牛乳が余って困るから配布 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください。

 

 

自治体の職員でしょうか。

牛乳の消費にご協力くださいと言って、牛乳を配っています。

 

 

 

年末に、生乳廃棄の恐れがあるとして、メディアがこぞって、牛乳の消費を呼び掛けていました。

 

首相までもが呼び掛けるなど、国をあげて、国民に対して消費を促しました。

 

そして、それを見た国民が素直に従い、乳製品の消費を加速させ、廃棄を回避しました。

 

 

 

 

しかし、来月の大型連休で、再び、牛乳廃棄の恐れがあるようです。

 

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春休みや大型連休で学校給食がなくなる5月にかけて、牛乳の原料となる生乳が余り、廃棄されるおそれが再び浮上している。

飼料や原油の高騰に苦しむ酪農家からは悲鳴が上がる。

 

年末年始に続き、学校が休みに入る度に「余剰廃棄」が懸念されるのはなぜか。

 

「苦労して搾った生乳を捨てるなんて、あんなつらい思いはない。廃棄は絶対やりたくない」。

全国の生乳生産の半分以上を占める酪農王国・北海道。

上士幌町で約4300頭の乳牛を飼育する「ドリームヒル」の小椋幸男社長(70)はそう吐露する。

 

官民一帯となって生産拡大、大規模化路線を進め、ここ数年は前年比3%増が生産目標に掲げられてきた。

牛を増やし、設備投資にも力を入れてきた。

一方で、配合飼料の価格は原料のトウモロコシの需要増や原油高の影響で、2年前から約3割上昇。

ウクライナ情勢などを背景に、4月からはさらに値上げされる。

そうした中、「ホクレン農業協同組合連合会」などは生乳廃棄を避けるため、生産抑制の旗を振り出した。

「これまで生乳をつくれつくれと言っていたのに、今度は余ったから生産を抑えろと言う。

そんなにコロコロ変わる農政はおかしい」と訴える。

 

国内の酪農家数はこの半世紀で、約30万戸から約1万4千戸まで激減した。

朝夕と毎日搾乳をしなければならない労働環境の過酷さや、新規参入の難しさなどが主な理由とされる。

農林水産省の統計によると、生乳の生産量も1996年の約866万トンをピークに減少傾向が続いてきた。

増産に踏み切る転機となったのが2014年に深刻化したバター不足だ。

国内の生乳の生産量が減り、クリスマスケーキなどへの需要が高まる時期を見込んで農水省は緊急輸入してしのいだ。

 

その後、同省は酪農家の設備投資を支援する事業を開始、生産量は18年から増加に転じた。

19年度には、飼育頭数を増やした酪農家への補助金も設け、増産を後押ししてきた。

そうした状況下で、コロナ禍が起きた。

外食を中心に生乳の需要は冷え込み、20年は業務用に回る牛乳やヨーグルトの量は前年の約87%に減少。

観光も下火となり、ミルクを使ったお土産需要も激減した。

20年3月の全国の小中高での一斉休校もあり、業界は保存の利くバターや脱脂粉乳などの増産で対応してきた。

だが、コロナによる需要減は長期化し、昨年末、この春休みと学校給食がなくなる度に、余剰による廃棄が懸念される事態に陥っている。

 

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学校給食や、クリスマスケーキ、バターなどがいかに、牛乳の消費を促してしまっているかということですね。

逆に言えば、消費をやめればあっという間に酪農は終わるということです。

いかに国民に消費をやめさせるかがカギになります。

 

余ったから生産を抑えろと言うのはおかしいと言いますが、それはただの感情論であり、普通に考えて当たり前のことです。

これほど度々、生乳が余るということは、作りすぎだということは明らかです。

 

苦労して搾った生乳を捨てるなんてつらいと言いますが、牛達はもっと苦労しており、もっと辛い思いをしています。

搾った生乳を捨てるのが辛いという気持ちが本当であれば、作らなければいい話です。

そうすれば捨てなくてもいい、牛も無用に生まされ、苦しめられる必要がなくなるので、ウィンウィンじゃないですか。

 

そうしないのは、捨てるのが辛いというのは建前で、お金にならないのが辛いのでしょう。

 

 

日本は非常に遅れているため、企業のマーケティングによって、いまだ牛乳が健康に良いと洗脳されている人が多いですが、

海外では牛乳が体に悪い、という事実はどんどん広まってきています。

 

