沖縄の闘鶏問題をご存じでしょうか?
軍鶏(シャモ)という品種の鶏がいるのですが、
2羽のオスの軍鶏を囲いの中に入れ闘わせるのが、闘鶏です。
闘鶏では、どちらが勝つかでお金を賭ける、つまり 賭博が行われています。
鶏は全身 血を流し、骨まで見える状態になり、勝負が決まります。
鶏たちは、人間の欲のために無用に戦わされ、ボロボロになります。
ここで、皆さん考えてみてください。
そもそも賭博は違法です。
加えて、見ても分かるように闘鶏は動物虐待です。
こんなことをしている人間たちが、傷を負って戦えなくなった鶏たちを、再び戦えるようになるまで面倒見ると思いますか?
答えは明らかにノーですよね。
戦えなくなった鶏たちをどうするのかというと、縛り付けて道に捨てるのです。
まるでゴミのように捨てられています。
闘鶏で傷ついた鶏たちを、クックハウスという団体が保護しています。
善意ある人たちが、違法行為を行う悪人たちの尻ぬぐいをさせられています。
違法行為にも関わらず、沖縄県は全く本気で動く気がないことが確認されています。
日本は全体的に愛護意識が低いですが、沖縄はその中でも動物愛護意識の低い地として有名です。
去年はクックハウスさんが、沖縄県議会に「闘鶏禁止条例」の制定を求める陳情書を提出されましたが、うやむやにされました。
そして今年は、沖縄の糸満市議会に陳情書を提出され、浦崎 暁 議員が積極的に動いてくださり、闘鶏禁止条例の会議が開かれました。
しかし残念ながら、9月28日に、賛成少数により否決されました。
積極的に反対答弁を行っている議員が複数いました。
あのような残酷な写真を見て、わざわざ反対をする意味が分かりませんね。
条例制定に反対の立場で討論した3名の市議。 pic.twitter.com/luJZEnBOTO
— 琥珀のダーリン🕊STOP闇闘鶏@沖縄 (@kohakunodarling) September 28, 2020
途中で退席したり、賛成から反対に転じた議員もいるようで、かなり闇が深そうな議会であることが分かりました。
クックハウスも、浦安議員も、今後もあきらめずに戦ってくれるようです。
皆さんも、闘鶏問題に関心を持ち、応援してあげてください。