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子どもの生きる力を育み、心を育てる教育を真剣に考える研究所

現役幼稚園教諭が
子どもたちと関わる中で感じたことや想いなど
子どもたちのことを多岐にわたって発信しています。

ようこそ!

子どもの生きる力を育み、

心を育てる教育を真剣に考える研究所です!

 

 

所長 酒井沙彌香(さかい さやか)です

初めましての方はこちら

 

【どんな遊びをすれば、

   子どもが喜ぶか分からない】

 

 

 

 

 

今回のタイトルにした悩みをお持ちの

親御さんは結構存在します。

 

安心して下さい。

あなただけではありませんよ!

 

日本の世の中の

親への視線は

 

親なんだから

子どものことが分かって当然とか

 

自分の子どもなんだから

どうやって関わっていいか

分かるもんでしょとか

 

なんとも厳しいものだと

私は感じています。

 

でも実際は親だからといって

万能なわけではありませんし

一人の人間ですからね。

 

難しいこともあります。

 

しかも、大人になってからの

年数が長くなればなるほど

自分の子ども時代の記憶も薄れ

 

どうやってこの小さな

わけの分からん人たちを

相手にすればいいのー!!

ってなるのはあたり前のことです。

 

私たちのように子どもと関わる仕事を

している人でなければ

困ることもたくさんあると

思っています。

 

 

そして、そんな方々への

まず初めの一方となるアドバイスは

 

 

恥らいを捨てること!

 

親御さんたちを観察してみて

私たち保育者との違いを

感じるところがあります。

 

それは、周りの視線などもあって

本気で子どもとの遊びを

心から楽しめていないということ。

 

 

ご自身のお子さんであるにも関わらず、

どこか、よそよそしいというか

遠慮している感じがあります。

 

その根底には

いい大人だし、とか

周りの親御さんの目もあって恥ずかしいし、とか

あるように見えます。

 

その点、お父さんたちの方が

子どもと遊ぶのは上手ですね。

 

もうどっちが子どもか分からないですから笑

 

そして、私たち保育者も全力で遊んでいます。

その方が自分も楽しいから。

 

本気で砂場で綺麗な泥団子を作ろうとしていますし

プリンカップで砂のケーキを作ります。

 

壊されたり

渾身の泥団子を盗まれたときには

子どもであっても

本気でクレームをつける

周りからみるとあきれた大人です笑

 

 

それぐらい恥じらいを捨てられると

なんでも楽しくなります。

 

そして、自分の子ども時代も

じわじわと思い出してくるのです。

 

とはいっても

急には難しいという場合は

 

子どものマネをしてみる

ということからはじめてみてください。

 

子どもは遊びの天才ですからね。

子どもの遊びに便乗するんです。

 

段々自分の気持ちも乗ってきて

遊びが発展していきますよ!

 

 

 
 

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

所長 酒井沙彌香

 

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【男の子の方が手先は不器用】

 

 

ずっと幼児期と呼ばれる

年齢の子どもたちと

関わっています。

 

そして、長年関わっていると

見えてくるものも

たくさん増えてきます。

 

その中のひとつが今日の

トピックです。

 

男の子の方が不器用だ

ということです。

 

もちろん、みんながそうだと

言っているのではなくて

統計的に見ていると

その傾向が強いということです。

 

人が生まれてから

成長していく過程は

大まかに決まっており

 

その中で指先の器用さは

とても重要だったりします。

 

はじめは手という存在を

知ることから始まり

 

グーパー

グーパーと

手を閉じたり開いたりし

 

そして少しずつ指先を

使いはじめます。

 

そして、その様子を観察

しやすいのが

シールをはがす活動です。

 

シールをはがす行為は

大人からすれば

何も難しいことはありませんが

 

子どもにとっては

しっかりと指先にまで

意識が向いていないと

できない活動なんですよ。

 

そして、同じ年齢の子どもを見ていても

男の子の方が

圧倒的に苦手な子が多いのです。

 

 

それが良い悪いではなく

できればそういった現実も知った上で

しっかりと指先を使う活動を

日常的に入れてほしいなと思うのです。

 

 

このぐらいの年齢になると

簡単なお手伝いを子どもにさせる

家庭が増えてきますが

 

聞いていると

女の子にさせている家庭は多いのですが

男の子にはさせていない家庭も多いのです。

 

とくに親御さんは意識していないだろうとは

思うのですが

 

やはり女の子は将来的なことも考えて

家庭的なことを教えておきたいと

思うのでしょう。

 

一方男の子は将来的に

そこまでの重要性も感じられませんし

もともと不器用な子も多いですから

 

任せても失敗ばかりされて面倒と

思う気持ちもあるのでしょう。

 

 

しかし、これからの時代は

男の子であっても

家庭的なことができた方が

絶対良いですし

 

不器用だからこそ

手先が鍛えられるお手伝いは

した方が良いと思います。

 

 

もちろん、

だから無理強いしてまでさせるとか

 

まだその段階まで行っていないのに

ムリなことをさせようとしても

子どもの気持ちを萎えさせるだけです。

 

まずは、お子さんの今の現状を知った上で

試していくことをおススメします。

 

 

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

所長 酒井沙彌香

 

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【子どもはできて大人はできなかった】

 

 

 

たまたま観た、テレビの番組に

釘付けになりました。

 

その内容は

親子に様々な変顔の画像をみてもらって

それをマネしてもらうというもの。

 

それだけなら

ふーんと思うだけなのですが

 

最後に出てくる人たちは

身体が不自由な

障がいのある方の変顔。

 

 

さて、親と子ども

それぞれどんな対応をしたと思いますか?

