生きたまま繭の中で煮る | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

光沢があり、なめらかな肌ざわりが特徴のシルク。

 

このシルクの生産方法を知っていますか?

 

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絹とは蚕が繭を作るために織る繊維です。

 

絹を奪うために、業者は蚕を生きたまま繭の中で煮ます。

 

 


虫が暗い家の中で発見されて驚くのを見たことがある人なら、

虫が情感を備えており、エンドルフィンを分泌し、痛みに対して身体的に反応することを認めるでしょう。



シルクに代わる人道的な素材としては、ナイロン、トウワタ、カポックやセイバの繊維、ポリエステル、レーヨンなどがあり、

簡単に手に入り、価格も通常より安くなります。

 

****************引用終****************

 

 

 

 

シルクは、蚕(かいこ)から作られます。

 

蚕とはカイコ蛾の幼虫のことです。

 

蚕は、4週間位が経った頃に繭を作り始めます。

シルクは生きた動物を茹でてできたもの

 

蚕は口から糸を吐き出し、自分の体を包み込める様に、丸2日間をかけて繭を紡いでいきます。

幼虫はこの繭の中でさなぎとなります。
 

本来なら、そこから2週間程で成虫(蛾)へと成長し、繭を破り、外の世界へと出ます。

 

しかし、シルクの生産では、成虫になって繭から出てくると商品に傷がつくため、

繭ごと、蚕を生きたまま煮て殺すのです。

 

 

 

 

100gあたり、約660匹の蚕が殺されます。

 

 

 

 

例えば、シルクのパジャマは、約300~400gくらいだとすると

約2000~2500匹の蚕を殺してできたものであり、

 

シルクのウェディングドレスは、約3kgだとすると、

約2万匹の蚕を殺してできたものです。

 

 

繁殖に必要な蚕だけは成虫になっても生かされますが、

生産性の低い不健康な卵は燃やすなどして、淘汰されます。

 

 

 

 

そして さらに悲惨な事に、

蚕は、仮に成虫になっても飛ぶことは出来ず、わずか数日で死んでしまう体にされているのです。

 

******************引用******************

 

蚕の歴史は遡る事5000年前。
中国で発見された事が始まりでした。


美しい繭を作る事から、絹産業の商業目的で人の手による繁殖と養殖が始まりました。


それから、幾度も遺伝子組換えを繰り返され、蚕はもはや家畜化昆虫として扱われる様になり、
今や「野生回帰能力を完全に失った唯一の家畜化動物」とまで呼ばれるようになってしまいました。


度重なる遺伝子組換えは人間の都合の良い様に変えられ、
よって今の蚕は逃げれない様、脚の把握力がとても弱く、
野外の桑の葉に置いても上手く歩けず、
樹木に自力で付着し続ける事も出来ず、
滑って地面へと落ちて死んでしまうのです。


そして、さなぎから成虫に返ってからも、
羽根に対して体が大きく、
飛翔に必要な筋肉が退化している為、
いくら羽ばたいても飛ぶ事が出来ません。

蛾として生まれてきたのに、地面を這いつくばって歩く事しかできない。


しかも、遺伝子組換えにより、成虫には口がありません。
成虫になった蛾は何も食べる事ができないのです。


飛ぶ事も、食べる事も出来ず、すぐに交尾させられ、
500個ほどの卵を産んだら僅か10日で寿命が尽きて死んでいきます。


卵を産む為だけに生まれてくる命。
これを人間に置き換えたら如何でしょうか。


この世に生まれた瞬間、手足が無いのです。
そして口も無い。
ご飯を食べる事も歩く事もできず、子どもを産む為だけに即SEXし、産み終わったらすぐに殺される。


そして、産んだ赤ちゃんはどうなるのでしょう。
幼虫の蚕は前記の様に、丸2日間寝ずに、絹糸を口から出し続け、繭を作ります。


この絹糸を傷付けずに搾取する為には、さなぎから成虫になる前に繭を解かなくてはなりません。


つまり、中の蚕を殺す必要があり、故に繭をそのまま熱湯に入れて湯掻くのです。


これが絹糸の採り方です。
生きたまま蚕を茹でる…。
中の蚕は当然死んでしまい、繭から絹糸がほつれてきた所を一氣に引っ張って紡いでいくのです。


残された大鍋には無数の蚕の死骸が浮かんでいるといいます。
それらはすり潰され、魚やどうぶつの飼料へと使われます。


一反(700グラム)の絹を作るには、なんと2700以上もの蚕が殺されます。


彼らは生まれてから、さなぎになるまでに合計98キロもの桑の葉を食べ、そして4900グラムもの繭を作り、この繭から出来る絹織物が一反(700グラム)です。


小さな体の蚕から出される生糸の長さは全部で1500メートル。
私達の小指にも満たない小さな蚕が、一生懸命口から出した1500メートルにも及ぶ絹糸は、私達の衣服や化粧品の原料ではありません。
彼らの命そのものです。


シルクが高級でお洒落だと思っているならば、それはナンセンスで、とても残酷だという事を知ってください。
 

****************引用終****************

 

 

蚕の成虫に口はないとありますが、正確には、口はあるけど退化していて食べられないようです。

 

カイコガは人間のせいで、野生回帰能力を失った家畜動物といわれています。

人間の手がなければ生きることができません。

 

人間が着飾るために、毎年7000億匹のカイコが繭を作り、用済みになれば茹でて殺されています。

 

高級、オシャレどころか、そんなものを着ていることは、無知、残酷の象徴です。

 

 

シルクなど生きていく上で、全く必要ありません。

購入しないようにしてください。

 

 

動物性のものは、すべて動物虐待の産物です。

 

毛皮

 

 

メリノウール

 

アルパカウール

 

ダウン・フェザー

 

 

アンゴラ

 

 

カシミヤ

 

 

モヘア

 

 

 

動物性の素材を使用した物を買うのであれば、動物虐待、動物の殺戮を行っているのはあなた自身です。

賢明な消費者がこの裏側に気づき、買うことをやめない限り、動物達の苦しみは一生続きます。

 

犬猫の虐待に反対しておきながら、動物性のものを買うのであれば、あなたも虐待者たちと全く同じです。

直接手を下しているか、そうでないかだけの違いです。

動物性のものは買わないようにしてください。

 

衣類や小物やアクセサリーは、今使っているものを限界まで使う。

どうしても必要な場合は、タグを見て、動物性の素材が含まれていないか確認する。

中古のものを買う。

などの工夫をお願いします。

 

 

バッグ、靴、家具、車の座席の素材、ペットのおもちゃ、首輪なども注意してください。

 

 

 

以下は、アニマルフリー(動物性素材を使わない)ブランドです。

 

Matt & Nat

 

Embassy of Bricks and Logs

 

SAVE THE DUCK

 

NOIZE.COM

 

基本は、動物性にしろ何にしろ、今あるものを限界まで使うことです。

 

最近は、エシカル(倫理的)消費が叫ばれていますが、

最大のエシカルは、「消費しないこと」です。

 

どうしても新しいものが必要な場合は、こういったアニマルフリーのブランドから購入するとか、

タグを見て、動物性素材が使われていないものを購入するとか

古着を購入するようにしましょう。

 

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