1866.矛盾
ショパンのエオリアンハープのエチュード。最もショパンらしい音型の作品。ふと思うのは、ピアノを習うとすると、最初、手は卵型でと教わる。この曲、卵型の手じゃ弾けません。手をやつでの葉っぱのように開かなければ弾けない。思うに、ショパン、ドビュッシー、スクリャービン、ラフマニノフなどは卵型の手では弾けない。それらの作曲家は手を開いて弾いていたのだと思う。なのに、ピアノ教師は卵型で弾きなさいと教える。これって矛盾してないか。少なくとも、私はチェルニーからショパンのエチュードになった時に、卵型の手じゃ弾けないことを悟った。その矛盾を解消する弾き方というものを知り、教えるのが本当の教師だと思う。