動物農業は一つの大きな失敗 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

**********引用(Google 翻訳)**********

 

恐ろしい動物の虐待、拷問、殺人Rpv_fysiqkristii@marc_galapagos

この卑劣なファーマーは自分自身を和牛の先生と呼んでいます🤬

彼が教えている唯一のことは、動物農業は一つの大きな失敗であるということです

 

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鼻環(鼻輪)が留め具に引っかかってしまい、牛が身動きが取れなくなっています。

 

痛いのか、怖いのか、鳴き叫んでいます。

 

外国の方の投稿ですが、動画で話しているのは日本人です。

つまり、日本の農場での様子を、農家がアップした動画です。

 

この農家は

「本牧場では、牛が過ごしやすい環境づくりを出来るだけしているのですが、たまにこういった事故もあります。

牛にとっては遊んでたら急に鼻環が引っかかるので、びっくりして後ろへ引っ張ります。

鼻がちぎれてしまったっていう牛も中にはいます。」

と言っています。

 

牛に鼻輪をつける農場では、麻酔なしで鼻輪をつけます。

こちらは冒頭の動画を上げていた農家がアップした、鼻環付け動画です。

@wagyu.teacher 鼻かんあけたよ🐮 #Kobebeef #wagyuteacher #神戸うすなが牧場 #和牛先生 #牧場 #但馬牛 #神戸ビーフ #神戸BEEF #和牛 #黒毛和牛 #牛 #牛飼い #牛飼いの日常 #牛のいる暮らし #🐃 #🐃🐂🐄 #鼻かん #鼻環 #鼻輪 #鼻ピアス ♬ 天ノ弱 - ひなの

動画が見れない方は、こちら

 

牛が痛みで暴れて泣き叫んでいます。

 

鼻輪を取り付ける理由は、鼻輪にロープを突けて引っ張ることで、鼻が敏感な牛は痛がって思い通りに扱えるようになるからです。

 

鼻がちぎれてしまった牛もいるという話がありましたが、以下はおそらく鼻がちぎれてしまった牛。

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さぞ痛かった事でしょう。

業界は、鼻輪は牛の爪切りや病気の治療の際に役に立つなどと言いますが、すべては自分達の効率のためでしょう。

 

 

この農場の牛に限った話ではありませんが、見ての通り牛の耳に耳標がついています。

 

耳標には個体識別番号というものが書かれています。

 

個体識別番号ごとに、牛の性別や、種別、生まれた年、生まれた場所、飼養された場所、と殺された場所、と殺された日などがデータベースに記録されます。

人間でいうマイナンバーのようなものです。

 

この耳標を、牛達は麻酔なしで付けられます。

 

明らかに痛がっているのが分かります。

 

 

また、この農場では、ご覧の通り牛たちに角がありません。

 

牛同士の突き合い防止、管理者の安全性といった観点から

畜産、酪農では、牛の除角 、断角が行われます。

 

肉牛の約60%、乳牛の約85%が除角・断角を行れており、

そのうち 肉牛は約83%、乳牛は約86%が、麻酔なしで行われています。

 

概算で、肉牛は約50%、乳牛は約73%が、日本において、麻酔なしで除角されているのです。

 

生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。

 

 

 

 

角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。

 

 

この説明を聞いただけで、ほとんどの人が、激痛を伴うことは容易に理解できるでしょう。

除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。

 

首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。

 

 

痛かろうと痛くなかろうと、体の一部を切りとること自体が異常なわけですが

牛たちは、人間の欲のために、激痛を与えられながら、角を切られるわけです。

 

少なくとも麻酔を使えば、痛みを軽減できるにも関わらず、

大半の農家は、怠慢なのか、経費削減なのか、麻酔を使用していません。

 

冒頭の動画の農場では、以下のようにして除角を行っているようです。

 

牛の除角は、人間で言うと指を切り落とすのと同じ、と自ら言っていました。

 

 

 

建前では牛が過ごしやすい環境づくりと言っても、裏側ではこれだけの虐待が行われています。

しかし、この問題は農家が引き起こしているのではなく、肉を食べている人達が引き起こしています。

これは、肉牛の飼育のスタンダードです。

 

効率が下がり、生産性が下がり、同じ肉質にも関わらず値段が2倍や3倍になった肉を皆さんは食べるのですか?

