沖縄のクックハウスでは、闘鶏で傷ついた鶏たちを保護されています。
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捕まえたー
受け軍鶏だね
闘鶏のルール
片方の下嘴を切り噛めないようにして
五体満足の軍鶏と60分~70分囲いの中に入れて戦わせる
時間内に無抵抗の軍鶏が目がなくなろうが頭蓋骨が出ようが 耐え抜けば勝ち! 殺されたり倒されたらおしまい
その後も頭を縫われ練習用に死ぬまで使われたりする
片目はきれい残ってる
よかったじゃないか!
どこかに飛べる体力はまだないけど つつかれた方の目涙が止まらない
落ち着くといいね
さて、帰りましょう
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上記は、7月中旬に保護された子。
その姿を一目見れば、闘鶏がいかに残酷なものかがよく分かるはずです。
このようにボロボロになった子達を保護、治療し、里親を探しているのが、クックハウスさんです。
そんなクックハウスさんが、クラウドファンディングを開始されました。
増え続ける軍鶏たちの場所を増設しなければならないためです。
しかも、土地の契約更新ができなかったようで、今の土地は追い出されます。
今後かなりの資金が必要になるでしょう。
2羽のオスの軍鶏(シャモ)という品種の鶏を囲いの中に入れ闘わせるのが、闘鶏です。
闘鶏では、1羽が正常な状態で、もう1羽は攻撃する手段を奪われた状態で、闘わされるものがあります。
攻撃する手段を奪われる、受け役の軍鶏は、まずは下クチバシを切られます。
そして、蹴爪という、かかとの上部にある尖った爪の部分を切られます。
https://ameblo.jp/dice0107/entry-12400899996.html
こうして攻撃をする術を奪われた受け軍鶏は、相手から一方的に攻撃され続けます。
そして、相手の攻撃に数十分間耐え続ければ勝ちという、とてつもなく、くだらないルールです。
攻撃された軍鶏は、全身 血を流し、ボロボロになり、目を失ったり、骨まで見える状態になることもあります。
闘鶏をやっている連中が、
致命的な傷を負って戦えなくなった鶏たちを再び戦えるようになるまで面倒を見るわけがなく、
縛り付けたり、ゴミ袋に入れたりして、道に捨てたりします。
誰かが見つけて保護されない限りは、そのまま弱って死んでいきます。
このように雛が捨てられることもあります。
死んだ鶏は、そのままの状態で捨てます。
運よく保護されて助かっても、体はボロボロです。
最近では、闘鶏のことがネットや新聞で取り上げられたため、
人目のつかないところに捨てるようになり、さらにタチが悪くなっているそうです。
全国で行われてる 闘鶏沖縄は使い捨てが多いが ネット、新聞で少し話題になってから 表には捨てなくなった
— クックハウスokinawa~闘鶏で傷つき捨てられた鶏達の生きる場所~ (@LOfndnUtstj7z8V) December 15, 2021
闘鶏は毎週行われている
そして 人目のつかない所に捨てられる
この軍鶏は鶏の餌袋に詰められて
畑に放置
見つけるのが遅く
袋あけて少しすると
息を引き取った
情報提供宜しくお願い致します pic.twitter.com/7LyxvLdzBg
人目のつかないところに捨てられてしまうと、発見が遅れ、死んでしまいます。
しかし、実は捨てるのはまだマシな方で、
ひどい輩になると、そのまま自宅の敷地内で餓死させたり、家畜の餌にしたりして処分しているのです。
画像は、クラファンのページにあった、白骨化した軍鶏の遺体。
そのため、捨てた輩を「いい人」と言わなければならないほど、闘鶏の世界は腐っているのです。
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片目はつつかれ白くなり焼き魚のさんまみたいになってる
でも捨てた人はいい人だ思う
闘鶏は沖縄だけじゃない
千葉から連れてきた受け軍鶏達は何度も使われ つぶれた目を狙うので 眼球すらない
外遊び場は 足りてない
昨日病院と捕獲で出て掃除もできてない
うちに来たからといって幸せな訳じゃない
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↑の子は、冒頭で保護されていた子です。
日本全体が、愛護レベルの低い国ではありますが、沖縄はその中でも動物愛護意識の低い地として有名です。
沖縄の糸満市では、このような事実があることを知りながら、
闘鶏が行われている証拠がないなどの言い訳をし、闘鶏禁止条例に反対する議員たちが複数いました。
捨てられた証拠写真があるにも関わらず、積極的に反対答弁を行っている議員が複数いました。
残酷な写真を見ておきながら、沖縄で行われている証拠がないなどという詭弁を言って、わざわざ反対をしているのです。
条例制定に反対の立場で討論した3名の市議。 pic.twitter.com/luJZEnBOTO
— 琥珀のダーリン🕊 (@kohakunodarling) September 28, 2020
この議員たちは、自身が闘鶏を行っているか、暴力団とつながりがある(資金をもらっている)か、暴力団から脅されている、などの可能性が考えられますね。
