子ども含め、家族皆殺し | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

イルカの追い込みが続いています。

 

 

水族館のイルカは、太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

 

音に敏感というイルカの性質を利用し、イルカに不快な音を出し、恐怖を与えながら、入り江まで追い込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

以下は、12月5日にイルカが追い込まれたときの話。

 

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2021年12月5日、午前6時50分、イルカ猟師達の船が一列に並び、イルカ達を追いかける船隊になっている事を確認。

 

 

約3分間、LIAのインスタグラムで状況を伝えるライブ配信をした後、たかばべ園地に移動。


8時35分、12頭のカズハゴンドウの家族が太地町の畠尻湾に押し込まれた。


カズハゴンドウは、水産庁が捕獲を許可している小型鯨類の中で最もおとなしくて、最も優しい性格であり、猟師達に見付かると、いつも無抵抗で追い込まれ、殺されてしまう。

とっても申し訳なく、いたたまれない気持ちになる。


1頭が一番岸側に張られた網に絡まり、網の外に出ましたが網は三重に張られており、沖まで逃げることは出来ないし、イルカは家族をとても大切に考えている為、家族の他の個体が捕まっている場合、1頭だけで逃げたりしない。


太地町立くじらの博物館から、ドルフィントレーナーが生体販売用のイルカを選別に来る事は無く、

9時14分、12頭全てが殺され、7頭と5頭に別けられ、小型の船に括り付けられ、体をバラバラに切断されて食肉にされる為に、太地漁港内の市場に運ばれた。


運ばれて行く時に、噴気孔の側に突き刺さった木の栓が見えた。


※イルカ達は鋭利な金属棒で噴気孔近くを繰り返し刺され、脊髄を損傷させて出血多量で死亡する。

血が流れ出ると海が血に染まり、活動家に撮影されるので血が体外に流れ出ないようにするために、金属棒を抜いた後、すぐに木の棒を差し込む。

この行為によって、放血までに時間がかかり、苦しむ時間は非常に長いと言われている。


※トレーナー達は、自分達が生体販売用に選ばなかったイルカ達が殺される事を知っていて選別作業を行っている。

 

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猟によって、追い込まれたイルカは、水族館向きのイルカかそうでないかを選別されます。

 

 

選別をするのは、イルカのトレーナーたちです。

 

 

 

トレーナーに選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

 

殺すときは、こちらの金属性のピックを

ハナゴンドウ屠殺(イルカ殺害道具)


イルカのせき髄につき刺し、ねじり込みます。


のたうちまわり、痙攣し、やがて死に至ります。


先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

このシーンを見られないようにするために、猟師たちは、グレーのシートの下で、コソコソとイルカを殺します。

 

トレーナーたちは、自分達に選ばれなかったイルカが殺されることは知っています。

 

 

この日は、トレーナーが選別にくることもなく、12頭のイルカの家族は、すべて皆殺しとなりました。

 

 

 

 

 

以下は、12月8日の出来事。

 

追い込みはありませんでしたが、生体販売用のイルカが輸送されるシーンが撮影されました。

 

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2021年12月8日、午前6時5分、太地漁港内にトレーラーが来ているのを確認。

 

クレーン車も来ている事から「生体販売用のイルカが輸送される」事が分かり、あたりはまだ暗かったがすぐに撮影を始めた。


販売され、輸送されたのは3頭のカマイルカ。


 

 

今年2月に、私の目の前で捕獲されたイルカ達であり

「株式会社 日本ドルフィンセンター」が運営する「ドルフィンリゾート」が購入して

イケスに入れて、生体販売用に飼育していた。

 


この時の捕獲では、捕獲当日の捕獲作業中に2頭がストレスにより死亡。

次の日の朝、もう1頭が閉じ込められたイケスの中で死亡していた。


当時、猟のようすは、ライブ配信していた事もあり、血だらけで運ばれ、イケスに投げ込まれるようすを見ていた人も多い筈で記憶に新しいと思う。


そのイルカ達がトラックに乗せられて水族館に売られていった。


すべては「イルカショーを見る人の為に!」。


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生体販売用に捕らえられたイルカは、以下のような生け簀に閉じ込められます。

 

そして、餌でコントロールをされながら、芸を仕込まれます。

 

芸を仕込んで、売れる状態にしておき、買い手がつくまで、この狭い生け簀に閉じ込められ続けるのです。

 

 

 

この日は買い手がつき、イルカが輸送されていました。

 

クレーンで吊り上げられ、イルカが暴れています。

 

 

吊り上げられたイルカは、箱の中に詰め込まれ

 

トラックに入れられました。

 

 

トラックに入れられる際、イルカのトレーナーたちが、イルカに向かって手を振っていました。

 

一体どういう感覚であれば、このような呑気なことができるのでしょうか・・・。

 

 

トレーナーたちは、追い込み猟のことは知っていますし、

生体販売用に選ばれなかったイルカが殺されることも知っています。

 

このような現実を知りながら、

恐怖の中、クレーンで吊り上げられ、運ばれるイルカ達に、

見えるはずもないし、伝わるはずもないのに、ほのぼのと手を振る。

 

どういう神経をしていれば、こんな行動になるのか。

この人たちは、イルカが好きなのではなく、イルカと触れ合う自分たちが大好きなんでしょうね。

 

