ドルフィントレーナ達が一緒にイルカを追い込む | チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

チロ・ツグミ・メリー・マフユと 動物問題 ~ ヴィーガン ~

愛猫チロとツグミ、愛犬のメリーと暮らしています。
主に、動物問題について書き記します。
超偏食&料理経験なしでしたが、畜産の悲惨な実態を知ってから、ヴィーガンになりました。

残念ながら、昨日に続き、本日もイルカが追い込まれてしまいました。

 

 

水族館のイルカは、太地町のイルカ追い込み猟によって捕らえられます。

 

 

音に敏感な性質を利用し、イルカに不快な音を出し、恐怖を与えながら、入り江まで追い込んでいきます。

 

 

ここのところ、イルカが追い込まれる回数が増えてきました。

 

9月は4回、10月はわずか2回でしたが

11月は、現時点ですでに7回です。

 

 

 

 

11月3日、11月5日

 

 

 

 

 

11月15日

 

 

 

 

 

11月17日

 

*********life_investigation_agency*********

 

午前9時40分、4艘のバンガーボートがイルカを追いかけているのを確認。

凄い速さでこちらに近づいて来た。
すぐに移動して撮影の準備に入った。


午前10時22分、5頭のハナゴンドウが太地町の畠尻湾に押し込まれ、網を張られて閉じ込められた。


この時、他の7艘のバンガーボートが別の群れを追いかけていた。
同時に別の2つの群れが追い込まれる事は、年に1、2度ある。


ハナゴンドウを影浦湾に閉じ込め、猟師達は港に戻って行った。

 

その後、ドルフィントレーナー達が生体販売用のイルカの選別に来る事も無く、

2時間以上放置されたが、影浦湾に戻ってきた猟師たちはハナゴンドウをグレーシートの下に追い込み、

黒いカーテンを張って見えないようにしてハナゴンドウを次々に殺害した。

 

そして、尾びれの付け根をロープで縛り、3頭と2頭に別け、2艘のスキッフボートに括り付けて、市場に運んで行き、

 

体をバラバラに切断し、けたたましいサイレンを合図に、鯨肉加工販売業者が買い付け、それぞれの加工場へと運んで行った。


この間も、別の群れはずっと追いかけまわされており、約4時間30分後、逃げ続けたイルカ達を見失った猟師たちは、捕獲を諦め、港に戻った。


※殺害された5頭のハナゴンドウの体は、互いに戯れ合って出来た傷跡で5頭とも体色の白色化が目まぐるしい固体ばかりであった事から、5頭はとても仲が良く、長年共に過ごしてきた家族であった可能性が高いと考えた。

 

そして、非常に申し訳ない気持ちに支配され、今日、5頭が殺害された事を忘れることなく、

また2日前に8頭のハナゴンドウの母親たちが殺害され、その赤ちゃん達8頭が海に捨てられた事も合わせ

「世界中の水族館の廃止」に向け、今まで以上に取り組んで行かなければならないと決意した。

 

※太地町で行われている「鯨類追込み網漁(イルカ猟)」は、世界中の水族館へ生体販売する為に行われている。

その証拠に、2019年に太地町で捕獲されたイルカ998頭の内「突きん棒猟 24頭」「追込み猟 974頭」であり、割合として、全体の97%以上が生体販売用の「追い込み猟」で捕獲され「突きん棒猟」にて最初から食用目的で捕獲しているのは、わずか2.4%しかない。

 

しかも、太地町の「追込み猟」は1969年に、太地町立くじらの博物館に生体展示して、お客を呼ぶために始まったものであり、まだ52年しか経っておらず、伝統でもなければ、食文化とも関係ない。たんなる新しい見世物目的の「生体販売ビジネス」である。

 

*******************************************

 

 

この日は、2つの群れが見つかってしまい、2つとも追い込みをかけられるという、非常に特殊な日でした。

 

残念ながら、1つの群れは追い込まれてしまい、皆殺しにされました。

 

 

追い込まれたイルカは、水族館向きのイルカかどうかを選別されます。

 

選別をするのは、イルカのトレーナーたちです。

 

トレーナーたちに選ばれなかったイルカは、食用として殺されます。

 

 

殺すときは、こちらの金属性のピックを


イルカのせき髄につき刺し、ねじり込みます。


のたうちまわり、痙攣し、やがて死に至ります。


先ほどまで一緒に泳いでいた仲間や家族が、目の前で殺されていきます。

 

