レース中に死亡した馬 | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画は、ばんえい記念 2018 のレースの様子です。

 

こちらの動画の1:50あたりからご覧ください。

 

 

 

レース中、立ち止まっている馬。

 

すると突然。

 

その場で倒れます。

 

 

この馬は、ニュータカラコマという馬。

 

このレース中に、心臓発作で死亡しました。

10歳でした。

 

死んだ馬を前にして、拍手を送るという観客の神経は理解に苦しみます。

 

 

 

ばんえい競馬といえば、2021年4月に、騎手や厩務員が馬の顔を蹴り上げた事件が話題となりました。

 

4:03くらいです。

 

これにより、馬を蹴った、鈴木恵介という騎手と、男性厩務員は、告発されました。

 

残念ながら、蹴った騎手たちは不起訴処分になりました。

 

蹴り上げることも問題なのですが、そもそもが、無意味に重いソリを引かせたり ムチで叩くこと自体が虐待であることに気づくべきでしょう。

 

 

 

以下は、2021年10月に北海道の北斗市で行われた、ばん馬大会での様子。

 

 

疲れて動きたくない馬。

 

その馬の顔をムチを振り下ろして叩く男。

 

 

叩かれた馬は、急いで飛び起きました。

 

 

 

こちらでも、頑張ってソリを引いている馬の顔を、男がムチでバシバシ叩いています。

 

 

【ばん馬】動けない馬の顔をロープで叩く

 

 

ばんえい競馬自体が、虐待以外の何物でもありません。

 

蹴り上げ事件に胸を痛めるのであれば、ばんえい競馬自体に反対しなければ矛盾でしかありません。

 

 

 

もちろん、ばんえい競馬だけではありません。

競馬の馬たちも、ギャンブルという不必要なもののために、日々酷使されています。

 

 

現役競走馬の80パーセント近くが、ストレスと偏った食生活のせいで、慢性胃潰瘍に苦しんでいるそうです。

 

そして さんざん貢献し続けてきたにも関わらず、成績が出せなかったり、怪我をして使い物にならなくなれば、あっさり殺処分です。

 

競馬の馬の、実に9割以上が殺処分されます。

 

30歳程度まで生きることができるにも関わらず、ほとんどの馬が2~4歳で、使い物にならなくなったものから順に処分されていきます。

 

 

なんとか勝ち抜いて引退できたとしても、今度は種牡馬として酷使されます。

 

 

ディープインパクトという馬は、2007年から毎年200頭以上の種付けのために酷使され、体に負担がかかり、首を痛め、回復の見込みがなくなり殺されました。

 

さんざん金のために利用され、馬がその期待に応えようと懸命に頑張り続けてきても、なお金のために利用するのが競馬というものです。

 

 

 

他にも、農耕馬、観光馬、乗馬馬などによって利用されています。

 

上記は、北海道の馬車BAR。

馬車の中で、酒を飲んで、景色を楽しむという、2019年から始まったビジネスです。

 

 

 

馬は乗り物、馬は人を乗せたがっている、走りたがっていると思い込んでいる人が非常に多いですが、

馬は人を乗せたいとも、走りたいとも思っていません。

 

勝手に人間が、そのように利用しているだけです。

 

普通に考えてください。

どの動物も、何かを乗せるために生きてるわけがないでしょう。

 

人間が乗り物として扱う動物に、たまたま馬が選ばれてしまっただけです。

 

 

馬は人を乗せることを嫌がるため、馴致という調教で人間を乗せるように強制します。

 

人を乗せることを嫌がっているどころか、鞍やハミをつけることですら嫌がっています。

これは業界側も認めています。

馬は、人間のために、嫌がっていることを強制されてばかりなのです。

 

馴致とは、英語では、ブレーキングといい、馬の心を壊すと述べる人もいます。

 

業界側の動画では都合のよいシーンしか映しませんが、

リンク先の元競馬関係者の方によると、人間のいうことを聞かなければ殴ったり、鞭で叩いたりして馬の心に人間に対しての恐怖心をつくることもあるそうですね。

 

 

手綱を引いて馬をコントロールしているのはご存じだと思いますが、あれは決して優しく合図を送っているわけではありません。

 

下の馬は、ハミのせいで、2度と頭を上げることができなくなったそうです。

 

shiomi_andoさんのハイライト「馬の一生」より

 

 

馬はハミによって、常に痛みやストレスを与えられているのです。

 

 

 

 

人を乗せれば、腰が下に落ち、骨や臓器に負担がかかります。

 

 

スペインでは、乗馬によって、負担をかけ続け、背骨が粉々になった馬が保護されていました。

 

どれほど痛かったのでしょうか。

 

 

 

馬はムチで叩かれても痛くない、と本気で思っている人たちがいるそうですが、そんなわけがないのは各種映像を見れば明らかです。

 

ムチで叩くことで、腫れたり、血が出たりすることは、関係者も認めています。


 

競技用のムチを使っているとか、ムチを打つ回数を決めているとか、皮が厚いから痛くないとか

利益を得ている側がごまかしているだけで、痛いか痛くないかなど、本来検証するまでもありません。

 

 

 

業界側によって、骨折した馬は殺さないと可哀相などというイメージがすっかり定着していますが、

金をかければ救うことが可能な馬もいます。

 

仕方がないみたいなことを言っていますが、要するに、金にならないから殺しているだけの話なんですよ。

 

さんざん稼がせてもらっておきながら、金や労力を使ってまで助けたくはない、ってことですね。

見事に多くの日本人が騙されています。

 

競馬に限らず、用済みになれば殺すのは、馬を利用している業界であればどこも同じです。

 

 

 

以下の動画は、馬の屠殺映像です。

 

競馬、乗馬をする人、馬車を利用したこのある人、肉を食べる人、レザーを買う人などはしっかり映像を直視してください。

 

これが、あなた方の一時の刺激、興奮のために、尽くしてくれた馬の最期です。

 

 

 

競馬も、乗馬も、馬車も、馬を利用した動物虐待ビジネスです。

 

馬は太古の昔から、ひたすら人間に利用されるだけの生き物になっています。

 

 

 

こちらは、心ある、元競馬・乗馬関係者の話。

 

・ とある引退した女性厩務員の告白

 

・ 日本は馬にとって最悪な国

 

 

馬が幸せそうである瞬間は、生産牧場にいる時に、辛うじてある程度。

日本は馬にとって最悪の国。

 

とのことです。

 

 

 

馬が乗り物、と洗脳されている人は、非常に多いと思います。

馬を殺処分から救うような素晴らしい人でさえ、中には、平然と馬に乗る人もいます。

 

競馬、馬車、乗馬など、馬を使った全ての娯楽を、利用しないでください。

馬肉を食べながら、馬の殺処分に反対というのは矛盾していますので、もちろん馬肉も食べないでください。

 

 

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