以下の投稿をご覧ください。
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いつまで世界の流れに背を向けるのか。
このままではアフリカゾウを保護する各国の努力を、日本が台無しにしてしまいかねない。
政府が認める象牙の国内取引である。
中米パナマでワシントン条約締約国会議が始まり、日本を念頭に取引禁止を求めた決議案の扱いが、大きな焦点になっている。
提案国は、ベニン、ブルキナファソ、赤道ギニア、エチオピア、ガボン、リベリア、ニジェール、セネガル、トーゴのアフリカ諸国だ。
ゾウの生息地を抱え、象牙目当ての密猟に悩んでいる。
象牙やその加工品は、1990年に同条約で国際取引が原則禁止されている。
2016年には、密猟または違法取引の原因となる国内市場の閉鎖を各国に求める決議が採択され、これを機に大半の国が閉鎖に踏み出した。
印鑑や和楽器などに象牙を使う日本は、取扱業者を届け出制から登録制に変更するなどして国内取引を容認。
政府は「取引されている象牙は禁止される前に入ってきたもので、厳格に管理されている」と、市場維持の姿勢を貫く。
一方、環境保護団体の調査によると、日本から象牙を密輸したとして中国で有罪判決が出た事件が10〜19年に45件確認された。うち10件は日本に関わり、登録業者が関与した例もあるという。
別の調査では、18〜20年に日本からの密輸を防いだ76件のうち、日本の摘発は1件だけだった。
日本を起点に違法な取引が横行し、管理も不十分な実態が浮かぶ。
日本の市場が隠れみのになり、象牙の需要を刺激し、密猟を誘発している恐れがある。
政府は、アフリカ諸国の訴えを受け止め、市場閉鎖に踏み切るべきだ。
アフリカゾウの絶滅の危険度は高まっている。
熱帯林にすむシンリンゾウの個体数は31年間で86%以上、草原地帯のサバンナゾウは50年間で60%以上減った。
中でもシンリンゾウは、広範囲に移動しながら食べた果実の種をふんと共に拡散し、新たな森を育む役割を果たす。
開発や気候変動で森林の消失が進むアフリカにとって生態系を守る上でなくてはならない存在だ。
日本国内でも理解は深まりつつある。
イオンやヤフーなどが象牙製品を扱わないと決め、代替品の開発も進む。
東京都の有識者会議は条例制定などによる取引規制を求める報告書をまとめた。
国内外が日本政府に決断を促している。自国の産業保護を理由に拒む問題ではない。
転載元
2022.11.16 信濃毎日新聞朝刊
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象牙は、どのようにして取られるかご存じですか?
以下の動画には、狩猟者によって殺される象が映っています。
このようにして、野生の象を銃で殺して、顔の一部ごとチェーンソーで切ってその牙を持ってゆくのです。
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1859167.html
http://blog.livedoor.jp/liablog/archives/1903042.html
https://www.instagram.com/p/CPhW6wgJW9Y/?utm_source=ig_web_copy_link
牙が自然に抜け落ちるとか、寿命で亡くなった象の死体から切り取っているとでも思っていましたか?
象牙が取られるときは、象が殺されるときなのです。
アフリカゾウは、現在、絶滅の危機にあります。
の2021年3月25日に、 IUCN絶滅危惧種レッドリストにおいて、
アフリカの「シンリンゾウ(マルミミゾウ)」は、「深刻な危機(CR)」
「サバンナゾウ」は、「危機(ER)」と評価されました。
IUCN絶滅危惧種レッドリストは、9つのカテゴリーがあり
①未評価 ②データ不足 ③低懸念 ④準絶滅危惧 ⑤危急 ⑥危機 ⑦深刻な危機 ⑧野生絶滅 ⑨絶滅
と評価されます。
⑧と⑨は絶滅になりますので、シンリンゾウは⑦ですから、絶滅寸前の種ということになります。
>>熱帯林にすむシンリンゾウの個体数は31年間で86%以上、草原地帯のサバンナゾウは50年間で60%以上減った。
とあります。
アフリカゾウの激減の主な原因は、象牙目当ての密猟です。
つまり、象牙製品を購入する人たちのせいで、ゾウが殺され、絶滅の危機に追い込まれているのです。
他国の話と思われるかもしれませんが、象の密猟は、日本人が大きく関わっています。
日本は象牙消費大国です。
象牙は、印鑑、麻雀パイ、ピアノの鍵盤、三味線のバチ、置物、仏具、装飾品、ビリヤードキューなどに、用いられています。
どれも代替素材が使える品ばかりで、こんなくだらない物のために象が殺されているのかと溜息しか出ませんが、
中でも、象牙の印鑑は、日本の象牙市場を大きく支えてしまっており、ゾウの密猟を助長していると世界から非難されています。
>>2016年には、密猟または違法取引の原因となる国内市場の閉鎖を各国に求める決議が採択され、これを機に大半の国が閉鎖に踏み出した。
>>印鑑や和楽器などに象牙を使う日本は、取扱業者を届け出制から登録制に変更するなどして国内取引を容認。
とあります。
日本では、象牙の輸出入は禁止されています。
しかし、国内では、事業者登録を行っている事業者からの象牙製品の入手は合法なのです。
日本人や中国人の消費のせいで、象は密猟され、
密猟された象牙の80%近くが中国経由で日本に持ち込まれて消費されています。
需要がある限り、密猟が行われ続けます。
象が殺される最も大きな原因は、金のためです。
金を払ってでも、狩猟で殺して興奮を得たいハンター。
そして、密猟によって象牙を奪い、金を得ようとする密猟者。
我々日本人が、印鑑を高級感などといった、くだらない嗜好のために買うことで、遠くにいるはずのゾウたちを絶滅させてしまいます。
象牙の製品を使った商品を買わないようにしましょう。
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カキ、バナナ、キャベツ&えんさい、無農薬玄米、バーディで朝食
— クックハウスokinawa~闘鶏で傷つき捨てられた鶏達の生きる場所~ (@LOfndnUtstj7z8V) November 21, 2022
ごちそうさん。
トッピングラスト蜜柑箱1つ、ずっと乗ってました しょうかいできずすいません
ありがとうございます‼️ pic.twitter.com/OiR1R8BPL6