象乗りに苦しむゾウたち | チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリーと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

 

**************引用(翻訳)**************

 

タイのアユタヤは、ユネスコの世界遺産に登録されており、毎年多くの観光客が訪れる考古学的・歴史的な名所です。

 

PETAの新しいビデオ映像は、この文化的名所で

象が殴られ、鎖につながれ、観光客に乗り物に乗ることを強要され、

この知的で繊細な動物に肉体的・精神的苦痛を与えている様子を映し出しています。

 

 

 

 

 

ゾウは、飼育下ではなく、自然の中で暮らすべきであり、

食べ物を探したり、砂浴びをしたり、泳いだり、そして最も重要な家族や他の象との交流など、

象が健康で幸せになるための重要な活動をすることが妨げられています。

 

しかしタイでは、アユタヤのゾウのように

飼育されているゾウは、「パジャーン」と呼ばれる儀式を受けます。

 

パジャーンとは、母子間の愛を断ち切るという意味です。

人間が象に乗ったり、望まない接触をさせるためには、

PETAのビデオにあるように、常に象を脅して体罰を与えるしかないのです。

 

赤ちゃんゾウは、母親から引き離され、殴られ、食べ物や水を奪われ、ロープで縛られます。

何週間も肉体的な拷問、精神的な虐待、孤独に耐え、精神が崩壊し、さらなる苦痛を避けるために捕獲者に従うほどの恐怖心を持つようになります。

アユタヤの象使いたちは、象の頭に武器を振り回して威嚇し、象を常に不安な気持ちにさせています。

 

暴力やトラウマ、自然で自由な生活を奪われた象たちは、檻の中で前後に揺れるという、飼育されている象にありがちな異常行動を起こすのです。

 

 

 


ゾウは驚異的な記憶力を持っているため、家族から引き離され、奴隷として働かされるゾウの苦痛や悲しみは想像を絶するものです。

 

象に乗らない、象のいる場所を訪れないということが、この動物たちを助けることになります。


タイ観光局に対し、タイの観光地で象に乗ることを禁止するよう働きかけてください。
 

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タイの観光名所で、ゾウ乗りを楽しむ観光客と、

ゾウ使いがブルフックを持つ様子、ゾウが鎖で繋がれる様子、ゾウが左右に揺れ異常行動を起こす様子が映っています。

 

なぜゾウは、人間を乗せるなどといった不自然な事を行うのか。

考えたことはありますか?

 

タイでは、ゾウを人間の思い通りに利用するために、

赤ちゃんの象に対して、パジャーンと呼ばれる残酷な調教を行います。

 

赤ちゃんのゾウをお母さんゾウから引き離し、

4本の脚を縛り、丸太の中に閉じ込めます。

 

 

 

 

 

 

そして、ブルフックで急所を刺すなどして暴力を奮い、人間に対する恐怖を植えつけるのです。

 

 

 

 

 

 

赤ちゃんゾウの心が壊れるまで、

この暴力が、水や食料まで制限された状態で、寝る事さえもせずに、何日も続けられます。

 

 

心が壊れ、抵抗する気力を失い、生きることをあきらめるまで、続けられるのです。

 

 

そして、生きることを諦めたときに、すかさず水と食料を与え、飼い慣らし、命令をきくようにするのです。

 

 

パジャーンによって服従したゾウは、人間の奴隷として働かされ続けます。

 

 

 

 

 

赤ちゃんのゾウを、お母さんゾウから引き離す時の様子はこちらにあります。

 

赤ちゃんを連れ去られ、怒りの声をあげる母ゾウの姿を見てみてください。

 

 

このような数々の虐待の末に、皆さんが楽しむ、乗り物としてのゾウが存在するのです。

 

 

 

 

 

 

残念ながら、SNSで「象乗り」「ゾウ乗り」などで検索すれば、

タイ旅行や日本の動物園で、象乗りを楽しむ日本人の姿が、数多く確認できます。

 

 

 

顔出しをして投稿している人も多く、象乗りを華やかな物として捉えている証でしょう。

この方々の一時の興奮のために、ゾウたちは一生 奴隷として過ごすのです。

 

 

ちなみにですが、日本の動物園にもタイ出身のゾウが数多くいます。

 

市原ぞうの国にいる象のミッキーとランディは、タイ出身です。

 

市原ぞうの国のホームページに記載されています。

 

市原ぞうの国は否定していますが、タイからきた象であれば、パジャーンを経験してきたと考えて間違いないでしょう。

 

 

こちらの動画を見ていただければ、少なくともゾウたちを操るために、日夜ブルフックによる暴力があることは確認できるでしょう。

市原ぞうの国に調査に行かれた方が撮影したものです。

 

職員が子象の「ら夢」の額を、ブルフックで思いっきり叩いています。

ゴツンと音がして、ら夢は後ずさりました。

明らかに痛みを感じていることがお分かりいただけるでしょう。

 

 

以下は、市原ゾウの国のパフォーマンス中の映像。

 

調教師がブルフックを持って大きく振りかぶり、思いっきり象の頭を叩いています。

パーンという音が鳴り響き、ゾウが後ずさっています。

 

 

今年1月に、職員が虎に噛まれて右手首を切断されたことが話題となった、那須サファリパーク。

 

こちらにも、ゾウライド つまり 象乗りがあります。

 

上のページで、那須サファリパークはこのように述べています。

 

***************引用***************

 

東南アジア全域に生息するアジアゾウは現在絶滅危惧種に指定されています。

人間による森林破壊が進むにつれ野生ゾウはその生息地を追われ、使役用家畜ゾウもまた森林伐採禁止等で仕事を失っております。


古くから東南アジアの人々はゾウを家畜として共生してきました。

家畜ゾウとゾウ使いの仕事を守ることは、野生ゾウの住む森林を守り、多くの野生動植物を守ることに繋がります。


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アジアゾウは絶滅危惧種に指定されているなど、まるで種の保存のために行っているかのような物言いです。

 

しかし、最も大きな原因である、象牙の問題には一切触れていません。

 

象牙の消費は、日本人に大きく関わっていることですから、絶滅危惧をするのであれば真っ先に触れなければならないことです。

つまり、絶滅危惧などは建前です。

 

また、使役用家畜ゾウの存在を認めており、「家畜として共生」などと書いています。

 

しかし実際は、共生ではなく、搾取です。

ゾウたちはそもそも人間と共に生きることなど望んでいませんし、

家畜のゾウたちは調教という名の暴力を受け、奴隷として働いているのです。

 

家畜ゾウなど存在する必要がないのですが、それを認めてしまうと動物園のゾウもまさに家畜ゾウなわけですから、自分達の否定につながるので、肯定しているわけです。

 

家畜のゾウを存続させることと、野生ゾウの住む森林を守ることは何の関係もありません。

 

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