食べないでしょう。

農家は、肉を食べる人達の需要に応えているにすぎません。

 

食べることをやめなければ、牛への虐待がなくなることはありえないのです。

 

 

牛の寿命は20年ほどと言われていますが、

肉牛は2年から2年半ほどで出荷、と殺されます。


霜降り肉がもてはやされる日本では、

肉牛の多くは牛舎内で一生のほとんどの時間を過ごしており、

特に肥育後期にはより太るよう濃厚飼料が多給され、

生後1年以上の肥育牛の約90%は、放牧場や運動場に放されることなく、出荷されるまでの期間を牛舎内で過ごします。

 

肉牛のオスは、性質をおとなしくさせ牛同士の闘争を防ぐため、やわらかい肉質にさせるためなどの理由で、去勢されます。

 

 

生後2か月ほどで腹腔から睾丸が降りてくるため、去勢はそれ以降に行われます。

 


皮膚を切開して、精索と血管を何度か捻りながら、引いてちぎるという去勢が多くの場合麻酔なしで、獣医師ではなく肉牛農家自身の手で行われています。

 

 

メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。

人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。

 

その方法は、非常におぞましく、人間が、牛の肛門から手を突っ込み、膣から子宮に器具を使って精子を流し込むのです。

 

人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。

 

女性の皆さん、ぜひ自分の立場に置き換えて考えて見てください。

仕方ない、で済みますか?

 

 

オス牛も強制的に精子を採取されます。

 

こちらも非常におぞましく、

擬牝台(牛の皮で作った乗駕用の台)や人工膣などを用いて精子を採取します。

老齢や肢蹄故障で採精できないという時は電気ショックが用いられることさえあります。

 

擬牝台にうまく乗らないという場合は生きた牛が乗駕用に連れてこられ

雌牛だけでなく、おとなしい雄牛、去勢雄牛が使われることもあります。

 

 

乳牛から生まれた子牛は、雄牛の場合は肉牛として、メス牛の場合は乳牛として飼育されますが、

いずれにしても、乳牛から生まれた場合は、母牛からすぐに引き離されます。

 

母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなるからです。

母牛の母乳は、人間のための牛乳として使われるため、酪農側からすればそれは困るわけです。

 

なので、すぐに引き離し、初乳をバケツや、哺乳瓶などで与えます。

 

引き離された子牛は、つなぎ飼い、単頭飼育、群飼育が行われ、もう親と会うことはありません。

 

 

自分の赤ちゃんを、突然 奪われたらどう思いますか?

 

苦労して、お腹を痛めて生んだ子供が、ある日突然いなくなったらどう思いますか?

 

それが母牛たちは、生涯のうちに、何度も何度も行われるのです。

 

和牛飼育においても、超早期母子分離法といって

出産後3~5日で引き離す方法を行う農家もいます。

彼らは常に、牛の気持ちではなく、自分達の効率と利益を考えています。

 

 

・ 母親の乳を十分に吸わせてもらえなかった
・ たった一頭で飼育されている
・ 繋がれたままでどこにも行けない
・ いつも同じ場所で、好奇心を満たすものが何もない
・ 採餌のための探索行動ができない

 

などといった不適切な環境で飼育されるストレスから、舌遊びという異常行動を行うことがあります。

異常行動-牛の舌遊び、皮膚真菌症

 

牛舎に閉じ込められ、餌を自分で探すという行動欲求が満たされず、舌遊び行動でまぎらわしているのです。

 

 

脂肪が筋肉の間に細かく網の目のように入った「霜降り肉」をつくるために、

牛たちは、脂肪細胞の増殖を抑える働きのある、ビタミンAが少ない餌を与えられます。

このビタミンA欠乏が慢性的に続くと、

光の情報を視神経に伝えるロドプシンという物質が機能しなくなり、

重度になると、瞳孔が開いていき、失明に至ってしまうことがあります。

 

失明しなくとも体に必要な栄養素の欠乏は、牛の苦痛を増加させます。

ビタミン制御した飼料給与が原因で、浮腫(むくみ)等の症状を示した牛の割合が37.7%という調査もあります。

 

「最上級」の霜降り肉でなくてよいならば、ある程度は脂肪交雑しているにもかかわらず、

食肉格付けの高い「最上級の霜降り」を求めて、牛を病気に追いやるような栄養制限が一般的に行われています。

 

 

以下は、2011年6月11日 信濃毎日新聞の記事。

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その牛は、額の先で手を振っても反応がなかった。
黒目は焦点が定まっていない。

