病に犯され弱れば放置される | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

豚肉を食べている方は、以下の動画をご覧ください。

 

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肉を食べるか食べないかは…動物を殺すか殺さないか…


どんな言葉を並べても…これを正当化する理由はない。

産まれたその日に、殺される日を決められ…
人間の勝手な判定で、規格外とされれば…その場で叩き殺され…

病に犯され弱れば放置される。



これは肉を食べると決めた人間がしている事です。



あなたがスーパーで買う肉にされる為に…
彼らは、殺される事を余儀なくされた地獄で産まれ…
6ヶ月でその生涯が終わる。


彼らは、人間の消費の為の産物ではない。
私達と同じ命です。
あなたに殺される為に存在する訳じゃない。

この苦しみにお金を払い、彼らを殺し続け…
苦しみ抜いた彼らの死体を…
笑いながら貪る自分自身を振り返り…考えてみて下さい。

これからも…彼らを苦しめ続け殺し続けながら生きて行きますか?

 

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1匹の子豚が倒れて痙攣しています。

 

立っている子豚のうちの1匹も、前足が大きく腫れています。

 

これら病気の豚,弱っている豚は、基本的に治療されることはありません。

養豚場にとって利益にならないためです。

 

少なくとも、倒れた豚は見限られ、死ぬまで放置されるでしょう。

 

 

子供を産む母豚、つまり、繁殖用のメス豚は、

出産前になると、分娩ストールという檻にうつされます。

 

ここで、生まれた子供たちは、母豚の母乳を吸って大きくなります。

見ての通り、非常に狭い檻です。

 

母豚は身動きができないため、子育てはできませんし、子供の具合が悪くても、助けることは不可能です。

 

倒れた子豚の母親は、反対向きに寝ているので気づいてすらいません。

 

 

>>人間の勝手な判定で、規格外とされれば…その場で叩き殺され…

 

とあります。

 

豚肉の生産では、赤ちゃんや子豚は、床に叩きつけられて殺されることがあります。

目の前で産んだ子供を殺されても

 

 

成長不良、病気、奇形などといった理由で、業者の利益にならないためです。

 

人間が規格外と判定した感情ある生き物を、叩きつけて殺すのです。

 

日本ハムの養豚場では、母豚の真後ろでこの叩きつけを行っていました。

日本ハム、母豚の後ろで子豚を叩きつけ

 

日本では、他にも、心臓に消毒剤を注射するなどして殺されます。

これが「日本ハム」の実態

 

注射された子豚は、数分苦しみ もがいた後に、絶命します。

 

これを業界では、淘汰といいます。

あたかも自然淘汰のように言ってぼやかしていますが、やっていることはただの虐殺です。

 

死産の豚や、殺した豚は、ゴミとして捨てられます。

 

 

このように豚肉の生産では、食べられている豚以外にも多くの犠牲が存在するのです。

 

 

母豚は3週間程度、分娩ストールで過ごした後、子供と引き離され、種付けされます。

 

種付けは、人工授精によって妊娠させられるのが一般的です。

母豚は、膣に器具を挿入され精子を注入されます。

こんなものは、レイプ以外の何物でもありません。

 

この人工授精のための精子を、種豚から採取するのです。

 

 

母豚は種付けされると、この妊娠ストールという狭い檻で拘束されながら、飼育されます。

 

一生のほとんどを、転回もできない、身動きができない、何もやることがない、この狭い檻で閉じ込められて生きるのです。

 

食事も、トイレも、この檻の中で行います。

 

必然的に、檻の中は、糞尿だらけの不衛生な場所になります。

 

豚は本来、綺麗好きにも関わらず、自分達の体は、自分達の糞で汚れていきます。

 

あまりの辛さに、豚たちは精神的に追い詰められていきます。

 

 

 

88%以上の養豚場で、この妊娠ストールが使用されています。

 

閉じ込めておいた方が、職員が、母豚たちの受胎・流産の確認や、給餌管理をしやすくなるからです。

母豚は、妊娠ストールで約4か月を過ごし、出産間近となります。

 

 

そして、再び分娩ストールに移され、出産します。

 

 

豚肉の生産では、生まれた子豚は、生後1週間以内に、3つの虐待が行われます。

 

それが、去勢、歯の切断、断尾です。

すべて無麻酔で行われます。

 

