金を稼ぎます。

 

 

ライオンのつりぼり、というものもあります。

 

ライオンの展示スペースに穴が空いています。

 

この穴から人間が餌を垂らして、ライオンを釣るというものです。

落ちて嚙み殺されても自業自得。

その際は、ライオンを悪者にしないようにしていただきたいものですね。

 

 

 

次に、こちらの動画。

 

デンジャラスの森という、展示スペース。

 

キツネが首輪をされ、ほぼ身動きのできない状態で拘束されています。

 

ストレスの弱いキツネが、騒がしい場所で、むきだしの状態で置かれています。

 

 

タヌキも鎖でつながれています。

 

まるで囚人です。

 

この子達は用済みになれば、金にするために毛皮製品にされるのでしょう。

 

 

大量のタカやフクロウの猛禽類なども、足をつながれ、身動きのできない状態で拘束されています。

 

 

 

 

 

 

炎天下であっても、1日中この状態です。

 

 

 

 

 

 

こちらにも神社設定があり、そこに生きたフクロウが拘束され、小銭稼ぎに利用されています。

 

 

威嚇してくるフクロウや、怯えて逃げようとするフクロウがいます。

人間が嫌で、この環境が嫌なのでしょう。

 

動物園に行く人達は、彼を見て、動物達は無理やりつながれていることを学ぶべきですね。

 

 

そして、餌やり体験スペース。

 

餌をやってすぐに食べるということは、空腹にさせられているということです。

動物園に行く人達は、自分達が動物の餌を制限をさせてしまっていることを自覚すべきでしょう。

 

トラをつないで拘束し、餌やり。

 

 

世界一危険な動物「人間」という展示スペース。

シャレのつもりなのかもしれませんが、実際最も危険なのは、金のためなら拉致でも監禁でも何でもする人間です。

 

 

ふれあい動物園の定番。小動物をベタベタ触る。

大人が喜んでやってるのが何とも情けない限りです。

 

子供は勝手が分からず、乱暴に扱います。

 

しかし、ここには注意する飼育員がいない状態です。

このような事を一緒にやっている大人たちが注意するはずもなく、ヒヨコたちはされるがまま。

 

カワイイなどと言っていますが、ヒヨコが大きくなれば殺され、他の動物の餌にされます。

 

園内リサイクルと言います。

 

床への叩きつけ、せき髄脱臼、生きたまま食べさせるなどして、殺します。

この暴力、殺戮を支援しているのは、動物園に行くあなた方です。

 

ハツカネズミの赤ちゃんも展示しています。

 

まだ毛も生えていない、生まれたての赤ちゃんまでもが・・・。

 

非常に恐ろしい光景です。

ネズミなんて死んでしまっても大丈夫、また産ませればいいという感覚なのでしょう。

 

様々な動物の赤ちゃんが展示されています。

 

すなわち、裏で繁殖させられているということです。

 

裏では、メスが無理やり繁殖させられ、奇形、障害などを理由に殺される命も多くあるのでしょう。

生体販売や犬猫の繁殖に反対しておきながら動物園に行く方は、

自分たちが反対している悪徳繁殖を支援しているということです。

 

 

最後に、シロガオサキという動物の異常行動。

 

異常行動が理解できず、笑う客。

 

つまり、動物園にきたところで、何も学んでいないということ。

つまり、動物園は何の教育もできない場ということです。


この子は、4時間後も同じ動きを繰り返していました。

完全に精神を病んでいます。

 

目黒さんがおっしゃるには、ノースサファリサッポロは、展示のレベルも低ければ、客のレベルも低く、飼育員のレベルも低いとのことです。

そりゃそうですよね。

これを見て、何も感じない人たちが集まってくるわけですから。

 

飼育員は何を聞いても、何も分からないそうです。

飼育員=動物好きと思ったら大間違い。

 

動物園の中には、ショップもあり、動物のグッズや

 

動物の肉も売っています。

 

つまり、生きている動物を展示している横では、動物の死体を売っています。

 

ワニの歯まで売っています。

狂っているとしかいいようがありませんね。

 

デヴィ夫人までもが、このノースサファリ・サッポロの虐待状況について、啓発を行っていました。

 

こちらの記事によると、狭い桶に入れられたワニ。

 

足のないカンガルーがいたとのことです。

 

 

動物園に行く人ですら、ここの施設はひどいと感じるようですね。

 

https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g298560-d1637777-Reviews-North_Safari_Sapporo-Sapporo_Hokkaido.html#REVIEWS

