ゴミを食べる馬たち | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

エジプトと言えば、ピラミッドが有名です。

中でも有名なものが、ギザの三大ピラミッドです。

 

ギザのピラミッドの周辺では、馬車が利用されています。

 

 

以下は、エジプトの馬たちの日常です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このように、ピラミッド周辺の馬たちは、猛暑の中、

叩かれるなどして暴力を奮われ、1日中馬車を引かされています。

怪我をしても治療はしてもらえず、変わりなく馬車を引かされます。

 

 

さらに、餌も満足に与えられていないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

馬たちがゴミをあさる様子が映っています。

 

また、叩かれたり、焼き印を入れられたりして虐待される様子や、

重度のケガ、骨折により、足をブラつかせる馬や、立てなくなっている馬も映っています。

 

使い物にならなくなった馬は、間違いなく悲惨な方法で殺されるでしょう。

 

 

さらに、以下は観光客によって撮影された、馬が倒れた映像です。

 

満足に餌も与えられていない馬が、酷暑の中、1日中働かされるのです。

倒れる馬がいても何ら不思議はありません。

おそらく、このような事は日常茶飯事でしょう。

 

 

国やギザは、数年前に馬車を禁止すると言いながら、約束を守らず、何の対処も行っていないようです。

以下のリンク先に、詳細が書かれています。最後にメールアクションがあります。

 

****************引用****************

 

PETA Asiaがエジプトの観光地を調査したところ、

猛暑の中、日陰も食べ物も水もなく、観光客を乗せた馬車(カレッヘとも呼ばれる)を馬に運ばせるという、ひどい虐待が記録されています。

観光・古代遺産省とギザ県が、馬車を禁止する措置を取ると約束してから、何年も経っているのですから、とんでもないことです。

 

3ヶ月前のPETA Asiaの暴露をきっかけに、彼らはその約束を可能な限り曖昧な言葉で再確認しましたが、何も変わりません。

 

残念なことに、当初の約束は再び延期され、2023年10月までとなった。これは許せません。


PETAアジアは、馬が依然として容赦ない痛みと労苦にさらされていることを示す全く新しい映像を公開し、観光客に近づかないよう警告しています。

 

日陰のためのテント、天蓋、傘、すぐに使える水源を直ちに提供し、これらの動物を専門とする獣医師を数年前に配置する必要があります。

 

猛暑の間は乗り物を停止させることも可能であり、またそうしなければならない。

当局が先延ばしにしている間に、馬は大変な目に遭っているのです。

 

倒れた馬を執拗に殴り、やっとの思いで立ち上がるまでのビデオ映像を渡されても、当局は何の対処もしなかったようです。

PETA Asiaが彼女の情報を求めても、無視されました。


自暴自棄になった馬は、何か食べるものを求めてゴミ箱で餌を探すことがよくあります。

ゴミを食べると、痛みを伴い、死に至ることもある疝痛を引き起こすことがあります。

 

馬は連続的に働かされ、くじけた時には、倒れた時でさえも、凶暴に叩かれるのです。

ギザやルクソールで乗馬に使われていた馬の多くは、痛々しい血まみれの傷を負っていたが、観光客を乗せて移動することを余儀なくされているのが見受けられました。

脚を骨折したような重傷の馬でさえ、獣医による治療を拒否されます。

中には、赤熱した金属アイロンで無残な焼印を押されるものもいます。

PETAアジアは2019年に初めてこの残虐行為を記録し、容赦なく過酷な状況で馬車で観光客を運ぶことを強いられた馬の恐ろしい虐待を明らかにしました。

 

肋骨が皮膚から透けて見えるほど痩せ細った馬が何度も鞭打たれ、激しい殴打に耐えていたのです。

 


この映像が公開された後、政府は馬車から電気自動車に変更することを約束し、PETAアジアはキャンペーンを中止しました。

 

それから3年、ようやく今、一部の電気自動車が導入されました。

電気自動車は歓迎すべき変化ですが、馬をすべて撤去する必要があり、これ以上待つわけにはいきません。

 