去勢は、日本の養豚場の90%以上で行われています。

 

鋭利なカミソリでふぐり(陰嚢)を切開、睾丸を取り出し、一気に引き抜き、切り取ります。


 

当たり前ですが、激痛であり、子ブタは鳴き叫びます。

あまりの痛みに、痛みが2~3日続くと考えられています。

これが「日本ハム」の実態

 

 

無麻酔での去勢が原因で、心的外傷性疾患により死亡する子豚もいます。

処置後に腹膜炎を起こして死亡したり、ストレスから発育や免疫力が落ちる傾向があります。

 

去勢をする理由は、肉の雄臭を防ぐためです。

人間の味という欲のために、豚たちは切り刻まれるのです。

 

 

尻尾の切断は、日本の養豚場の80%以上で行われています

 

「過密飼いのストレスからお互いを傷つけあうことを防ぐ」といった理由で行われます。

 

食用豚たちは、過密飼育のストレスフルの状況で拘束されます。

あまりにもやることがなく、ストレスが溜まっているため、仲間の尻尾などをかんでしまうことがあります。

 

要するに、飼育状況を快適にすれば、起こらない話です。

業界側がわざわざ豚にとってストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせているにも関わらず、

根本的な改善は行わずに、尻尾を切って痛めつけて対処を行っているのです。

 

 

歯切りは、日本の養豚場の60%以上で行われています。

 

「子豚がお母さん豚の乳首や、ほかの豚の尻尾や耳を傷つけることを防ぐ」といった理由で行われます。

 

これも、かみついてしまうようなストレスフルな飼育を行っている事が原因です。

わざわざストレスフルな状況を作って、問題行動をおこさせ、根本的な改善は行わず、尻尾を切って痛めつけて対処を行っているということです。

 

切断された歯のうち 92%で神経感染症が起こり、

10.6%が出血、3.3%が骨折し、

歯の切断後、60%で歯の神経が開いてしまっていることが科学的に明らかになっています

 

 

豚の生産では、幼い頃にこれだけのひどい虐待が行われています。

そしてこれらの虐待行為は、母豚の前で行われることがあります。

 

また、個体識別のために、耳が切り取られることもあります。

 

もちろん麻酔なしです。

 

 

繁殖用を除く、豚肉となる大多数の豚たちは、わずか生後6か月の子供のうちに殺され、肉にされます。

 

豚たちは、短期間で大きくなるように品種改良されているためです。

写真は、生後4か月の姿。異常な大きさです。

 

品種改良には

・ 一日でも早く出荷するための「成長率の向上」

・ 脂肪が交雑した霜降り肉などを作るための「肉質改良」

・ より多くの子供を産ませるための「繁殖能力の向上」

などがあり、

人間都合の品種改良によって、豚は苦痛を感じたり、病気を抱えやすくなっています。

 

まずは、脚弱。

足が弱り、立ち上がることが困難になります。

 

脚弱は、床の状態、拘束飼育による運動不足など様々な要因がありますが、成長率向上による品種改良も要因の一つです。

 

生後4、5か月の豚の多くが四肢の関節に骨軟骨症があり、徐々に進行して、やがて脚弱という症状になって現れます。

動画

 

 

次に、母豚の空腹による異常行動。

 

太るように改良されたことにより、豚たちはお腹が空きやすくなっています。

しかし母豚は、妊娠期間中、生殖能力を最適化するために、餌を制限されます。

 

餌を満足に食べることの出来ない母豚は、空腹に苦しみ、

目の前の柵をかじり続けたり、

 

口にモノが入っていないのに口を動かし続けたり(偽咀嚼)などの異常行動を起こします。

 

 

そして、子豚の死亡率の増加。

 

日本の母豚1頭あたりの産子数は11頭。

豚はイノシシの品種改良ですが、イノシシの産子数は4~5頭ほどなので、かなり多産になってきていることが分かります。

 

母豚が多産になるにつれて、離乳前の子豚の死亡率は増えます。

ある研究では、13年間で、生まれた豚が3.0頭増加し、離乳前の死亡率は5.4%増加していることがわかりました。

 

 

さらに、母豚の脱肛。

 

脱肛は直腸、膣、子宮が外に出てしまう疾患で、母豚は痛みで苦悩し、治癒しなければ死に至ります。

これが「日本ハム」の実態

 

