子供がイルカを搾取する | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

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愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

残念ながら、本日、イルカが追い込まれました。

 

 

水族館のイルカは、太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

 

 

音に敏感というイルカの性質を利用し、イルカに不快な音を出し、恐怖を与えながら、入り江まで追い込んでいきます。

 

 

 

 

 

 

前回追い込まれたのは、11月26日。

 

 

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今朝の海も昨日に引き続き波もなく、イルカたちにとって、とても危険な状態でした。


イルカ猟の船は6:15amに出港し、いつも通り扇状に広がり、沖へ向かいました。

7:00am 2艘のバンガーボートが黒煙を出し、イルカを追い込んでいる様子を確認しました。
8:15amバンガーボートが列になり、イルカたちが逃げていることを確認。


追い込まれたのは、21頭のハナゴンドウの家族でした。


8:55amハナゴンドウの家族は入り江まで追い込まれてしまいました。

 

 

間もなく「太地町立くじらの博物館」のドルフィントレーナーが水族館用に適したイルカの選別に、恐怖に怯えるハナゴンドウの家族のもとにやって来ました。


しかし、1頭も選ばれることはなく、21頭すべてのハナゴンドウが殺されました。


殺されるときは、グレーシートの下でイルカたちがもがき苦しみ、バタバタと水を叩く音が聞こえます。


ドルフィントレーナーも自分たちが選ばなかったイルカがどうなるのか、わかって選別しています。
 

 

本当にイルカが好きならば、このような命の選別はできる筈はありません。

そして、IUCNのレッドリスト(LC)に指定されているハナゴンドウを今期、今現在で89頭も食肉用に殺しています。


イルカ肉を食べる地域は極一部の地域ですが、その地域でも需要が少なくなりつつある現状で、絶滅危惧種を大量に殺し続けています。


この問題への解決策は、水族館やイルカショーへチケットを購入して入場する人がいなくなることです。


この和歌山県太地町で行われている「イルカ追い込み猟」は、水族館などへの生体販売を主にした猟だからです。


水族館用に向かないイルカたちが殺され食肉として売られます。

これが水族館やイルカショーの裏側です。

 

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追い込まれたイルカは、水族館向きのイルカかそうでないかを選別されます。

 

選別をするのは、イルカのトレーナーたちです。

 

トレーナーに選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

殺すときは、こちらの尖った棒を

 

 

イルカのせきずいにつき刺し、ねじり込みます。

 

 

そして、長きにわたって苦しんだ後、絶命します。

 

 

先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

 

このシーンを見られないようにするために、猟師たちは、グレーのシートの下で、コソコソとイルカを殺します。

 

 

この日は、どのイルカも選ばれることなく、21頭のイルカが皆殺しとなりました。

 

 

 

 

 

 

そして 本日、12月2日。

 

 

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午前6時13分、イルカ追い込み猟の船11艘が出港。


私(ヤブキ)がドルフィンプロジェクトのフェイスブックページでライブ配信を終えた

6時30分から15分後の午前6時45分、

イルカ猟の船が一列に並んでいるのが見え、イルカ達が水しぶきを上げて逃げているのが見えた。


群れは2つに別れ、全力で逃げているが船も二手に分かれ、真っ黒い煙を出して追いかけている。


イルカ達は、必死に逃げたが初めの群れは間もなくして太地町の畠尻湾に押し込まれ、

その後、分かれて逃げていたイルカ達も全て畠尻湾に押し込まれた。


捕まったのは18頭のハナゴンドウの家族。

 

猟師たちは「太地町立くじらの博物館」に連絡を取り、

間もなく、太地町立くじらの博物館から7名のドルフィントレーナーが世界中の水族館に生体販売するためのイルカの選別に来た。


ドルフィントレーナー達は、網で囲われたイルカ達の横を船で通り過ぎながら、船上から品定めを始めている。


ドルフィントレーナー達がグレーのシートの下に入ると、猟師たちはすぐにイルカ達を影浦湾に押し込み、

羽交い絞めにして捕まえ、グレーシートの下で待ち構えているドルフィントレーナーの元に連れて行く。


網で囲われた中でも、イルカ達は逃げ続けて頑張ったが網自体をどんどん小さくされ、イルカ達がどんどん捕まってゆく。


猟師(ダイバー達)に羽交い絞めにされ、捕獲される中でイルカ達は、とても悲しい目をしていた。

 


全てのイルカがグレーシートの下に連れて行かれ、トレーナー達は2頭のイルカを生体販売用に捕獲して、森浦湾に設置されているイケスに運んだ。

 

 

 

 


トレーナー達が選ばなかった16頭のイルカ達は、

次々に背中に金属棒を突き刺され、

もがき苦しみながら暴れ、

何度も尾びれで水面を強く叩いている音が影浦湾全体に響き渡っていたが

猟師達は大声で笑いながら作業を進めていた。


殺されたイルカ達は、6頭、6頭、4頭と船に括り付けられて運ばれ、

 

