上げ馬神事の炎上が今もなお続いているようですね。
メルズーガという元競走馬が、2023年2月16日のレースを最後に引退。
https://db.netkeiba.com/horse/2015106099/
馬主がメルズーガを廃馬として売り飛ばし、それをこちらの米屋が買い取ったと見られます。
今年のうちのお馬さん🐴
— 車久米穀店🍚 (@kurumakyu) May 3, 2023
めちゃくちゃ可愛いですがやる気満々で最高の祭りになるかと思います🐴
皆さん怪我のないええ祭りにしましょ(๑•̀ㅂ•́)و✧#多度祭り #上馬神事 pic.twitter.com/c3SFzdbk1H
名前はテイクワンに変更され、神事をさせられ、壁を登り切れず、落下、転倒します。
これも。酷すぎます。ジャンプしようとした時に横から思いっ切り殴られて転倒してる。 pic.twitter.com/YHvcPwG8lF
— 西久保仁美/非接種者の為の結婚相談所innocent♥ (@tpkalrs) May 9, 2023
壁を登る際に、男に殴られる姿も映っています。
これが原因で、メルズーガは負傷し、足を骨折。
https://twitter.com/sxaxrxaxgxaxcxk/status/1657727899200540672
この状態で、歩かされ、階段を登らされ、しばらく放置された後、薬殺処分されたそうです。
安楽死などと謳っていますが、薬殺は安楽ではないでしょう。
これを受けてツイッターでは、大炎上。
未だに、その炎は消える気配はありません。
多度大社は、今回の炎上を受け、公式コメントを発表。
言い訳ばかりの中身のない文がひたすら並んでおり、要するに、何も変えませんという宣言になっています。
今回の炎上によって、維新の議員たちが反対の声を上げ、メディアも反対する記事を上げ始め、テレビでも報じられました。
驚くことに競馬をしている人たちまでもが、一部反対の声を上げているようです。
ただメルズーガは、元競争馬であり、競馬があることによってここにたどり着いたわけです。
競馬でも、足を骨折したり、倒れたりして、殺される場面は数多くありますよ。
2023年1月9日、ヒルノアマランテが左第三中手骨を開放骨折し、薬殺。
2022年3月12日、ハイコーストが転倒し、頸椎関節脱臼となり死亡。
12日阪神ゆきやなぎ賞に出走したハイコースト転倒、痙攣し即死。
— VoiceforAnimals_japan ™ 🐺 (@eugene_vegan) March 14, 2022
治る怪我をしても殺処分になると聞いた。馬は経済動物だからいいんだ、と金、娯楽の使い捨て。
反対すると今の馬達はどうするんだ?どうこう言ってくるけど
競馬の為に産まれさせてる"これからの命の犠牲"については、一切言わない pic.twitter.com/zH6STwpqJf
2021年の7月17日には、シゲルベンガルトラが障害の着地の際に転倒し、頸椎骨折で死亡。
2020年、シングンマイケルが障害の着地の際に転倒し、頚椎関節脱臼のため死亡。
競馬では、こうした転倒事故が後を絶ちません。
障害を飛べば事故が起きる確率が上がるのは分かり切ったことですが、それをわざわざやらせるのが競馬業界です。
2:15に転倒、3:24以降に倒れた様子。
こちらは大量に転倒しています。
以上は、あくまでごくごく一部であり、もっと多くあります。
競馬があるから、馬が産まされ、全速力で走るよう調教させられ、用済みになったら馬肉などとして売り飛ばされ、最終的には殺されるわけです。
競馬の馬たちは9割以上が殺処分、寿命を迎えることができるのは1%以下と言われています。
勝てる見込みがないなど、儲からない馬から順に処分されていき、その大半は2~4歳で処分されます。
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競馬の世界では、現在でも毎年、約8千から1万頭の子馬が生まれていると言われています。
毎年、8千から1万頭です。
単純に計算したら、3年で約3万頭、10年で10万頭になります。
馬の寿命は、健康なら30歳、中には40歳まで生きる馬もいます。
こんなにたくさんの馬が毎年生まれていたら、日本はあっという間に馬糞で埋もれてしまいそうですが、実際はそうなりません。
それはなぜか。
なぜなら、毎年生まれる子馬のうちのほとんどは、2歳、3歳、4歳といった若さで「処分」されてしまうからです。
処分とはつまり、屠殺です。
本当に子馬のうちに処分される馬もいます。
