残酷なコーヒー「コピルアク」 | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

「コピ・ルアク(ルワク)」というコーヒー豆をご存じでしょうか?

世界一高級なコーヒー豆と言われているそうです。

 

このコピ・ルアクから作られたコーヒーは

「コピ・ルアクコーヒー」「シベットコーヒー」などと呼ばれ、一部のコーヒーマニアたちに飲まれています。

 

コピ・ルアクは実は、ジャコウネコと呼ばれる野生動物の糞から採取されます。

 

つまり、コピ・ルアクコーヒーは、うんこコーヒーです。

 

 

 

私は落語はあまり好きではない方なんですが、

以下の【落語】立川平林、コピルアク喫茶店バージョン、はなかなかおもしろかったです。

 

***************概要欄**************

 

警視庁と消防庁より、防犯落語と防火落語で、感謝状を計15回も授与された落語立川流の真打ち、

立川平林さんが残酷なコーヒー「コピルアク」を演題にした新作落語をPETAアジアと苦しむジャコウネコのために独占上演❕

 

人間の言葉で表現できない動物のため、落語で精力的に啓蒙する噺家の立川平林さんは

「人間のささやかな娯楽のために、動物の命、一生を、犠牲にしてしまう傲慢さに、目覚めて貰いたい。

共存、共栄と言いながら、それを決める人間の価値基準を優先していては、真の持続可能な世界は来ない。」

といいます

 

日本の企業にコピルアクの販売をやめるよう求めましょう❗

https://PETAAsia.com/Kopi

 

***************引用終**************

 

 

 

 

 

金になるコピ・ルアクの生産には、動物が関わっています。

動物が関わっている産業には、必ず虐待があります。

 

 

***************引用***************

 

コピ・ルワク(Kopi Luwak)という高級コーヒー豆があります。

「コピ」は、インドネシア語でコーヒー、
「ルアク」は、現地語でマレージャコウネコの名前です。

civet-coffee-1-696x441


インドネシアに生息するジャコウネコの糞の中から採取される
未消化のコーヒー豆です。

$_1

 

インドネシアのコーヒー農園では、
主にロブスタ種のコーヒーの実が栽培されています。

果実が熟したころになると、野生のマレージャコウネコが、そのコーヒーの実を食べにやってきます。

 

コーヒーの実の果肉は、栄養源となりますが、
種子にあたるコーヒー豆の部分は消化されずにそのまま糞と共に排泄されます。



この時に 種子の表面部分は消化酵素の作用によって
たんぱく質が分解・発酵されるために独特の香りと味が作られるのです。

 

かつては生産者は、森に入り、野生のジャコウネコの糞を探し出しすという方法だったために、
ごく少量の豆しか収穫することができませんでした。

そのため もともとはとても貴重品で超高級でしたが
いまではお土産店で普通に購入することが出来ます。

 

それには理由がありました。


最近は 野生のジャコウネコを捕獲して とても狭いケージに閉じ込めます。

bbc

そして 野生とは違う栄養価の低い食事に無理やりコーヒー豆をたくさん混ぜて食べさせるのです。

とても劣悪な環境の中で ジャコウネコを虐待しながら作るコーヒーとなってしまったのです。

 

現在少なくとも数万頭ものジャコウネコたちが
不当に捕獲され 劣悪な環境下で コピ・ルアクを生産され続けているのです。

 

 

もともとジャコウネコは 肉食動物です。
コーヒーの実は、ほんのわずかしか食べないのです。

でも コピ・ルアクの生産現場では、ジャコウネコたちの健康を無視したまま コーヒー豆だけを食べさせ続けています。

bbc2

 

 

そのため、多くのジャコウネコたちは病気になり、
ひどい消化器疾患を患い

感染症にもかかりやすくなり
癌になり 死亡します。

 

だから毎年50トンを超えるコピ・ルアクが輸出できるのです。

 

販売する箱には 「野生100%保証:Wild 100%GUARANTEE」と表記されています。

IMG_3623aa

 

でも潜入取材の結果では 実際は違いました。

 

次の動画は 野生のジャコウネコたちが閉じ込められている現場です。

 

のびのびとした森の中から

いきなり狭く劣悪な環境へと閉じ込められたジャコウネコたちは
激しいストレスの中で
死ぬまでは コーヒー豆を食べさせられて生き続けなければなりません。

 

***************引用終**************

 

 

野生動物のジャコウネコたちは、コーヒー豆のために、拉致され

 