 

親は表情が固まり、マネをしない。

子どもは言われた通りマネをした。

 

念のため誤解のないように書いておきますが

 

この実験に協力した下さった

障がいのある方は

無理やりさせられたのではなく、

かなりノリノリでマネされたい!と

思って撮影に参加されたそうです。

 

その後に参加した親子に

インタビューをしていました。

 

親側は

失礼に値するのではないか。

子どもはマネをしてしまったので恥ずかしい

教育が足りなかった。

と発言をされていました。

 

一方の子ども側は

楽しかった。

「障がいのある方を可哀想だと思う?」

という質問に対しても

「思わない」とこたえています。

 

 

子どもたちに障がいのある方たちを

どうやって理解していってもらうのか?

ということは難しい話題であり

慎重に行う必要はあると

私も思っています。

 

でも、私は子どもたちの感覚の方が

自然で曇りがなくて

その人をその人として

捉えていると思っています。

 

障がいがあるかないか

なんて子どもたちは思っていません。

 

ありのままを受け入れています。

 

 

むしろ、大人たちが

マネをできなかったのは

自分とは違うといった

思いがあるからではないでしょうか?

 

 

ただ、時として純粋であるが故に

子どもは残酷になることもあります。

 

 

そして、そういったことも含めて

私たち大人は子どもたちに

伝えていくべきことはあります。

 

 

でも、ただ

「指をさしてはいけません!」とか

「マネをしてはいけません!」とか

何か腫れものにでも

触るかのような対応をしていませんか?

 

 

それでは、子どもたちに

触れてはいけないこと

自分たちとは違う人

といった考えを与えてしまい

兼ねません

 

 

そうではなくて、

どうしてそういう人がいるのか?

 

マネをすることが失礼に値するのは

どうしてなのか?

など、しっかりと伝えていく必要があります。

 

 

クラスなどで障がいのある

お友だちなどがいると

身近に一緒に育っていくので

子どもたちの理解も良いのですが

 

そういった機会がない場合は

大人が伝えていく必要があります。

 

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

所長 酒井沙彌香

 

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【結果も大事でしょうが、プロセスが大事なのです!

 

 

 

 

最近は子どもの世界だけでなく

あらゆるところで

 

”結果よりプロセスが大事だ!”という

話を聞くようになってきました。

 

少し前までは

結果重視!結果が全て!!という

風潮もあったように感じています。

 

やはりそれは、誰にとっても苦しいことで

その反動からプロセス大事論?も

言われるようになったのでしょう。

 

そして、このプロセス大事論は

なんといっても子どもたちに

一番当てはまる話でもあります。

 

 

つい大人は結果だけを

見てしまいがちですが

 

子どもはそうは行かないのです。

 

たとえば運動会。

 

親御さんは当日のみしか

見ることはできません。

 

そして、当日緊張のあまりか

おふざけに走ってしまった我が子をみて

目を覆いたくなる笑とか

 

泣いてしまって何もできなかったという

この子は大丈夫かしら?と心配になる

話とか

 

そういったことは毎年聞かれる

エピソードであり

実際に私も目にしてきました。

 

でもね、

当日まではどの子も本当に

頑張って

やる気にみちて

取り組んでいるのです。

 

だから、結果だけをみて

何かを言いたくなる衝動は

抑えてほしいなーと思うのです。

 

 

また別の話ですと

喧嘩

 

子どもたちはよくケンカをするわけですが

その際も

泣いている子が必ずしも可哀想なわけでは

ありません。

 

そこに至るまでの経過を見ていないと

ケンカがより複雑化してしまいます。

 

と、お分かりいただけたかと思いますが

子どもたちは結果よりも

そこに至るまでの経過をしっかりと

見つめてほしいと思っています。

 

そうすることで

たくさんの気づきがあることと

思います!!

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

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【部屋中おもちゃだらけ・・・その真相は?

 

 

 
年齢が低い子どもほど
おもちゃをあっちからも
こっちからも出してきて
 
気がついたら部屋が大変なことに!!
という経験はありませんか?
 
幼稚園でもそうです笑
 
そして、大人としては
「出したおもちゃは片付けてから
次のおもちゃを出してね」
言いたくなりますよね。
 
でも、ちょっと待ってほしいのです。
 
そういった言葉をかけるのは
5歳~6歳ぐらいになってからでも
よいと思うのです。
 
というのも彼らにとって
どの遊びも終わっていないので
片付けることができないのです。
 
1度子どもの遊びをじっくりと
観察してみてください。
 
本当に全ての遊びが子どもの中では
繋がっていることがよーくわかります。
 
たとえば
車で遊んでいた。
車には道路がいる!と気がついて
ブロックで道を作る。
道があるなら建物やトンネルがいる!と
思って積み木で作りはじめる。
今度は人や動物も必要だと思って
人形やぬいぐるみが出てくる。
 
と、こういった感じで
遊びは進んでいくわけです。
 
例だけでも
その部屋には
道路に見立てたブロックが部屋中に広がっており
周りには積み木の建物や人形などが配置されている
という大人からみれば
とんでもなく散らかった空間ができるわけです。
 
なので、できることならば
夜に片付けるということでもOK
してほしいなぁと思っています。
 
でも、散らかった空間が苦痛で・・・。
ということであるならば
遊ぶ範囲を決めてしまうと
良いと思います。
 
そこはお子さんと約束すれば良いのです。
 
ついつい夢中になって範囲を出てしまいそうな時も
あらかじめ約束をしているわけですから
伝えれば良いのです。
 
時と場合によっては
今日は範囲を広くしてもOKな
特別な日があってもいいですよね!
 
と、散らかってしまうおもちゃにも
子どもたちなりの理由があります。
 
そのあたりも踏まえて彼らの遊びをみると
多くの気づきがありますよ。

 

最後までお付き合いいただきまして

ありがとうございました。

 

所長 酒井沙彌香

 

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