ほかの牛と体をぶつけることも多い。


「盲目の牛です」。

ステーキなどの高級食材になる和牛を飼う県中部の50 代の男性農家が打ち明けた。


「おいしい肉にしようとすれば、こうした牛が出てしまう」と男性。

飼育中の約130 頭のうち、1 頭が完全に目が見えず、10 頭弱は視力低下が進んでいる。

こうした牛も人体への影響はまったくないとされ、普通に出荷される。


盲目になるのは、肉に「サシ」と呼ばれる白い脂肪分を入れようとして、牛の栄養が偏ってしまうことが原因だ。
和牛の価格は、サシの入り具合で決まる。

多くの農家の目標は、高値で取引される細かなサシが入った「霜降り」の牛を育てることだ。

 

そのため、農家は生後約1年半から数カ月間、ビタミンを多く含む牧草などの餌を抑え、穀物が中心の飼料で太らせる。

これがサシを入れるために欠かせない技術とされる。

 

「霜降り」という日本の食文化を支える生産者の知恵だ。
しかし、ビタミンは、視力維持に必要な成分。

欠乏がひどくなると盲目になりやすい。

 

足の関節が腫れて歩行に障害が出る場合もある。

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冒頭の農家が、失明の牛を出荷したという動画を上げていました。

@wagyu.teacher 失明牛(535) &533 548 562の出荷 #wagyuteacher #cattleman #Kobebeef #caw #和牛先生 #和牛ティーチャー #神戸うすなが牧場 #牧場 #但馬牛 #神戸牛 #神戸ビーフ #和牛 #黒毛和牛 #牛 #牛飼い #牛飼いの日常 #牛のいる暮らし #家畜 #出荷 #失明 #失明牛 #盲目 #盲目牛 ♬ 天ノ弱 - ひなの

動画が見れない方は、こちら

 

出荷時期がきた牛や、用済みとなった牛たちは、と殺場までトラックで運ばれます。

 

北海道から東京までの長距離だろうと、夏場のうだる暑さ、冬場の凍える寒さであろうと、体調不良や病気や骨折で立てなかろうと、

ぎゅうぎゅう詰めにしたり、紐で結んだりして、荷台に乗せられ、

どれだけ辛かろうと、動物達の都合で休憩することもなく、長距離を人間のペースで移動させられます。

 

 

と殺場に着いた頃にはぐったりしていることもあれば、死んでいることもあります。

 

ぐったりして動けない牛や、死んだ牛は、このようにして、片足を吊り上げられ運ばれます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

例え、歩く気力が残っていたとしても、恐怖から屠殺場に行こうとしない牛もいます。

 

 

動画の牛は、恐怖とストレスで、口から泡を吹き、

 

職員に引っ張られても、その場から動くことを拒否しました。

 

 

仕事が進まない職員は、この牛を何度も蹴り


 

 

尻尾を折り曲げるなどして、強制的に移動させました。


 

 

殺すというこれ以上ない暴力が日々行われている場所です。

思い通りにならず業務に支障が生じれば、これくらいのことが行われても何も不思議ではありません。

 

 

 

また、屠殺が行われる翌朝まで、夜間、放置されることもあります。

 

 

長距離を運ばれ、クタクタにも関わらず、短い紐でつながれ、横たわることができません。

 

 

1月の寒い時期であろうと、このまま翌朝まで放っておかれます。

水も飲ませてもらえないことが多々あります。

 

 

ドロドロで不衛生な場所に、24時間つながれることもあります。

 

 

ストレスで泡をふいています。

どれほど辛いのか。

 

 

この牛は、ガチガチに固定されていて、顔を動かすことすらできません。

 

 

どうせ殺すわけですから、牛たちには何の配慮もありません。

 

 

このような苦しみを経て、最後は、眉間に屠畜銃を打たれ、

片足を釣り上げて逆さ吊りにされ、喉を切り裂かれ、出血多量で死亡します。

 

動画は閲覧注意ですが、肉を食べる人はしっかりご覧ください。

 

日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますに意味があると言いますが、

このような悲惨な目にあわされても、感謝されたら許すという変わった方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。

 

感謝や、いただきますなんて、無駄に大食いしているような人間でも言っているような、

何の意味も価値も中身もない、誰でも言える言葉です。

 

人間は肉を食べなくても生きていけます。

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

いつまで美味しいという欲だけのために、牛を虐待し続けるんですか?

 

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