殺される直前も虐待され続ける | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

豚肉を食べる方は、以下の動画をご覧ください。

 

***************引用***************

 

前回別の地域で豚さん🐷

 

お見送りの時は動画のように豚さんを必要以上に棒で叩いたり人間が豚さんの上に乗ることはなかったので、作業員の方が人目を気にせず必要以上に暴力してたことに驚きました。

 

真冬でも冷水をかけられます。

お金を払って誰かに暴力を依頼したいですか?😢

 

作業員が豚さんたちを中に誘導したあとも足で豚さんを蹴り飛ばしてるのをこの目で確認しました。

殺される直前も虐待され続けるなんて悲しいですね。

 

やっと外の景色を見れて新鮮な空気と陽の光を浴びられたかと思えば、トラックにギューギューに詰められ屠殺場に運ばれる豚さんたち。

 

産まれて6ヶ月の子供の豚さんです。

純粋な瞳をした豚さんたちが、人間の味覚の欲のために殺されてしまうのは悲しすぎる。

 

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日本のと殺場を撮影された方の映像です。

と殺場に運ばれてきた豚たちが映っています。

 

職員は、豚たちを中に入れようとして、棒で叩いたり、豚の上に乗ったり、蹴ったりして暴力を奮っています。

ところどころ豚の鳴き叫ぶ声が聞き取ることができ、特に1:10頃はかなり悲痛な鳴き声を上げています。

 

 

中に運ぶ際に、職員によって暴力を奮われることはよくあることです。

 

蹴る

 

上に乗って蹴る

 

棒で叩く

 

ホースで鞭打つ

 

電気スタンガン

 

 

続いて、こちらの映像。

 

この豚は、到着した頃には衰弱していました。

立つことができず、苦しそうに呼吸している様子が見て取れます。

 

長時間放置された後、足を縛られ、

 

奥へ引きずられていきました。

 

 

到着する頃には、死んでしまう豚もいます。

 

 

green_veganism

 

 

と殺は翌日に行われることが多く、搬入したその日にと殺する屠殺場はわずか7%です。

つまり、93%のと殺場では、吹きさらしの係留所で、過密状態のまま、一晩放置されます。

 

今のような極寒の時期でも、吹きさらしの係留所で、一晩過ごさなければなりません。

冬でも冷水を浴びせられる

 

体の汚れを落とすためにシャワーをかけられ、

 

一晩中、ひたすら寒さに耐えてすごさなければならないのです。

 

 

豚は、と殺の時だけが可哀相と思っている方が多いかもしれませんが、

と殺に至るまでにもこれだけの苦しみを味わっています。

 

 

さらに、豚たちの苦しみは生まれた時から始まっているのです。

 

豚は、生後1週間以内に3つの虐待が行われます。

 

それが、去勢、断尾、歯の切断です。

すべて無麻酔で行われます。

 

去勢は、日本の養豚場の90%以上で行われています。

 

鋭利なカミソリでふぐり(陰嚢)を切開、睾丸を取り出し、一気に引き抜き、切り取ります。


 

当たり前ですが、激痛であり、子ブタは鳴き叫びます。

日本ハムの養豚場の実態

 

あまりの痛みに、痛みが2~3日続くと考えられています。

無麻酔での去勢が原因で、心的外傷性疾患により死亡する子豚もいます。

処置後に腹膜炎を起こして死亡したり、ストレスから発育や免疫力が落ちる傾向があります。

 

去勢をする理由は、肉の雄臭を防ぐためです。

人間の味という欲のために、豚たちは切り刻まれるのです。

 

 

尻尾の切断は、日本の養豚場の80%以上で行われています

 

「過密飼いのストレスからお互いを傷つけあうことを防ぐ」といった理由で行われます。

食用豚たちは、過密飼育のストレスフルの状況で拘束されます。

あまりにもやることがなく、ストレスが溜まっているため、仲間の尻尾などをかんでしまうことがあります。

 

要するに、飼育状況を快適にすれば、起こらない話です。

業界側がわざわざ豚にとってストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせているにも関わらず、

根本的な改善は行わずに、尻尾を切って痛めつけて対処を行っているのです。

 

 

歯切りは、日本の養豚場の60%以上で行われています。

 