最近、ある観光客が、倒れた馬の映像を投稿しました。

馬の世話をしていた人たちは、その馬を助けることも、治療を受けることもせず、ただ傍観していました。
 

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ピラミッド周辺などでは、ラクダも、観光客に乗られたり、働かされたりして、利用されています。

 

 

お察しの通り、ラクダだから優しい扱いがされている、などといったことはあるわけがありません。

 

棒で殴られるラクダ。

 

過労で立てなくなったにも関わらず、棒で殴られるラクダ。

 

働いていないときは、足を縛られ、拘束されます。

 

 

虐待された事によってできた傷。


 

市場から買い取られたラクダたちは、

 

このようにして人間によって利用され、


 

痛めつけられ、

 

 

使い物にならなくなれば、売り飛ばされます。

おそらくは、殺されて肉にされるのでしょう。

 

以下は、と殺される前のラクダの様子です。

 

銃口を突きつけられ、人間が泣き叫んでいる姿と、何も変わらない。

「死にたくない。お願いです。助けてください。」

確実にそう言っています。

 

 

エジプトに限らず、どこの国も多かれ少なかれ、馬やラクダは虐待されています。

 

今年8月10日、ニューヨーク市で、馬車を引いた馬が熱中症で倒れました。

猛暑で倒れた馬に、なおもムチ打つ

 

御者は、倒れた馬を引っ張ったり、叩いたりして、「立て!」と連呼していました。

 

 

2021年6月には、アメリカのチャールストンで馬車を引かされていた馬が過労で倒れました。

 

馬が目の前で倒れてもなお、降りようとしない乗客たち。

 

チャールストンの馬たちは、馬車に17人を乗せ、2トンにもなる重量を引かされ、毎日10時間働かされるそうです。

 

6月といえば猛暑の時期ですが、この倒れた日も、35℃の猛暑日でした。

猛暑だろうと、極寒だろうと、毎日毎日2トンを10時間引かされるわけですね。

 


2020年3月には、ニューヨークで、仕事が終わった直後の馬が、突然転倒しました。

 

馬はアイーシャという名前で、わずか12歳。

トレーラーで馬小屋に運ばれ獣医が治療しましたが、回復の見込みがなかったため安楽死させられました。

 

これだけなら、病気になっただけでは? という話に持っていかれそうなものですが、実は

御者がたばこの煙をアイーシャの顔に吹きかけたり、アイーシャを乱暴にトレーラーに乗せたりもしていたそうです。

 

つまり、少なくとも、この御者たちはアイーシャを雑に扱っていた事が分かります。

しかしおそらくは、この業者全体がこのような扱いで、他の馬も同様の扱いを受けているのでしょう。

 

 

こちらは、オーストラリアの映像。

 

過酷な馬車労働を強いられ、倒れ込む馬。

 

馬車の運転手は、倒れた馬に蹴りを入れたり

 

乱暴に持ち上げようとしたりしています。

 

 

貧困国では、馬やロバが奴隷として働かされています。

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荷物の量さえも配慮しない、愚かな人間。

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自分達が楽をするために、手伝いもせず、自分たちまで運ばせる人間。

 

まるで彼らが機械であるかのように、馬を使い、酷使しています。

 

 

 

この馬は妊娠中にも関わらず、人間のために働かされ続け、ついには路上で出産してしまいました。

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この馬は大雨の中、運転手が戻るまで待機させられています。

 

 

馬車を引いている途中で事故にあい命を落とす馬もいます。

 

 

 

馬に馬車を引かせることは、ロマンチックなことではなく残酷なこと

 

 

2021年9月にも、ニューヨークで、馬車と自動車が衝突する事故がありました。

 

道路は血まみれでした。

 

 

事故で命を落とさなかったとしても、

ケガをしたり、年をとって使い物にならなくなれば、

ペットフードや動物園の肉食動物の餌のために屠殺されるか、

あるいは馬肉を食べる国に輸送され、やはり屠殺されます。

 

 

このような悲惨な現状を支援しているのは、馬やラクダに乗る観光客たちです。

日本人観光客も、色々な国で馬車やラクダに乗り、インスタなどにアップしています。

#馬車、#ラクダ乗りなどで、検索すると大量に出てきます。

 

皆さんが何も考えずにお金を支払い、馬やラクダに乗る事で、動物達は虐待されます。

動物は乗り物ではありません。

 

あなたは誰かにまたがれて乗り物にされたいですか?