屠殺になる理由は、レースに向かないから、勝てないから、血統にあまり価値がないから、などなど、
ようは、競馬で勝って馬主を儲けさせてくれない馬は、生きる価値がないと見なされます。
馬の2歳は、人間で言えば中学一年生くらい。
3歳は、高校に上がったばかりの年頃。まだまだ子供です。
心も体も未熟な、成長期の子供です。
その若さで、競走馬たちは、騎手を乗せ、ものすごいスピードで1キロ、2キロの走路を駆け抜け、勝つことを要求されます。
中学に上がったばかりの子供に、日々猛特訓をして、全日本選手権やワールドカップやオリンピックで勝てと要求しているようなものです。
そんなことをしたら、まだ十分出来上がっていない子供の骨や靭帯、筋肉はあっという間にボロボロになるでしょう。
プレッシャーや過酷な訓練から来るストレスで、精神的にも参ってしまうはずです。
そして、まさに、このとおりのことが、現役の競走馬たちの身には起こっています。
競馬界の真っただ中で働いている関係者の方によれば、
現役競走馬の80パーセント近くが、ストレスと偏った食生活のせいで、慢性胃潰瘍に苦しんでいるそうです。
競馬を見ていると、骨折などの事故も多いですが、骨がまだ未熟なうちに、過度の負担をかけ続けているので、不思議はありません。
調教も、決して馬に優しいやり方ばかりではなく、
トレーニングに出たが最後、いろいろなトラウマを負って半狂乱になってしまう、若い馬たちの話もたくさん聞きます。
ストレスに耐えられず、あるいは恐怖感で、訓練を嫌がったり、体調を崩したりすれば、屠殺場行きです。
そして、頑張って耐えて、デビューし、走り続けたところで、
よほどの成績を残さない限りは、やはり最後は屠殺場に送られてしまいます。
G1を勝った馬や、アメリカで大変優秀な成績を残して日本へやってきた種牡馬が、
一般人も知らないうちに、あっさり屠殺されていたことが分かり、話題になったこともありました。
最近では、タップダンスシチーの行方が分からなくなり、ネット上を騒がせました。
タップは生きているとクラブ側から「確認」が取れたとされていますが、そのタップの姿は一般公開されていないため、
「本当にタップなのか?」「やっぱりもう屠殺されているのでは?」という意見も、多いようです。
勝っても負けても、競走馬たちは、ストレスや酷使で心も体も痛めつけられながら、
身を削って走らされ、最後は屠殺場で殺され、動物園のライオンの餌やドッグフード、
それでも余る大半の馬たちは、なんと畑の肥料にされるのです。
競走馬として生まれた子馬が、天寿を全うできる確率は、1パーセントもないと言われています。
競馬には、牡馬(オス馬)だけではなく、牝馬(メス馬)も同じく使われます。
牝馬は、人間同様、2歳、3歳の年頃になると、体がふっくらとしてきて、母馬になるための準備を始めます。
発情も始まります。
しかし、こうした「女の子の事情」は、競走には不利。
だから、牝馬の競走馬には、ホルモン剤などの薬が大量に使われて、発情を抑えたり、脂肪をつきにくくしたりといった操作がおこなわれます。
また、牝馬は、現役を引退したあとに「繁殖に上がる」、
つまり、北海道など、競走馬を産ませて育てる牧場に引き取られて、新たに競走馬の子馬を生むための仕事に回されるので、
処分は少ない、と勘違いしている方もいます。
が、繁殖の世界も実際は過酷で、生んだ子馬の成績がいまひとつなら、母馬といえど、やはり処分、が現実なのです。
繁殖に上がったら、その後を追う人があまりいないので、知られていないだけです。
母馬に寄り添い、無邪気に寝転んだり遊んだりしている子馬は、本当にかわいくて、いつまでも見ていたいと思いますが、
実際には、そののどかな幸せはつかの間の出来事で、子馬たちはまもなく、過酷な世界へと追いやられていきます。
生まれた子馬たちが勝てなければ、子馬自身だけでなく、母馬の命さえも危うくなります。
もちろん、中には、少数ながら、成績がいまひとつでも、故郷に戻ってきた馬(繁殖牝馬や種牡馬)を、できるかぎり処分しないで、大切に飼われている牧場さんもあります。
しかし、以前、生産牧場(競走馬を生ませて育てる牧場)をされていた方によると、日高地方では「不要牝馬回収」のトラックが、毎週、「いらなくなった繁殖牝馬」をたくさんトラックに乗せて、屠殺場へ運んでいるそうです。
毎週、です。
毎年何千もの子馬が生まれ、毎週登録抹消される馬がいて、そのうち、即処分を免れた一握りの馬たちが、生まれ故郷に帰って行き場を求め、しかしそこには、すでに前年、そのさらに前からいる馬たちが、ひしめき合っている、、、
残念ながら、今の競馬の世界は、こうした馬の大量生産、そして大量廃棄、が「当たり前」になっています。