闘鶏が暴力団の資金源になっている可能性があることが、メディアからも報じられています。
今年2月に亡くなった、ビーチに捨てられていた、ちゅらさん。
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美らり(ちゅらり)どんどん弱ってく
いろいろあげてみる ぜんぜん食べない
やっとトマト一口( ̄▽ ̄;)。
具合悪い時の餌セット ありがとうございます
だいぶガリガリになった どこまで頑張れるかな
ちゅらさんビーチの近くに捨てられたので ちゅらり
とみしろ警察署に電話したら 山に捨てろと言われたね
ちゅらり元気になってくれー
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沖縄県の豊見城(とみしろ)警察署は、捨てられた軍鶏に対して、山に捨てろと言い放ったのです。
遺棄が犯罪だから通報しているにも関わらず、警察官自身が捨てろ、と言っているのです。
沖縄では闘鶏だけでなく、闘牛も行われています。
他にも、工場現場犬、行ってらっしゃい散歩、徘徊犬、はたけ犬など、犬にも極限まで虐待する習慣があります。
野良猫の不審死、切り刻まれた死体なども頻繁に目撃されています。
市民から議員、警察に至るまでもが、動物の虐待に無頓着な人が非常に多いのでしょう。
このような連中が多いため、クックハウスさんは何度も嫌がらせを受けているようです。
以下は、クラファンページからの引用。
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ハブや野犬、蚊、そして闘鶏反対活動を良く思わない人達からの嫌がらせ
からニワトリ達を守るために 室内に入れる理由があります
〈写真 クーラーの効いた室内で眠る軍鶏〉
過去に嫌がらせで保護した軍鶏の首を切られたり
監視カメラの配線を切られた事があり
現在は24時間無人にすることなく 軍鶏たちを守っている
〈写真首を切られてしまったダニー警察は人じゃないからと捜査してくれなかった〉
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何と、とある軍鶏は首を切られてしまったのです。
嫌がらせというか、もはや犯罪レベルです。
これでも警察は捜査しませんでした。
クックハウスは糸満市にありますので、糸満警察署になるのでしょう。
さらに、今回土地を追いやられるのも、地元の連中の影響が大きいようです。
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土地の契約更新ができませんでした 突然のことです
闘鶏を反対している事への地元からの反発の声も多く
そんな事も関係してか 契約期間の延期ができませんでした
現在土地も探しています
それを踏まえて移動できるプレハブの購入です
全額集まらなくても 項目を削りながら進めていきます
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糸満市は、議員、警察、市民、何から何まで闇が深いようですね。
今、この瞬間も軍鶏たちは、産まされ、戦わされ、痛めつけられ、苦しめられ、殺されています。
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受け側の軍鶏は
頭蓋骨が出るまでつつかれ 片目、時に両目も奪われる事も多い
攻撃を受けないように必死に相手の首に絡み付いたり 蹴りを入れて反撃しますが 攻撃力はほとんどなく
戦い用の囲いはどこの闘鶏場も軍鶏の血で真っ赤に染まっています
闘鶏で負ければ
捨てられるか 殺されるか 練習用となり死ぬまでつつかれるか
沖縄の場合は薬物使用が多いので肉は食べないと言われています
ハンデを付けられた受け側の軍鶏も もちろん勝つこともあり 守備力抜群と書かれネットで販売されることもあります
試合後は 勝てばまた使うため 麻酔もなく頭蓋骨がでるまでつつかれた頭を タコ糸や刺繍糸のようなもので縫われます
感染症などで死ぬ場合や脳障害を起こす軍鶏も多い
写真の軍鶏は空き地で拾い 動物病院で死亡した
500坪の敷地
ぐるりと遺体が埋まっている 5年間でもう埋めるところはないほど死んでいった
軍鶏の寿命は普通に暮らせば10年以上あるらしい
闘鶏で受けたダメージのせいで長くて4ー5年といわれています
クックハウスにたどり着いたほとんどの軍鶏が 後遺症で苦しんで死んでいきます
その時が来るまでは医療にかけ、できる事をできる範囲でしてやるだけです
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闘鶏たちをケガを負わせ、死に追いやった人間たちは何の罪にもならず、のうのうと闘鶏を続け、
関係のない人がその尻拭いをさせられています。
これが日本という国です。
闘鶏は日本全国で行われています。
人生を投げ売って、その尻拭いをしている人を支えましょう。
ぜひ、クラファンのページを全部読んでみてください。
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