「子豚がお母さん豚の乳首や、ほかの豚の尻尾や耳を傷つけることを防ぐ」といった理由で行われます。

 

これも、かみついてしまうようなストレスフルな飼育を行っている事が原因です。

わざわざストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせ、根本的な改善は行わず、尻尾を切って痛めつけて対処を行っているということです。

 

切断された歯のうち 92%で神経感染症が起こり、

10.6%が出血、3.3%が骨折し、

歯の切断後、60%で歯の神経が開いてしまっていることが科学的に明らかになっています

 

豚の生産では、幼い頃にこれだけのひどい虐待が行われています。

そしてこれらの虐待行為は、母豚の前で行われることがあります。

日本ハムの養豚場の実態

 

 

そして、養豚の業界で最も残酷な工程の1つが、淘汰です。

 

養豚場では、成長不良のため取れる肉の量が少ない、奇形のため売り物にならない、病気のため治療費がかかってしまうなど、

生かしておいても業者の利益にならない子豚がいます。

そういった豚は、農家などの手によって殺されます。

 

その方法の1つがこちらです。

 

コンクリートの床に叩きつけて殺す、という方法です。

クズ豚レスキューお願いしまーす

 

豚は生きたまま、床に頭や体を打ち付けられ、血をダラダラと流しながら殺されるのです。

 

まさかこれが日本で? と思う方も多いのでしょうが、

これは日本で行われている淘汰の一般的な方法です。

 

日本ハムの養豚場では、母豚の真後ろでこの叩きつけを行っていました。

 

 

 

 

 

日本ハムの養豚場の実態

 

叩きつけられても死にきれず、1時間経っても、もがいて苦しむ豚もいます。

 

 

もう1つの方法がこちらです。

 

心臓に消毒剤を注射して殺す、という方法です。

 

注射された子豚は、数分苦しみ もがいた後に、絶命します。

これを安楽死などと業界は言っていますが、どうこからどう見ても安楽死ではありません。

 

 

これら子豚の大量殺戮を、養豚業界では 淘汰 といいます。

 

淘汰の機会は、出荷されるまでに4回もあり、その度に利益にならない豚が殺されていきます。

規模は不明ですが、とある養豚場の農家では、毎月120頭を淘汰しているとツイートしていました。

クズ豚レスキューお願いしまーす

 

あなたの目の前にある豚肉は、1頭の犠牲ではなく、

床に叩きつけられたり、消毒剤注射をされて苦しんだ、すさまじい数の豚の犠牲の上に並んでいるのです。

 

 

養豚場の多くは、人工授精によって豚を繁殖しています。

 

人工授精とは、人間がメス豚の膣に器具を挿入し、強制的に受精させるという非常におぞましい行為ですが、

受精させるための精液を種豚から採取しているのです。

屈辱的な暴力

 

こうして採取した精液を用いて、メス豚に対して 人工授精による種付けが行われます。

 

人工授精は別名レイプ繁殖と呼ばれています。

日本でも広く行われており、その利用率は2014年時点でも70%を超えています。

犬猫の生体販売に反対しながら肉を食べる人は、

繁殖犬が強制的に妊娠・出産させられることに反対しておきながら、

繁殖豚が強制的に妊娠・出産させられることには自ら加担しているのです。

 

 

母豚は種付けされると、この妊娠ストールという狭い檻で拘束されながら、飼育されます。

 

一生のほとんどを、転回もできない、身動きができない、何もやることがない、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。

 

食事も、トイレも、この檻の中で行います。

 

必然的に、檻の中は、糞尿だらけの不衛生な場所になります。

 

豚は本来、綺麗好きにも関わらず、自分達の体は、自分達の糞で汚れていきます。

 

あまりの辛さに、豚たちは精神的に追い詰められていきます。

 

 

 

88%以上の養豚場で、この妊娠ストールが使用されています。

 

閉じ込めておいた方が、職員が、母豚たちの受胎・流産の確認や、給餌管理をしやすくなるからです。

母豚は、妊娠ストールで約4か月を過ごし、出産間近となります。

 

 

そして、出産前になると、分娩ストールという檻にうつされます。

 

 

ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。

見ての通り、非常に狭い檻です。

 