脱肛の原因は様々ですが、品種改良による繁殖率の向上が1つの要因と考えられています。

脱肛の増加により、アメリカでは2013年から2016年の間に母豚の死亡率が約2倍に上昇したというデータが出ました。

 

脚弱、空腹、多産、脱肛など、品種改良は豚たちに様々な苦しみを与えています。

 

 

豚肉になる豚たちは、生後6か月の短期間で、屠殺場へ。

母豚たちは、種付け→妊娠ストール→分娩ストールのサイクルを何度も繰り返し、4~5年で生産効率が落ち使い物にならなくなれば、屠殺場へ送られます。

 

 

と殺場へは、トラックでぎゅうぎゅう詰めにされて運ばれます。

 

ストレスで豚たちの間で闘争が起こることもあります。

当たり前ですが、水を与えるとか、暑さ寒さ対策をするといった配慮は一切ありません。

 

着くまでに、弱って死んでしまう豚もいます。

 

ここ最近かなり暑くなってきましたが、

豚たちはこの暑い中も、トラックでぎゅうぎゅう詰めにされて、水も空調もなしで、長時間運ばれるのです。

 

以下は、トラックで運ばれ、血まみれでと殺場に到着した豚の姿です。

直腸脱となり使い物とならなくなったため、と殺場へ送られた子です。

 

直腸脱だけでも痛みを感じるにも関わらず、

トラックで運ばれる最中に、直腸をあちこち荷台にぶつけ、激痛に耐えながら、

と殺場へ着いた頃には、トラックも、さくら自身も血だらけになっていました。

血だらけになり激しい痛みに耐えたさくら

 

作業員に蹴られながらトラックから降ろされ、係留所へ運ばれました。

 

 

と殺場へ到着すると、係留所に運ばれます。

運ぶ際は、職員が仕事を早く終わらせるために、豚たちに暴力を奮うことがあります。

屠殺場での残酷な扱い

 

蹴る

 

 

豚の上に乗って蹴る

 

 

棒で叩く

 

ホースで鞭打つ

 

 

電気スタンガン

 

 

 

 

自分の仕事を早く終わらせることしか考えていない職員たち。

 

殺すというこれ以上ない暴力が行われている場所です。

このような職員がいても、何ら不思議はありません。

 

 

 

さらに、と殺は翌日に行われることが多く、搬入したその日にと殺する屠殺場はわずか7%です。

つまり、93%のと殺場では、吹きさらしの係留所で、過密状態のまま、一晩放置されます。

 

係留所でもストレスから、闘争が起こります。

ぜひ、今の暑さのまま、ご自身がこの状態で一晩中放置される事を想像してみてください。

地獄でしょう。

 

 

そして、この苦しみに耐えたところで、待っているのは死、のみです。

最後は恐怖の中、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

最初から最後まで楽しみもない、苦しみしかない、短い生涯を終えるのです。

 

あなた方が欲する豚肉のために。

 

日本人はすぐに感謝していただくことに意味があるなどと言いますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという奇特な方がいらっしゃれば教えてください。

 

このような言葉は、現実をまるで知らない人か、欲に勝てない人や、倫理観のない人が建前で使う、ただの言葉です。

 

犬猫の虐待を非難しておきながら、悪徳ブリーダーを非難しておきながら、肉を感謝の一言で済ませて貪るのは矛盾でしかなく、

肉の生産の虐待が感謝の一言で正当化できるのであれば、

虐待犯や悪徳ブリーダーも犬猫に感謝していると言えば正当化できることになるでしょう。

 

虐待犯は快楽のため、悪徳ブリーダーは金のため、すべて欲のために犬猫を虐待しています。

肉を食べる人は、味という欲のためです。

人間は肉を食べなくても生きていけます。栄養のためではありません。

自分の欲だけは、感謝という言葉で正当化して謙虚な気分を味わうのは自分勝手でしょう。

 

人を非難して変えようとするのであれば、まずは自分自身を変えましょう。

人を変えることは難しいですが、自分は自分の意志だけで変えられます。

 

 

豚も、感情があり、個性のある生き物です。

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肉からしか摂れない栄養はなく、タンパク質不足になるなど大嘘です。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

美味しいという欲だけのために、豚を苦しめるのをやめましょう。

 

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