緩和ケア病棟2日目。
この日土曜日だったこともあり、午後から妹たちと一緒に病院へ行く予定をしていました。
そのため、午前中はねおのスイミングへ。
ちょうどねおが着替えをしているころに病院から電話がありました。
私も着替えさせたりしていて電話に気が付かず、車に乗る直前に着信に気が付きました。
病院からの電話はまず私の携帯。つながらなければ自宅へとなっています。
もしかしたら自宅で母が病院からの電話を取っているかもしれないと思い電話しましたがつながらず。
母は母で自分のリハビリのために散歩に出ていたようです。
そのため、私から病院へかけなおすことにしました。
するとすぐに病棟の看護師さんが出られましたが、その後医師に代わりますと電話を代わられました。
医師に電話を代わるってただ事ではないなと思って車に乗り込み医師が電話に出るのを待ちました。
医師からは、朝一で医師と看護師とで訪室した時にはベットで寝ていた。変りもなかった。
ただ、改めて看護師が訪室するとベットから落ちて床で寝ている状態だった。
本人の意思疎通ができないためどこかを打ったとか出血しているとかの様子はない。
ただ、頭を打っている可能性がある為念のためにCTをとった。
緩和の医師の所見では画像上に異常はない。ただ正式な診断については放射線科の医師での診断になる。
すぐの出血はなくても、後日出血する可能性があるので様子を見る。
今のところは大丈夫だ。
という内容でした。
ベットから落ちるってどういうこと??
とりあえず何事もなさそうで安心しましたが、今の体の状態でベットから降りようとするって無茶にもほどがあります。
家に帰り母に報告しました。母も何でそんなことになったととても不思議がっていました。
妹たちと合流して病院へ向かいました。
改めて看護師さんから話を聞きました。
背中が赤くなっているので背中から落ちたのかもしれないとのことでしたが、ベットの柵を乗り越えていたようなのでそんなことできる体力もないはずなのに不思議でなりません。
ただ、以前も家で自分でベットから起き上がれないときにわざとおしりから落ちて(降りて)ベットによりかかるように座り込み、
その後手すりをもって立ち上がるということをしていたのでそれなのかな?と看護師さんと話をしていましたが
ただそうはいっても倒れ方がその状況だと合わないと言われていました。
父にも「おしりから降りて立とうとしたの?」と聞いたらうんとうなずいていたのでベットから降りて何かとりたかったのかな??
不思議です。
しかし、こういった事故が起きてしまったのであの無駄に広い有料個室はまたもや無駄に広くなってしまいました。
マットレスの変更。今まではエアマットレスでしたが、ウレタンの薄いのに変更。
ベット位置の変更。部屋の真ん中にあったベットは片方が壁にべったりとつけられて片方からしか降りられないようになっていました。
離床モニターの設置。ベットから起き上がったりまたいなくなるとセンサーがなるようになっています。
床にマットレスの設置。万が一落ちてもけがをしないように。
ほんと困ったもんです。
この日はリンゴを1/8食べられました。
1/16にきった薄いリンゴをもっていきましたが、自分で髪切ることができず小さく切って口に入れてあげると咀嚼はできているようでした。
そして、お茶とジュースは飲めているようです。
ただ、この日は15時ごろ行ったからなのかほんとに何を言っているのか全くわかりませんでした。
でも、病院へ着いた時には車いすに乗せてもらっていて私たちに会うと手を挙げてよお!とっているようでした。
長くは座っているのは辛そうで、リンゴを食べた後すぐに横になって眠っていました。