馬に馬車を引かせることは、ロマンチックなことではなく残酷なこと | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

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馬に馬車を引かせることは、ロマンチックなことではなく、残酷なことです。

 

 

 

 

この業界では、馬は一日中、極端な天候の中で、往来をかわして、舗装道路を叩いて働くことを強いられます。

 

 

 

 

 

 

 

中には、夏の炎天下で熱中症にかかり、命を落とす馬もいます。

 

また、馬が驚いて暴れ回ると、馬と人両方が怪我を負います。

場合によっては、命にかかわることもあります。

 

 

また、馬や馬車がせっかちで不注意なドライバーにぶつけられる事故も後を絶ちません。

 

 

 

 

 

 

馬車に乗ることができるほとんどの都市で痛ましい事故が起きています。

 

 

 

 

 

 

 

馬が老いたり、くたびれたり、病気になったりして、馬車を引き続けられなくなるとどうなるか?

 

馬車産業で故障した馬の恒久的な保護施設を維持するのはコストがかかるため、

多くの「引退」した馬は屠殺されて犬や動物園の肉食動物の餌にされるか、人間の食用として屠殺されるために生体輸出されます。

 

 

 

 

 

以下のページでは、一度情報を入力して"Send message"を繰り返すことで

1. KRAに韓国の廃馬の包括的な引退計画の実施

2. アトラス航空にカナダから日本への馬の生体輸出の廃止

3. 米国チャールストン市に馬車の禁止

4. インド政府に馬血清施設の閉鎖

を求めることができます。

https://headlines.peta.org/quick-ways-help-horses-2/

 

 

馬などの動物が引く馬車には絶対に乗らないようにしましょう。

 

 

 

 

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昨年6月には、アメリカのチャールストンで馬車を引かされていた馬が過労で倒れました。

 

馬が目の前で倒れてもなお、降りようとしない乗客たち。

 

チャールストンの馬たちは、馬車に17人を乗せ、2トンにもなる重量を引かされ、毎日10時間働かされるそうです。

 

6月といえば猛暑の時期ですが、この倒れた日も、35℃の猛暑日でした。

猛暑だろうと、極寒だろうと、毎日毎日2トンを10時間引かされるわけですね。

 

 

そして、昨年9月には、ニューヨークで、馬車と自動車が衝突する事故がありました。

 

衝突して倒れている馬。

 

その後、何とか起き上がりましたが、

 

 

道路は血まみれでした。

 

 

車という移動手段があり、必要がないにも関わらず、

世界の一部の国では、いまだに観光などで馬車が利用され、

馬やロバは、人間の金儲けのために、酷使されています。

 

 

エジプト。

 

 

過酷な馬車労働を強いられ、倒れ込む馬。

 

しかし、なおも働かせようと、引っ張り、棒で叩く人間たち。

 

 

オーストラリア。

 

過酷な馬車労働を強いられ、倒れ込む馬。

 

馬車の運転手は、倒れた馬に蹴りを入れたり

 

乱暴に持ち上げようとしたりしています。

 

貧困国。

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荷物の量さえも配慮しない、愚かな人間。

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自分達が楽をするために、手伝いもせず、自分たちまで運ばせる人間。

 

まるで彼らが機械であるかのように、馬を使い、酷使しています。

 

 

 

この馬は妊娠中にも関わらず、人間のために働かされ続け、ついには路上で出産してしまいました。

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この馬は大雨の中、運転手が戻るまで待機させられています。

 

人間にとって、馬は生き物ではなく、荷物や人間を運ぶ道具にすぎず、

雨だろうと、猛暑だろうと、極寒だろうと、自分の都合の良いように使うだけです。

 

 

馬車を引いている途中で事故にあい命を落とす馬もいますし、

 

事故で命を落とさなかったとしても、

ケガをしたり、年をとって使い物にならなくなれば、

ペットフードや動物園の肉食動物の餌のために屠殺されるか、

あるいは馬肉を食べる国に輸送され、やはり屠殺されます。

 

日本は馬肉を食べる習慣がありますが、世界では馬肉を食べる国はそんなに多くありません。

 

馬肉を食べない国は、不要となった馬を、日本などの馬肉を食べる国に輸出しています。

 

以下は、用済みになり、カナダから日本の屠殺場へ飛行機で運ばれているところです。

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馬たちは、殺されるために、何時間も立ちっぱなしで飛行機に乗せられ、クタクタになりながら日本などの国へ運ばれるのです。

