以下の動画をご覧ください(残酷なシーンはありません)。
*****eugene_voiceforanimals_japan*****
そう。
ゆっくりと彼女は息絶えた。
数年前、コンビニでサラダチキンが流行ってた。
"脂肪分少なく高タンパクでヘルシー"
存在は常に軽んじられ
その数から地球上で最も犠牲となっている動物
どうか知って欲しい。
鶏は感情豊か、楽しさも喜びも、そして苦しみも
ゆっくりと彼女は息絶えた。
これからも彼らの苦しみにあなたは"貢献"し続けるのか
肉のため卵のために
*******************************************
屠殺するために、カゴに詰め込まれた鶏。
もう、詰め込まれた時点で、かなり弱っていたのでしょう。
彼は人間が浴する肉と卵のために、長きにわたって苦しみ、ゆっくり息を引き取りました。
人間のたった数分程度の味覚を満たすために、日々、大量に殺され続ける動物達。
忘れてはならないのは、屠殺される前に死んでしまった命も、多く存在するということです。
人間が鶏肉を食べたい、卵を食べたいという欲を満たすために、鶏たちは1日で175万羽が殺されています。
これは屠殺数でしかありませんから、実際はこの何倍も死んでいます。
生まれたその日に、オスという理由だけで殺される採卵鶏もいれば、
ご覧のように、苦しみながら、長きにわたって、ゆっくりと、惨めに、誰からも愛されることなく、死んでいく鶏たちもいます。
ブロイラー(鶏肉になる鶏)たちの一生を見れば、どのくらいの苦しみの後、鶏たちが死んでいくのかがよく分かるでしょう。
ブロイラーたちは、わずか50日の子供のうちに殺されます。
ブロイラーは、短期間で太るように品種改良されてしまっているからです。
50日経つと見た目は大きいですが、まだ子供のため、鳴き声は、コケコッコーではなく、ピヨピヨと鳴きます。
そして、そのわずか50日の間にも、あるのは苦しみばかりです。
体が小さいうちは、従業員により踏みつぶされることがあります。
内臓が飛び出し、痛みにもがき苦しみながら死んでいきます。
生理機能の限界まで体重を増やす品種改良が行われてきたため、奇形や病気になりやすく、
ブロイラー種ではない鶏と比べて、死亡率は7倍にのぼります。
足が曲がった子。
首がねじれた子。
クチバシが変形した子。
脊髄骨に異常がある子。
呼吸器に障害がある子。
ケガをする子たちもいます。
体に異常のある子達は、歩行困難になったり、起き上がれなかったりします。
鶏舎には数万羽の鶏がいるため、従業員に気づかれないことも珍しくありません。
動けなかったり、起き上がれなければ、餌を取ることができず、衰弱し、餓死します。
衰弱している子を、従業員が見つけて、首をひねって殺すこともあります。
殺される際は苦痛を感じますが、いっそ殺された方が楽になれるのかもしれません。
死んだ鶏は、ゴミのように捨てられ、処分されます。
ブロイラーは平飼いですが、中は過密で、大きくなれば足の踏み場もなくなっていきます。
糞尿だらけで不衛生、水が混ざってドロドロで、座ることを嫌がる鶏もいます。
多くの鶏が、足の裏に炎症(FPD)や、関節部分の炎症(ホックバーン)を起こします。
床状態、飼育密度、品種改良が原因です。
炎症で痛む足のまま、重い体を支えているのです。
治療はしてもらえませんので、辛くても苦しくても痛みに耐え続けるほかありません。
炎症が深刻な場合は、歩行困難になります。
目に見える外傷がなくとも、およそ25%の肥満系ブロイラーと七面鳥は、生涯の3分の1の期間、慢性的疼痛にさらされています。
衰弱していても、ハアハアと苦しそうに息をしていても、治療をされることは一切ありません。
ただ、耐えるほかないのです。
そして、50日が経てば、カゴに詰め込まれます。
トラックで長距離、長時間、ぎゅうぎゅう詰めにされて運ばれます。
ようやく食肉処理場に到着しても、待っているのは死のみであり
片足を吊り上げられ
首を切られて、出血多量で死亡します。
肉や卵や乳製品を食べる人は、屠殺が全く安楽死ではないことを、上の動画で確認してください。
このような苦しみだけの一生を経たのが、スーパーで安く売られる鶏たちです。
今年もクリスマスが近づいてまいりました。
過去、ケンタッキーのマーケティングに、まんまと日本の消費者は踊らされ、
クリスマスにはチキン、という本来何の関係もないはずのイメージが刷り込まれ、定着してしまい、
クリスマスにチキンが大量消費されます。
安く売られている鶏肉も、売れなければさらに安売りされ、それでも売れなければ廃棄されます。
わかりますか?
— アニマルライツセンター Animal Rights Center(ARC) (@animalrights_JP) October 9, 2020
関節部分が赤くなっているのが。
ホックバーンという炎症です。汚い床、過酷な体重増加を伴う品種改良、過密、そういったことが原因です。
お尻や首もところどころ赤くなっています。
乱暴な捕鳥作業でぶつけたのかもしれません。
最期の最期まで苦しみ、おつとめ品で10%割引。 pic.twitter.com/tdrY5umCp9
これだけの苦しみを与えられたにも関わらず、最後は捨てられるのです。
彼らの苦しみは一体なんだったのでしょうか?
これがブロイラーの現実です。
途中で餓死したり、病気で死んだりしても苦しく、最後まで生存できたとしても苦しみしかありません。
ブロイラーとして生まれた時点で、もう最後まで苦しいということが決まっています。
日本人はすぐに、感謝していただくことに意味があるなどと言いますが
ではあなたは、太る体にされ、病気の体にされ、汚い場所に詰め込まれ、子供のうちに殺されても、
感謝されたら許します、という変人ということでよろしいですか?
感謝も、いただきますも、ごちそうさまも、誰でも言えるような、ただの建前の言葉であり、
鶏からすればあなたの感謝など 何の価値もありません。
こんなものに深い意味があるなどと思っている時点で、何も現実と向き合っていない証拠といえるでしょう。
犬猫は虐待されたら可哀相だけど、鶏は虐待されても、感謝すれば苦しまないとでも言うのでしょうか?
鶏も、犬猫と変わらない感情のある生き物です。
肉、卵を食べなくても人間は生きていけます。
いつまで、美味しいという欲のために、鶏への虐待を続けますか?
※リブログ、SNSなどへのシェア、引用は、ご自由にお願いします。 確認は不要です。
12/3 ブルーコーブデイ