 

 

カナダ政府の食事ガイドでは、乳製品は一切排除されました。

 

 

 

この事実が広まったアメリカでは、大手の牛乳メーカーが相次いで廃業になっています。

 

 

日本は必死に事実を隠し続けていますが、国民が気づき、正しい情報が拡散され続ければいずれはそうなるでしょう。

 

乳業はもう先細りの業界で、しがみついたところで、いずれ終わりがきます。

animalrightscenter

 

今後のことを考えて、今から路線を変えて、他の業種で稼げるようにしておいた方が賢い選択です。

 

 

 

健康に悪いうんぬんは、人間都合の話です。

 

健康に良かろうと悪かろうと、牛乳は牛の苦しみの産物であり、倫理的な観点からいって、生産をやめにすべきです。

 

 

 

乳牛は放牧によって飼われていると思い込んでいる人が多いと思いますが、

飼育される牛の70%以上は、つなぎ飼いという拘束飼育をされています。

 

見ての通り、ほとんど身動きができない、ひどい飼育方法です。

 

40%以上の農場が、24時間365日、ずっとこの状態です。

 

 

牛の位置を制御するために、カウトレーナーという電流を流す器具を用いて、牛たちに電流を流して痛みを与えることで、さらに動きを制御する農家もいます。

牛乳を考え直そう

 

 

 

牛は、人間の160倍以上の糞をするため、掃除をしても追い付かず、床が糞尿まみれであることがほとんどです。

 

牛の体が汚れているのをよく目にしますが、掃除が行き届かず、糞尿で汚れてしまうためです。

 

糞尿まみれのため、ひづめの間に菌が入り込み、炎症になって、出血したり、足を引きずって歩くようになることもあります。

 

 

この足を痛めて、ひきずって歩くことを跛行(はこう)といいます。

 

 

不衛生な環境下で、不自然な動作で寝起きを繰り返すことで、炎症がおきます。

 

 

 

ひどくなると、穴があき、中の肉や骨が見えてしまうことまであります。

アカネの一生

 

 

立てなくなってしまう牛もおり、こうなってしまえば農家にとって使い物にならないので、と殺場に送られ殺されます。

 

 

 

 

 

 

また、乳牛は約73%が、麻酔なしで角を切断されます。

 

生後3ヶ月以内の牛の場合は、角芽を焼くために、熱された焼きゴテで、皮膚をやけどさせられます。

 

 

除角・断角が牛に与える苦痛

 

 

 

角が育ってしまった牛の場合は、ワイヤーのこぎりで、神経を含めて角を切ってから、焼きごてを押し当てられます。

 

 

 

除角の時の牛の痛みは相当なもので、失神してしまうこともあります。

 

 

首を固定した状態で大きな恐怖と苦痛を与えることで、頚椎脱臼・骨折などでショック死させてしまうこともあります。

 

 

 

麻酔なしで、しっぽを切られることもあります。

 

 

尾を切断された牛は慢性的な疼痛を感じています。

 

 

 

さらに、麻酔なしで鼻輪をつけられることがあり

 

 

麻酔なしで耳標を付けられます。

 

 

 

牛乳は牛の母乳です。

母乳を出すために、牛は何度も何度も妊娠させられます。

 

メスの牛は、好みのオスの牛と交尾させてもらって妊娠するわけではありません。

人工授精 つまり 人間の手によって、妊娠させられるのです。

 

その方法は、非常におぞましく、

人間が、牛の肛門から腕を突っ込んで糞を掻き出し、腸の中から膣を掴んで、器具を用いて精子を注入します。

 

 

人工授精は、別名レイプ繫殖と呼ばれています。

 

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当然、牛は嫌がります。

これを業界の人間は喜んでいるといったり、受け入れているなどと言って、嘘をついています。

 

 

オス牛も強制的に精子を採取されます。

擬牝台(牛の皮で作った乗駕用の台)や人工膣などを用いて精子を採取します。

老齢や肢蹄故障で採精できないという時は電気ショックが用いられることさえあります。

 

擬牝台にうまく乗らないという場合は生きた牛が乗駕用に連れてこられ

雌牛だけでなく、おとなしい雄牛、去勢雄牛が使われることもあります。

 