 

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①ここにいた動物たちがかわいそうで心が痛いです。痩せ細った子もいてかわいそう。衛生面も心配です。お願いです、閉園してください。動物を苦しめないでください。動物を人間支配下において良いという子供への悪い指導にもなると思います。

 

 

②フクロウや鷹などの鳥の足を縛って飛ぶこともできない逃げることもできない。そして常に人に触られる。寝ることもできない。鳥の目が怯えてました。あんなに一日中激しい音楽が流れてる場所に縛っとくなんて。。思い出すだけで涙がでます。なんであんな残酷なことできるのだろう。軽い気持ちで行ったことを後悔しました。

 

 

③動物達との距離がとても近い点については、高評価です。ただ、衛生環境とスタッフ方の態度、一部の動物の状態が悪く感じました。
看板に(触りたい動物はお声がけください)、と表示があり、いざ声をかけると「今立て込んでるので後でにしてください」と冷たい態度。
運営側なので最低限の礼儀は必要ではないのかなと思います。動画とは180°違う態度にがっかりしました。
狭い部屋には多くの動物が収容され、衛生面や動物のストレス面も心配です。清潔とは程遠い状態でした。
動物も、アヒルの後頭部が怪我していたり、カンガルーのしっぽの皮膚がむき出しで痛々しかったです。ミーアキャットは激しく喧嘩していました。温度管理のない環境下で、チンチラを猛暑の中展示するのは危険かと思いました。
動物達にストレスがないよう、管理を見直してください。また従業員の意識改革も必要かと思いました。

 

④やったことの無い体験ができたし楽しかったのですが
ちょくちょく怪我をしている子(目が潰されてたり)
足が骨折してる子、ライオンやモルモットはアバラがみえてて可哀想に思いました。
違う動物同士同じゲージに入れていて、
怪我している子を放置してるように見えました。
ライオンにもモルモットにも餌やりをしたんですが、気力が無く死にそうでした。
お客さんから貰った少量の餌以外あげてないのかな。。って印象。
ノースサファリ自体は楽しいです!

 

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ノースサファリ・サッポロは、動物園の裏側が表に出ているだけで、どこの動物園も裏側では色々な虐待があります。

動物園の本質を表面化させているわけです。

水族館も全く同じです。

 

①の方が書いていますが、

「動物を人間支配下において良いという子供への悪い指導」

これが動物園という場所です。

これは、どこの動物園や水族館でも同じです。教育施設などではありません。

 

③の人は、距離が近いのは高評価だけど、ストレスがないようにしてください、という非常に矛盾した事を書いています。

距離が近い事は動物にとってストレスであり、もっと言えば動物園という拘束施設自体が動物にとってストレスです。

自分のやる事については皆さん無頓着です。

 

④に関しては、可哀相と言いながら、最後には楽しいと評価するという。

 

③や④に書かれていますが、ケガをする動物や、死にかけの動物が大量にいるそうです。

これは目黒さんもおっしゃられていましたので、間違いないでしょう。

 

動物園の経営者にとって、動物達は金です。

ここの経営者は、それを露骨に表に出しているようですね。

 

 

よく、動物園は外敵もいないし、餌の心配もないから幸せなんだ、という人がいます。

そういう人は、殺される心配もなく、ご飯の心配もなければ、一生刑務所でもいいということですかね?

楽しさから正しさへ

 

 

ある日突然 無実の罪で捕まって、強制的に見世物にされても、外敵もおらずご飯の心配がないからいいんですかね?

 

 

 

秋田県 くまくま園のハナコは、22年ひとりぼっちで閉じ込められました。

 

 

四方が壁で囲まれ、何もやることがない狭い、まさに刑務所と言わんばかりの場所に

 

ひたすら22年間閉じ込められ、死にました。

 

 

 

 

先日 廃業となった、京急油壷マリンパークの2匹のイルカは、40年間も閉じ込められ続けました。

 

 

追い込み猟で捕らえられ、

毎日、ショーのプールで4~5回イルカショーをやって、奥の狭いプールで待機の繰り返し。

 

40年間、ただひたすらその繰り返し。

 

自分なら耐えられますか?

 

 

動物園、水族館に行く限り、動物達の地獄は終わることがありません。

動物を見ることは虐待であることに気づき、動物を見て楽しむ時代の終わりにしてください。

 

動物園、水族館に行くのをやめましょう。

 

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