トレーナーたちは、選ばれなかったイルカが殺されることは知っています。

 

 

 

もう1つの群れは、4時間半も追い回されましたが、何とか無事逃げ切ることができました。

 

 

 

 

 

 

 

11月19日

 

 

*********life_investigation_agency*********

 

午前7時20分、バンガーボート4艘が凄い勢いでイルカを追いかけているの確認。

 

イルカ達は生身で闘い続けたが、軽油を燃やして走り回る卑怯な人間達に負け、

3時間後の10時26分、太地町の畠尻湾に追い込まれた。


追い込まれたのは11頭のハナゴンドウの家族。

 


今回の追い込み猟で特記すべきは、

世界中の水族館にイルカショー用に生体販売するイルカを選別するために猟師と一緒にスキッフボートに乗って来た

「太地町立くじらの博物館のドルフィントレーナ達7名」が漁師と一緒にイルカを追い込んでいる事である。

 

 

 

 

 

この状況を見て「あーやっぱり、この人達、イルカ好きじゃないんだ!」と確信した事だ。


そして、ドルフィントレーナーがグレーシートの下に入る前に、尾っぽの付け根をロープで縛られて猟師に力尽くで引っ張られている固体もいた。

 

 

 

それを横目に、ドルフィントレーナー達は、イルカショー用に使えるイルカがいるかどうか、確認作業をしていた。


イルカが好きだったり、可愛いと本当に思っていたら、とてもできない仕事だ。

改めて思ったのは「ドルフィントレーナーとは、イルカを利用してお金を稼ぎたい人」がやる仕事なのだ。


自分がその立場に立ったと仮定して考えたらわかるだろう。

自分が生体販売用に選ばなかったら「殺される」事が確定しているイルカを無視してその場を去って行く事が出来るだろか?
つまりは、そういう事なのだ。


結果、11頭すべてのイルカはイルカショー用の生体販売に不向きと判断され、

トレーナー達が帰って行ったあと、全て殺されて市場に運ばれ体をバラバラに切断されて食肉用に売られた。

 


太地漁業組合の市場から鯨肉加工会社の敷地まで、白い軽トラックの荷台に積まれた切断された胴体や内臓から、大量の血が道路に滴っていた。

 


これがイルカショーの裏側だ。
どうぶつが好きな方、可愛いと思う方は、この状況に、悲しみや憤りを感じる筈だ。

 

イルカ達に申し訳ない気持ちしかない。
ごめんなさい。

 

*******************************************

 

 

 

なんとこの日は、トレーナーたちが、一緒になって追い込むという衝撃的な日となりました。

 

この状況を見て、平然としているトレーナーたち。

 

前述の通り、トレーナーたちは、水族館用に選ばれなかったイルカが殺されることは知っています。

 

そして、以下のように追い込まれたイルカがパニックで岩にぶつかって血だらけになるのも、目の前で見ていることもあります。

 

 

 

彼らが決してイルカ好きでないことは明白です。

 

 

本当にイルカが好きな人たちは、この現実に耐えられず、トレーナーになるのを断念します。

 

 

 

 

 

 

 

この日は、全てのイルカが選ばれることなく、食用に殺されました。

↑ 殺されたイルカが映っています。

 

 

 

 

 

 

 

11月25日

 

 

 

 

*********life_investigation_agency*********

 

早朝から海は波もなく穏やかでした。
6:15 イルカ猟師のバンガーボートが港を出ました。


猟師たちがイルカを探しに沖へ出て間もなく、5艘のバンガーボートがイルカを追い込んでいるのを確認しました。
追い込まれたのは9頭のハナゴンドウの家族。


ハナゴンドウの家族たちは、入り江に追い込まれてからも必死に逃げて頑張っていました。


しかし、最終的にはダイバーに羽交い締めにされ、グレーシートの下へ追い込まれ、

 

すべてのハナゴンドウが殺害されました。

 

 

※ハナゴンドウはIUCNレッドリストLC(低危険種)に指定されています。

このイルカ追い込み猟は、毎年9月1日から翌年2月末まで行われています。
今期もすでに118頭のイルカが殺害されています。


このイルカ追い込み猟は「伝統」でも「食文化」でもなく、1969年に「太地町立くじらの博物館」の開館に伴い、イルカを生きたまま展示するために始まりました。
食肉用にするよりも、水族館などへ生体販売をするほうがはるかに高額で売れるため、生体販売が主となっており、水族館用に向かないイルカが殺され食肉となります。

