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ねおママの毎日奮闘記!

毎日笑って泣いて怒って笑って。
ねおママの毎日奮闘記!
日々の成長と独り言をつづります。

日曜日。

 

前日は15時に病院へ行くとあまり意思疎通ができなかったので1時間早く病院へ行くことにしました。

(時間帯によっても意識鮮明度が違うので)

 

この日は病室につくと、口を開け、目を開けて横になっていました。

 

第一声が「もうおわりや」

 

妹と二人、何が終わりや?と聞くと

自分がという風に指で自分をさしていました。

 

何が終わりや!!と突っ込んでいましたがだいぶしんどいようでした。

 

ずーっと口を開けていたようで、どうやら口の中も乾燥してそう。

ジュース飲むか?という問いかけにのむというので飲ませてあげるとペットボトルの1/3ほど飲み干しました。

 

よっぽどのどが渇いていたんでしょうね。

飲ませてもらってないの?と聞くとうなずきます。

 

なんかそういうところまではやってくれないのかな?

病院では何も食事も出ていない。もちろん飲むにしても介助が必要なのも分かるけど、

あまりにも放置されてる感がどうなのかな??

もしかしたらちゃんとしてもらっているのかもしれないけど、たった1時間では何もわかりません。

 

その後は前日と同じように車いすに乗せてもらって、入り口のほうへ行きました。

そう母や孫たちがいるからです。

 

前日は窓越しで話をしてもいいよ~と言ってくれたのに、後から窓越しはダメです!と怒られました。

病棟によってよかったり悪かったり、どっちやねん!!

 

と妹と言いながらもその後はFaceTimeでつないで話をしていました。

 

この日は車いすに乗せてからも何度も顔をしかめて痛みを訴えていました。

前日にはなかった頻回な痛みについて看護師さんにも言いましたが、はじめは担当に伝えておきます~からの、

お昼に痛み止めの座薬を入れてあるようなのでまだ薬が効いていると思います。

 

って、なんやねん。

ほんと昨日の看護師さんは感じ悪かった~。

 

とぼやいた後で

 

車いすに乗っている間にリンゴを食べさせてあげましたが、この日は1/16しか食べられず。

食べている間も何度も痛みで顔をしかめていました。

 

食べた後、歯を磨きたいということで歯磨きもしてあげましたが、あまりうまく呑み込めていないようでした。

口をゆすぐのもうまくできずいわゆる垂れ流しな感じです。

 

ほんと一つ一つの動作で衰えている感じを目の当たりにします。

 

口をゆすいだ後、また看護師さんにベットへ移してもらったのですがまぁ雑。

車いすに乗せるときも、父に

立ってね。立つよ~ここもって!!

という声かけ。父が足が痛いと言っても、無視して立たせようとする。

どんだけ雑やねんと妹とふたりひでーなこの人たちと目で合図していたのは言うまでもありません。

乗せるときでこれだから、ベットに戻るときも同じでした。

 

ベットに横になると、すぐに横を向きますがまた痛みで顔を何度もしかめていました。

さすってあげましたがあまり効果はないようです。

今まであまり強い痛みを訴えていなかったので少し気がかりでもあります。

 

この日は顔と手足をお湯で拭いて保湿ローションを塗って帰ってきました。

足は特に水分がなくなった肌という感じでかさかさもひどかったのがすごく印象的でした。

緩和ケア病棟2日目。

 

この日土曜日だったこともあり、午後から妹たちと一緒に病院へ行く予定をしていました。

 

そのため、午前中はねおのスイミングへ。

ちょうどねおが着替えをしているころに病院から電話がありました。

私も着替えさせたりしていて電話に気が付かず、車に乗る直前に着信に気が付きました。

 

病院からの電話はまず私の携帯。つながらなければ自宅へとなっています。

もしかしたら自宅で母が病院からの電話を取っているかもしれないと思い電話しましたがつながらず。

 

母は母で自分のリハビリのために散歩に出ていたようです。

 

そのため、私から病院へかけなおすことにしました。

 

するとすぐに病棟の看護師さんが出られましたが、その後医師に代わりますと電話を代わられました。

 

医師に電話を代わるってただ事ではないなと思って車に乗り込み医師が電話に出るのを待ちました。

 

医師からは、朝一で医師と看護師とで訪室した時にはベットで寝ていた。変りもなかった。

ただ、改めて看護師が訪室するとベットから落ちて床で寝ている状態だった。

本人の意思疎通ができないためどこかを打ったとか出血しているとかの様子はない。

ただ、頭を打っている可能性がある為念のためにCTをとった。

緩和の医師の所見では画像上に異常はない。ただ正式な診断については放射線科の医師での診断になる。

すぐの出血はなくても、後日出血する可能性があるので様子を見る。

今のところは大丈夫だ。

 

という内容でした。

 

ベットから落ちるってどういうこと??

