ゆっくりと彼女は息絶えた | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

以下の動画をご覧ください(残酷なシーンはありません)。

 

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そう。
ゆっくりと彼女は息絶えた。

 

 



数年前、コンビニでサラダチキンが流行ってた。
"脂肪分少なく高タンパクでヘルシー"

存在は常に軽んじられ
その数から地球上で最も犠牲となっている動物 

どうか知って欲しい。
鶏は感情豊か、楽しさも喜びも、そして苦しみも

ゆっくりと彼女は息絶えた。



これからも彼らの苦しみにあなたは"貢献"し続けるのか
肉のため卵のために

 

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屠殺するために、カゴに詰め込まれた鶏。

もう、詰め込まれた時点で、かなり弱っていたのでしょう。

 

彼は人間が浴する肉と卵のために、長きにわたって苦しみ、ゆっくり息を引き取りました。

 

 

 

 

人間のたった数分程度の味覚を満たすために、日々、大量に殺され続ける動物達。

忘れてはならないのは、屠殺される前に死んでしまった命も、多く存在するということです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間が鶏肉を食べたい、卵を食べたいという欲を満たすために、鶏たちは1日で175万羽が殺されています。

 

これは屠殺数でしかありませんから、実際はこの何倍も死んでいます。

 

生まれたその日に、オスという理由だけで殺される採卵鶏もいれば、

 

ご覧のように、苦しみながら、長きにわたって、ゆっくりと、惨めに、誰からも愛されることなく、死んでいく鶏たちもいます。

 

 

 

 

ブロイラー(鶏肉になる鶏)たちの一生を見れば、どのくらいの苦しみの後、鶏たちが死んでいくのかがよく分かるでしょう。

 

 

 

ブロイラーたちは、わずか50日の子供のうちに殺されます。

 

 

 

ブロイラーは、短期間で太るように品種改良されてしまっているからです。

 

50日経つと見た目は大きいですが、まだ子供のため、鳴き声は、コケコッコーではなく、ピヨピヨと鳴きます。

 

 

 

そして、そのわずか50日の間にも、あるのは苦しみばかりです。

 

 

体が小さいうちは、従業員により踏みつぶされることがあります。

 

 

内臓が飛び出し、痛みにもがき苦しみながら死んでいきます。

 

 

生理機能の限界まで体重を増やす品種改良が行われてきたため、奇形や病気になりやすく、

ブロイラー種ではない鶏と比べて、死亡率は7倍にのぼります。

 

 

 

足が曲がった子。

 

 

 

 

 

 

 

 

首がねじれた子。

 

 

 

 

 

 

クチバシが変形した子。

 

 

 

脊髄骨に異常がある子。

 

 

 

呼吸器に障害がある子。

 

 

 

 

 

ケガをする子たちもいます。

 

 

 

 

 

体に異常のある子達は、歩行困難になったり、起き上がれなかったりします。

 

 

鶏舎には数万羽の鶏がいるため、従業員に気づかれないことも珍しくありません。

 

 

 

動けなかったり、起き上がれなければ、餌を取ることができず、衰弱し、餓死します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

衰弱している子を、従業員が見つけて、首をひねって殺すこともあります。

殺される際は苦痛を感じますが、いっそ殺された方が楽になれるのかもしれません。

 

 

 

 

死んだ鶏は、ゴミのように捨てられ、処分されます。

 

 

 

 

 

 

 

ブロイラーは平飼いですが、中は過密で、大きくなれば足の踏み場もなくなっていきます。

 

 

 

 

糞尿だらけで不衛生、水が混ざってドロドロで、座ることを嫌がる鶏もいます。

 

 

 

 

 

多くの鶏が、足の裏に炎症(FPD)や、関節部分の炎症(ホックバーン)を起こします。

 

 

 

床状態、飼育密度、品種改良が原因です。

 

 

炎症で痛む足のまま、重い体を支えているのです。

 

 

治療はしてもらえませんので、辛くても苦しくても痛みに耐え続けるほかありません。

 

 

炎症が深刻な場合は、歩行困難になります。

 

 

 

 

 

目に見える外傷がなくとも、およそ25%の肥満系ブロイラーと七面鳥は、生涯の3分の1の期間、慢性的疼痛にさらされています。

 

 

 

 

 

 

衰弱していても、ハアハアと苦しそうに息をしていても、治療をされることは一切ありません。

ただ、耐えるほかないのです。


 

 

そして、50日が経てば、カゴに詰め込まれます。

 

 

トラックで長距離、長時間、ぎゅうぎゅう詰めにされて運ばれます。

 

 

ようやく食肉処理場に到着しても、待っているのは死のみであり

 

 

片足を吊り上げられ

 

 

 

首を切られて、出血多量で死亡します。

肉や卵や乳製品を食べる人は、屠殺が全く安楽死ではないことを、上の動画で確認してください。

 

 

 

このような苦しみだけの一生を経たのが、スーパーで安く売られる鶏たちです。

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今年もクリスマスが近づいてまいりました。

 

過去、ケンタッキーのマーケティングに、まんまと日本の消費者は踊らされ、

クリスマスにはチキン、という本来何の関係もないはずのイメージが刷り込まれ、定着してしまい、

クリスマスにチキンが大量消費されます。

 

 

安く売られている鶏肉も、売れなければさらに安売りされ、それでも売れなければ廃棄されます。

 

 

これだけの苦しみを与えられたにも関わらず、最後は捨てられるのです。

彼らの苦しみは一体なんだったのでしょうか?

 

 

 

これがブロイラーの現実です。

 

途中で餓死したり、病気で死んだりしても苦しく、最後まで生存できたとしても苦しみしかありません。

ブロイラーとして生まれた時点で、もう最後まで苦しいということが決まっています。

 

 

日本人はすぐに、感謝していただくことに意味があるなどと言いますが

 

ではあなたは、太る体にされ、病気の体にされ、汚い場所に詰め込まれ、子供のうちに殺されても、

感謝されたら許します、という変人ということでよろしいですか?

 

感謝も、いただきますも、ごちそうさまも、誰でも言えるような、ただの建前の言葉であり、

鶏からすればあなたの感謝など 何の価値もありません。

 

こんなものに深い意味があるなどと思っている時点で、何も現実と向き合っていない証拠といえるでしょう。

 

 

犬猫は虐待されたら可哀相だけど、鶏は虐待されても、感謝すれば苦しまないとでも言うのでしょうか?

 

鶏も、犬猫と変わらない感情のある生き物です。

 

 

 

肉、卵を食べなくても人間は生きていけます。

 

いつまで、美味しいという欲のために、鶏への虐待を続けますか?

 

 

 

 

 

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12/3 ブルーコーブデイ