 

イルカのトレーナーは、イルカ好きではありません。

 

以下のように追い込まれたイルカがパニックで岩にぶつかって血だらけになるのも、目の前で見ていることもあります。

 

 

 

 

 

こちらは、生体販売用に捕らえたイルカの頭を足で踏んづけるトレーナーです。

 

 

 

 

以下は、猟師とともに、イルカを追い込むトレーナーたちの様子です。

 

 

 

 

 

このイルカは、胸に傷があり、長い間治らなかったため、獣医が傷を焼いたそうです。

そのイルカに乗り、ショーをし、金儲けをするトレーナーの様子です。

 

 

これらから分かるように、イルカのトレーナーは、イルカ好きではないんですよ。

 

 

 

本当にイルカが好きな人たちは、この現実に耐えられず、トレーナーになるのを断念します。

 

 

 

 

 

イルカ解放活動で世界的に有名な「Dolphin Project」の代表リック・オバリー氏は、元イルカトレーナーです。

 

水族館の環境に苦しみ、鬱状態になっていたイルカのキャシーが、自分の腕の中で 死んだことをきっかけに、

イルカショー推進派から、反対派に変わりました。

 

↓ 以下が、そのドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」。

 

 

トレーナーを続けている人は

イルカと触れ合う自分が好きなだけの人

イルカを利用してお金稼ぎをしたい人

罪悪感を感じつつも行動力がない人。

 

そういう人たちが割り切ったり、都合の悪い部分から目を反らしたり、言い訳したりして、続けていきます。

 

 

 

 

以下は、12月9日にイルカが追い込まれたときの話。

 

*********life_investigation_agency*********

 

2021年12月9日 午前8時15分、イルカ猟師達のバンガーボートが1列に並び、イルカ達を追いかけているのを確認。


猟師達が灯明崎付近に設置されている定置網をかわして、イルカ達を更に追い込もうとしていたが群れが2つに分かれ、猟師達も二手に別れ、2つの群れを追いかけたが3艘のボートは沖に逃げた群れを見失い、暫くして、港側に追いかけている群れを追う船団に合流した。


イルカ達は、深く潜ったりしながら逃げ続けたが午前9時55分、太地町の畠尻湾に押し込まれた。


捕まったのは11頭のカズハゴンドウの家族。

内1頭は子どもである。


今日も、生体販売用に選別する「太地町立くじらの博物館」のドルフィントレーナー達は現れず、

捕まったイルカ達は、子どもも含め、家族皆殺しになった。


カズハゴンドウは、とても優しい性格であり、毎回、無抵抗で捕獲され、無抵抗で殺される。

優し過ぎるあまり、毎回、悲しみと憤りに襲われる。

 


11頭の家族を小型の船に括り付け、体をバラバラに切断されて食肉にされる為に、太地漁港内の市場に運ばれた。


運ばれて行く時に、噴気孔の側に突き刺さった木の栓が見えた。


※太地町で行われている「鯨類追込み網漁(イルカ猟)」は、世界中の水族館へ生体販売する為に行われている。

その証拠に、2019年に太地町で捕獲されたイルカ998頭の内「突きん棒猟 24頭」「追込み猟 974頭」であり、割合として、全体の97%以上が生体販売用の「追い込み猟」で捕獲され「突きん棒猟」にて最初から食用目的で捕獲しているのは、わずか2.4%しかない。

 

しかも、太地町の「追込み猟」は1969年に、太地町立くじらの博物館に生体展示して、お客を呼ぶために始まったものであり、まだ52年しか経っておらず、伝統でもなければ、食文化とも関係ない。

たんなる新しい見世物目的の「生体販売ビジネス」である。

 

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この日は、トレーナーたちが来ることもなく、

 

子供も含め、家族全員が皆殺しとなりました。

 

 

水族館という、人間の一時の娯楽のために、

この家族の日常は、ある日突然、終わりを告げました。

 

一体彼らが何をしたというのでしょうか。

 

 

 

猟師たちは、追い込み猟やイルカ肉を、文化などと言っていますが、文化なら堂々と行えばいい話です。

やましいことがあるから、コソコソと行うのでしょう。

 

「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。

食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。

 

以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。

 

食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。

それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。

 

しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。

それは、生きたまま捕らえたいから。

すなわち、生体販売をしたいからです。

 

なぜ、生体販売をしたいか。

儲かるからです。

 

生体販売をすると、イルカは約550万円ほどで売れますが、食肉にすると1万5000円程度にしかなりません。

8:35くらい。

 

つまり、追い込み猟は文化でもなんでもなく、金儲けのために行っているんですね。

 

 

で、生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、狭い水族館で、餌でコントロールされながら、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

 

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、狭い場所に閉じ込められ、延々芸をやらされるわけです。

 

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

 

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

 

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、水族館に行って、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

 

 


 

9月1日から、およそ3か月半。

 

追い込まれたイルカ 約301頭。

・・・生体販売用のイルカ 31頭。

・・・食肉用に殺されたイルカ 177頭。

・・・リリースされたイルカ 93頭。

 

 

追い込み猟は、まだ1か月半続きます。

 

 

 

 

水族館に行くのをやめましょう。

 

 

 

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12/11 ブルーコーブデイ