とりあえず何事もなさそうで安心しましたが、今の体の状態でベットから降りようとするって無茶にもほどがあります。

 

家に帰り母に報告しました。母も何でそんなことになったととても不思議がっていました。

 

妹たちと合流して病院へ向かいました。

改めて看護師さんから話を聞きました。

背中が赤くなっているので背中から落ちたのかもしれないとのことでしたが、ベットの柵を乗り越えていたようなのでそんなことできる体力もないはずなのに不思議でなりません。

 

ただ、以前も家で自分でベットから起き上がれないときにわざとおしりから落ちて(降りて)ベットによりかかるように座り込み、

その後手すりをもって立ち上がるということをしていたのでそれなのかな?と看護師さんと話をしていましたが

ただそうはいっても倒れ方がその状況だと合わないと言われていました。

 

父にも「おしりから降りて立とうとしたの?」と聞いたらうんとうなずいていたのでベットから降りて何かとりたかったのかな??

不思議です。

 

しかし、こういった事故が起きてしまったのであの無駄に広い有料個室はまたもや無駄に広くなってしまいました。

マットレスの変更。今まではエアマットレスでしたが、ウレタンの薄いのに変更。

ベット位置の変更。部屋の真ん中にあったベットは片方が壁にべったりとつけられて片方からしか降りられないようになっていました。

離床モニターの設置。ベットから起き上がったりまたいなくなるとセンサーがなるようになっています。

床にマットレスの設置。万が一落ちてもけがをしないように。

 

ほんと困ったもんです。

 

この日はリンゴを1/8食べられました。

1/16にきった薄いリンゴをもっていきましたが、自分で髪切ることができず小さく切って口に入れてあげると咀嚼はできているようでした。

そして、お茶とジュースは飲めているようです。

 

ただ、この日は15時ごろ行ったからなのかほんとに何を言っているのか全くわかりませんでした。

でも、病院へ着いた時には車いすに乗せてもらっていて私たちに会うと手を挙げてよお!とっているようでした。

長くは座っているのは辛そうで、リンゴを食べた後すぐに横になって眠っていました。

憎きコロナ。父の癌が分かり、コロナ禍となり益々コロナの憎さを感じるようになりました。




緩和ケア病棟へ転科した日、私と母で病院へ行きました。


緩和ケア病棟では面会は許可されています。

ただ条件付きでの面会。

三親等内の5人を登録して、その中で1日2人まで、それぞれ1時間のみの面会が許可されています。




面会できない病院もある中で、面会できるだけましなのかもしれませんがみんながみんな会えないというのは本当につらい。



妹と話をして面会をどうするのか相談しないといけません。



初めて行った緩和ケア病棟は、いっぱい病棟と違って全体的に明るく開放感があり、音楽も流れてました。


ただ、病棟が病棟なので賑やかなというものではありません。



私たちは会える時間を取るために有料個室に入りました。



正直全てにおいて無駄がたくさんあります。



無駄に広い部屋。

無駄に長めのいい部屋。

無駄にデカいテレビ。

無駄に広いトイレ。

無駄についてる電磁調理器。

無駄に広いソファ。


唯一は日当たりが良い。


ということだけではないでしょうか?



たくさんの無駄で@15000円。


高いよね〜



たった1時間のために。でも、されど1時間なんだよね。



救急で来て、すぐ入院。

それからまる3日父と会えませんでした。


3日振りに会った父。



目を背けたくなるような現実が目の前にありました。


前日電話があった時のように話はできず、家にいた時より会話ができなくなってました。

何を言ってるか全く聞き取れない。


だから目の動きや、首の動きで何とか反応を探る程度しかできません。


入院してから一度も着替えてないので、私達がついてすぐに看護師さんに体を拭くタオルを借りれないから聞きました。



すると看護師さんが来てくれて2人がかりで着替えさせてくれました。


もう身体は骨と皮という感じで、みてられません。

今までオムツすることさえ嫌がってたのに何も言わずにオムツも付け替えてもらってました。

お尻も筋肉がなくなり皮がブヨブヨです。



家でお風呂に入れてた時は何とか座れたし、着替えも少しの介助でできてたのに。。。



ほんとにそこには寝たきりという父がいました。



母は着替えさせてもらっている父を見て涙ぐんでました。




そして今までは起きてお茶飲んだらジュース飲んだりしてましたがもちろんできず吸口に入れてもらったお茶やジュースを飲んでいる状態です。



そんな状態でも、父は


家に帰る!


と何度も何度もいいます。

それがお金がかかるからという理由で笑



そりゃたっかいホテル並みの宿泊費ですよ。



それでも私たちは1時間の時間を買ったんです。


父にはちゃんと歩けるようにならな家の階段あがれへんやろ?流石におんぶでは連れて上がってあげられへんからしっかり歩けるようになってからやで!


といって何とか宥めてこの日は帰りました。




この日看護師さんから、今後は点滴もしない。痛くないよと言ってもらってました。

やっぱり今昼夜逆転で夜寝れないみたいなので、もし寝たいとか痛いとかで、症状を緩和させたいということであれば皮下注射するから血管探してなんども針刺すとかはないよと言われてました。

食事も飲み物もなんでもオッケーなので家で食べたいと思うもの持ってきてあげてください。

アイスでもいいし。



自然にその時を待つための準備が刻々と始まっているんですね。