1万2000トンの馬肉のうち、8800トンが輸入肉であり、日本の馬肉は輸入に頼っている状態です。

 

もちろん、殺される馬は馬車の馬だけではありません。

競馬、乗馬などの馬も、すべて用済みになれば殺され、肉にされます。

 

 

日本では、馬は主に、競馬、農耕馬、観光馬、乗馬などによって利用されています。

 

ちなみに、日本にも馬車BARなるものが、北海道にあります。

馬車の中で、酒を飲んで、景色を楽しむという、2019年から始まったビジネスのようです。

 

公式HPによると、この馬は、ばんえい十勝で利用されていた「ムサシコマ」という馬だそうです。

 

「ばんえい競馬」とは、通常の競馬とは異なり

馬に500kg~1000kgのおもりを載せたソリを引かせて走らせる虐待競技です。

非難が集まる競馬...ギャンブルのためなら虐待は許されるのか?

 

平地だけではなく、高さ1mの坂(第1障害)や、1.6mの坂(第2障害)を登らされ、

最後には砂場(砂障害)を走らされます。

 

レース中、馬たちは、手綱で何度も叩かれながら走らされます。

 

 

 

ばんえい競馬では、頻繁に馬が倒れ込む姿が見られます。

 

 

馬は鞭で叩かれると痛みを感じていることが証明されています

業界側は、「肩をポンと叩かれる程度の刺激」などと嘘をついています。

https://banei-keiba.or.jp/dl/pdf/ebook/10th_thebanba/p056_057.pdf

 

こちらは、10月10日に北海道の北斗市で行われた、ばん馬大会での様子です。

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過労で倒れた馬。

 

倒れた馬に手綱で叩きつける男。

 

 

馬はあわてて飛び起きました。

肩をポンと叩かれた程度の刺激で起き上がったんでしょうか?

 

 

もちろん通常の競馬も、虐待レースであることは全く同じです。

 

現役競走馬の80パーセント近くが、ストレスと偏った食生活のせいで、慢性胃潰瘍に苦しんでいるそうです。

 

そして さんざん貢献し続けてきたにも関わらず、成績が出せなかったり、怪我をして使い物にならなくなれば、あっさり殺処分です。

 

競馬の馬の、実に9割以上が殺処分されます。

 

30歳程度まで生きることができるにも関わらず、ほとんどの馬が2~4歳で、使い物にならなくなったものから順に処分されていきます。

 

 

レース中に転倒する馬、ケガをする馬、死んでしまう馬も後を絶ちません。

娯楽の果ての使い捨て

 

 

 

馬は乗り物、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いですが、

馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません。

 

勝手に人間が、そのように利用しているだけです。

 

普通に考えてください。

どの動物も、何かを乗せるために生きてるわけがないでしょう。

 

人間が乗り物として扱う動物に、たまたま馬が選ばれてしまっただけです。

 

 

馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制します。

 

人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。

これは業界側も認めています。

馬は、人間のために、嫌がっていることを強制されてばかりなのです。

 

馴致とは、英語では、ブレーキングといい、馬の心を壊すと述べる人もいます。

 

上のような動画では都合のよいシーンしか映しませんが、

リンク先の元競馬関係者の方によると、

人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくることもあるそうですね。

 

 

手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。


 

手綱の先にハミという金具が口に装着されており、口に痛みを与えることによって、馬を制御しているのです。

 

競馬のレース中やレース後に、馬が口から血を噴き出していることもあります。

 

口に痛みを与えるだけでなく、首など色々な箇所に負担がかかります。

 

多くの研究結果によって、ハミが口腔内の痛みや病変、裂傷の原因となることを示しています

 

馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。

 

 

このように、人間に良いようにこき使われた馬たちも、

利益を生まなくなり用済みになれば

肥育され、十分太った後に、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像を直視してください。

 

これが、あなた方の一時の刺激、興奮のために、尽くしてくれた馬の最期です。

 

馬が乗り物、と洗脳されている人は、非常に多いと思います。

馬を殺処分から救うような素晴らしい人でさえ、中には、平然と馬に乗る人もいます。

 

競馬、馬車、乗馬など、馬を使った全ての娯楽を、利用しないでください。

馬肉を食べながら、馬の殺処分に反対というのは矛盾していますので、もちろん馬肉も食べないでください。

 

 

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