一時、ファーストフード店のハンバーガーが、冷めてしまったからというだけの理由で、売られることもなく大量廃棄されていて、非難を浴びたことがありました。
今の競走馬たちの扱いは、まさにその頃のハンバーガー並みです。
怪我や故障した馬、引退した馬は、馬刺しまたは、ペットフードになります。
競走馬は人間でいうと小中学生の歳で競走馬となり、同じ年頃に肉されます。
あなたは、鞭打たれて走りたいですか?
競馬にドラマがあるとか。 走りたいから走っているとか。
勝手に決めつけるのはやめて下さい。
弱者は、最初から弱いのではなく、そういった立場に追いやられているだけなのです。
****************引用終***************
競馬、乗馬、馬車などの馬は、手綱を引いてコントロールされているのはご存じだと思いますが、
馬に優しく合図を送っているだけで、その合図を馬が察知しているかのように見えるでしょう。
しかし、実際はそうではありません。
手綱の先には、馬銜(ハミ)という金具が口に装着されており、
口に痛みやその恐怖感を与えることによって、馬を制御しているのです。
馬は、切歯と臼歯と呼ばれる、
前歯と奥歯の間にすきまがあり、歯槽間縁(しそうかんえん)と呼ばれています。
https://pacalla.com/article/article-3039/
この歯槽間縁に、ハミを装着します。
その際、間にある狼歯は、邪魔なので抜いてしまいます。
https://blog.goo.ne.jp/equinedoc/e/218dd14315981beb89884148062f8645
歯槽間縁があることが、馬にとって運の尽きでした。
歯槽間縁の存在が、ハミの装着と馬への騎乗を可能にしてしまい、
6000年も前から、人間に乗り物として扱われることが決定してしまったのです。
自分の口の中に、歯を抜くなりして隙間を作ったとして、そこに金属が差し込まれることをぜひ想像してくださいね。
しかも、それを誰か第3者に引っ張られるわけです。
痛いし、ケガするに決まっているでしょう。
多くの研究結果が、ハミが口腔内の痛みや病変、裂傷の原因となることを示しています。
まぁ、普通に考えれば当たり前でしょう。
ハミが原因で舌を切ったり、舌が千切れそうになったりする馬もいます。
ハミによる歯間の痛みはどうすることもできませんが、
舌の痛みだけは逃れたいと、ハミの上に舌を出してしまう馬がいます。
そうなるとハミで舌に圧力を加えることができなくなるため、
この癖がある馬には、冒頭の動画にもあった「舌縛り」が行われます。
舌を縛り、舌が動かせないようにするという、虐待行為が行われるのです。
馬は乗り物であり、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いと思いますが、それは勘違いです。
馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません。
馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制します。
ぐるぐる同じ場所をまわらせたり、体重をかけ続けたりといったことを、慣れるまで延々と繰り返していくのです。
業界側は、慣れる・受け入れるなどといった言葉を使いますが、
抵抗してもやめないわけですから慣れるしかないといいますか、あきらめるという言葉の方が正しいでしょうね。
馴致とは、英語では、ブレーキングといい、馬の心を壊すと述べる人もいます。
上のような公開動画では都合のよいシーンしか映しません。
しかし、こちらの元競馬関係者によると、
人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくることもあるそうです。
そして、性格上の問題や、調教師の実力不足で、調教が上手くいかない馬もいるでしょう。
そうなれば業界にとっては用済みとなり、肥育場に送られ、馬肉のために殺されます。
また 馬は皮が厚いからムチを打たれても平気、と刷り込まれてる人がいますが、もちろんそんなものは嘘です。
VER HASTA El FINAL. Hay que sacar a ese caballo de las manos de esas personas.#nomastas #caballoslibres #montevideo #caballos pic.twitter.com/TsvRsKvxTD