この「イルカ追い込み猟」は、水族館やイルカショーがある限り続きます。
水族館やイルカショーは、チケットを買って入場する人がいる限り続きます。


これは、すべて野生のイルカを利用したビジネスです。
そもそも野生のイルカは誰のものでもありません。


それどころか、地球そのものの野生のどうぶつを捕り続ければ、生態系も破壊され、私たち人間も生きて行けなくなることに気づき、どうか水族館やイルカショーに行かない選択をしてください。

 

*******************************************

 

 

結局、昨日も、すべてのイルカが皆殺しとなりました。

 

人間の欲のために、このイルカの家族の平穏な日は、突然終わりを告げました。

 

 

 

そして、本日も追い込まれました。

 

どうやらまた全頭殺されたようです。

 

 

 

 

猟師たちは、追い込み猟やイルカ肉を、文化などと言っていますが、文化なら堂々と行えばいい話です。

やましいことがあるから、コソコソと行うのでしょう。

 

「追い込み猟」は、イルカを生きたまま捕らえるための、生体販売が目的の猟です。

食用に捕らえることが目的なら、別に、「突きん棒猟」といって、泳いでいるイルカを上から突き刺して殺す猟があります。

 

以下は、イルカではありませんが、サメを上から突き刺している動画です。

 

食文化だと言うのであれば、突きん棒猟の方が、最初から殺して食用に捕獲する猟であるため、筋が通っています。

それに海の上で行う猟ですから、誰にも見られず批判されることもありません。

 

しかし、太地町の猟師たちは、あえて追い込み猟を行っています。

それは、生きたまま捕らえたいから。

すなわち、生体販売をしたいからです。

 

なぜ、生体販売をしたいか。

儲かるからです。

 

生体販売をすると、イルカは約550万円ほどで売れますが、食肉にすると1万5000円程度にしかなりません。

8:35くらい。

 

つまり、追い込み猟は文化でもなんでもなく、金儲けのために行っているんですね。

 

 

で、生体販売が目的だったら、生体販売向きでないイルカは逃がせばいいじゃないかって話ですが、

文化という建前を元に、日本人を騙しているわけですから、

追い込み猟が生体販売目的と認めてしまえば、日本人を騙せなくなりますよね。

 

なので、体裁を保つために、イルカを食肉用に殺し続けます。

でもイルカ肉(鯨肉)なんて日本人は食べませんから、給食に無理やり入れるなどして需要を増やしています。

 

 

 

一部の人間の金儲けのために、イルカは追い込まれ、殺されるか、芸をやらされる一生を送ります。

 

 

 

 

 

1日65kmを泳ぐイルカが、家族と引き裂かれ、延々芸をやらされるわけですから、

選ばれて殺されなかったとて、ただの奴隷でしかなく、幸せでも何でもありません。

 

https://www.instagram.com/p/CWgGRE_PUqv/?utm_source=ig_web_copy_link

 

 

 

 

生体販売をなくさない限り、猟師たちは儲かるので、追い込み猟がなくなることはありません。

 

 

そして、水族館がある限り、生体販売は行われます。

 

すなわち、消費者がこの問題に気づかず水族館に行く限り、イルカ達の地獄は永遠に続きます。

 

犬猫の生体販売反対とか言いながら、水族館に行って、イルカの生体販売の支援をしていませんか?

悪徳ブリーダーを非難しておきながら、水族館に行って、悪徳猟師たちの支援をしていませんか?

 


 

9月1日から、およそ3か月。

 

追い込まれたイルカ 約239頭。

・・・生体販売用のイルカ 29頭。

・・・食肉用に殺されたイルカ 117頭。

・・・リリースされたイルカ 93頭。

 

 

追い込み猟は、まだ3か月続きます。

 

 

 

 

水族館に行くのをやめましょう。

 

 

↓ イルカショーにいかないで @東京マーチ

 

 

 

 

 

 

にほんブログ村 猫ブログへ にほんブログ村 犬ブログへ にほんブログ村 ライフスタイルブログ ヴィーガンへ