太地漁港の市場に運ばれ、

食肉にする為に、体を刃物でバラバラに切断されて肉片になった後、

解体がすべて完了したサイレンと共に、

太地町内の業者に買われ、

軽トラックの荷台に積まれ、

それぞれの加工場に運ばれていった。

 

 

イルカの頭と骨は「株式会社 岸化学」のグレーの鉄のコンテナに投げ込まれ「ゴーン、ゴーン」という、分厚い金属製の入れものに重いものを投げ込んだ時と同じ音が解体場所の中から屋外に響き渡っていた。


※ハナゴンドウはIUCNレッドリストLC(低危険種)に指定されている。

 


※太地町で行われている「鯨類追込み網漁(イルカ猟)」は、世界中の水族館へ生体販売する為に行われている。

 

その証拠に、2019年に太地町で捕獲されたイルカ998頭の内「突きん棒猟 24頭」「追込み猟 974頭」であり、

割合として、全体の97%以上が生体販売用の「追い込み猟」で捕獲され「突きん棒猟」にて最初から食用目的で捕獲しているのは、わずか2.4%しかない。

 

しかも、太地町の「追込み猟」は1969年に、太地町立くじらの博物館に生体展示して、お客を呼ぶために始まったものであり、

まだ52年しか経っておらず、伝統でもなければ、食文化とも関係ない。たんなる新しい見世物目的の「生体販売ビジネス」である。

 


※トレーナーは自分達が選ばなかったイルカ達が殺害される事を知っていて選別作業を行っている。

 

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今日は、トレーナーが、2頭のイルカを生体販売用に捕らえましたが、残りの16頭のイルカ達は殺されました。

 

トレーナーたちは、選ばれなかったイルカが殺されることは知っています。

 

 

以下のように追い込まれたイルカがパニックで岩にぶつかって血だらけになるのも、目の前で見ていることもあります。

 

 

 

 

 

 

こちらは、生体販売用に捕らえたイルカの頭を足で踏んづけるトレーナーです。

 

 

 

 

11月19日は、猟師とともに、イルカを追い込むトレーナーたちの様子が、映し出されていました。。

 

 

 

 

 

 

以上の様子を見ていただければ、イルカトレーナーはイルカ好きでないことがお分かりいただけると思います。

 

 

本当にイルカが好きな人たちは、この現実に耐えられず、トレーナーになるのを断念します。

 

 

 

 

 

イルカ解放活動で世界的に有名な「Dolphin Project」の代表リック・オバリー氏は、元イルカトレーナーです。

 

水族館の環境に苦しみ、鬱状態になっていたイルカのキャシーが、自分の腕の中で 死んだことをきっかけに、

イルカショー推進派から、反対派に変わりました。

 

↓ 以下が、そのドキュメンタリー映画「ザ・コーブ」。

 

 

トレーナーを続けている人は

イルカと触れ合う自分が好きなだけの人

イルカを利用してお金稼ぎをしたい人

罪悪感を感じつつも行動力がない人。

 

そういう人たちが割り切ったり、都合の悪い部分から目を反らしたり、言い訳したりして、続けていきます。

 

 

 

 

 

猟師たちは、追い込み猟やイルカ肉を、文化などと言っていますが、文化なら堂々と行えばいい話です。

やましいことがあるから、コソコソと行うのでしょう。

 

「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。

食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。

 

以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。

 

食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。

それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。

 

しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。

それは、生きたまま捕らえたいから。

すなわち、生体販売をしたいからです。

 

なぜ、生体販売をしたいか。

儲かるからです。

 

生体販売をすると、イルカは約550万円ほどで売れますが、食肉にすると1万5000円程度にしかなりません。

8:35くらい。

 

つまり、追い込み猟は文化でもなんでもなく、金儲けのために行っているんですね。

 

 

で、生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されます。

 

仮に選ばれても、狭い水族館で、餌でコントロールされながら、人間好みの芸をやらされる一生を送ります。

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、延々芸をやらされるわけです。

 

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

 

 

以下は、太地町での生け簀の様子。

 

子供が、イルカに乗っかって泳いでいます。

 

 

無知な大人はこれを微笑ましい光景と捉えるのでしょう。

これらも全て餌でコントロールされた結果です。

 

こうして、ここにきた子供たちは、イルカは狭い場所で泳ぐもの、イルカは乗り物、イルカは支配するもの、と刷り込まれていくのでしょう。

 

子供までもが、イルカを搾取しているシーン。

ライブしている方がおっしゃっているように、まさに地獄のような絵です。

 

 

 

しかし、一方で、この問題に気づき、反対活動を行う子供たちもいます。

 

 

 

 

親が無知かそうでないかで、子供の行動は大きく変わります。

 

あなたはどちら側ですか?

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、水族館に行って、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 


 

9月1日から、およそ3か月。

 

追い込まれたイルカ 約278頭。

・・・生体販売用のイルカ 31頭。

・・・食肉用に殺されたイルカ 154頭。

・・・リリースされたイルカ 93頭。

 

 

追い込み猟は、まだ2か月続きます。

 

 

 

 

水族館に行くのをやめましょう。

 

 

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