責任あるダウンのために切断され屠殺されるアヒルたち | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

寒い日が続いています。

ダウンジャケット、ダウンコート、羽毛布団などの

ダウン・フェザー、羽毛製品の購入を予定している方は、以下の動画をご覧ください。


*************引用(翻訳)*************

 

2021 年 11 月から 2022 年 11 月までの 1 年以上にわたり、PETA の調査員は、

GAP Inc.、Guess、H&M、その他数十社を含む

「責任ある」ダウンを販売する企業に関連するベトナムのアヒル養殖場と食肉処理場を訪問し、

アヒルに対する言葉では言い表せないほどの残酷さを暴露しました。

 

この残酷な事件は、いわゆる「責任ある」ダウンが

決して倫理的・人道的でないことを物語っています。

 

PETAの調査員が訪れた農場では、アヒルは不潔な小屋に詰め込まれ、金網の上で生活させられたり、糞が散乱した土の上に閉じ込められたりしていました。

水浴び、水泳、飛行、採食など、アヒルにとって最も自然で重要な行動をする機会も与えられていませんでした。

 

中には口を開けたまま呼吸をしているものもいましたが、これはストレスやオーバーヒート、呼吸器感染症の兆候であることが多いのです。

 

また、傷口から血が流れているものもいました。

 

また、ひどい感染症や足の骨折のためか、歩行が困難であったり、全く立ち上がれないものも多くいました。

 

ある作業員は、動かなくなったアヒルの首を掴んで放り投げました。

 

瀕死の鳥は放置され、その死体は他の鳥たちから見えるところに放置されることが多かった。

 

アヒルの食肉処理場で、作業員が鳥を激しくつかみ、手かせをつけて逆さまに吊るす様子が撮影されました。

この作業員はアヒルを踏みつけ、拘束し、手錠をかけるためにアヒルを固定したようです。

 

 

手錠をかけられた鳥は、電気を流した水槽の中を引きずられ、麻痺させられましたが、意識は失うことはありませんでした。

 

 

その後、作業員がナイフで鳥の首を刺し、ぶら下がったまま出血させた。多くの鳥はその後1分以上動き続けました。

 

 

 

ブローカーが羽を集めていた村では、アヒルも家の中で殺されていました。

 

作業員は、鳥の足を縛り、逆さに吊るし、首を刺し、地面に投げつけ、足を切断する前に、気絶させることを試みなかったそうです。

 

調査官は、鳥が解体される前に意識の兆候をチェックする人を見ませんでした。

多くはこれらの間ずっと動いていました。

 

 

Responsible Down Standardは、「ダウンとフェザーを、動物が不必要な苦痛を受けたサプライチェーンから調達しない」ことを謳っています。

 

でも、PETAの調査員が訪れた全ての農場と食肉処理施設は、RDSの認証を受けたサプライヤーにダウンを販売しています。

そして、彼らの調査結果は、全く異なることを物語っています。

 

ある食肉処理施設のオーナーは、自分の事業所がRDS認証を受けていることを認めましたが、

RDSでは毎年監査を行うことになっているにも関わらず、実際には2年に1度しか監査を受けていないことを認めました。

 

さらに、従業員はアヒルの首を刺して屠殺する前に、意識の有無を確認することはないと付け加えました。

 

 

社交的で外向的なアヒルは、家族や友人の緊密なグループである「パドリング」と一緒にいるときに最も幸せです。

彼らは編隊を組んで一緒に泳いだり飛んだりし、地域のアクセントさえあります。

 

これらの鳥は、人間と同じように恐怖と痛みを感じ、苦しみから解放された生活を送りたいという同じ願望を共有しています。

彼らは羽を必要としていますが、私たちは必要ありません。

 

PETAが発表した羽毛産業の暴露記事は、今回で8回目です。

そして、広範かつ深刻な残虐行為が明らかになったのも、これで8回目です。

PETAが最近発表したロシアのRDS認証ガチョウ農場(世界各国にダウンを輸出している)の調査結果には、ガチョウの首を切り株に伸ばし、ガチョウが悲鳴をあげてもがく間に鈍い斧で繰り返しガチョウを切りつけている作業員が写っています。

 

RDSでは「水鳥は気絶させた後、意識が戻る前に殺す」と規定されているが、調査員は事前に気絶させていない状態で屠殺されるのを目撃しています。

鳥の翼や足は、首を切られてから5分以上経っても動いていたのです。

GAP Inc.、Guess、H&Mといった企業は、PETAが調査したRDS認証サプライヤーからダウンを受け取っており、これらの企業は全てベトナムから羽毛を入手していることが確認されています。