母豚は身動きができないため、子育てはできませんし、子供の具合が悪くても、助けることは不可能です。

 

倒れた子豚の母親は、反対向きに寝ているので気づいてすらいません。

 

 

繁殖用を除く、豚肉となる大多数の豚たちは、わずか生後6か月の子供のうちに殺され、肉にされます。

 

豚たちは、短期間で大きくなるように品種改良されているためです。

この写真が、生後6か月の姿です。異常な大きさでしょう。

 

品種改良には

・ 一日でも早く出荷するための「成長率の向上」

・ 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良」

・ より多くの子供を産ませるための「繁殖能力の向上」

などがあり、

人間都合の品種改良によって、豚は苦痛を感じたり、病気を抱えやすくなっています。

 

まずは、脚弱。

足が弱り、立ち上がることが困難になります。

 

脚弱は、床の状態、拘束飼育による運動不足など様々な要因がありますが、成長率向上による品種改良も要因の一つです。

 

生後4、5か月の豚の多くが四肢の関節に骨軟骨症があり、徐々に進行して、やがて脚弱という症状になって現れます。

動画

 

 

次に、母豚の空腹による異常行動。

 

太るように改良されたことにより、豚たちはお腹が空きやすくなっています。

しかし母豚は、妊娠期間中、生殖能力を最適化するために、餌を制限されます。

 

餌を満足に食べることの出来ない母豚は、空腹に苦しみ、

目の前の柵をかじり続けたり、

 

口にモノが入っていないのに口を動かし続けたり(偽咀嚼)などの異常行動を起こします。

 

 

そして、子豚の死亡率の増加。

 

日本の母豚1頭あたりの産子数は11頭。

豚はイノシシの品種改良ですが、イノシシの産子数は4~5頭ほどなので、かなり多産になってきていることが分かります。

 

母豚が多産になるにつれて、離乳前の子豚の死亡率は増えます。

ある研究では、13年間で、生まれた豚が3.0頭増加し、離乳前の死亡率は5.4%増加していることがわかりました。

 

 

さらに、母豚の脱肛。

 

脱肛は直腸、膣、子宮が外に出てしまう疾患で、母豚は痛みで苦悩し、治癒しなければ死に至ります。

これが「日本ハム」の実態

 

脱肛の原因は様々ですが、品種改良による繁殖率の向上が1つの要因と考えられています。

脱肛の増加により、アメリカでは2013年から2016年の間に母豚の死亡率が約2倍に上昇したというデータが出ました。

 

脚弱、空腹、多産、脱肛など、品種改良は豚たちに様々な苦しみを与えています。

 

 

豚肉になる豚たちは、生後6か月の短期間で、屠殺場へ。

母豚たちは、種付け→妊娠ストール→分娩ストールのサイクルを何度も繰り返し、4~5年で生産効率が落ち使い物にならなくなれば、屠殺場へ送られます。

 

 

と殺場へは、トラックでぎゅうぎゅう詰めにされて運ばれます。

 

ストレスで豚たちの間で闘争が起こることもあります。

当たり前ですが、水を与えるとか、暑さ寒さ対策をするといった配慮は一切ありません。

 

 

そして、最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

最初から最後まで楽しみもない、苦しみしかない、短い生涯を終えるのです。

 

あなた方が欲する豚肉のために。

 

日本人はすぐに感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという奇特な方がいらっしゃれば教えてください。

 

このような言葉は、現実をまるで知らない人か、欲に勝てない人や、倫理観のない人が建前で使う、中身のない言葉です。

 

以下、残酷なシーンはありませんので、豚肉を食べるあなたは、ぜひこの子の最後の姿を音声をONにしてご覧ください。

屠殺場で最後を迎える豚の姿です。

仲間が殺されるところを見たのでしょう。

あまりの恐怖に怯え、震え、崩れ、鳴き叫んでいます。

 

いかがですか?

豚たちが、あなたに感謝されて食べられることを望んでるとでも思いますか?

 

豚も、感情があり、個性のある生き物です。

肉からしか摂れない栄養はなく、タンパク質不足になるなど大嘘です。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

 

代替肉料理、商品をちょっとだけまとめました。

 

美味しいという欲だけのために、豚を苦しめるのをやめましょう。

 

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