これらの非常に気持ちの悪いことを、当たり前に行っているのが酪農業界です。

 

 

 

しかし レイプされて生まれた子であったとしても、自分の子を育てることは、母牛にとって喜びなのです。

 

 

 

ですが、酪農では多くの場合、生まれた子牛は母牛からすぐに引き離されます。

 

 

母牛の母乳を飲むことを覚えると、哺乳瓶でミルクを飲まなくなるからです。

母牛の母乳は、人間のための牛乳として使われるため、酪農側からすればそれは困るわけです。

 

 

なので、すぐに引き離し、隔離します。

 

そして、初乳を、バケツや哺乳瓶などで与えるのです。

 

 

 

 

 

 

自分の赤ちゃんを、突然 奪われたらどう思いますか?

 

苦労して、お腹を痛めて生んだ子供が、ある日突然いなくなったらどう思いますか?

それが母牛たちは、生涯のうちに、何度も何度も行われるのです。

 

 

 

以下は、自分の子供が目の前で奪われた母牛の動画です。

 

 

人間に、目の前で子供を連れ去られた母牛。

 

それを見て、あとを追いかけます。

 

子牛が捕らえられた車のまわりをウロウロして、気にかけています。

 

 

走り去る車を追いかけます。

 

どれだけ辛いのかがよく分かります。

 

 

この牛は、子供を失い、鳴き続けているところです。

 

母牛も自分の子供を取り上げられることは、精神的苦痛を伴うということです。

当たり前のことですが、牛と人間が感じることに違いなどないのです。

 

 

 

子供を取り上げられた後、子牛のための母乳は、人間のために奪われ続けます。

 

 

牛乳のために乳房はパンパンに膨れ上がり

 

 

1日2回、妊娠直後の乳牛で25~30L、少ない牛で3~5Lの乳が絞りだされます。

 

 

 

乳牛は品種改良により、母乳を大量に出す体に変えられてしまっています。

 

 

肉牛の年間乳量が1000kgほどに対し、乳牛の年間乳量は8500kg以上もあります。

中には、年間2万kg以上も出す乳牛もいます。

 

牛の乳は、牛の血液からつくられています。

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牛乳1パック分のお乳をつくるのに必要な血液は400~500リットル。

1日に約30リットルの乳を出す牛は、毎日約1万リットル以上もの血液を乳房に送り込んでいることになります。

 

カロリーの高い濃厚飼料が与えられ、

大量の乳を出すことにエネルギーを費やす体にされてしまった牛は、代謝機能が阻害されるため、

乳房炎、ケトーシス、第四胃変位などの様々な病気にかかりやすくなっています。

病気が回復しなければ殺されます。

 

 

 

乳牛たちは、これらの苦しみを経て、

レイプ→妊娠→出産 のサイクルを3~4回繰り返し、

乳量が減って用済みになれば、冒頭のように、と殺場へ送られます。

 

 

そして最後は、眉間にと畜銃を打たれ、頸動脈を切られ、出血多量で死亡します。

 

以下は、牛乳を飲む人、乳製品、牛肉を食べる人はしっかりご覧ください。

 

 

日本人はすぐに、感謝すればいいとか、いただきますと言えばいいなんていいますが、

殺された後に感謝してくれれば、このような悲惨な一生を送ってもいいという、おかしな方がいらっしゃれば、ぜひ名乗り出てください。

 

感謝やいただきますなんて言ったところで、牛には伝わることはありませんし、

伝わったところで、牛からすればあなたの感謝なんて何の役にも立ちません。

感謝しなくていいから、子供を奪わないでほしい、母乳を奪わないでほしい、殺さないでほしいと願っていることでしょう。

 

 

牛乳の代替品は沢山あります。

 

 

乳製品を食べる理由は、美味しいという欲のみです。

その欲望のために牛は虐待されています。


 

犬猫の虐待に反対しておきながら、乳製品を食べる人が非常に多いですが、

まずは、ご自身が動物を虐待していることに気づきましょう。


 

自分が変われないのに、どうやって他人を変えようと思うのですか?

 

 

あなたの一時の欲望のために、牛は存在しているのではありません。

 

 

・ 菜食の始め方

 

・ タンパク質は組み合わせが鍵

 

・ 人間の体と食べ物 

 

 

牛乳を飲むのをやめ、乳製品を食べるのをやめましょう。

 

 

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