あなたの飼っている犬がまたがれて乗り物にされたいですか?

 

嫌でしょう。

それは馬やラクダも全く同じです。

 

馬は乗り物、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いですが、

馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません

 

勝手に人間が、そのように利用しているだけです。

どの動物も、何かを乗せるために生きてるわけがないでしょう。

人間が乗り物として扱う動物に、たまたま馬が選ばれてしまっただけです。

 

馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制します。

 

人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。

これは業界側も認めています。

馬は、人間のために、嫌がっていることを強制されてばかりなのです。

 

馴致とは、英語では、ブレーキングといい、馬の心を壊すと述べる人もいます。

 

上のような動画では都合のよいシーンしか映しませんが、

リンク先の元競馬関係者の方によると、

人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくることもあるそうですね。

 

 

手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。


 

手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。

 

競馬のレース中やレース後に、馬が口から血を噴き出していることもあります。

 

口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。

 

多くの研究結果によって、ハミが口腔内の痛みや病変、裂傷の原因となることを示しています。

馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。

 

 

日本では、馬は主に、競馬、農耕馬、観光馬、乗馬などによって利用されています。

 

ちなみに、日本にも馬車BARというものが、北海道にあります。

 

馬車の中で、酒を飲んで、景色を楽しむという、2019年から始まったビジネスのようです。

 

公式HPによると、この馬は、ばんえい十勝で利用されていた「ムサシコマ」という馬だそうです。

 

 

「ばんえい競馬」とは、通常の競馬とは異なり

馬に500kg~1000kgのおもりを載せたソリを引かせて走らせる虐待競技です。

非難が集まる競馬...ギャンブルのためなら虐待は許されるのか?

 

平地だけではなく、高さ1mの坂(第1障害)や、1.6mの坂(第2障害)を登らされ、

最後には砂場(砂障害)を走らされます。

 

レース中、馬たちは、手綱で何度も叩かれながら走らされます。

 

 

 

ばんえい競馬では、頻繁に馬が倒れ込む姿が見られます。

 

 

馬は鞭で叩かれると痛みを感じていることが証明されています

業界側は、「肩をポンと叩かれる程度の刺激」などと嘘をついています。

https://banei-keiba.or.jp/dl/pdf/ebook/10th_thebanba/p056_057.pdf

 

こちらは、10月10日に北海道の北斗市で行われた、ばん馬大会での様子です。

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過労で倒れた馬。

 

倒れた馬に手綱で叩きつける男。

 

 

馬はあわてて飛び起きました。

肩をポンと叩かれた程度の刺激で起き上がったんでしょうか?

 

 

もちろん通常の競馬も、虐待産業です。

 

現役競走馬の80パーセント近くが、ストレスと偏った食生活のせいで、慢性胃潰瘍に苦しんでいるそうです。

 

そして さんざん貢献し続けてきたにも関わらず、成績が出せなかったり、怪我をして使い物にならなくなれば、あっさり殺処分です。

 

競馬の馬の、実に9割以上が殺処分されます。

 

30歳程度まで生きることができるにも関わらず、ほとんどの馬が2~4歳で、使い物にならなくなったものから順に処分されていきます。

 

 

レース中に転倒する馬、ケガをする馬、死んでしまう馬も後を絶ちません。

娯楽の果ての使い捨て

 

 

 

このように、人間に良いようにこき使われた馬たちも、

利益を生まなくなり用済みになれば

肥育され、十分太った後に、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像を直視してください。

 

これが、あなた方の一時の刺激、興奮のために、尽くしてくれた馬の最期です。

 

 

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