狭く不衛生な場所に拘束され、

 

本来、肉食にも関わらず、コーヒー豆だけを食べさせられる一生を送ります。

 

 

この子は、左右に首を振るという動作を繰り返していました。

精神異常によって起こる、いわゆる常同行動です。

動物園や水族館でも頻繁に見られる現象です。

 

この子は、出してほしいと言わんばかりに、檻に噛みついています。

 

体に合わない食生活を続けた結果、最後は病気になり、死亡します。

 

 

 

この虐待は今でもなお続いており、今年の1月にもPETAによって暴露されています。

そして、こちらの映像は、さきほどの環境よりもさらにひどくなっています。

 

 

ひどく狭いケージに閉じ込められ、

 

 

 

 

 

ケージの中は、糞、腐った実、汚れた水などで不衛生な状態です。

 

 

その結果、病気になったり、

 

精神に異常をきたし、ぐるぐると同じ場所を歩き回ったり、

 

自傷行為を行ったりします。

 

 

生産者は、ジャングルで糞を拾っていると、平然と嘘を言っています。

そして、コピ・ルアクを飲んでいる日本人も、これをまんまと信じているのでしょう。

 

しかし業者の本音は、誰もそんなことはしていないだろう、と言っています。

そんな事をしていたら生産が追いつかないので、当たり前なのです。

 

生産者が都合の悪いことを隠蔽し、嘘のイメージを与えるのは、

ペット業界にしろ、畜産業界にしろ、動物を利用したファッション業界、娯楽業界、どの業界でもあることです。

 

生産者は嘘をつくもの。

この大前提を、我々日本人は全員が理解しなければならないのです。

 

動物を利用している産業は、必ず動物虐待によって成り立っています。

一切の例外はありません。

動物性のものは商業化された時点で、動物が虐待される事が決定するのです。

 

 

残念ながら日本は、コピ・ルアクの最大の消費国だそうです。

 

残酷な動物の糞コーヒー「コピ・ルアク」を買わないようにしてください。

そして、この事実を周りに広めましょう。

 

 

 

ジャコウネコの虐待をなくそうと、人工的にコピ・ルアクを作り出している企業があるそうです。

 

****************引用****************

 

Afineurはニューヨークのスタートアップなのですが、ジャコウネコがコーヒー豆を胃液で消化するのと同じメカニズムを人工的に作り出すことで虐待をなくそうとしています。

 

もともと創業者兼CEOであるCamille Delebecqueはハーバード大学で科学を専攻しており高い専門性を持っていました。

 

一方でコーヒー好きであることもあって毎日のようにコーヒーを飲んでいる中でジャコウネコのコーヒー豆のことを知りました。

その際に、自分が持っている知識を持ってすればこの問題を解決できるのではないかと思ったのが創業のきっかけです。

 

創業の際にはIndieBioから 600万円の投資を受けて事業を展開し、

創業翌年の2015年には1千万円($100K)を超える売上をあげました。

 

初めのうちはKicksterというクラウドファンディングを活用してユーザーを獲得しており、その理念に共感する多くのユーザーから支援を受けました。 

 

Afineurのすごいところはジャコウネコの虐待をなくすという倫理的なビジョンだけではありません。

たとえどんなに優れたビジョンがあっても経済性なしではそのビジョンを実現することができません。

Afineurは倫理的に優れたビジョンだけでなく経済的にも優れたビジネスモデルを持っています。

 

ジャコウネコのコーヒー豆は値段が高いことで知られていますが、Afineurはコーヒー豆150gで3,000円というかなり安い値段で販売しています。

 

そのために既存のジャコウネコのコーヒー豆を購入していたユーザーを全て乗り換えさせるポテンシャルを持っており、ジャコウネコに関するビジネスを大きく変革させる可能性があります。

 

忠実な味の再現や販路の拡大など解決すべき課題はまだあるようですが、Afineurのビジネスはアメリカを中心に多くの人によって注目されています。

 

***************引用終**************

 

味が忘れられないという人は、こういう企業の商品を買うようにしましょう。

 

 

 

我々日本人は、動物問題に無関心のあまり、自国の動物だけでなく、他所の国の動物まで虐待して殺しています。

 

 

すべての動物に関心を持ち、そして動物問題に関心を持ってください。

 

にほんブログ村 猫ブログへ にほんブログ村 犬ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ヴィーガンへ

 

※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要です。

 いつもシェアしていただいている方々、ありがとうございます。