— montevideohorsesave (@mvdhorsesave) July 12, 2021
過労で倒れていた馬が起き上がるほどの威力です。
ムチで叩くことで、腫れたり、血が出たりすることは、関係者も認めています。
痛いか痛くないかなど、本来検証するまでもありませんが、
ムチを打つことによって痛みを感じることは、すでに研究によって証明されています。
この都合の悪い事実には、競馬関係者は一切触れません。
競技用のムチを使っているとか、ムチを打つ回数を決めているとか、皮が厚いから痛くないとか、ただ合図を送っているだけとか、利益を得ている側や熱狂している側がごまかしているだけです。
なんとか勝ち抜いて引退できたとしても、今度は種牡馬として酷使されます。
Nadie quiere vivir una vida de esclavitud y opresión, obligados a soportar estas "prácticas estándar" de una industria que los cosifica como mercancías manipulando sus cuerpos como objetos.
— montevideohorsesave (@mvdhorsesave) July 2, 2021
Liberación Animal ya! pic.twitter.com/t4y5mWWF1H
ディープインパクトという馬は、2007年から毎年200頭以上の種付けのために酷使され、体に負担がかかり、首を痛め、回復の見込みがなくなり殺されました。
現役競走馬の80パーセント近くが、ストレスと偏った食生活のせいで、慢性胃潰瘍に苦しみ、
さんざん貢献し続けてきたにも関わらず、成績が出せなかったり、怪我をして使い物にならなくなれば、あっさり殺処分です。
業界は、ケガをした馬を安楽死させたなどと言いますが、動物利用業界が謳う安楽死はすべて安楽ではありません。
こうした数々の虐待を乗り越えたとしても、最後まで勝ちきれなければ用済みになって殺されます。
以下は、と殺の際に馬が首を吊り上げられているシーンです。
Horses deemed unprofitable to the racing industry can be sent to slaughter.
— PETA UK (@PETAUK) August 12, 2020
[Footage via Aitor Garmendia / @Tras_los_Muros] pic.twitter.com/4BMViwOJFc
競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像を直視してください。
これが、あなた方の一時の刺激、興奮のために、尽くしてくれた馬の最期です。
競馬がなくなったら、今いる競馬の馬たちをどうするんだとか言う人がいますが、
今も競馬によってサラブレッドは犠牲になり続けていますし、
競馬が続くという事は、今後も永遠に犠牲になり続けるわけなので、意味不明な論です。
それに競馬がなくなると決まっても、一気に終わるわけがありません。
徐々に縮小という形になるでしょうし、終わると決まった時から各団体が対策を取り始めるでしょう。
今いる競馬の馬を心配するのであれば、当然、現在も引退馬を保護する牧場に寄付をしているんでしょうね?
あと競馬がなくなったら、サラブレッドが絶滅するなどと言う人がいますが、
サラブレッドは人間が作り出した種なので、生態系を破壊する側であり、生物多様性とは関係がありません。
そんなに絶滅が心配であれば、保護施設を作って、競馬につぎ込んでいるお金をすべて寄付でもすればいいでしょう。
結局は競馬がやりたいだけでしょうから、寄付などしないと踏んでいますけどね。
本当の馬好きなら、最終的に競馬反対に行きつきます。
色々な方のツイートが目に入り、これでは競走馬の引退後の余生問題は進まないなと感じました。今日をもって健全な競馬運営をする為に殺処分ゼロという考えではなく、競馬運営そのものが健全ではないと考え、競馬反対の立場をとらさせていただきます。
— 元厩務員 (@umabakatomokazu) October 20, 2021
上げ馬に反対してもらうのは大いに結構ですが、
そもそもとして、競馬自体が馬虐待産業であることに気づくべきでしょう。
競馬、馬車、乗馬など、馬を使った全ての娯楽を、利用しないでください。
そして、周りに知らせてください。
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