 




以下のフォームを利用して、これらの企業が速やかにダウンの使用を中止し、アヒルが生涯苦しみ、非業の死を遂げることがないよう、働きかけてくださいますようお願いいたします。

 

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これがダウンの生産の実態です。

 

しかもこの農場は、Responsible Down Standard(RDS)認証を受けている農場、

つまり、責任あるダウンとやらを生産している農場になります。

 

RDS認証は、虐待された鶏の羽毛が製品に使用されていないことを保証するためのものです。

 

しかし、実態はご覧の通りです。

 

動物絡みの「認証」というのは基本的に、全てウソ、と思っておいてください。

 

認証を出している会社は、第3者機関と謳っていますが、これ自体がウソなこともあります。

企業や業界が独自に作った認定基準が、あたかも第三者機関のマークかのように記載されることもあります。

 

PETAの記事にもある通り、認証を出している会社の調査は2年に1度とか、そういういい加減なものです。

その時さえごまかせば、認証が出せてしまいます。

調査すらしていない会社もあるでしょう。

 

認証を出す側の会社は、認証を出すことで利益が出ます。

真面目にやるよりも、たいして調査もせず、次から次へ認証を出した方が儲かるのです。

動物は声をあげられませんので、この認証は間違っていると伝えることはできません。

 

なので仕組みとして、ウソの認証を出す会社の方が生き残っていくのです。

 

 

ダウンは、水鳥の胸に生えているもので、陸鳥(ニワトリなど)にはありません。

フェザーは、水鳥の翼部分の羽根です。

「ダウン(鳥の羽)」について。


水鳥は大きく分けて2種類。

 

グース(ガチョウ)と


ダック(アヒル)がいます。

 

 

ダウンとフェザーの最大の輸出国は、中国とハンガリーです。

 

水鳥の体から羽を取る方法は、生きた鳥からむしり取る方法と、死んだ鳥から取る方法があります。

 

 

生きた鳥から手でむしり取る方法は、ライブハンドプラッキングといいます。

 

家畜として飼育されている水鳥たち。

 

 

毛が生えそろうと、首をつかまれながら、作業場に連れていかれます。


そして、足を縛られ、


羽根を引きちぎられるのです。

 

 

鳥への痛みは一切無視して、胸から腹にかけて引きちぎっていきます。

 

 

 

鳥たちは痛みのあまり、終始、悲痛な叫び声をあげます。

 

 

鳥が暴れないようにするために、首を踏みつけながら作業を行う作業員もいます。

このため、骨折や窒息をする鳥もいます。
 

鳥たちは皮膚が裂けるほどの傷を負い、血を流すことがあります。

 

傷を負った鳥は、獣医師資格のない作業員たちに、麻酔なしで針で傷口を縫いつけられます。

 

傷を負わされた痛みに、さらに針で縫われるという痛みが加えられるのです。

 

 

こうして数十分間、痛めつけられた後に、ようやく解放されます。

 

作業員の手から離れた鳥たちは、痛みや恐怖から逃れようと、その場から走って隅の方に逃げます。

 

 

 

 

作業後、あまりの痛みにピクピクと痙攣しうずくまって動けない鳥もいます。

 

 

暖の役割を果たす羽を奪われた鳥たちは、水の冷たさや寒さから身を守ることができず、死んでしまう鳥もいるのでしょう。

 

生後12~14週間で1回目のプラッキングが行われ、

 

およそ4~5年の間、約6週間おきにこのハンドプラッキング作業が繰り返されます。


 

羽毛を生産できなくなった鳥は、

屠殺工場に運ばれ、フックに足を掛けて逆さに吊るされ、首の動脈を切られ、出血多量で死亡します。

 

ダウン・フェザー製品を購入される方は、しっかりご覧ください。

 

屠殺後は、食用もしくは飼料用として出荷されます。

 

 

死んだ鳥から取る方法は、手で取る方法と、機械で取る方法があります。

それぞれ、ハンドプラッキング、マシーンプラッキングといいます。

 

肉、卵、フォアグラのために繁殖させられた水鳥。


食肉用の水鳥は生後1~3ヵ月くらい、フォアグラ用では4ヶ月足らず、採卵用の鳥はおよそ数年で、

生産性が下がって用済みになり、と殺場へ運ばれます。

 

