死んだ兄弟姉妹を共食いする子ギツネ | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

毛皮のついた製品を購入されている方は、以下の動画をご覧ください。

 

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2023年1月19日、フィンランドの毛皮農場のキツネたちが、

涙を流し、目と耳は感染症にかかって腫れ、尾は負傷して血まみれというショッキングな映像が、

フィンランドの動物保護団体 Oikeutta eläimille と Humane Society International/Europe によって公開されました。

 

 

 

 

映像は、品種改良によって巨大な皮膚のひだを持つ肥満の「モンスターキツネ」と、

死んだ兄弟姉妹を共食いする子ギツネも映し出しています

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023年に公開されたフィンランドの毛皮農場の映像です。

 

キツネたちが、狭く、不衛生な檻に閉じ込められ、

本能を満たせず、精神が破綻したキツネは、目的のない同じ行動を繰り返す「異常行動」を行ったり、

子ギツネが共食いを行っています。

 

映像では、激太りしたキツネたちが映っています。

 

野生では3kg~5kgしかない体重が、

このフィンランドの農場のキツネたちは 太るように品種改良され、

平均体重19.4kgもあり、モンスターフォックスと呼ばれています。

 

少しでも表面積を広くして、少しでも多くの毛皮を取って、少しでも多くの利益を得ようとして肥満にさせているのです。

 

 

フィンランドでは、2018年にも調査映像が公開され非難されていましたが、あれから全く変わっていないということです。

 

 

ヨーロッパの人たちは動物に優しいと思っているかもしれませんが、ヨーロッパは毛皮生産大国がかなり多いです。

特にフィンランドは、かなり多くの毛皮供給している国です。

 

2018年時点では、毛皮の供給国は以下。

 

 

上の表に載っている、オランダについてはすでに2024年に毛皮農場が禁止になることが決まっています。

 

また、リトアニアについても、先日、毛皮農場の禁止が決まりました。

 

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9月27日、リトアニアは毛皮農場の全面的な禁止を決定しました。
これにより、年間約100万頭の動物が毛皮農場での悲惨な状況や残酷な死から救われることになります。
 
この法律は、国内に残る約40のミンク農場と約30のチンチラ農場を2027年までに閉鎖しなければならないと定めています。
 
今回の素晴らしい決定は、リトアニアの動物保護団体Tušti Narvaiを筆頭にした多くの団体、市民による長年の活動の成果です。Tušti Narvaiは、JAVAも加盟している国際連盟Fur Free Alliance(FFA)の仲間です。
 
リトアニアは、毛皮農場を禁止するヨーロッパ20番目の国となりました。
現在、スウェーデン、ポーランド、ルーマニア、ブルガリアでも毛皮農場の廃止に向けた動きが進んでいます。

 

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これでヨーロッパでは、20か国が毛皮農場を禁止することになりました。

 

以下は、ヨーロッパで禁止している国々。

 

イギリス オーストリア クロアチア スロベニア  マケドニア

 

セルビア ボスニア・ヘルツェゴビナ エストニア スロバキア ノルウェー

 

ベルギー ルクセンブルグ チェコ フランス オランダ

 

イタリア アイルランド マルタ共和国 ラトビア リトアニア

 

 

他にも、部分的に規制している国もあります。

 

表に載っていたポーランドも、JAVAによると、廃止に向けた動きが進んでいるとのことです。

 

 

あとは表に載っていた、冒頭のフィンランドと、デンマークを廃止に向かわせる必要があります。

 

デンマークは、日本人にとって福祉の優れた良い国というイメージがあるのでしょうが、

デンマークはミンク大虐殺国です。

 

以下は、2015年に暴露されたデンマークの毛皮農場。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上のように、ミンクが狭く不衛生なケージに閉じ込められ、

7か月ほど過ごした後、エンジンの排出ガスで殺処分されるとあります。

 

 

デンマークは2020年、新型コロナウイルスの変異型がミンクの飼育農場で発見されたため、

ミンク約1700万匹を大量虐殺しました。

毛皮産業の終わりの始まり

 

 

 

 

福祉の優れたイメージのあるデンマークも、所詮はこんなものなのです。

 

 

 

そして肝心な事は、仮にヨーロッパの全ての国で毛皮が禁止になったとしても、

ロシアや中国が毛皮の供給を行い続けます。

 

これらの国は、到底 倫理観を持ち合わせてはいません(もちろん個人単位では良い人もいますが)。

 

以下は、中国の毛皮農場の実態です。

 

キツネやタヌキをぎゅうぎゅう詰めで飼育します。

 

 

ケージは不衛生で、ゴキブリが這い、毛だらけです。

 

 

 

エサや水は、入ってなかったり、ハエがたかっていたりします。

 

 

狭い場所で拘束され、本能を満たせず、精神を病み、常同行動を繰り返します。

 

 

病気になっても治療してもらえるわけがなく、放置され、死んでいきます。

 

 

 

そして、中国の毛皮農場では、生きたまま毛皮をひきはがしている農場があります。

頭を殴られ、手と足を切られ、生きたまま皮膚ごとはがされます。

 

即死ではなく、その後5分~10分生き続けたのちに絶命する子もいます。

 

 

毛皮は副産物だとか、あますことなくいただくとか、毛皮がオシャレだとか、ファッションだとか、今後も買うという人は、

以下の生きたまま毛皮を剝がされる4つの映像をしっかりご覧ください。

 

中国の毛皮取引の衝撃的な実態

 

半殺しの状態で何度も首や顔を踏みつけ、血を吐くまで苦しめる

 