そして、フックに足を掛けて逆さに吊るされ、首の動脈を切られ、出血多量で死亡します。

Alicia Silverstone Helps Uncover the Cruelty of Down


この殺された鳥たちが、プラッキングマシーンという機械で毛を取られます。

見た目はあれですが、すでに水鳥は死んでいますので、この時には痛みは感じていません。

いわゆる副産物です。

 

 

副産物だからといって虐待にならないかと言えば、もちろんそんなわけがありません。

主産物の生産自体が虐待に満ちているからです。

 

鳥肉、フォアグラ、卵などの動物利用産業はすべて、

狭い環境に閉じ込めたり、麻酔なしで体の一部を切りとったり、強制給餌をさせるといった、虐待的な飼育を行なっています。

 

フォアグラはさらに、太いパイプを口にさしこみ、強制給餌を行うという、凄まじい虐待が行われています。


つまり、マシーンプラッキングで採取したとしても、その生産過程が残酷なので、

ライブハンドプラッキング同様、残酷なのは何も変わりありません。


副産物だから、このような残酷な扱いをされても虐待じゃない、と言うのであれば、

あなたは非常に共感力が乏しく、倫理観が壊れてしまっている方なのでしょう。

 

 

業界は、ダウン、フェザーの90%以上は、食用の水鳥などの死骸から取ったものであると主張していますが、

50~80%が、より儲かるという理由で生体からむしり取られたものだという推計もあります。

 

利益が絡み、平気で嘘をつく業界側の言うことなど、何のあてにもなりませんし、

結局はどちらも残酷極まりない生産過程をたどっています。

 

 

それにあなたの購入したダウン・フェザー製品が、

ライブハンドプラッキングによって採られたものか、マシーンプラッキングで採られたものかなんて、どうやって見分けるんですか?

 

仮に、販売側が、マシーンプラッキングによって採ったものと主張しようと、一体誰がその確認を行うんですかね?

そんなのいくらでも詐称できますよ。

販売側が仕入れ先に騙されている可能性だってあります。

 

実際、ダウンにはResponsible Down Standard(RDS)認証という肉用に殺した水鳥から得たと証明するマークがありますが、

動物保護団体の調査により、この認証を得た複数の生産農家が、

実はライブプラッキングを行なっていたことが明らかにされています。

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利益の絡んだ側の主張とか、認証なんて、何の意味もないのです。

 

 

自然に抜け落ちた羽を拾い集めていたら、供給が全く追いつきませんし、儲かりません。

ダウン・フェザーが当たり前のように存在している時点で、大量生産している、つまりは虐待的に生産されているってことです。

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つまり、あなたがダウン・フェザーを買うことは、あなたが鳥たちを虐待していることと全く同じです。

 

買わなければいい話です。

いくらでも代替素材があるのに、そこまで意地になって、ダウンやフェザーの商品を買う必要はないでしょう。

 

ダウン・フェザー商品を買うのをやめてください。

 

 

以下は、植物性ダウンコートを作っているブランドKapok Knotさんを、二階堂ふみさんが紹介しているお話があります。

 

 

動物性素材は、すべて虐待の産物です。

例外は一切ありません。

 

毛皮

 

 

メリノウール

 

アルパカウール

 

アンゴラ

 

カシミヤ

 

モヘア

 

シルク

 

 

この素材の生産なら大丈夫、とかは一切ないんですよ。

 

大量生産、大量消費、多売薄利が基本の現代において、

動物に配慮して生産しているところは、生産量が落ち、利益が落ち、生活が成り立たず、廃業していきます。

 

振るいにかけられた結果、残るのは、動物に配慮せずに生産しているところのみです。

必ずそうなります。

 

動物性の素材を使用した物を買うのであれば、動物虐待、動物の殺戮を行っているのと同じ事です。

 

消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。

動物性のものは買わないようにしてください。

 

バッグ、靴、家具、車の座席の素材、ペットのおもちゃ、首輪なども注意してください。

 

基本は、動物性にしろ何にしろ、今あるものを限界まで使うことです。

 

最近は、エシカル(倫理的)消費が叫ばれていますが、

最大のエシカルは、「消費しないこと」です。

 

どうしても新しいものが必要な場合は、

アニマルフリーのブランドから購入するとか、

タグを見て、動物性素材が使われていないものを購入するとか

古着を購入するようにしましょう。

 

 

以下、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドをまとめておきます。

 

Kapok Knot

 

Matt & Nat

 

NOIZE.COM

 

SAVE THE DUCK男性用 女性用 子供用

 

Embassy of Bricks and Logs春夏物 カバン靴 秋冬物

 

 

私は4年前に、Matt & Natでヴィーガンのバッグを購入して今も使っています。

 

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