犬が生きたまま皮を剥がされています

 

 

以下は、はがされた後、立ち上がり歩いている動画です。

 

これを見てもなお毛皮を身に付けられる人は居ない

 

生きたまま、皮膚から毛皮を剥ぎ取る

 

なんの種類かもわからないほど、無残に皮膚を引き離された動物達

 

皮を剥がされたキツネ

 

 

 

殺処分してから皮を剥ぐ場合は、以下の方法があります。

 

まずは、感電させて殺す方法。

動画

 

口に鉄棒を無理やりくわえさせ、もう一本の鉄棒をお尻に突き刺し、感電させます。

 

筋肉が収縮し、心臓発作と同じ状況になり同時に呼吸麻痺に陥り死亡します。

 

 

または、二酸化炭素ガスで窒息死させる方法です。

動画 | Facebook

 

ヨーロッパの毛皮農場の多くはこの方法をとっています。

苦しんでもがきながら死んでいくのは言うまでもないでしょう。

 

 

そもそも、こうした殺処分自体が残酷なので、毛皮産業自体が狂っているのですが、

さらに倫理観の狂った中国人たちは、鈍器で雑に頭を殴って、まだ意識のある状態で、生きたまま剥がしたりします。

 

 

そして、死んだ後は、ゴミとして廃棄されます。

あなたのファーの残りです

 

いっそ死んだほうがこの痛みから解放される

 

 

 

需要をなくさない限り、残虐性が最も高い、この国の毛皮が売れるだけになります。

 

 

 

毛皮製品1つのために、殺される動物は1匹ではありません。

 

以下は、毛皮のコート1着のために殺される動物の数の目安です。

 

物によっては、これ以上の数が殺されます。

このように着飾るコート1着のためだけに、これだけ大量の動物が殺されるのです。

しかも、劣悪な環境で、極限まで苦しめられた上で。

 

 

 

また、野生動物を罠にかけて、捕らえ、毛皮を取ることもあります。

 

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ボブキャット、コヨーテ、キツネ、リンクス(オオヤマネコ)、アライグマ、オオカミといった野生動物も、

毛皮をとるために罠にかけられ、壮絶な痛みと苦しみを味わい、力尽きて死んでいくのです。

 

鋭い歯が手足に食い込むトラバサミやくくり罠などにかかった動物たちは、何とか逃げようと、自分の手足を食いちぎったりもします。

 

動物たちは罠にかかった状態で長時間放置され、その間に衰弱して死に至ったり、罠を確認に来たハンターによって踏み殺されたり、殴り殺されます。

foranimalsjapan

 

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以下は、罠にかかったコヨーテが、ハンターに銃で打たれ、殺される映像です。

 

コヨーテは、イヌ科イヌ属に分類される野生動物です。

 

罠にかかって数時間動けないため、やむをえず、自分の手足を食いちぎって罠を逃れる動物もいます。

 

つまり、毛皮の購入は狩猟を支持することにもつながっています。

 

 

ミンク、ウサギ、タヌキ、キツネ、コヨーテなどが毛皮にされていますが、

中国を中心に、皆さんが好きであろう犬や猫も毛皮にされています。

 

また、水族館で人気のアザラシも、赤ちゃんが棍棒で殴られ、毛皮にされています。

赤ちゃんアザラシが毛皮の為に殴られ殺される

 

 

これが毛皮の生産です。

 

質の良い毛皮を、大量に、安く、いつでも、どこでも手に入れたい、という需要に応えるために、

生産者は、動物達を虐殺し続けています。

 

「虐待は反対! でも安くしてほしいし、いつでも手に入るようにしてほしい。」

そんなことはありえません。

 

毛皮を買う以上は、「動物達から暴力的に奪ってください。」と、誰かに頼んでいるのと同じことです。

 

 

日本に毛皮農場はありませんので、日本にある毛皮はすべて輸入されたものです。

 

輸入量は減少してきたものの、いまだ約49万頭以上もの動物たちが、日本人が着飾る毛皮のために犠牲になっています。

 

世界では毛皮は廃止の方向へ向かっていますが、日本は毛皮産業を振興するべく、毛皮産業の事業者に補助金を出しています。

 

 

皆さんが毛皮を購入する限り、毛皮反対の意思を示さない限り、この暴力産業はなくなることはありません。

 

毛皮など生きていく上で、全く必要ありません。

購入しないようにしてください。

 

ファーコートなどの露骨な毛皮使用品以外にも、色々な物に一部分だけつけられていることもあります。

そういった物にも注意を払ってください。

 

特に猫を飼われている方は、猫のおもちゃには毛皮がついていることが多いです。

 

 

動物性の素材の生産は、すべて動物虐待の産物です。

 

ウール(羊毛)

 

アンゴラ

 

ダウン・フェザー

 

アルパカウール

 

カシミヤ

 

モヘア

 

シルク

 

 

 

特に、毛皮に反対しておきながら、革製品を購入している矛盾した方々が非常に多いです。

 

同じ皮から出来ているのに、なぜ毛皮だけがダメだと思うのでしょう?

 

そのような中途半端な姿勢ではなく、全ての動物製品にボイコットしましょう。

 

 

 

以下、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドをまとめておきます。

 

Kapok Knot

 

Matt & Nat

 

NOIZE.COM

 

SAVE THE DUCK男性用 女性用 子供用

 

Embassy of Bricks and Logs春夏物 カバン靴 秋冬物

 

 

私は4年前に、Matt & Natでヴィーガンのバッグを購入して今も使っています。

 

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